遊戯王Force   作:天羽々矢

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という訳で、デュエル・フェスタ・トーナメント第2試合です!


第29話 因縁対決!? アイシスVSアルナージ

《決まったあぁぁぁぁぁっ!!ディフォーマーの効果を全てかわしきっての止めの一撃!!勝者、未知なるデュエリスト、御剣ィ―――――トーマァ―――――!!》

 

MCの声と共に観客が大歓声を上げ、トーマは大観衆に両手を大きく振る。

 

「どうも!ご声援ありがとう!!」

 

「あ~・・・負けちゃった・・・でも、すっごく楽しかった!またデュエルしようね!」

 

「もちろん!」

 

2人は固い握手をする。

それを見た観衆はさらに大きな歓声を上げる。

そしてステージを降りる。

 

《さぁ!続いて第2試合!今回はライディング・デュエルによって行われる!次のカードはなんだ!!》

 

MCの言葉に反応するように、モニターのカードが捲られる。

 

《決まったぁ!1回戦第2試合、今度のカードはあの有力チームフッケバインより乱入!チーム・フッケバインのアルナージVSこちらも同じくデュエルアカデミア・アルトセイム校からの刺客、アイシス・レイナード!!》

 

・・・実はこの2人はかなり因縁深い者同士だ。

 

前に学校で「ペッタン胸」と呼ばれたのもそうだが、アイシスはフッケバイン全員が気に入っていない。

むしろ敵対視しているくらいだ。

 

スタジアムの2つのゲートに演出のガスが噴射され、そこからD・ホイールが入ってくる。

アイシスは前にトーマが作り上げたシュヴァルツ・フォーゲル、アルナージのはまるで暴走族をイメージさせるタイプだ。

2台のD・ホイールがサーキットを1周した後スタートラインに並ぶ。

 

「ケッ!誰が相手かと思えばおめぇかよ、ペッタン胸」

 

「だからその呼び方やめてってば!!」

 

「うっせータァコ!その平たい胸、いっそアタシのデッキででっけぇ風穴にしてやっか?」

 

「どこの奴かも分からない集団なんかには絶対負けない!」

 

『フィールド魔法【スピード・ワールド3】セット・オン!!』

 

《デュエルモード・オン。マニュアルモード》

 

【スピード・ワールド3】が発動され、辺りが少し暗くなる。

 

《さぁ、これでフィールドは【スピード・ワールド3】によって支配された!このデュエルに勝利し、2回戦にコマを進めるのは誰だ!》

 

MCの声に反応するかのように2人の前にシグナルのビジョンが現れ、カウントを始める。

そしてカウントが0になった。

 

《ライディング・デュエル、アクセラレーショォォォォォン!!!》

 

 

アイシス

手札5

ライフ4000

 

アルナージ

手札5

ライフ4000

 

 

0と同時に2人同時にアクセルを回し、D・ホイールを加速させる。

通常ライディング・デュエルはオートパイロットの管制下で行う。

だが公式戦などではそのオートパイロットを切り、手動で運転するのがルールだ。

この場合、先攻は第1コーナーを取った者になる。

 

2人はほぼ同時に第1コーナーに侵入するが、

 

「へっ!おらよっ!」

 

ガンッ!

 

「うわぁ!!」

 

アルナージがアイシスに思い切りぶつけ減速させ先攻を取った。

本来はこう言ったラフプレーは推奨されないのだが、ルール上相手を転倒させなければセーフになっている。

 

「この卑怯者!」

 

「へっ!ボーッとしてる方がわりぃのさ!アタシのターン!」

 

アルナージ 手札5→6

 

「来い!【トラップ・リアクター・RR】!」

 

 

トラップ・リアクター・RR

 機械族 闇属性 レベル4 攻撃力800 守備力1800

1ターンに1度、相手が罠カードを発動したときに発動できる。

その罠カードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。

 

 

「カードを1枚セットしてターンエンドだ!!」

 

アルナージ

手札4

ライフ4000

フィールド トラップ・リアクター・RR レベル4 守備1800

      伏せカード1枚

 

「絶対に負けない!あたしのターン!」

 

アイシス 手札5→6

     SPC0→1

 

アルナージ SPC0→1

 

「この子は相手に場にだけモンスターがいるとき、特殊召喚できる!来て!【BF‐逆風のガスト】!」

 

 

BF‐逆風のガスト

 鳥獣族 闇属性 レベル2 攻撃力900 守備力1400

自分フィールド上にカードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手モンスターが自分フィールド上に存在する「BF」と名のついたモンスターを攻撃する場合、その攻撃モンスターはダメージステップの間攻撃力が300ポイントダウンする。

 

 

「そしてこの子は、あたしの場に他の【BF】がいるとき、リリース無しで召喚できる!来て!【BF‐漆黒のエルフェン】!」

 

 

BF‐漆黒のエルフェン

 鳥獣族 闇属性 レベル6 攻撃力2200 守備力1200

自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、このカードはリリースなしで召喚する事ができる。

このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するモンスター1体の表示形式を変更する事ができる。

 

 

