聖闘士星矢異伝 〜聖域なき聖域改革、時代遅れの場所には住みたくない〜 作:斉宮 柴野
海界とアスガルドの実務交渉を任された女官長セラフィナ。
しかし、双方の思惑を知りすぎた彼女には、どちらにも譲れない事情があった!
一方、北へ向かうアッシュと教皇サガの前に、商魂たくましい青年社長が姿を現す!
金か、信仰か、それとも謀略か。
そして、黄金聖闘士の第七感が捉えた奇妙な違和感とは――!?
君は、小宇宙を感じたことがあるか!
セラフィナ
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オレの名はシードラゴンのカノン!
ポセイドン軍の総司令にして、敵地へ潜入し、内部からアスガルドを動かすはずだった男だ!
……訂正しよう。今は首席女官セラフィナだ。
すっかり馴染んだ姿だろう? 笑いたければ笑え。こっちは笑っている場合ではないのだがな!
目の前には交易路と財政白書。海界側からはバイアンが説明役として出てきた。
そのどちらの立場も理解し、双方のために知恵を絞るのが、このオレだ。
……ふざけるなぁぁぁっ!!
アスガルドの利益を守れば、ポセイドンを裏切ることになる。海界を優先すれば、ヒルダを騙してこの国を売り渡すことになる。
しかも、ヒルダが怒るだけで済む話ではなくなった。奥には、あの隻眼の男がいる。
本物のオーディーンだぞ!
こちらには、覚醒したポセイドン。あちらには、肉体も揃えて復活した北欧の主神。
どちらへ言い訳をしろというのだ。女官として当然の判断でしたとポセイドンへ弁明するのか? 海界の人ゆえ仕方ありませんでしたとオーディーンへ申し立てるのか?
首が飛ぶわ!
正体を隠し、神の利益を削り、もう一方の神に疑われないように立ち回る。
どこの喜劇王がこんな筋書きを考えた! せめて逃げ道くらい用意しておけ!
「セラフィナ…………」
「は……はいっ……! ヒルダ様……!な、何でございましょうか……!?」
いかん、顔に出すな。口元を緩め、声を整えろ。オレは忠実で有能な女官だ。
胸中で神二柱を罵っている男ではない。
「……うまくいくでしょうか?ポセイドン様が仰られた、日本の……グラード財団との『経済戦』などというもの……。私は民の安寧を祈り、氷壁の融解を防ぐ祈祷と宮廷の統治ばかりに専念してきましたゆえ……そのような資金と利権が飛び交う戦争など、これまで考えたこともありませんでした……」
うまくいくわけがないだろうが!
オレも、ポセイドンの説明を聞いた時には感心した。
暴力による征服より、経済的な支配の方が長続きする。それ自体は間違っていない。
問題は、誰を相手に始めるかだ。
交易マップの上を見ろ。港から荷を運び出した先に、何がある?
鉄道。道路。空港。都市。学校。
こちらが海を渡って運んだ品を、陸で受け取る連中だ。その全部を敵に回すつもりか!
グラード財団は、資産額を比べて喜ぶ程度の相手ではない。日本の神域の経済力は、すでに各国の暮らしへ食い込んでいる。
幼い頃から人材を育てるパライストラ。大陸を横断する鉄道。
空路と、その先に造られる都市。
荷を運ぶ場所も、売る場所も、そこで働く者を育てる場所も押さえているのだ。
ソロ家が海運と海洋資源に強いのは知っている。そこに特化していたから、共存できていた。相手にもこちらを潰す理由がなく、互いに利益を得られた。
それをわざわざ陸へ進み、相手の得意な分野で争う?
正気か、ポセイドン!
