内容スッカスカな気が…
夏希ちゃんこんなん言わなそうですが…
…ねぇ、ちょっといいかな?
確か、もう少しで大事な大会があるんだよね?だったら…私が応援しよっか?
…やっぱり、そうなんだね。
なんで?なんで私の応援を自分から必要としてくれないの?最近ずっとだよね。キミがいつも頑張ろうとしてるから私は応援したいのに…キミはいつからか私を見てくれなくなった。
えっ?『自分はいいから皆んなの応援をしてあげて』?
嫌だよ。
子供の時からずっとキミが私の応援で元気になってるのを見たから今だってチアガールをやれてるんだよ?私はキミを一番応援したいの。じゃなきゃ他の人の応援なんて出来ない。キミを応援する事が私の応援でもあったのに…
私はね、頑張ってる人がいたら応援したいよ。でもね、十分頑張ってる人には応援は出来ない。だってそれ以上無理をしろって言ってるみたいでしょ?
でもね、キミは違うよ。
キミはいつだって頑張ってるのに、もっと頑張りたいって私に応援してほしいってよく頼んでくれたよね。それがずっと心に残ってるの。キミが私の応援で笑顔になってるのを見ると堪らなく嬉しかった。味わったことのない喜びが身体中を駆け巡った。
そこで気がついたんだ。私はキミの事が好きなんだって。
だからずっと応援したいって思ったのに…どうして?
私が他の人を応援している間、キミはどうするの?一人でずっと頑張るの?一人にして欲しいの?私が嫌いなの?
『私の応援は独り占めするものじゃない』…?良いんだよ?独り占めして。
もっと私を見てよ。もっと欲してよ。だって今のキミは…全く笑顔じゃない。それは本当に頑張ってるって言えるの?弱音を吐き出して良いんだよ?また私が応援してあげるから。
キミが頑張ってる姿はかっこいいよ。でも、それは笑顔が一緒だから。そんな苦しそうな顔して無理をしてるキミを、これ以上放っておけないよ。
…そう言えば、もう夜になっちゃうね。キミがこんな遅くまで練習するひたむきさも好き…でも、やっぱり笑顔でいて欲しいんだ。
…今日、キミの家泊まっても良い?親御さんはいない筈だよね。
…私がたっくさん応援してあげるから、弱音も全部…吐き出そう?いつまでも聞いてあげるから…ね?
ううん、心配しなくても大丈夫だよ。どうしてそんなに遠慮するの?リフレッシュする機会なんだよ?
…え?『最近ちょっと怖い』…?
何が?どこが怖いの?あ、もしかして誰かに変なことされてるとか?
…私…が?
どういうこと?いつも一緒にいるのに何が怖いの?勉強も運動もいつも応援してあげてるでしょ?キミが望んでくれてないのは悲しいけど…元気出ないの?私の応援で?
…そっか。やっぱり今日はキミの家に泊まるね。
教えてあげるね。私の応援のパワーを。きっともっと応援して欲しくなるし、笑顔にだってなれるよ。
私がいつも言ってる応援の言葉はね、キミにだけは違う意味があるんだよ。キミだけじゃなくて、私にも言ってるの。
いつでもキミの元に駆けつけて、頑張ってるキミを応援して、笑顔にさせる。
ゴー、ファイ、ウィン!
って。
それも含めて全部教えるね。キミを笑顔にする為だけの私の応援なんだから。キミがいなきゃ何も始まらないの。
これからはずーっと一緒に頑張っていこうね。他の人の応援なんて聞いちゃダメだよ。私がずーっと近くで、耳元で言い続けてあげるからね。
ゴー、ファイ、ウィン…って。