トーマ
手札3
ライフ4000
フィールド
エフェクト・ヴェーラー レベル1 攻撃0
リリィ
手札1
ライフ3700
フィールド ブラック・マジシャン レベル7 攻撃2500
ブラック・マジシャン・ガール レベル6 攻撃2000
魔道騎士 ディフェンダー レベル4 守備2000
セットカード2枚
「俺のターン!」
トーマ 手札3→4
「トーマ、大丈夫?」
『えっ?』
突然、【エフェクト・ヴェーラー】がトーマへ振り向き、声をかけた。あまりにも突然だったので、リリィとアイシスは間の抜けた声をあげてしまった。
「大丈夫だよ、心配しなくても」
「ねぇ、ひょっとして・・・その子も精霊?」
「あぁ。でも俺、力が弱いからこうしてないと声も聞けないんだ」
「そうだったね。トーマも初めてクロード達に会ったときは驚いてたもんね」
「続けるぞ。手札から【TG ラッシュ・ライノ】を召喚!」
トーマのフィールドに背中にジェットエンジンを背負い、所々に機械の鎧をまとったサイに似たモンスターが現れた。
TG ラッシュ・ライノ
獣族 地属性 レベル4 攻撃力1600 守備力800
このカードが攻撃する場合、ダメージステップの間このカードの攻撃力は400ポイントアップする。フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、自分のデッキから「TG ラッシュ・ライノ」以外の「TG」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「レベル4の【TG ラッシュ・ライノ】にレベル1の【エフェクト・ヴェーラー】をチューニング!」
「はぁぁぁぁっ!」
「シンクロ召喚!【TG ワンダー・マジシャン】!」
【エフェクト・ヴェーラー】が光の輪になりその中に【TG ラッシュ・ライノ】が飛び込み、その中からピンク色の髪で背中に金属の羽根を4枚生やした魔術師らしき女性が現れた。
TG ワンダー・マジシャン
魔法使い族 光属性 シンクロ チューナー レベル5 攻撃力1900 守備力0
チューナー+チューナー以外の「TG」と名のついたモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。また、相手のメインフェイズ時、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚をする事ができる。
「シンクロでチューナー?前のトーマのエクストラデッキにはなかったよ?」
「まぁね。前買ったパックに入ってたからね。そしてワンダー・マジシャンの効果発動!さっき伏せたカードを破壊!」
「うぅ~・・・」
【TG ワンダー・マジシャン】が伏せカードに向かって魔力弾を放った。
魔力弾が命中し破壊されたのは【魔術の盾‐マジカル・シールド‐】だった。
良いカードが破壊されたのでリリィが小さく唸る。
魔術の盾‐マジカル・シールド‐
通常罠
自分フィールド上に存在する魔法使い族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動することができる。攻撃対象に選択されたモンスターはこのターン戦闘では破壊されない。このカードが発動されたターンのエンドフェイズ時、このカードの効果の対象になった魔法使い族モンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
「やっぱりな。でも、こっからが本番だ!」
「ちょっ、トーマ!何する気!?」
「行くぞ!【TG パワー・グラディエーター】に【TG ワンダー・マジシャン】をチューニング!
「2体のシンクロモンスターでシンクロ!?」
無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!
アクセルシンクロォォォッ!!!」
【TG ワンダー・マジシャン】が光の輪になり、その中に【TG パワー・グラディエーター】が入ると、物凄い勢いで突風が吹き、トーマのフィールドに緑色の装甲をまとい、右手に近未来を思わせる銃を持った戦士が姿を見せた。
「なに・・・このモンスター・・・!?」
「ちょっとトーマ!どうなってるの!?」
「アクセルシンクロモンスターにして、俺のエース!【TG ブレード・ガンナー】だ!」
TG ブレード・ガンナー
機械族 地属性 シンクロ レベル10 攻撃力3300 守備力2200
シンクロモンスターのチューナー1体+チューナー以外のシンクロモンスター1体以上
このカードを対象とする相手の魔法・罠カードが発動した時、手札を1枚墓地へ送る事で、その効果を無効にする。また、相手ターンに1度、自分の墓地に存在する「TG」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外する。次のスタンバイフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。
「・・・すごい」
「え?」
「すごい!すごいよトーマ!そんなすごい子を呼べるんだもん!!」
「まぁ、こいつは確かに強いな」
「お褒めにあずかり光栄です。我が主」
