インフィニット・ストラトス 花の道を進みし白い騎士 作:夢の翼
一夏がアーマードライダー鎧武・白夜叉となって戦っているその頃、ヘルヘイムの森に三人の女性がいた。
「そう・・・戦極ドライバーはやっぱり適合したのね」
「はい。これで”この時代”の織斑一夏は見事にオーバーロードになってくれました、あの方の言う通り」
「後は。この先、織斑一夏がどう動くかが課題だな」
近未来的な服装を来た女性三人がそう話していると
「よぉ、お前ら」
女性達の目の前に民族の様な服を来た男性が現れた。男性は面白い物を見ているかのように女性達を見る
「「サガラっ!!?」」
その男。サガラと呼ばれた男性はその場に立ち止まる
「それにしても、ホントに過去の世界に飛ぶとは面白い事を考えるな。お前達は」
「・・・・何故あなたが此処に」
「言っただろう?俺はただ『見守る』だけだって」
「それにしては、随分と楽しそうだな」
「あぁ。だってあいつ(織斑一夏)がこの先オーバーロードとしてどの様な未来を築くのか、気になって仕方ないんだよ」
DJサガラは笑いながらそう言うと木に傍によりその場に座り込む
「・・・・まぁいい。それで”千夏”彼らの消息は?」
千夏と呼ばれた女性はそれを聞かれると顔を曇らせた
「・・・この時代の織斑一夏を誘拐した後、如何やらこの時代のインベスに襲われて・・・・っ」
「そう・・・・もうこれで”元の世界にいた男達”は・・・」
顔を曇らせる女性三人
「・・・・彼らの為にもそして未来を変える為にも織斑一夏には・・・世界を変えてもらう必要があります」
「だから戦極ドライバーをこの森に置いたんだ・・・・あそこでヘルヘイムの森の果実を食べてくれなかったら、終わっていたがな」
「はい・・・ですが、あのベルトは」
「あの方も言っただろう『この時代の織斑一夏に託し、オーバーロードに進化させろ』と・・・それがあの方の望んだ事なんだ…」
「「・・・・・・・」」
「もし、何らかの支障が起きたときの為に我々は織斑一夏の支援を行う。もしもの場合はゲネシスドライバーとエナジーロックシードをこの時代の亡国機業に渡す」
「確かにスコールさんや、オータムさんそしてマドカさんなら・・・きっと」
するとサガラは立ち上がり、森の奥へ歩き出す
「何処に行く気だ?サガラ」
「なぁに、あいつに挨拶をしに行くだけだよ」
「・・・・一つの過去改変がどれだけのリスクを負おうか知っててか?」
「あいつはこの2年で本来なら『禁断の果実』から創られるはずだった『鍵』をオーバーロードになった自分の心臓の一部を使って見事に創り上げた。本来ならあり得ないことだ。だが、あいつはそれを可能にした。それにドライバーとその根性だけで果実の侵食を耐えきって、オーバーロードになった。オーバーロードに進化可能性だって奇跡レベルに近い。本来のこの世界の未来では起こらなかった事だ。――――たった一つの過去改変だけで此処まで、変わるとワクワクしてたまらないんだ」
「成程、その奇跡レベルの事を起こした織斑一夏があなたの今回の興味対象という事ですか」
「そう言う事だ。それに俺が知っている織斑一夏は最後まで人間として戦っていって朽ち果てていった、最後に未来を変える種を残してな。嫌いじゃなかったが、少し物足りなかった」
サガラはそのまま森の奥へと進んでいく
「この時代にも、お前ら以外にも“オーバーロード”が何処かに潜んでいる、インベスを操って織斑一夏やその後関わって行く奴らを襲ってるらしいぜ。気を付けな」
「「「なっ!?」」」
「じゃあな」
サガラは歩きながら手を振ると光となって消えた
――――その覚悟に、後悔がない事を祈っている――オーバーロードと同じ存在を目指すなら……その意味をよーく考えながら、戦う事だ。織斑一夏――――
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