「エルフェンの効果発動!この子が召喚に成功したとき、相手モンスターの表示形式を変更できる!【トラップ・リアクター・RR】を攻撃表示に!」

 

トラップ・リアクター・RR 守備力1800→攻撃力800

 

「バトル!エルフェンで【トラップ・リアクター・RR】を攻撃!!」

 

【BF‐漆黒のエルフェン】が両手の鋭い鈎爪で【トラップ・リアクター・RR】を引き裂く。

引き裂かれた【トラップ・リアクター・RR】はスパークした後爆散する。

 

「ちぃ!」

 

アルナージ ライフ4000→2600

      SPC1→0

 

「やった!!これで・・・!」

 

しかし煙が晴れた場所には、破壊されたはずの【トラップ・リアクター・RR】が無傷で存在していた。

 

「どうして!!?」

 

「わりぃな!アタシはバトル前にこいつを発動してたのさ!罠カード【フェイク・エクスプロージョン・ペンタ】!!」

 

「!?」

 

「こいつはアタシのモンスターを破壊からカバーする上に、手札か墓地から【サモン・リアクター・AI】を特殊召喚できる!!」

 

「うそ!?」

 

「来い!【サモン・リアクター・AI】!!」

 

 

サモン・リアクター・AI

 機械族 闇属性 レベル5 攻撃力2000 守備力1400

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上にモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、相手ライフに800ポイントのダメージを与える。

この効果は1ターンに1度しか使用できない。

この効果を使用したターンのバトルフェイズ時、相手モンスター1体の攻撃を無効にできる。

また、自分フィールド上に表側表示で存在する、このカードと「トラップ・リアクター・RR」「マジック・リアクター・AID」をそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、自分の手札・デッキ・墓地から「ジャイアント・ボマー・エアレイド」1体を選んで特殊召喚する。

 

 

フェイク・エクスプロージョン・ペンタ

 通常罠

相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

モンスターはその戦闘では破壊されず、ダメージ計算後、自分の手札・墓地から「サモン・リアクター・AI」1体を選んで特殊召喚する。

 

 

(どうしよう・・・これじゃあいつを有利にしたようなもんじゃん!!)

 

攻撃利用されたアイシスは内心思い切り焦っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まずいな・・・」

 

「え?何がまずいの、遊星?」

 

観客席で合流した龍亜が遊星に問う。

 

「サモン・リアクター、トラップ・リアクターと来れば、間違いなく次に来るのは【マジック・リアクター・AID】。あの3体がそろったら、俺もクロウも苦しめられた【ジャイアント・ボマー・エアレイド】の召喚条件がそろう」

 

「ええ!?遊星が苦しんだカードを使うの、あの人!?」

 

「まず間違いないだろう」

 

遊星は冷静に戦局を把握しているが、内心穏やかではない。

以前トーマが話していた仲間の1人がかつての自分と同じような状況に立たされているのだ。

 

(だが、それで終わるようには見えない。この局面をどう乗り切る・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ!・・・カードを1枚伏せてターンエンド!!」

 

アイシス

手札3

ライフ4000

フィールド BF‐暁のシロッコ レベル2 守備1400

      BF‐漆黒のエルフェン レベル6 攻撃2200

      伏せカード1枚

      

「よっしゃあ!アタシのターン!!」

 

アルナージ 手札3→4

      SPC0→1

 

アイシス SPC1→2

 

「手札から【マジック・リアクター・AID】を召喚!!」

 

 

マジック・リアクター・AID

 機械族 闇属性 レベル3 攻撃力1200 守備力900

1ターンに1度、相手が魔法カードを発動したときに発動できる。

その魔法カードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。

 

 

「さらに【サモン・リアクター・AI】の効果発動!サモン・リアクター!マジック・リアクター!トラップ・リアクター!この3つのリアクターを墓地に送って、アタシはデッキからこいつを特殊召喚!来やがれ・・・【ジャイアント・ボマー・エアレイド】!!!」

 

 

3体のリアクターモンスターが分解され1つのマシーンに変貌する。

爆撃機のような巨大な胴体に頭と身体の生えたようなモンスター・・・、

 

「出てきたね、このデカブツ!!!」

 

 

ジャイアント・ボマー・エアレイド

 機械族 風属性 レベル8 攻撃力3000 守備力2500

このカードは通常召喚できない。

「サモン・リアクター・AI」の効果でのみ特殊召喚できる。

1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送る事で相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

また、相手ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。

・相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功したときに発動できる。

そのモンスターを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える

・相手がカードをセットしたときに発動できる。

そのカードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。

 

 

 

アイシス

手札3

SPC2

ライフ4000

フィールド BF‐逆風のガスト レベル2 守備1400

      BF‐漆黒のエルフェン レベル6 攻撃2200

      伏せカード1枚

 

アルナージ

手札3

SPC1

ライフ2600

フィールド ジャイアント・ボマー・エアレイド レベル8 攻撃3000




うわあ・・・自分が思ってた以上にこれ作るのに手間取った・・・(汗)。

という訳で、お楽しみいただけましたか?
我ながら使い辛い奴を出しましたな・・・まあ、反省はしているが後悔はないっ!

これくらいしないと面白くありませんし。

では!
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