インフィニット・ストラトス 花の道を進みし白い騎士   作:夢の翼

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よしよし


L.S.-04 白夜叉

「デュノアちゃん、四番テーブルに紅茶とケーキお願い」

 

「は、はい!」

 

「駆紋さん!一番テーブルお願いします」

 

「わかりました」

 

カウンターから飲み物とケーキを受け取り、@マークが刻まれたトレーへと乗せるシャルロット。同じくカウンターから一番テーブルへ移動する一夏。スタッフは初めてのアルバイトであるシャルロットの立ち振る舞いを見て安心感を抱く

 

「お待たせしました、紅茶のお客様は?」

 

「は、はい自分っス!」

 

背中にキャラクターのポスターを入れたバックを持ったぽっちゃりした体格を持つ男性は紅茶を受け取るとシャルロットの姿を見て顔を赤くする。その隣にいた同じくぽっちゃりした体格の男性もコーヒーを受け取り顔を赤くする。

 

「お砂糖とミルクはお入れになりますか?」

 

「い、いえ!大丈夫ッス!」

 

金髪美少女メイドのシャルロットを見た男性二人はそう言う

 

「かしこまりました。ではまた何かありましたら、何なりとお呼びください。ご主人様」ニコ

 

「「ブハァァァァァァァァ!!」」

 

シャルロットの満面な笑顔を見た男性二人はその眩しい笑顔を見て鼻血を吹き出し、テーブルの上に倒れた。それを見たシャルロットは慌てた表情を浮かべる

 

「うわっ!ど、どうしよう!だ、大丈夫ですか!!?」

 

「やるわね」

 

「やりますね、店長」

 

「まさかの悩殺。それも天然もの」

 

スタッフ三人と店長のアサギは顎に手を置いてキリっとした顔でシャルロットの悩殺ぶりを見てそう言う。

 

「でもあっちも中々ですよ」

 

「うむ」

 

今度は一夏が居る方へ顔を向けると、一番テーブルの前にトレーを持って立っている一夏の周りに集まっている女性達の姿があった

 

「きゃーーーーー!!駆紋く~ん!!」

 

「こっち向いてーーーー!!」

 

顔を赤くして一夏へ声を掛ける女性達、そんな一夏は笑顔で振り向き頷くと更に女性客達は更にテンションが高くなっていく。

 

「これでこの店の売り上げもがっぽがっぽ・・・けけけ」

 

「「「ふふふふふ・・・・」」」

 

その様子を見ていたアサギと店員達はカウンターの隅に移動すると、親指と人差し指を丸くさせると不気味な黒い笑みを浮かべクスクスと笑う

 

「あの!追加注文お願いします!、出来れば金髪美少女メイドさんを!!」

 

「イチゴケーキ下さい!駆紋くんで!!」

 

「こっちにも金髪美少女メイドさんを!!」

 

「駆紋さまを~~~~!!!」

 

そんな騒動が一気に店内に全体にまるで〇イオハザードの如く感染し、爆発的に喧騒を大きくしていく、特に一夏とシャルロットの指名が多くなり追加注文された料理やケーキ、飲み物などが次々と一夏とシャルロットはトレーに乗せてテーブルへ運んでいく。すると@クルーズのドアから一人の女性が入って来た

 

「あら、可愛らしい執事さんね。案内してくれるかしら?」

 

そこにいたのはレゾナンスでのインベス騒動時にレゾナンスから遠く離れたビルからロード・ゼロ(一夏)の戦いを見ていた。赤い露出が多いドレスを来た金髪の女性、スコール・ミューゼルだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして@クルーズとは違う別のカフェにスコール・ミューゼルと一夏を観察している者が二人いた

 

「全く朝から尾行とかきついな」

 

「・・・・・・・」

 

一人はオレンジ色の長髪の女性でスコール・ミューゼルの仲間であるオータム。そしてもう一人は織斑千冬と同じ顔を持つMだった。二人は外から白いテーブルに乗っている飲み物を飲みながら一夏に気付かれない様に見ていた。周りには織斑千冬と瓜二つの顔を持つMを見る客たちとカフェの前を通る人達

 

「にしてもあの白髪のガキがあのオーバーロードってホントかよ」

 

「・・・・・・・」

 

「どうしたんだ?M、さっきから黙りやがって」

 

「・・・・・・・」

 

「けっ、可愛くねぇガキだよてめぇは」

 

Mは何もオータムに答えず無表情のまま飲み物を口へ入れる。

 

「なんだ?そんなにあのガキが織斑一夏に見えるのか?」

 

「あぁ・・・そうだ」

 

やっと口を開いたMを見て溜息をつくオータム

 

「もしあいつがオーバーロードだったとしてお前はあいつをどうするつもりだぁ?」

 

「殺す・・・私が私である為に」

 

「・・・・・てめぇは織斑マドカだろうが、織斑一夏じゃねぇよ」

 

「・・・・・・」

 

「それにいくらてめぇでも、オーバーロードは倒せねぇよ。もちろん私やスコールでもだ」

 

オータムはMにそう言うと、Mは手に持ったコップに力を入れる

 

「オーバーロードってのは人間を越えた存在なんだよ、あの怪物達だって倒せねぇのにどうやって、その上をいくオーバーロードを倒すっつうんだよ」

 

「・・・・奴がオーバーロードになったのには何かあるはずだ、人間を越えさせるほどの何かが・・・・・・・奴をオーバーロードにした何かがな」

 