さらに、その背後には聖域がいる。
各国首脳の間を取り持ち、国連を介して利害を調整する。要人の影には、護衛の聖闘士が控えている。軍事力を見せつける前に、政治的な取引を整えられる連中だ。
日本の神域が経済を握り、ギリシャの聖域が政治と治安を押さえる。その二つへ、北欧と海界で喧嘩を売るのか。
資本を引き揚げられ、取引を止められれば、小国の財政などたちまち傾く。
民が困窮してから助けを求めても、その海界も同時に攻撃を受けていたらどうするのだ。
ヒルダの手元には、数字が並んでいる。
この女が夜中にも確認していた書類だ。オレが代わりに処理した分もある。ここを狂わせれば、先に苦しむのは神ではない。
……止めろと言えるものなら、止めている。
だが、神が直々に持ちかけた提案だ。一言で潰せば、どちらからも理由を問われる。
やる気がないから反対しているのだと受け取られたら、オレの立場も危うい。
「ヒルダ様……恐れながら、一言よろしいでしょうか。もしも……もしもこの経済戦争とやらに足を踏み入れる覚悟をお決めになるのであれば。海界とアスガルド……双方が決して相手を出し抜こうとしてはなりません。どちらか一方が欲をかき、抜け駆けをして足並みを乱せば……その生じた間隙、弱った側から真っ先に日本の資本に呑み込まれ、各個撃破される運命にあります」
「……弱ったところから、やられる……」
そうだ。対岸の火事だと思うな。海界が損をしているからこちらは得だと喜べば、その次に狙われるのはお前たちだ。
逆も同じだ、バイアン。アスガルドを使い捨てにすれば、海界が陸へ進む足場を失う。
「左様にございます。海皇の持つ『海の補給路と資金力』、そして我がアスガルドの誇る『不凍港の領有権』この二つが対等な同盟関係を結び、鋼の結束を示してこそ……初めてアテナ陣営に対する強力な抑止力(防波堤)として機能するのです」
どちらかへ従属すれば、オレは片方の利益のために働くことになる。
それでは駄目だ。
双方に得があり、双方が関係を保とうとする形を作る。その調整に、オレが必要になるようにするのだ。
海界の事情を知り、ヒルダの信頼を得ている者。他の誰かに代えようとしても、一から関係を作り直す手間がかかる者。
そうなれば、簡単には切れん。
どちらの神にとっても、生かして使う方が得な人間になる。国同士の均衡を保つことが、オレの身を守ることにも繋がる。
はは……何と立派な和平工作だろうな。生き延びたくて始めた算段とは、誰も思うまい。
生き残るぞ。
世界を征服する前に、まずこの机を無事に離れる。今のオレには、それが先だ!
◇◇
タブレットへ映した航路図を、もう一度見直す。
北欧へ向かったジュリアン・ソロ。その報告がなければ、俺は今もローマでフレアのそばにいた。
妻の顔を思い出すと、早く済ませて帰りたい。
だが、確かめずにはいられなかった。
「……そもそもだ、サガ。仮にポセイドンが復活したとしてだ。なぜ奴は、神殿から侵攻するのではなく……わざわざ『ジュリアン・ソロ』という人間の姿のまま、アスガルドなんぞへ赴くのだ?」
「何かおかしなことがあるか?アテナとの全面衝突を前に、他の勢力を抱き込んで味方につけるための牽制、あるいは背後を固めるための地均し……権謀術数など、理由などいくらでも考えられるだろう」
「いや…………まあ……言われてみればそうか」
向かいの席で、サガがグラスを傾けた。中身はミネラルウォーターだ。
こいつの言い分はもっともだ。
相手がアスガルドを味方にしたいなら、まず交渉するのは自然だ。
……俺の方が、不自然な行動を期待していたのか。
前世で読んだ漫画では、ジュリアンの覚醒から世界中の大雨へ話が進んだ。沙織ちゃんは海底神殿へ連れ去られ、メインブレドウィナに閉じ込められる。
その記憶があるから、何も起きていないと聞いて戸惑った。
だが、この世界は、すでに違う。
アイオロスは生きている。沙織ちゃんは中学生ギャルだ。聖域には光ファイバーを通し、仕事は電子決裁で回している。
俺自身がそう変えてきたのに、敵に原作どおりの行動を求めてどうする。
ポセイドンだって、現代の事情を見れば策を変えるかもしれない。ソロ家の知識を使って、商売や外交を進める可能性もある。
過去の記憶は手がかりだ。今を、それに合わないからと疑い続けるのはおかしい。
「それにしてもアッシュよ。よくぞこれほど短時間で、民間のジェットを手配できたものだな。お前が個人で所有している専用機は、今頃ギリシャの聖域のハンガーで点検中のはずだろう?」
窓の外へ顔を向けていたサガが、こちらへ視線を戻した。
専用機が使えれば、その分の手間は省けた。だが、機体をローマへ回すために時間をかけるより、近くで手配できる物を探す方が早い。
何より、ちょうど都合のよい相手がいた。
「何だ、そんなことか。お前はすぐ『アナザーディメンション』を使って楽をしようとするからな。空間の歪みで周囲の電子機器や大気圏を乱すより、正規の空路を使う方が遥かに安全だ」
こいつに任せれば、近道があるで済ませようとしかねない。
こちらの移動で騒ぎを増やすのは避けたい。費用はかかっても、普通に着陸して降りられる方がいい。
