リリィ
手札2
ライフ4000
フィールド ブラック・マジシャン レベル7 攻撃2500
ブラック・マジシャン・ガール レベル6 攻撃2000
魔導騎士 ディフェンダー レベル4 守備2000
伏せカード1枚
フェイト
手札3
ライフ4000
フィールド ガーディアン・エアトス(【女神の聖剣-エアトス-】装備)レベル8 攻撃3000
朱光の宣告者 レベル2 守備500
「私のターン!」
フェイト 手札3→4
ドローしたカードを見て、フェイトは微かに笑みを浮かべる。
「(このカードなら、行ける!)私は、【
フェイトの場に翼の生えた白い獅子のような機械のモンスターが現れる。
光神機‐桜花
天使族 光属性 レベル6 攻撃力2400 守備力1400
このカードはリリースなしで召喚する事ができる。
この方法で召喚した場合、このカードはエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
「レベル6の【光神機-桜花】に、レベル2の【朱光の宣告者】をチューニング!
聖なる輝きが世界の全てを照らす。その力を持ちて、闇に裁きを!
シンクロ召喚!【神聖守護天使 アルテミス】!!」
神聖守護天使 アルテミス レベル8 攻撃2800
「バトル!エアトスで【ブラック・マジシャン・ガール】を攻撃!フォビドゥン・ゴスペル!!」
「覚悟しなさい!」
エアトスが右手に持つ剣を構え、マナに切りかかる。
「ひぇぇ~!リリィちゃん助けてぇ~!!」
「大丈夫だよ!罠発動!【魔術の盾-マジカル・シールド-】!これでマナはこのターン、戦闘では破壊されない!!」
マナの左手に六芒星の魔法陣が描かれている水色の盾が出現し、マナにバリアを張る。
そのバリアにエアトスの剣撃が防がれる。
「くっ!」
「でもバトルダメージは受けてもらうよ!!」
盾と剣がぶつかった時の衝撃がリリィを襲う。
「くっ!!」
リリィ ライフ4000→3000
「アルテミス、【ブラック・マジシャン】に攻撃!ホーリーサンダー!!」
アルテミスの右手から白い電撃がクロードに向け放たれる。
クロードは自分の魔法で真っ向から対抗するが、押し切られ電撃を受ける.
「ぐおぉぉぉぉ!!」
「クロード!!きゃっ!!」
リリィ ライフ3000→2700
「クロード・・・、でも、マナの効果で攻撃力が上がるよ!」
「お師匠様の敵っ!!」
ブラック・マジシャン・ガール 攻撃力2000→2300
「ターンを終了!!」
「ターン終了時、【魔術の盾-マジカル・シールド】のもう1つの効果が発動!このカードの発動対象モンスターの元々の攻撃力の半分の数値のダメージを、相手に与える!!」
「えっ!?」
マナの持つ盾から白い光が放たれ、それがマナの杖に集まる。
そして1つの魔力弾が形成され、
「行っけぇ~!!」
マナが杖を振るうと同時に魔力弾がフェイトに向け放たれる。
「くぅ!!」
フェイト ライフ4000→3000
手札3
場 ガーディアン・エアトス(【女神の聖剣-エアトス-】装備) レベル8 攻撃3000
神聖守護天使アルテミス レベル8 攻撃2800
(やった、フェイトさんにダメージを入れられた!)
