雲仙・長崎殺意の旅‐特急「かもめ」夏休みロマンルート殺人事件‐ 作:新庄雄太郎
皆さんは783系特急「ハイパーかもめ」は乗ったことはありますか?
7月9日
「南主任、何かうれしそうですね。」
と、小海は言った。
「ああ、実はな今度休みの日に九州へ行くことになったんですよ。」
「へぇー、九州ですか。」
「行くときは、寝台特急に乗って行くんですか?。」
「ええ、九州へ行くには列車に限るよ。」
「主任は、僕と同じですね。」
「ええ。」
と、その時に道に迷っている人がいた。
「ん、どうした高山。」
「道に迷っているんですかね。」
「じゃあ、私行ってきますわ。」
「それじゃ、小海応対頼む。」
「わかりました。」
そう言って、小海は1人の客に道案内をさせた。
「じゃあ、高山我々はこちらを警戒しようか。」
「はい。」
と、その時だった。
バキューン
と、1発の銃声が響いた。
「ん。」
「何だ、今の音は。」
「高山!、銃声だ!。」
「うん。」
そして、南と高山は走りながら現場へ向かった。
「主任、あそこです。」
「はっ。」
南と高山は、ショルダーホルスターから拳銃を取り出した。
「動くなっ、鉄道公安隊だ!。」
「おとなしく武器を捨てて、両手を上げなさいっ!。」
と、南と高山は言った。
「こっちは警察だ。」
と、南と高山に手帳を見せた。
手帳には。
伊藤正彦 警部補
と、書いてあった。
「えっ、刑事!?。」
「あなたは、刑事でしたか。」
「ええ、私は今事件の捜査中でした。」
「なるほど。」
そこへ、小海がやってきた。
「どうしたんですか。」
「小海!、救急車だ。」
「わかりました。」
暫くして、パトカーと救急車が到着した。
「ほう、なるほどするとあなたは銃声が聞こえたので現場へ来たんですね。」
「ええ、突然発砲音がしたので私と高山が現場へ向かいました。」
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「おお、それで被害者の身元は?。」
「免許証から安西雄一さん、37歳と判明しました。」
「ほう、被害者は神奈川県横浜市在住か。」
「発砲した刑事の方は?。」
「伊藤正彦、42歳、本庁特命捜査課の所属です。」
「特命か。」
そして、伊藤は南に話を聞いた。
「毎週木曜日の夜に東京駅の駐車場で取引をするとタレコミの通報があって、私はその男を確保しようとしたところ、突然発砲してきました。」
「なるほど、その時に犯人が伊藤に向かって発砲してきたんです。」
「はい、しかし確保しようとしたときは安西はすでに犯人に射殺されていました。」
「ほう、なるほどね。」
「と言う事は、逮捕しようとしたところで犯人か政党に発砲して、伊藤が1発発砲したというんだね。」
「はい。」
そして、翌日。
南と高山は、捜査本部がある丸の内署へ向かった。
「ほう、被害者の安西はその男と一緒に取引していたのか。」
「ええ。」
「ん。」
と、高山は何かを見つけた。
「何だ、これは。」
「どうした、高山。」
「寝台特急「さくら」長崎・佐世保行、7月18日付か。」
高山は、警視庁・捜査一課の関警部に列車の切符の事を聞いた。
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?。」
「ん、何だね。」
「被害者の安西の遺留品の中に、寝台特急「さくら」の乗車券が発見されました。」
「寝台特急って、夜に出発して次の日の朝に到着するあれか。」
「ええ。」
「被害者は、寝台特急に乗って九州へ行こうとしていたんですね。」
「それが、どうした。」
と、関警部は言った。
「被害者は刑事に発砲して、何処へ逃亡したんですかね。」
「そうだな、我々もその線で捜査してい見ますよ。」
「では、お願いします。」
そして、翌日。
「南と高山と大変だったな。」
「ええ、警邏していたら発砲事件に遭遇するなんて。」
「それで、発砲した犯人は?。」
と、高杉は南と高山に言った。
「それが、現場へ来た時にはもうすでに逃走してしまいました。」
「そうか。」
「班長、犯人が使用した拳銃は9ミリ口径の自動拳銃と判明しました。」
「9ミリ口径か。」
「と言う事は、犯人は暴力団かあるいはガンマニアの可能性がありますね。」
「うん。」
「とにかく、ホームと駅構内を周辺を回って聞き込みをしてくれ。」
「わかりました。」
高山たちも、駅周辺とホームを回ってみたが犯人ら式のような人は全然見ていなかった。
次回は、南が夏休みに長崎へ旅をするのだ。
ご期待ください