「それに、ちょうどローマで『カイル』と対面で打ち合わせをする予定が入っていたのでな。足元を見られてそれなりに毟り取られはしたが……あの男は金さえ積めば話が滅法早い」
「ああ……。聖域の近代化改修において、トップを独占しているゼネコン……『ダークプリズン社』の若き青年社長か」
「そうだ。あいつとはもう5年来のビジネスパートナーになるな。俺よりも3つも若いが、資材調達の手腕と現場の統率力に関しては大したものだ」
難しい納期を示しても、無理だと返してはこない。
その分金額を見て頭を抱えたことは、一度や二度ではない。
だが、引き受けた仕事は形にする。だから五年も付き合っている。
「おやおや、私の噂をしていただけるとは光栄の極みですな、アッシュ参謀長」
「カイル! 君、自分でも乗っていたのか!?」
振り返ると、バーカウンターの方から黒いスーツの青年が歩いてきた。
仕立てのよい三つ揃えに、人当たりのよい笑み。商談の席で何度も見た顔だ。
「ええ。私としても、未開拓の地熱エネルギーや観光資源には、以前から目をつけ……ゴホンゴホン! 大変強い関心を抱いておりましてな。アッシュ様からの『今すぐ北欧へ飛びたい』という依頼は、私にとってもまさに渡りに船と言ったところでしたので」
隠す気があるのか、その咳払いは。
「お前のその露骨な拝金主義は相変わらずだな。なら、旧知の仲なんだからもう少しくらいまけてくれても良かったのではないか?」
「おお! 参謀長ともあろうお方が、何を仰いますか!航空路の緊急割り込み枠と、我が社の最新鋭機がなければ、アッシュ様とてこれほど迅速に向かうことは不可能だったのですよ?!需要が供給を圧倒的に上回る瞬間……すなわち『顧客の足元を見る』のに、これほどの千載一遇の好機はありません!……それに、休日返上でいきなりスケジュールを変更させられたパイロットたちへの、特別ボーナスですよ。人件費をケチる企業は三流ですからな」
堂々と足元を見ると言い切りやがった。
こんなに楽しそうに請求額の理由を説明する男も珍しい。
こっちは急いでいたから、支払う以外の選択肢がなかったのだが。
ただ、操縦士へ手当を出すという点には、こちらも異論がない。
予定を変えた者へ、相応の金を渡すのは当然だ。
「まあ……従業員への還元を最優先するその経営姿勢は、俺としても嫌いではないがな」
「ははは、ご理解いただき恐縮です。――おお、これは大変失礼いたしました!お初にお目にかかります、教皇猊下。聖域指定施工業者ダークプリズン社CEOのカイルと申します。以後、お見知りおきを」
そういえば、二人が直接会うのは初めてだったな。工事の相談をするのは俺で、教皇へ上げるのは書類だ。社長と毎回面談する必要もない。
「『猊下』はよしてくれ。そういったのは、ドルバル総大主教あたりに任せるさ。今の俺は、聖域の事務処理を捌くただのしがない行政窓口担当だよ」
「世界最強の黄金聖闘士を束ねる窓口担当か。光栄な役職じゃないか、サガ」
「そう心から思えたのは、教皇の座に就いて最初の3日間だけだったよ」
そこには同情する。処理しなければならない仕事は、聖域が大きくなるにつれて増えているからな。
だが、お前は今、その窓口をデスマスクへ押しつけてきたのだぞ。本人がここにいたら、何と言うだろうな。
俺の端末に緊急の問い合わせが届いていないのは、アフロディーテがどうにかしてくれているおかげかもしれん。
「なるほど、激務に追われておいでですね。では、いかがですかな教皇様? 我が社から『優秀な個人秘書』を一人、派遣として雇われるというのは。我が筆頭秘書のハインシュタインは、それはもう恐ろしいほどに有能ですよ。今契約していただけるなら、特別ディスカウントとして1日あたり5万ドルで喜んでお貸し出しましょう」
一日で? 航空機を貸した次は、秘書の貸し出しか。隙を見逃さない男だな。
その背後から、一人の女性が進み出た。
漆黒のタイトスカート。書類ホルダーを胸に抱えた姿勢に、乱れがない。
秘書という言葉からエレナの姿を思い浮かべかけていた俺は、目の前の女性を見て、思わず口を閉じた。
「……社長。仮に私を聖域へ貸し出したとして、私抜きでどれほど業務を回せるとお考えですか?」
カイルの自慢する有能さには、本人の思いつきをその場で撤回させる能力も含まれているらしい。
「そうだなあ! 私の天才的な直感により、四半期の純利益を1・5倍には跳ね上げてみせる!」
「……その代わり、現場の従業員が過労で倒れ、査察が入って我が社は瞬く間に破産するでしょうね」
「うぐっ……手厳しいな、相変わらず」
自信満々だった親指が下がった。
従業員への還元は最優先だが、仕事量の見積もりには秘書の確認が必要ということか。放っておけば、金を払うから働けと案件を積み上げるのかもしれない。
有能な相手へ仕事を頼み続け、気づいたら自分も周囲も忙しい。
予定表を思い浮かべると、少し身につまされる。
それにしても、美人だな。
長い黒髪を上品にまとめ上げ、白く細いうなじが見える。黒いスーツとの取り合わせが、妙に目を引いた。
書類を抱える指にも、襟元にも、仕事をする人間らしい整い方がある。カイルへ向けた冷たい目をこちらへ向けられたら、言い訳など簡単に退けられそうだ。
……いかん!