正直リリィはフェイトに手も足も出ないと思っていたが、罠の効果とはいえフェイトにダメージを与えられた事に喜んでいた。
「わたしのターン!」
リリィ 手札2→3
ドローしたカードを確認し、リリィはどう動くべきか戦略を練る。
「・・・手札から装備魔法【魔法の箒-マジカル・ブルーム-】を発動!」
リリィがカードを発動した瞬間、マナの目の前に赤いリボンをした箒が現れ、バトンのように軽く振り回したあとに跨り宙に浮かぶ。
「キャハッ♪」
マナがウィンクしながら笑い、会場から歓声が上がる。
魔術の箒-マジカル・ブルーム-
装備魔法
魔法使い族モンスターにのみ装備可能。
装備モンスターは1ターンに2度まで、戦闘及びカード効果では破壊されない。
「カードを1枚伏せて、ターン終了」
リリィ
手札1
ライフ2700
場 ブラック・マジシャン・ガール(【魔術の箒-マジカル・ブルーム-】装備) レベル6 攻撃2300
魔導騎士 ディフェンダー レベル4 守備2000
「私のターン!」
フェイト 手札3→4
「手札から、【サイ・ガール】を召喚!」
サイ・ガール
サイキック族 地属性 チューナー レベル2 攻撃力500 守備力300
フェイトがモンスターを召喚した瞬間、リリィの頬が吊り上がる。
「引っかかった!罠発動、【黒魔族復活の棺】!!」
「なっ、しまった!!」
リリィがカード名を唱えると、リリィのフィールドに中央に六芒星が刻みこまれた宝石がはまっている黒い棺が出現し、フェイトの【サイ・ガール】とリリィの【魔導騎士 ディフェンダー】を吸収する。
黒魔族復活の棺
通常罠
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスター1体と自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター2体を墓地へ送る。
その後、自分のデッキ・墓地から魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
「【黒魔族復活の棺】で特殊召喚するのは、墓地のクロード!!」
【黒魔族復活の棺】の蓋がゆっくりと開き、その中からクロードが姿を見せ、フィールドに戻る。
ブラック・マジシャン
魔法使い族 闇属性 レベル7 攻撃力2500 守備力2100
「ただ、これでマナの攻撃力は元に戻っちゃうけどね」
ブラック・マジシャン・ガール 攻撃力2300→2000
「お師匠様っ・・・!」
クロードの再登場にマナはあからさまに嬉しそうな顔をする。よく見れば涙目になっている。
「心配をかけたな、マナ」
「いえっ!そんな事ないですっ!」
クロードの再登場故か、マナの声に嬉しさが混ざっている。
一方フェイトは、無警戒すぎた自分の行為を僅かながら悔やんでいた。
(油断した・・・ブラック・マジシャンを使うからああいうカードをデッキに入れててもおかしくなかったのに・・・!)
だが今後悔しても遅い、フェイトは思考ギアを切り替える。
「(恐らく手札には蘇生カードもある・・・、なら少しでもダメージを・・・!)エアトス、【ブラック・マジシャン・ガール】を攻撃!」
「はい!!」
エアトスが剣を構え、マナに突撃する。
「なんのっ!」
マナはまたがっているマジカル・ブルームを操り上空に退避するも、エアトスはそれを追撃し剣撃を放つ。
「マジカル・ブルームの効果で、マナは1ターンに2度まで破壊されないよ!」
「でも・・・!」
エアトスはそのままマナを追い攻撃を繰り出す。
そしてその際に起きた風がマナを煽り、
「ちょ、うわあぁぁぁ!?」
空中でバランスを崩したマナがリリィへ落下していく。
「ま、マナ!?きゃあっ!!」
そしてそのままリリィとマナが激突する。
リリィ ライフ2700→1700
「いたた・・・、リリィちゃん、大丈夫?」
「だ、大丈夫・・・」
お互いぶつかったリリィとマナ。
リリィは頭を、マナは尻を摩っている。
「よっし、今度こそ!」
気合を入れ直したマナは再びマジカル・ブルームにまたがり宙に舞い上がる。
「まだあるよ!アルテミスでマナに攻撃!!」
