聖闘士星矢異伝 〜聖域なき聖域改革、時代遅れの場所には住みたくない〜 作:斉宮 柴野
しかし、最悪のタイミングで飛来したのは――マーメイドの鱗衣!?
崩れる天井! 明かされる正体!
二か月にわたるカノンの潜入工作も大ピンチ!
さらに、海皇ジュリアン自身が極北へ向かおうとしていた!
君は、小宇宙を感じたことがあるか!
私の名はマーメイドのテティス。海皇ポセイドン様にお仕えする海闘士。
ようやく、本来のお仕事ができそうね。
バイトも逃走も遭難も、本当に長かった。思い返すと、いえ、今はやめておく。グリムに会えたことは……まあ、悪くなかったけれど。
何よ。その顔は。
ジュリアン様を好きだったんじゃないのかって? 好きよ。もちろんよ。あのお方のお美しさも、ご恩も、忘れたことなんてないわ。
グリムはグリム。口は悪いし酒臭いし、すぐ調子に乗る。でも好きなものは仕方ないじゃない。
……今は任務中。恋の話は後にしましょう。
「アンドレアス! 待ってましたよ! さあ、早く! 一刻も早く定期検診を終えるのです!!」
何、この勢い。
ガウンが着崩れている。頬も赤い。指先を口元へ持っていったかと思えば、また下ろす。爪を噛むの、やめた方がいいわよ。代行者の品格とか、そういう以前に。
そんなに検診が嫌なのかしら。
いいえ、違う。顔が浮かれている。落ち着かないのに嬉しそう。誰かと会う前の……あっ。
恋する乙女の顔?
まさか私? 今、ここへ入ってきた私を見て? 人魚姫みたいな美女を探していたんでしょう。見つけたから早く他の人を追い出して、二人になろうということ?
いやよ。いきなりベッドへ連れていかれてたまるものですか。
「ハァ……ハァ……セラフィナ……愛しのセラフィナが外で待っているのよ……! 早く勝負下着に着替えなくては……ハァハァ……!」
全然違った。
……ちょっと待って。セラフィナ?
聞き覚えがある。昨夜、兵士たちが叫んでいた名前よね。私の友人だとか、何とか。知らないって何度も言ったのに、全然聞いてくれなかった。
その女官が、ヒルダの情婦なのね。
なるほど。私を探させていた理由、少しわかってきた気がする。代行者に美女を差し出して、さらに寵愛を得ようとしていたんじゃないでしょうね。
「ふむ……少々、熱がおありになるようだ。それに、脈拍も極めて異常ですね」
でしょうね。
さっきから息が荒いの、私にも聞こえるわ。
ついでに、検診中に何を考えているんですかって叱ってくれない? 名医なんでしょう。病気じゃなくて興奮しすぎです、って。
「ああ、ヒルダ様。実は本日、私の助手として連れてまいりましたこちらのテティスが、是非ともヒルダ様に直接お話ししたい儀があるとのことでして」
今!?
そういう約束だったけれど。私もお願いしたけれど。もう少し落ち着いてからでよくない?
「テティス……? あ!! 貴女ね!?我が愛しのセラフィナが街で血眼になって探していたという、美しき妹分は……!!おお……なんて麗しい……! 透き通るような白い肌、波打つ金髪……まさに神話に語られる人魚姫そのものだわ……!」
「は……はあ、過分なお言葉、恐れ入ります……」
妹分になった覚えはないわ。
定めされるのも、あまり嬉しくない。この視線、落ち着かないわね。
笑顔。ここで顔を引きつらせたら負けよ、テティス。
「で、私に何の用かしら?……言っておくけれど、私の寵愛枠はすでにセラフィナ、セレン、イレーネの三人で満員御礼なの。貴女が私の側室になりたいとしても、順番待ちよ?」
誰が並ぶかーーーーっ!
三人もいるなら、その三人と仲良くしていなさいよ。私は帰るわ。番号札もいらないし、空きが出たら連絡してくれなくて結構です!
