遊戯王Force   作:天羽々矢

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久々の投稿な感じがします・・・。


第27話 開幕! 可変機使いVS月光使い

あれから2週間程が経ち、ついに・・・

 

 

《さぁ!今年もこの季節がやってきたぞぉ!!アルトセイム主催「デュエル・フェスタ・トーナメント」!!今年も世界中から選りすぐりのデュエリストがこの港町アルトセイムにやってきたぁ!!》

 

今日はデュエル・フェスタの開会式であると同時に、トーナメントの開会式が行われる。

待ちに待った祭りの開幕にこの街の住人達はもちろん、海外からの観光客も大盛り上がりだ。

 

《今年も盛り上がっていこうではないか!!さぁ!今年もデュエル・フェスタ、ここに開幕!!》

 

MCの声に観客が大きな歓声を上げる。

その観客席の中に、1人の少女がいる。

緑色の髪を伸ばし、桜色のワンピースという、男性10人中10人が振り向きそうな可憐な容姿だ。

 

「やってるな」

 

そこに遊星がやってくるがいつもの白衣姿ではない。

それは、かつてワールドグランプリで身に着けていたライディングスーツに似た普段の彼が身につけている私服だ。

そのほかに、私服姿のアキにクロウもいる・・・クロウは屋台で買ったチョコクレープを片手に口周りをクリームとチョコソースで汚している。

 

「あ、遊星!クロウ!アキさん!」

 

「久しぶりだな、龍可」

 

「5年ぶりかしら」

 

「元気にしてるか!」

 

そう、彼女こそがかつての遊星の仲間「龍可(るか)」なのだ。

そして、彼女にとっては恥ずかしいことこの上ないのだが、今ステージで満面の笑みを浮かべながら両手を振っている同じ緑色の髪を後頭部でポニーテールの様な感じでまとめている少年が彼女の双子の兄の「龍亜(るあ)」だ。

 

「龍亜ったら・・・」

 

流石に恥ずかしいのか、龍可の顔は僅かに赤くなっている。

 

「ふ・・・龍亜らしいな」

 

「ふふ・・・そうね。元気そうでよかったわ」

 

「ま、あれが龍亜らしいっつーのかね」

 

3人は龍亜の変わらない姿を見れて安心しているようだ。

 

《さぁ!まずは1日目第1試合!ここフロート・スタジアムで最初から好カードが並ぶ今年はどのようなデュエルが見られるのかぁ!!》

 

スタジアムの中央にある巨大なモニターに24名のデュエリストの写真が表示されたカードが出現しシャッフルされていく。

 

シャッフルが終わりカードが指定の位置にすべて並ぶと、左から順に捲られていく。

 

その結果第1試合でデュエルを行うのは・・・

 

《決まったぁぁぁぁぁぁ!!第1試合はイギリスから来た変幻自在の(ディフォーマー)を操るゴールデンルーキー「龍亜」VSデュエルアカデミア・アルトセイム校からの刺客!今大会が初出場、未知なるデュエリスト「御剣 トーマ」!!さぁ、初戦からどのようなデュエルを見せてくれるのか!!!》

 

どうやら1回戦からトーマの出番のようだ。

会場裏でトーマと龍亜がスタンバイし、ステージに上がる。

 

「君が相手?よろしく!俺は龍亜!」

 

「御剣トーマだ。思いっきりやろうぜ!」

 

《さぁ!互いにスタンバイは完了した!いよいよデュエル開始だぁぁぁぁぁ!!!》

 

互いにデュエルディスクをセットし、カードを5枚ドローする。

 

『デュエル!!』

 

 

トーマ

手札5

ライフ4000

 

龍亜

手札5

ライフ4000

 

 

《先攻は未知のデュエリスト、御剣 トーマからだぁぁぁぁ!!》

 

「それならさっそく行くか!ドロー!」

 

トーマ 手札5→6

 

「(攻めたいけど相手のデッキが分からないな。無理に動くのは得策じゃない。ここは・・・)手札から【ムーンライト・ワイバーン】を召喚!」

 

トーマの場に一回り小さくなり両翼に淡い黄色の宝石を付けた【青眼の白竜(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)】に似たモンスターが現れる。

 

ムーンライト・ワイバーン

 ドラゴン族 光属性 レベル4 攻撃力1800 守備力1400

自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃・カード効果の対象に選択された時、このカードは手札から特殊召喚でき、その攻撃・効果を無効にする事ができる。

この効果で特殊召喚を行ったターン、自分はバトルフェイズを行えない。

 

「【ムーンライト】?」

 

《なんとぉ!!御剣トーマのデッキはまさかのムーンライトデッキ!!戦闘あるいはカード効果の対象に選択されたモンスターを守る効果を持つ者たちだが、その分場が埋まるのが早くなる、今となっては最弱ともいえるシリーズのデッキだぁ!!》

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

トーマ

手札3

ライフ4000

フィールド ムーンライト・ワイバーン レベル4 攻撃1800

      伏せカード2枚

 

「俺のターン!」

 

龍亜 手札5→6

 

「俺は、手札から【(ディフォーマー)・チャッカン】を守備表示で召喚!」

 

龍亜の場にライターから顔、両手、両足が生えたロボットが姿を見せる。

 

(ディフォーマー)・チャッカン

 炎族 炎属性 レベル3 攻撃力1200 守備力600

このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。

・攻撃表示:自分フィールド上に存在するモンスター1体リリースする事で相手ライフに600ポイントのダメージを与える。

この効果は1ターンに1度しか使用できない。

・守備表示:1ターンに1度、1ターンに1度、相手ライフに300ポイントのダメージを与える事ができる。

 

「【D・チャッカン】が守備表示の時、1ターンに1度相手に300ポイントのダメージを与える!」

 

「なぁ!?」

 

「行っけぇ!チャッカン・ファイヤー!!」

 

【D・チャッカン】から小さな火の玉がトーマに向かって放たれた。

 

「おわぁ!!」

 

トーマ ライフ4000→3700

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

龍亜

手札4

ライフ4000

フィールド D・チャッカン レベル3 守備600

      伏せカード1枚

 

 

 

 

観客席から見ていた遊星達はデュエルの様子を見届けている。

 

「ほぉ~、少しはやるようになったんじゃねぇの?」

 

「だが油断はできない。何より相手はトーマだからな」

 

「あの人と知り合いなの?遊星」

 

遊星の言葉に龍可が疑問の声を上げる。

 

「前に少しデュエルした事がある。俺と同じアクセルシンクロを使いこなす奴だ」

 

「あの人がそこまで・・・」

 

「マジかよ遊星!!あいつがそこまでやるっつーのか!?」

 

「ああ。それに、あいつとカードたちの間に、もしかしたら俺たち以上の絆があるかもしれない」

 

「そこまで言うか・・・」

 

クロウ達は流石に信じられないと言ったような感じだ。

だが遊星はとてもじゃないが嘘を言う奴ではない事はこの場にいる全員が知っている。

 

(龍亜もそうだが、トーマもこんな所で終る奴じゃない。さぁ、2人のデュエル、見届けさせてもらうぞ・・・)

 

遊星はステージに視線を戻し、2人のデュエルの行方をその目に焼き付けようとする。




さぁ~ついに開幕デュエル・フェスタ!

中途半端で終わってますがこっちの方がキリがよかったので。
初戦は龍亜VSトーマ!どんなデュエルが見られるんでしょうかねぇ~。
そういった点は自分の技量によりますが・・・。

では!

※裏設定ですが、龍可以外は全員アニメ本編で着てた服装と同じです。
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