「何だぁ?オーバーロードにでもなろってか?」

 

「・・・・・・あぁ」

 

「馬鹿言ってんじゃねぇよ、なれるわけねぇだろ」

 

オータムは手に持ったコップを口へ持っていき中の飲み物を一気飲みする

 

「私達のやる事は世界からISをぶっ潰す事だろうが、その為にオーバーロードである可能性が高いあのガキを監視しようって事になったんだろうが、それをお前はぶっ壊す気か?」

 

「化け物の力を借りづとも私達だけでやれるはずだ」

 

「私達が相手にしてるのは世界だ、それにあの篠ノ乃束だっている・・・・いや、あのウサギはただの傍観者だったな」

 

「・・・・・・・・」

 

「お前が織斑一夏が憎いのはわかるが、既にいない人間を悔やんでも意味ねぇだろう」

 

「だが、奴は私達の目の前にいる」

 

「本物かはわからねぇがな―――――ん?」

 

すると突然@クルーズの店の前にクラックが出現した。出現したクラックの中から下級インベスと山羊の姿をした洋風のインベスが現れた、インベスの姿を見た市民は悲鳴を上げながら逃げていく

 

「っ!奴等は!!」

 

「M!一度離れるぞ!!」

 

オータムは椅子から立ち上がりその場を離れようとする。がMはその場に立ち止まったまま@クルーズへ向かおうとするインベス達を見る

 

「おい!M!」

 

「・・・・・・・」

 

キュイイイイイイイイィィィィィ・・・・

 

Mは両手を広げると両手から光が現れMを包み込む。そして光が晴れるとMは蒼い装甲を持つ蝶の様な姿をしたISを纏ったM

 

「・・・・・・・・」

 

イギリスから強奪したBT2号機『サイレント・ゼフィルス』を纏ったMは『スターブレイカー』《星を砕く者》を展開するとライフルをインベスへ向ける

 

「・・・・・・・・」

 

マドカはライフルを向けた状態でインベス達へとPICを動かし向かって行った

 

「M!!クソッ!何やってんだ!」

 

オータムも自身のIS『アラクネ』を展開し纏うとMの後を追った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃@クルーズではインベスの姿を見た客や店員達は驚いた表情でインベスを見ていた、インベスは等々店のドアや壁を破壊して店内に入って来た

 

「「「キャアアアアアアアアアア!!!」」」

 

「っ!?」

 

スコールは一夏から手渡された紅茶を飲む途中で放り投げ、一体のインベスに蹴りを入れる、だが次々とインベスが入ってくる

 

(仕方ないわね・・・・)

 

スコールは意を決し自身のISを展開しようとする。だがそんな中スコールよりも早く動いた人物がいた。スコールの横を素早く通り過ぎると一体のインベスに蹴りをいれた

 

「あなた・・・・」

 

「下がっていてください。此処は俺が」

 

一夏はスコールの前に立つと一体のインベスがシャルロットへ襲い掛かろうとしていた一夏はそのインベスに飛び蹴りを入れ、殴sては蹴ってを繰り返しながら外へ出そうと押し返していく。

 

「シャルロットさん!皆を連れて避難してください!」

 

「で、でも駆紋さんは」

 

そして全てのインベスを店の外に出すと一夏は燕尾服の上着を脱ぎ捨てた

 

「・・・・・・・・」

 

ふいと上を見上げるとそこに『サイレント・ゼフィルス』を纏ったMと『アラクネ』を纏ったオータムが降りて来た、二機は下級インベスにライフルとサブマシンガンを連射して下級インベスを攻撃していく

 

「M・・・オータム」

 

一夏の隣に来たスコールは二人の名を口に出す。此処でオーバーロードになったらまずいと考えた一夏は

 

「離れていてください」

 

「何を言ってるの、此処は私が」

 

「いえ、大丈夫です」

 

一夏はスコールを手で静止させると懐から黄色い小刀が付いた黒いバックルを取り出した。バックルをそのまま腰へつけるとバックルの両サイドから黄色いベルトが巻かれる。そしてもう一つ腰から白いオレンジが描かれた『L.S.-07』と書かれた錠前を取り出した

 

「それは・・・・」

 

「変身」

 

《ホワイトオレンジ!!》

 

錠前を解錠すると一夏の上からクラックが開きクラックの中から白い光と共に白く巨大なオレンジが現れる。それを見ていたスコールやシャルロット、そして店員達はその光に目を奪われていた

 

《ロック・オン!》

 

するとドライバーからホラ貝のような音が鳴った。そしてベルトについてるブレードを下から上げる形でオレンジを斬った。『ソイヤッ!』と響くと白いオレンジは一夏の頭から被さる様に装着される

 

《ホワイトオレンジアームズ!花道・オンステージ!!》

 

オレンジはパカッと割れ、スーツに重なるように折りたたまれ白い装甲になる。頭は伊達政宗のような三日月形のパーツがついた仮面になると左手に白く美しい刃を持つ刀が現れる。そして背中に純白に輝く白いマントが装甲から展開される、そして金色の複眼が光ると同時に一夏の周りに白い花びらが舞い落ちる

 

「っ!」

 

「く・・・もんさん?」

 

白い鎧武者へと変身した一夏をスコールとシャルロットは呆然と眺めていた。一夏は下級インベス達へホワイトオレンジアームズ専用武器『美雪』を構える

 

『・・・・・・・・』

 

一夏は無言のまま下級インベス達へとマントを揺らしながら走って行った

 

 

 

 

 

 

 

 




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