……落ち着きなさい。
今なら、断る理由をちゃんと出せる。隣にちょうどいい男がいるじゃない。
何よ、この状況でまだ飲む気だったの? その手、今は私に貸しなさい。
「恐れながら、ヒルダ様!私にはすでに……こちらのグリム殿と、固い夫婦の契りを交わしておりますゆえ!! お気持ちだけ頂戴いたします!」
よし。これなら文句はないでしょう。
腕の筋肉がぴくっと動いた。顔を見上げると、頬が赤い。
何よ。あんなに平気で口説いてきたくせに、夫婦と言われたくらいで固まらないでよ。
合わせなさい。お願いだから。
「…………そうなんですね。グリムさん、大変美しい奥様をお持ちで、素晴らしいですね」
声が冷たい。さっきの熱はどこへ行ったの。
効いたわ。人妻ということなら、手を出す気はないらしい。少なくとも、今すぐ私を側室にする話は消えた。
「あ……ああ! だ、だろぉ〜!? ははははは!俺のテティスは世界一の別嬪だからな〜〜〜!!」
ちょっと。腰。抱き寄せすぎ。
嬉しいのはわかったから、声を落として。こっちの顔も熱くなるじゃない。
……世界一、ね。はいはい。聞こえたわよ。
「……して。私に話とは何かしら?」
そう。任務。忘れるところだった。
まず警戒を解いてもらわないと。そのためにも、私を捕らえようとした女官の件を明らかにしておきたい。
セラフィナ。どんな女か知らないけれど、ヒルダの歓心を買うために私を利用するつもりなら、お断りよ。
「はい。ヒルダ様のおっしゃる、その『セラフィナ』という女官についてなのですが――」
頭の上で、石が割れた。
◇◇
「きゃああっ!?」
耳が痛い。目が開けられない。白い粉が口へ入る。
何っ。襲撃? 今度は何なのよ!
天井に穴。ステンドグラスも割れて、外の光が差し込んでいる。
その真下に、赤い光。
……あ。ああああああっ!
私の鱗衣!
マーメイドの鱗衣じゃないの! 今!? 今、着いたの!?
洞窟で呼んだの、一昨日よ。挟まっていたのよ。崩れてきたのよ。その時に来てほしかったのよ!
よく海を越えて飛んできたわね、なんて褒める余裕はないわ。着地点を見なさい。ここ、他所様の宮殿!
「な……これは!? この冷徹にして重厚な、海鳴りのような小宇宙は……!?」
まだ気づいていない?
そうよね。人魚の形をしているからって、私の持ち物だと決まったわけじゃないもの。偶然、空から落ちてきた珍しい金属。隕石。そう、隕石で押し通せば――。
赤い部品が浮いた。
いや。こっちへ来ないで。
腕に脚、胸と腰に装甲が収まり、白衣が肩から滑り落ちる。慣れた感触が、こんなに恨めしいことってある?
ぴったりよ。寸分の狂いもないわね。さすが私の鱗衣だわ。
馬鹿ーーーーっ!
天井が壊れたから主人を守ろうと思った? 壊したのはアンタよ! 今いちばん私を危険に晒しているのもアンタ!
「テティスさん……あ、貴女は……その美しい甲冑は……!?」
隕石です。
……無理ね。どう見たって鎧だし、私の身体に合いすぎている。
もういい。ここで縮こまったら、本当に捕らえられるわ。私は海皇様の特使。堂々と名乗れば、使者として扱ってもらえるはず。
たぶん。
「ふ……ふふふ! 見破られたのなら仕方ありませんわ!我が名はマーメイドのテティス! 栄えある海皇ポセイドン様の海闘士です、ヒルダ様!!」
「海皇ポセイドン……!? 海の神の尖兵が、なぜアスガルドに……!?」
「私がここへ参りましたのは、偉大なるポセイドン様の特使として、貴女様と同盟を――」
同盟を。
……何と引き換えに?
