雲仙・長崎殺意の旅‐特急「かもめ」夏休みロマンルート殺人事件‐   作:新庄雄太郎

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長崎で起きた殺人で1人の女性が浮かんだ。

この女が犯人なのか?


第6章 サングラスの女

そして、南と唯ちゃん達はハウステンボスで満喫した。

 

「やっほー。」

 

「まさに、オランダに行った気分だよ。」

 

「本当だわ。」

 

ハウステンボスを観光した南と唯ちゃん達は長崎駅へ行き、南と西出達は長崎発9時00分の特急「かもめ6号」に乗って博多へ向かって、新幹線「のぞみ」に乗り継いで東京へ帰京しました。

 

そして、次の日。

 

「はい、長崎名物のカステラ。」

 

と、南は言った。

 

「わぁ、ありがとう。」

 

「後は、ちゃんぽんだ。」

 

「どうも、ありがとう。」

 

そこへ、高杉が南の方へやって来た。

 

「南、大変だったな。」

 

「ええ。」

 

「長崎へ行く時に事件に遭遇するとはね。」

 

「ええ。」

 

「今、長崎県警から捜査協力の要請があった。」

 

「伊藤が殺害されたんだって。」

 

「南、もうご存じでしたか。」

 

「ええ、丁度長崎へ旅行中に発見したんですから。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

早速、南と高山は伊藤家へ向かった。

 

「あっ、南さん。」

 

「おお、古谷刑事。」

 

「事件の捜査ですか。」

 

「ええ、課長の命令で東京へ向かえと。」

 

「そうか。」

 

早速、伊藤刑事の妻に話を聞く事にしました。

 

「奥さん。」

 

「はい。」

 

「ご主人にお線香を。」

 

と、南は伊藤にお線香をあげた。

 

「彼はどうして、長崎へ行ったんでしょうか?。」

 

「そうね。」

 

「伊藤が殺害された日、奥さんは何をしていましたか?。」

 

「何で、それを聞くの?。」

 

「一応調べてみたら、あなたは夫に500万円の生命保険金が掛けられていますね。」

 

「当然でしょ、夫が亡くなったら貰えるんだから。」

 

「じゃあ、あなたは事件当日は何をしていましたか。」

 

と、古谷刑事は言った。

 

「えっ、私ですか。」

 

「そうです。」

 

「ああ、それなら私はその時には娘と一緒にデパートへ行っていましたわ。」

 

「それを証明してくれるのは。」

 

「娘が映画の後に行こうって言ったらね。」

 

「なるほど。」

 

そして、南と良子が目撃したサングラスの女を追っていた。

 

早速、そこの探偵事務所へ向かった。

 

「ああ、その女性ならうちの探偵ですけど。」

 

「依頼の内容は?。」

 

と、高山は言った。

 

「ええ、その亡くなった男が浮気調査してくれと言われましてね。」

 

「ほう、その伊藤が。」

 

そこへ、1人の女がやって来た。

 

「あれっ、あなたは一体誰なんですか。」

 

「ちょっと、聞きたいことがあってね。」

 

「あなたは、確か雲仙の時の。」

 

「この人が、サングラスの女か。」

 

「ええ。」

 

早速、高山はその女性に話を聞く事にした。

 

彼女の名前は、戸山 恵梨香。

 

戸山は、伊藤が長崎出会った女の調査をしていたのであった。

 

「確かに、浮気調査のために長崎へ行っていました。」

 

「それで、不倫の相手は。」

 

「それが、伊藤は私を見たらすぐに逃げ出したので結局、不倫相手は見つかりませんでした。」

 

と、戸山は南と高山と古谷刑事に言った。

 

「それじゃ、あなたは伊藤が殺害された日に長崎へ行って何をしていたんですか。」

 

「それが、私は長崎市内と思案橋通りを伊藤を探していました。」

 

「証明できる人は?。」

 

「私は1人で調査していましたから。」

 

「そうですか。」

 

そして、南と高山と古谷刑事は高杉班長に報告した。

 

「そうか、やはりアリバイがあるのか。」

 

「ええ、戸山は伊藤を追っていたそうですね。」

 

「でも、犯人は誰なんですかね。」

 

「駅構内の射殺事件と長崎で殺人、一連の事件と関係している可能性が高いな。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「つまり、犯人は同一人物って事も考えられますね。」

 

「うーむ。」

 

翌日、南は伊藤の行動を調査していた。

 

「ん、誰この女?。」

 

「この事件の犯人かな?。」

 

「とにかく、この女性に会ってみるか。」

 

早速、南はこの女性に会う事が出来た。

 

「あっ、あなたは。」

 

「私、鉄道公安隊特捜班の南と言います。」

 

と、手帳を見せた。

 

「何でしょうか?。」

 

「実は、東京駅構内と長崎で起きた事件の事で聞きたいんですが?。」

 

「えっ、私を疑っているんですか?。」

 

「いや、これは事件関係者には話を聞いているんです。」

 

「そうなんですか。」

 

と、彼女は言った。

 

彼女の名前は長谷川和代、彼女は事件当日に長崎へ行っていたことが分かった。

 

「ほう、長崎へ行って次の日には松江へ行っていたんですか?。」

 

「ええ、博多から新幹線に乗って岡山駅で松江へ行ったんですよ。」

 

「ほう、松江ですか。」

 

「はい、私は玉造温泉で1泊して松江へ行きました。」

 

「松江へは、何をしに。」

 

と、南は長谷川に言った。

 

「私は俳句サークルへ行っていたんですよ。」

 

「ほう、なるほどね。」




そして、次回は犯人が使った列車トリックとは?

だが、彼女には鉄壁のアリバイがあった。

いよいよ、最終章。

ご期待ください
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