『えっ?』
【TG ブレード・ガンナー】が突然トーマの言葉に反応し、トーマはおろか、リリィとアイシスも間の抜けた声をあげてしまった。
「まさか・・・お前も精霊!?」
「はい。私もまた主の剣であり盾でもある存在です」
「まるで騎士だな。でも、一緒に戦ってくれるんだよな?」
「無論です」
トーマとの会話を終えると、フィールドに向きなおる。
「それじゃ、バトル!ブレード・ガンナーで【魔道騎士 ディフェンダー】を攻撃!頼むぞ!」
「御意!喰らえ、シュートブレード!」
【TG ブレード・ガンナー】が【魔道騎士 ディフェンダー】に向けて右手の銃を構え、剣先に似た光線弾丸を連射する。
【魔道騎士 ディフェンダー】は盾を構えて防ごうとするが弾丸の速度について行けずに鎧を貫かれ破壊されてしまう。
(ごめんね・・・)
リリィは破壊された【魔道騎士 ディフェンダー】に謝る。
「このままターンエンド」
トーマ
手札3
ライフ4000
フィールド TG ブレード・ガンナー 攻撃3300
「(
リリィ 手札1→2
「(・・・これで少しでも・・・!)魔法カード【マジシャンズ・クロス】を発動!エンドフェイズまでわたしのフィールドの魔法使い族モンスターの攻撃力を3000にするよ!」
マジシャンズ・クロス
通常魔法
自分フィールド上に魔法使い族モンスターが2体以上存在する場合、そのうちの1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで3000になる。このターン、選択したモンスター以外の魔法使い族モンスターは攻撃できない。
「選ぶのはクロード!」
「お師匠様!ここはお願いします!」
「任せろ!うおぉぉぉぉぉぉっ!」
ブラック・マジシャン 攻撃力2500→3000
「さらに装備魔法【魔術の呪文書】を発動!」
魔術の呪文書
装備魔法
「ブラック・マジシャン」「ブラック・マジシャン・ガール」にのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は700ポイントアップする。このカードがフィールド上から離れた時、自分は1000ライフポイントを回復する。
「装備するのは、【マジシャンズ・クロス】で強化されたクロード!」
クロードの手に厚い辞書のような本が現れ、クロードはそれを器用にめくっていく。
ブラック・マジシャン 攻撃力3000→3700
「行くよ!クロードで【TG ブレード・ガンナー】を攻撃!」
「行くぞ!
「ブレード・ガンナーの効果発動!墓地にある「TG]と名のついたモンスター1体を除外することで、こいつを除外できる!」
「うそっ!?」
「ブレード・ガンナー!いったん退け!」
「主の命とあらば」
「何っ!?」
ブレード・ガンナーの前に次元の裂け目が現れ、その中に飛び込んだ。
攻撃対象を失ったクロードの魔力弾はそのままトーマに直撃した。
「ぐあぁぁっ!!」
トーマ ライフ4000→300
「ちょっと待ってよ!除外しちゃったら、戻ってこれないじゃん!」
「そうだよ!どうしてそんなことを・・・」
「待てよ。まだ説明が終わってないぜ?この効果で除外したブレード・ガンナーは、エンドフェイズに戻ってくる!」
「そんな!?」
ブレード・ガンナーが次元の裂け目からトーマのフィールドに戻ってきた。
「くっ・・・ターン終了・・・(結局、あの子を倒せなかった・・・)」
リリィ
手札0
ライフ3700
フィールド ブラック・マジシャン(【魔術の呪文書】装備) レベル7 攻撃3700→3200
ブラック・マジシャン・ガール レベル6 攻撃2000
セットカード1枚
「俺のターン!」
トーマ 手札3→4
「・・・リリィ、このデュエルもらったよ」
「えっ?」
「俺は、【バスター・ショットマン】を召喚!」
トーマのフィールドに青い身体をしたロボット戦士が姿を見せた。
バスター・ショットマン
ユニオンモンスター
機械族 地属性 レベル1 攻撃力0 守備力0
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして自分フィールド上のモンスターに装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。この効果で装備カード扱いになっている場合にのみ、装備モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、フィールド上に表側表示で存在する、破壊したモンスターと同じ種族のモンスターを全て破壊する。(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)
「そしてこいつの効果で、こいつをブレード・ガンナーを装備!」
【バスター・ショットマン】が変形し、大きな銃の形となり、ブレード・ガンナーの左手に収まった。
TG ブレード・ガンナー 攻撃力3300→2800
[あれれ?攻撃力が下がっちゃったけど・・・」
「だから説明が終わってないって!ったく・・・確かにこいつを装備した奴は攻撃力が下がるけど、装備モンスターがバトルで相手モンスターを破壊すれば、そのモンスターと同じ種族のモンスターを全て破壊できる!」