あれ。私、条件を聞いていたかしら。
アスガルドへ行け。ヒルダを説得しろ。必要なら抱かれろ。それで渡された路銀が二千円。
以上。
以上!?
何を約束すればいいのよ。兵力? お金? お金は絶対に駄目ね。私の交通費さえ足りなかったんだから。
「ヒルダ様!! 今の凄まじい轟音は――!?」
扉の残骸を踏んで飛び込んでくる、青い髪の美女。
綺麗。背も高い。ドレスをたくし上げているのに、顔つきが少しも頼りなく見えない。
「セラフィナ! お下がりなさい!相手は神・ポセイドンの刺客! 海の戦士よ!!」
「う……うおぉぉぅ……!?」
この女がセラフィナ。
今の声は何? 私を見て驚いたにしては、妙に切実だったけれど。
……まあ、いいわ。ヒルダに大切にされているのは間違いない。この女を味方につければ、交渉も進めやすくなるはず。
まずは何か、魅力的な提案を。
「ポセイドンの手下が、我が宮殿に何用です!!言っておきますが、このワルハラ宮殿の天井の修繕費は、決して安くはありませんよ!!」
「………………。え、ええと……ヒルダ様!我がポセイドン様の陣営にはですね……屈強極まりない七人の海将軍や、世界中から集められた選りすぐりのイケメン海闘士が……たくさん、揃っております!!」
「………………は?」
よし、聞いた。
この人、恋愛の話なら食いつくでしょう。さっきからそればっかりだったもの。女官三人で満員なら、選択肢を増やしてあげれば――。
「ですので! こちらと軍事同盟を結んでくだされば、男選び放題、よりどりみどりでございますよ!!」
「何をふざけたことを言っているのです!!この私に、そのような下品極まりない色ボケで、主神オーディーン様への信仰を裏切れと!?アスガルドの誇りを侮辱するのも大概にしなさい!!」
アンタが言う!?
寵愛枠が満員って、今、誰が言ったのよ。勝負下着に着替えるから検診を急がせていたのは、どちらの代行者様でしたっけ!?
駄目。口に出したら終わる。握った拳を見なさい。これ以上怒らせたら、話どころじゃないわ。
「おいテティスよう……。イケメンがよりどりみどりって……今のは、俺もちょっと傷つくぜ……?」
「なんでアンタが傷ついてんのよ!! 今は国家間のシリアスな外交交渉中でしょうが!!」
選ぶのはヒルダよ。私じゃないわよ。
ああ、もう。海将軍様たちにも勝手なことを言ってしまった。帰れたら謝らなきゃ。そもそも帰れるのかしら、私。
「……グリム。いい加減、貴方の正体を明かして、この茶番を収めたらどうですか?」
「むう………………」
正体?
