ガンヒルトの口調把握しずらいんですよね…
ガンヒルト生存→戦士団も何もかも全部失った世界。
もう、ここがどこなのかさえも分からないね。あの時惨敗して…何もかも失って、あんたとガンヒルトと逃げ仰せて。
夢も、結局叶えられずじまいになっちゃったけど…ある意味で、こうやって逃げ続けて色んな場所を転々とするのも悪くないかもね。
そうだね。姉さん…お前があの時、ハーラルを殺してしまった私を救ってくれて…
お前は、ずっと私と姉さんと共に居てくれた。姉さんの夢を笑わず、共に戦ってくれた。
その結果はこれだ。当初望んでいたものとは大きくかけ離れているが、姉さんも私もこれでも構わないと思っている。
本当にお前には救われてばかりだよ。
えっ?『こんなの何も良くない』って…どうしてそう思うの?
…やっぱり、あんたの事が好きだなぁ。あたしは…まだあたしの夢の事、考えてくれてるんだ。
もう、良いよ。だってもう引き返せないよ。戦士団ももう全部なくなったんだから…今更何をしようっての?
あんたとガンヒルトが居るだけで、あたしは救われてるんだよ。船じゃなくとも、こうして世界中を巡り巡ってる。
何も良い事なんてないかもしれない。でも、それで良いんだよ。あたし達でこうやって存在してる事が全てなんだから。
そう、それだけで十分。姉さんの夢がなくなるなんて、以前の私なら自害ものだっただろう…だが、こうしてお前と姉さんと生き延びて…今は、幸せなんだよ。
戦士団として戦っていた時よりもずっとずっと幸せなんだ…それはお前が居るからだよ。
姉さんの夢は私だけじゃなくて、お前の夢でもあった。だから今更後悔なんてしているんでしょ?
そんな私達を想ってくれるお前が好きだ…果てしなく好きだ。いつだったか、大海を夢見た日々を思い出す。その時はいつも姉さんと…お前が居た。
今もお前が居る…姉さんとお前と生きて思い出を刻めるだけでもう十分なんだ。
だからさ…後悔なんてしないでよ。元はあんたがあたし達を連れて逃げた事が始まりなんだから…
あんたが果てしなく優しいのは知ってるよ。でも…これ以上否定されたくないの。あんたに否定されたくないの。
あたし達は幸せだから、あんたも一緒に幸せになって?じゃないと不公平でしょ?
私達を救い上げてくれたお前には幸せになる権利がある。それは誰にも否定させなんてしない。嫌だと言うなら無理矢理そう思わせるまでだよ。
ダメだ…もうお前は一度否定してしまった。それが事実。
あたしさ…こんなに人を好きになる事、ないと思ってた。でも、今考えたら当たり前だったんだよね。『夢見がちのオルガ』なんて揶揄されてたけど…その時も、今もあんたはあたしの夢を叶えようとしてくれてる。
その想いだけで十分。それだけで幸せなの…それをあんたが否定するってんなら、それを否定しなきゃならない。
これからもずっとあんたとガンヒルトと居たい…こういう事は前なら恥ずかしくてできなかったんだろうけど、今は違う。あんたを想えばそんな羞恥心は捨てられる。
夢を手放して…あんたも手放すなんて絶対に嫌。
もう私達に残されたのはお前しか居ないんだ…お願い。もう…何も失いたくない。
あんたと居る時間は本当に夢のようなんだよ?
だからせめて…あんたとだけは、夢を見させてよ…