「そんなっ!?」
「何それっ!?インチキじゃん!!」
「【
「なんで!?」
「あれなんかフィールドに1体いればドンドン仲間呼べるんだぞ!」
「あれは効果であってインチキじゃない!!」
「同じようなもんだろ!ったく・・・。じゃ、行くぞ!ブレード・ガンナーで【ブラック・マジシャン・ガール】マナを攻撃!行けぇ!バスターショット!」
「御意!喰らえぇぇぇぇっ!!」
ブレード・ガンナーが変形した【バスター・ショットマン】を構え、エネルギー砲を発射する。その砲撃にマナはおろか、クロードも巻き込まれた。
「きゃあぁぁぁぁっ!!」
「ぐおぉぉぉぉっ!!」
「きゃあぁぁぁっ!」
リリィ ライフ3700→2900
「マナ!クロード!くっ・・・でも、罠カード発動!【奇跡の残照】!」
奇跡の残照
通常罠
このターン戦闘によって破壊され墓地へ送られたモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
「後は任せたぞ・・・マナ!」
「はい!お師匠様っ!!」
光線の攻撃から生き残ったマナがフィールドに残った。
「【魔術の呪文書】の効果でライフを1000回復!」
リリィ ライフ2900→3900
「それも伏せてたのか・・・(破壊するカード間違えたかな・・・)カードを1枚伏せてターンエンド」
トーマ
手札2
ライフ300
フィールド TG ブレード・ガンナー(【バスター・ショットマン】装備)攻撃2800
セットカード1枚
「(なんとかしなきゃ・・・)わたしのターン!」
リリィ 手札0→1
「(!・・・これなら・・・!)手札から、装備魔法【近代魔術の杖】を発動!」
近代魔術の杖
装備魔法
魔法使い族モンスターにのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は墓地に存在する魔法カードの数×300ポイントアップする。
「装備するのはマナ!」
マナの手に先端部分の中心に赤い玉が付けられた白い杖が現れ、マナはそれを手にする。
「マナと【近代魔術の杖】の効果で、攻撃力は2900!」
ブラック・マジシャン・ガール 攻撃力2000→2300→2900
「トーマのブレード・ガンナーの攻撃力を超えた・・・!」
「行くよ!マナで、【TG ブレード・ガンナー】を攻撃!
「行っくよ~!!」
マナが杖を構え、ブレード・ガンナーに襲いかかる。しかし、トーマ本人はなぜか不敵に笑っている。
「リリィ、何か忘れてない?」
「え?何かって・・・何?」
「忘れた?俺の場には、伏せカードがあるってことを!!」
「っ!?しまった!」
「気づくのが遅いよ!リバースカードオープン!【イクイップ・シュート】!」
「ふん!はあぁぁぁぁっ!!」
ブレード・ガンナーが自身に装備されている【バスター・ショットマン】をマナに投げつける。
「うわっ!?」
投げつけられたマナはとっさに【バスター・ショットマン】を受け取ってしまう。その瞬間、
「マナ!?」
「何これ・・・重い・・・!」
ブラック・マジシャン・ガール 攻撃力2900→2400
TG ブレード・ガンナー 攻撃力2800→3300
イクイップ・シュート
通常罠
バトルフェイズ中のみ発動することができる。自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターに装備された装備カード1枚と相手フィールド上に存在する表側表示のモンスター1体を選択し、選択した装備カードを選択した相手モンスターに装備する。その後、選択した装備カードを装備していた自分のモンスターと、選択した相手モンスターで戦闘を行いダメージ計算を行う。
「攻撃力が逆転した!」
「だったら、マナの攻撃をやめて・・・」
「言っておくけど、【
「そんな!?」
「ブレード・ガンナー!」
「このようなご無礼・・・お許しを!!」
「行け!シュートブレード!」
ブレード・ガンナーがマナに向けて銃を構え、弾丸を連射する。マナは何とかして避けようとするが【バスター・ショットマン】が枷になり、思うように動けずに攻撃を受ける。
「きゃあぁぁぁぁぁっ!!!」
「きゃあぁぁぁぁっ!!」
リリィ ライフ3900→3000
「・・やっぱりすごいねトーマ・・・負けちゃった・・・」
リリィはもう手札がないため、何もすることができない。勝負は決まっていた。
その言葉にトーマはやさしく笑う。
「ブレード・ガンナーで、ダイレクトアタック」
「良き勝負でした、リリィ殿」
リリィ ライフ3000→0
キタ~~~!!!アクセルシンクロ~~~ッ!!!
でもこんな序盤から出して大丈夫かな・・・。
あと、【イクイップ・シュート】の発動タイミングが合ってるのか不安です・・・。
まぁ、与太話はこれで終わりにして、第3話です!
それと今思ったけど、最初に説明しておいてライディング・デュエルが全然出てない!!なんとかしなければ・・・。
それと、オリカが出てきましたね。効果強すぎかも・・・。この反省を踏まえて次はもう少し効果が弱いオリカを考えなければ・・・。
もしアイデアがあれば、ぜひ教えてください!!
いまさらですけど、この小説のキャラ達は、某魔法戦記アニメのキャラ達をモデルにしてます。