やっぱり何か隠しているのね。お医者様の義兄という以外に、ヒルダへ口を利ける立場があるなら、今すぐ使ってちょうだい。
◇◇
テティス。お前、何をしている。
これは悪夢か。
二か月待ったのだ。ようやく、まともな条件が届いた。
私の段取りが、全部消えた。
今から同じ海皇様の使者だと名乗れば、この天井破壊も私の責任にされかねん。知らぬふりで通すか? 無理だ。探していた妹分として、既にヒルダへ話をしている。
しかも、こいつは私に気づいていない。
その見定めるような目をやめろ。シードラゴンだ。お前の上官だ。今すぐ事情を説明しろと言いたいのに、ここで声を変えるわけにもいかん。
とにかく止める。
「ヒ、ヒルダ様!! お待ちください! 私どもからも、申し上げたい儀が――」
「セラフィナ……?……え? ちょっと待ちなさい……。グリム……? 貴方は……いえ……貴方様から放たれている、その小宇宙は……まさか……!?」
白衣の酔っ払いを見る。テティスがしがみついていた男だ。夫婦の契りとやらを聞かされて、だらしなく笑っていた男。
「いや〜〜、人違い人違い!俺はただのしがない気楽な酔っ払い〜〜♫ 酒が飲めればそれでいいのさ〜〜♫」
「………………はあ。この役立たずめ」
◇◇
「さて……アスガルドのプライベート空港までは、あとどれほどで到着する?」
「はっ。各国の領空通過の調整を含め、およそ一日もあれば到着できるかと」
「ずいぶんと時間がかかるのだな」
「誠に申し訳ございません。各国の防空識別圏および国際民間航空機関への事前通航許可申請は、いかにソロ家のプライベートジェットといえども、正規の手続きを踏むにはそれなりの時間を要しますゆえ……」
急かしすぎたか。
こちらが突然行くと言い出したのだ。手配する側の都合もある。神のお通りだから道を空けろ、と言わず、必要な手続きを確認している。それは評価すべきだろう。
「うむ……いや、お前を責めているわけではないのだ、すまぬな。だが……彼の地で、悪質なカルト組織によって理不尽な目に遭わされている我が民(セラフィナ)を救うためには、一刻の猶予もないのだ」
「……なんと慈悲深く、お優しいお言葉……!ポセイドン様のために、このアイザック、粉骨砕身の覚悟で任務に励みます!」
「うむ。頼むぞ、アイザック」
違う。ジュリアンだ。
呼び方を変えろと繰り返すよりは、今は仕事を続けてもらう方がよい。段取りはきちんとしている。報告も簡潔で、こちらに不満をぶつけることもない。
パライストラでは、実用的な教育を受けているのだな。よい学校なのだろう。
任務に励むのはよい。身体を壊す必要はない。正当な仕事をして、正当な給料を受け取ればよい。そんな普通のことを、この青年には教え直さなければならないのか。
真面目すぎるのだろうか。
神に仕えるのは立派だ。使命に尽くすのは尊い。そう繰り返し言われて、疑うことを悪いと思うようになったのか。
友人を助けるために氷海へ飛び込んだ男だ。人の役に立ちたいという気持ちは、強いはずだ。その善意を利用されているなら。
カルトを悪質だと断言しても、何の反発もなかった。
自分がそこに属しているとは思わないのだろうな。
……直接問いかけてみるか。
「……バイアン」
「はっ」
「人間というものはな、己が『信じたいもの』ばかりを信じてしまう、哀しい生き物なのだ。だが……それでは、物事の本質や真理を見通すことなど到底叶わぬ。……私の言っている意味が、分かるか?」
お前を責めているわけではない。
信仰について議論するのは後にしよう。まず、自分の判断を確かめてほしい。そう教わったから正しい、と済ませず、目の前の人間を見てくれ。
私はジュリアン・ソロだ。家の事業を継ぐために学んでいる。
海運も環境も気にかけるが、三叉の矛を持って世界を支配する予定はない。
「はっ。たとえ自らにとって信じがたい過酷な現実であっても、目を背けず、真正面から直視する強靭な精神力が必要である……ということでしょうか?」
そうだ。よい返事だ。
自分の言葉で説明できるなら、話は通じる。あと一歩、本人の問題として考えてもらえれば。
「うむ。それが頭で分かっているのであれば良いのだ。……お前自身も、最近そのような非現実的な誇大妄想の世界へ、現実逃避をしてはいまいな?」
◇◇
……そうか。
そういうことだったのか!
