…はぁ、何度言ったらわかるのかしら?
ここから逃げようとしても無駄って何度も何度もあなたには通告したはずよ?なのにどうして逃げようとするの?
あなたは一度命の危険に陥るほどの重傷を経験したでしょう…?なのに何故外が危険だということが分からないの?
どうして私の気持ちが分からないの?
あなたを傷つかせたくないって気持ちが分からないの?
ねぇ…今までずっと一緒にいたのに私の気持ちすらあなたは分かってくれないの?
…ふざけないで。
私が今までどれだけあなたの為に尽くしてきたと思ってるの?
あなたの望む事なら私はなんでも叶える…そんな生活に一体何が不満だと言うの?
私はあなただけが生きがいなの。あなただけが必要なの。あなただけが居てくれればそれでいいの。それで何もかもが救われるの。
そんなあなたが傷つく姿なんて見たくないの。ずっとずっと純粋で、可愛らしくて、輝くような笑顔を見せてくれる綺麗なあなたが…
大切な人を守り続けたいという私の気持ちは間違ってると思う?私は全く間違ってないと思うわ。
だって私はあなたが全てだもの…あなたが生きている姿を見せてくれれば私はいつまでも生きていける気がするの。あなたと一緒に。
…それでも、あなたは分かってくれないの?
これ程あなたのことを想っているのに?
…そう…ならいいわ。
やっと気が付いたわ。
そうよ…最初からこうしておけば良かったのよ。
あなたが私を受け入れてくれるようにすれば良かったのよ。
私以外何も考えられないようにすれば何かもが解決していたのに…どうしてこんな簡単なことに気が付かなかったのかしら?
ああ、ごめんなさいね?急に押し倒しちゃって…そんな不安そうな顔しないで?
でも、安心して?もうそんな顔する必要なんてなくなるから。もうあなたを不安にさせるものなんて考えさせないようにしてあげる。
大丈夫よ。ちゃんと私がリードしてあげるから…だからあなたも私を求めて?
私があなたを生きがいにするように、あなたも私のことを生きがいにして?
そうすればあなたは金輪際傷つくことなんてないし、私と二人だけで生きていける。
誰も介入なんてさせないわ。あなたが汚されてしまうもの…あなたは私だけを見ていればいいの。私だけに染まってくれればいいの。
だから…はやく一緒に交わりましょう?私はとっくに準備できているわよ。
こんな時間を何度望んだことか…でも、それがようやく叶うの。私がもっとはやく気が付いていれば良かった話なのだけれど。
…抵抗なんてしても無駄よ。もうあなたは私からは逃げられないわ。絶対に逃さない。
ほら、もう変に意地を張るのは辞めて、私と一つになりましょう?