みっふは幻惑があるから…無理矢理共依存に持ち込めるかなって。
あの、──さん。少し聞きたいことがあるのですが…
昨日あなたが会っていた方は一体どこの誰ですか?ワタシはあんな方見たことがないのですが。
『友達』?本当にそうなんですか?友達としてはやけに距離が近かった気がするんですが。正直に答えてください…あの方は本当に友達なんですか?
えっ…『少し気になっている』?
ど、どうしてですか…?今までそんな素振りワタシには見せていなかったじゃないですか!?ずっとワタシだけを見ていてくれていたじゃないですか!?
最近ワタシのお手伝いをしてくれる時間が減ったのはその方と会っていたからなんですか…?ワタシよりもその方が良いんですか?
『色々と助けてもらった』…?そ、そんな理由で気になっているんですか?わ、ワタシだってあなたのことは何度も助けているじゃないですか!?
ワタシのことはどう思ってるんですか…?その方が気になっているのなら、ワタシはもう用済みなんですか?
…そう、ですか。
…そう、なんですね?
…ふふ。
…分かりました。
ねぇ、──さん。ワタシ、あなたが思っている以上にあなたのことが好きなんですよ?勿論、恋愛的な意味で…他にも色々な意味で大好きなんですよ。あなたのことを想って何度も自分を慰めたこともあるんですよ?
あなたが例えその方が好きだとしても、その方があなたを好いている保証なんてどこにもありませんよ?
──さん…ワタシにしてください。
ワタシはあなたのことはなんでも知っていますし、きっとその方より何百倍もあなたのことを満足させてあげられますよ?
その方はあなたのことなんて何にも知らないんですよ…あなたが経験してきた苦い思い出や楽しかった思い出も。
そんな方にあなたを渡すなんてワタシは許せません。あなたが幸せになれない茨の道に進ませる訳にはいきません。だからワタシにしましょう?
…そんな顔しないでください。ワタシの心が酷く締め付けられてしまいます…やはりそんな顔をさせる方にはあなたは渡せませんね。
…?『何をするのか』?ふふ、安心してください。これは幸せになる為に必要なことなんです。
ほら、そんなに身体を強張らせないで…ワタシに身を預けてください。ワタシだけを考えて…他のことなんて考えなくていいんですよ。
今までずっと一緒にいたワタシのことだけを考えて…そうすれば、段々とワタシと同じ気持ちになってくるでしょう?
あんな方を考えようなんて思わなくなりますよね?
──さん。大好きですよ。ずっとずっと大好きでした…ワタシのこの想いを刻みつけてください。ワタシの顔を見て…ワタシだけを見て。
ワタシ達だけの世界を一緒に作り上げましょう?
他の誰にも介入することなんて出来ない世界を…ね?
…どうですか?ワタシの想い、伝わりましたか?
やんっ…!そんなに強く抱きしめて…ふふ、嬉しいです。やっと両想いになれましたね。
夢みたいです…あなたとこうやって愛し合えるなんて。
あなたは温かいですね…この熱がワタシは大好きなんです。どんな絶望もあなたの熱があれば希望に変えられる。
何度もこの熱に救われてきたんですから…あなたはワタシだけのものですよ。ワタシも…あなただけのものですから。
もう二度と、この手は離さないでくださいね?ずっとワタシを抱きしめていてください…ずっと、ワタシを見ていてください。ワタシをずっと温めてください。
ふふ…この世界だけは…絶対誰にも奪わせません。
なんて幸せなんでしょうか…
あなたとなら、いつまでも生きられる気がします…