何を人の秘書に見惚れている。
ローマには、つわりで苦しんでいるフレアがいる。そのそばでエレナが看病してくれているのだぞ。
妻が二人もいる身で、帰宅してどんな顔をする気だ。
北欧。ポセイドン。そうだ。今、考えるのはそっちだろうが。
「ふっ……。カイル社長、大変魅力的なありがたい申し出だが、財務監査で真っ先に決済印を握り潰しそうだからな。予算が下りそうにないゆえ、丁重にご遠慮申し上げておこう」
「おお、それは残念! まあ商談の種はいつでも転がっておりますゆえ、気が変わられましたら何なりと」
さすがに、自分の会社の仕事を止めて秘書を派遣するつもりはないだろう。今のやり取りも、半分はいつもの商売話だったのかもしれない。
二人が一礼し、客席の奥へ戻っていく。
もう一度うなじを見るな、俺。タブレットを見ろ。まったく、エレナが同行していなくてよかった……いや、そういう問題ではない。
◇◇
二人の背中を見送った。
仕事の関係も、商談の受け答えも不自然ではない。社長の軽口へ秘書が釘を刺し、社長は苦笑して引き下がる。よくある光景だろう。
だが、俺には別のことが引っかかっていた。
いつ、そこにいた?
この機は、地上を離れて飛んでいる。出入りの自由な屋敷ではない。
あの二人も、離陸の前に搭乗したはずだ。
それを、俺は知っていたか。
後方に、二人分の気配があっただろうか。
社長が口を開いて、俺はようやくその存在を意識した。
カイルの顔を見てアッシュも驚いた。本人の乗る予定を知らなかったという点は同じだ。しかし、あいつはついてきたことへの驚きとして受け止めている。
俺は、そう簡単には済ませられなかった。
アッシュを、横目で確かめる。何かを警戒している様子はない。
俺が気にしすぎているのか。
教皇になってから、机へ向かう時間は増えた。
それで、感覚が鈍った?
背後に二人も通していたのか。この双子座のサガが。
取り立てて小宇宙を放っていたわけではない。今、こちらへ敵意を向けてもいない。
だが、一般人ならば気づかない、ということではないのだ。
……奇妙だ。
この距離で見送った後も、胸の奥に残る違和感が消えない。
何かを見落としているのか。それとも、俺自身の第六感、第七感が、思っていた以上に鈍ってしまったというのか。
■ダークプリズン社
現代社会において、建設事業や産業設備などを幅広く手がける大企業。
聖域の近代化改修でも、非常に世話になっている。
技術力、資材調達能力、工期の管理。どれを取っても優秀だ。
まあ、請求書の金額を見ると、毎回頭が痛くなるんだが。
品質は認める。品質はな。
■カイル
ダークプリズン社の若き青年社長。
俺とは五年来の付き合いだ。
資材の調達も工事の手配も、とにかく話が早い。
ただし、相応の金額を要求してくる。
いや、相応という言葉で済むのか?
人の足元を見ていると本人が堂々と認めているんだぞ。
商売人というのは恐ろしいものだな。
■ハインシュタイン
カイルの筆頭秘書。
仕事の管理能力は非常に高いらしい。
あのカイルに対して、経営方針の危険性を真正面から指摘できる人材だ。
上司を止めるのも、優秀な部下の重要な仕事だな。
もっとも、上司の暴走を止める仕事ほど大変なものもない。
そこはエレナを見ていると、よくわかる。
■経済戦争
武力ではなく、貿易、金融、資本、物流などを利用して争うこと。
現代社会では、戦車や軍艦だけが国家を動かす力ではない。
ただし、経済的な圧迫も人々の生活を直撃する。
安易に始めてよいものではない。
聖域としては、そういう対立を防ぐために外交関係を整えてきたつもりなんだがな。
■海運と陸上輸送
世界の物流を支える、重要な輸送手段だ。
船で運んだ物資は港で陸揚げされ、鉄道やトラックなどで各地へ届けられる。
海と陸は、競争相手であると同時に協力相手でもある。
そのどちらかだけで、現代の物流が完結するわけではない。
こういう基本的な事情は、海運王の御曹司なら当然理解しているだろうな。
■第七感
すなわちセブンセンシズ。
小宇宙の深奥に関わる感覚であり、黄金聖闘士たちの強さを支える重要な要素だ。
ただし、強大な小宇宙を持っているからといって、何もかも知覚できるわけではない。
自分の感覚を過信しないことも大切だ。
特にサガ。
お前、最近は机に向かっている時間が長いからな。
たまには身体を動かすのもいいかもしれんぞ。