今度は【神聖守護天使 アルテミス】が右手に白い雷球を形成し、それをマナに向け放つ。
今回はマナの回避先を読んで放っている為に雷球の向かう先にはマナがいる。
「んにゃあぁぁぁぁぁ!?」
雷球に直撃し、強力な電撃がマナを襲う。
電撃を受けたマナは目を回し、再びリリィへ落下していく。
「ま、マナあぁぁぁ!?」
再びぶつかるリリィとマナ。
今回はマナに電気が奔っているエフェクト付きというおまけ付きで。
リリィ ライフ1700→900
「うにゅうぅぅぅ・・・」
目を回しながら猫のような声を出すマナ。
その様子を見たフェイトは苦笑いしながらもデュエルを続ける。
「私はこのままターンを終了!」
フェイト
手札3
ライフ3000
場 ガーディアン・エアトス(【女神の聖剣-エアトス-】装備) レベル8 攻撃3000
神聖守護天使アルテミス レベル8 攻撃2800
リリィは冷や汗こそかいているが、心の中ではこのデュエルを楽しんでいた。
その証拠にリリィの口元は緩んでいる。
「(絶対に負けない、負けたくない!)わたしのターン!!」
リリィ 手札1→2
「わたしは装備魔法【魔術の呪文書】をクロードに装備!」
クロードの手に呪文書が現れ、それがクロードの手に収まる。
ブラック・マジシャン 攻撃力2500→3200
「バトル!クロード、エアトスを攻撃!」
「お任せを。喰らえ!」
クロードの杖から魔力弾が発射されエアトスに向かい直撃する。
「あぁぁぁっ!!」
「くぅっ!」
フェイト ライフ3000→2800
リリィは手札を見るが、彼女の最後の手札はモンスターカードの為、何もする事はできない。
次のターン、フェイトが立て直す事ができない事を祈るしかなかった。
「ターン終了」
リリィ
手札1
ライフ900
場 ブラック・マジシャン(【魔術の呪文書】装備) レベル7 攻撃3200
ブラック・マジシャン・ガール(【魔術の箒-マジカル・ブルーム-】装備) レベル6 攻撃2000
「私のターン!」
フェイト 手札3→4
ドローしたカードを見た途端、フェイトの顔に確信めいた笑みが浮かぶ。
「ごめんねリリィ、このターンで終わらせるよ」
「え!?」
「手札の【死者転生】を発動!手札1枚をコストに墓地のモンスターカード1枚を手札に戻す!私は【ガスタ・グリフ】を墓地に送って、墓地の【サイ・ガール】を手札に!」
墓地に送ったカード
・ガスタ・グリフ
手札に加えたカード
・サイ・ガール
「この瞬間【ガスタ・グリフ】のモンスター効果!手札から墓地へ送られた時、デッキから別のガスタモンスター1体を特殊召喚できる!その効果でデッキから【ガスタ・ファルコ】を特殊召喚!」
ガスタ・ファルコ レベル2 攻撃600(チューナー)
「そして、さっき手札に加えた【サイ・ガール】を召喚!」
サイ・ガール レベル2 攻撃500(チューナー)
リリィはフェイトの場にそろった2体のチューナーモンスターを見てハッとした。
(これって、トーマの言ってた2体のチューナーでのシンクロ召喚!!)
「レベル8のアルテミスに、レベル2の【ガスタ・ファルコ】と【サイ・ガール】をダブルチューニング!!
聖なる光、今此処に不屈の心と交わりて、闇を貫く一閃の流れ星となれ!!
シンクロ召喚!!舞い降りよ、【星光守護天使アイリス】!!」
「はあぁぁぁぁっ!!」
虹光の球体からアイリスが翼をはためかせながら舞い降りる。
星光守護天使アイリス レベル12 攻撃3400
アイリスの登場にリリィは短くため息をつくが、その顔には笑みが浮かんでいた。
その様子にフェイトとアイリスは笑みを浮かべ、リリィは両手を広げる。
「アイリスで、【ブラック・マジシャン・ガール】を攻撃」
「わたし達の勝ちだよ、リリィちゃん」
アイリスは持っている杖をマナに向け構え、桜色の光が収束を開始する。
『ディバイン・バスター!!』
フェイトとアイリスの掛け声がシンクロし、杖から桜色の光線が発射され、マナを始めリリィのモンスター達とリリィ自身を飲み込んだ。
リリィ ライフ900→0
大学生活のおかげで凄まじい程遅れた上に、かなり短絡的な中身に・・・
こんな物でも楽しんでもらえれば幸いです!!