海皇様は、ご覚醒の直後に世界征服を宣言されなかった。鱗衣をお召しになっても、力を誇示なさらなかった。最初にお命じになったのは除湿機。次に、兵士の正規雇用。
神としてのお力を振るわれぬことを、不思議に思った。
浅かった。海皇様のお考えを、私はまるで理解していなかったのだ。
シードラゴンからの報告を思い出せ。聖域は古代の戦士集団ではない。教育機関と外交網を持ち、現代社会へ深く入り込んでいる。小宇宙の強さを誇っている間に、こちらの行動を封じられる恐れがある。
海皇様は、そこを見抜かれている。
ソロ家の資金。企業としての信用。合法的な雇用。手続きに従った移動。
兵士は正規従業員となった。住む場所を得て、暮らしの心配から解放された。海皇様への忠誠も、以前より強くなったはずだ。
武器を掲げて地上へ押し寄せるより、どれほど堅実か。
除湿機も、単に不快だったからではないのだな。海底の環境を改善し、現代の設備を取り入れる最初のご命令。旧来の考え方から抜け出せと、行動で示してくださったのだ。
神の威光に頼り、勝利を待つ。それこそ現実逃避!!
私は採用面接で、学歴と論文を使ったではないか。
小宇宙を放って破ったのではない。その時の頭の使い方を忘れるなと、仰っている。
はい。今、理解いたしました。
「ははっ!! このバイアン、ソロ家の忠実なる執事見習いとして、地上における現実の責務に微力を尽くす所存にございます!!」
海将軍の名に甘えてはならない。必要とあらば、事務も給仕も完璧にこなそう。これも地上に海皇様の威光を広めるための務めなのだ。
「うむ。期待しているぞ、バイアン」
「はっ!!」
ポセイドン様。
なんと恐るべき御知謀か。
◇◇
よし。
海将軍ではなく、執事見習いと名乗った。
現実の肩書を、ちゃんと口にできたのだ。少しは伝わったらしい。
やはり頭のよい男だ。話し方を考えれば、自分で気づける。
信じてきたものを一度に否定するのは難しいのだから、これくらいの変化からでよい。
見違えるほど熱心な目をしている。
正しい方向へ気力が向けば、これほど頼もしい側近はいない。アイザックにも、よい影響があるだろう。
さて、セラフィナはどうだろうか。
二か月も孤立していたなら、警戒心も強くなっているかもしれない。最初から教義が間違っていると責めるのはよそう。
自分で選べると知れば、安心するはずだ。
救い出そう。妙な神話のために、これ以上誰かの人生を浪費させるものか。
【アッシュの用語集】
■マーメイドの鱗衣
海闘士テティスが身に纏う、人魚型の鱗衣。
主人の呼びかけに応じ、遠方から駆けつけることができるらしい。
今回はワルハラ宮の天井を破壊して到着。
……緊急時に間に合わず、外交の場で暴れるのはどうなんだ?
到着時刻の管理が必要だな。
■海皇の特使
主君からの命令を受け、他国へ赴く使者。
今回はテティスが、ヒルダへ同盟を申し入れた。
しかし、肝心の交渉条件が伝えられていなかったらしい。
外交の基本だぞ。
条件を決めてから使者を送りなさい。
■セラフィナ
ワルハラ宮の首席女官。
ヒルダから非常に厚い信頼を受けているらしい。
今回、突然現れた海闘士テティスを前に、相当に動揺していたようだ。
■夫婦の契り
テティスがヒルダへ説明した、グリムとの関係。
少々話を大きくしたようにも聞こえるが、本人たちは満更でもないらしい。
グリムが珍しく動揺したという話もある。
ほう。あの男も照れることがあるのか。
■グリムの正体
宮廷医師アンドレアスが、ついに明かすよう求めた秘密。
ヒルダも何かに気づきかけたらしい。
本人は相変わらず酔っ払いを演じている。
ここまで来ると、隠す気があるのか疑わしいな。
■海皇の外交交渉
アスガルドとの協力関係を築こうとする計画。
本来は双方の利益を考慮し、威圧的な態度を避けて進めるものらしい。
まともな方針だ。
ただ、現場でその方針を共有できていないと、こういうことになる。
組織の連絡体制は重要だぞ。
■信じたいもの
人間は、自分にとって都合のよい説明を信じやすい。
今回ジュリアンが、側近へ説いた考え方。
実にもっともな話だ。
ところで、その忠告は自分自身にも当てはまらないか?
まあ、人間というのは難しいものだな。