聖闘士星矢異伝 〜聖域なき聖域改革、時代遅れの場所には住みたくない〜   作:斉宮 柴野

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映画「邪神エリス ~神と人と~」あらすじ ネタばれあり

序盤:平穏な日常と忍び寄る神話の影

 

 聖域(サンクチュアリ)での反乱を生き延びた射手座の黄金聖闘士アイオロスは、現代日本で城戸光政の養子として暮らし、恋人の翔子と平穏な日々を送っていた。翔子の18歳の誕生日、アイオロスは彼女の秘めた小宇宙(コスモ)を見込み、プレゼントとして聖域から仔馬座(エクレウス)の聖衣を贈ることを決意する。

 

 聖衣を運ぶ任務を帯びた山羊座のシュラは、日本で蟹座のデスマスクと魚座のアフロディーテに遭遇。二人は「聖域で流行するメロンソーダの安定供給ルート確保」というビジネスのために来日しており、アイオロスの恋人を一目見ようとシュラに同行する 。一行は翔子の実家である空手道場で、彼女が潜在能力を発揮してトラックを素手で止める場面に遭遇し、その強さと温かい人柄に触れる。

 

 

中盤:女神の憑依と黄金聖闘士の戦い

 

 誕生日の夜、翔子は仔馬座の聖衣に主として認められるが、その直後、邪神エリスが宿る「黄金の林檎」に触れてしまい、体を乗っ取られてしまう。女神エリスとして覚醒した翔子は、赤子の姿の女神アテナ(沙織)を誘拐し、自らが蘇らせた5人の亡霊聖闘士(ゴーストセイント)と共に黄金聖闘士たちに宣戦布告する 。しかし、エリスは神殿の場所を伝え忘れるという失態を犯し、見かねた翔子の魂が一時的に体を取り戻し、LINEでアイオロスにGoogleマップの位置情報を送信した。

 

 アイオロスは仲間たちに協力を求めるが、当初は「アテナのため」という建前を口にし、彼らに本心を見透かされる。追い詰められた彼が「愛する翔子を救いたい」という偽りのない個人の願いを吐露したことで、シュラ、デスマスク、アフロディーテはその友情に応え、共に戦うことを決意する。

 

 4人は聖衣なきままエリスの神殿へ突入し、それぞれ亡霊聖闘士と死闘を繰り広げる。アイオロスは毒矢を受け五感を失いかけ、最強の亡霊ジャガーに追い詰められるが、翔子の魂の叫びに呼応するように、双子座のサガが次元を割って介入。サガはジャガーを一蹴し、仲間たちに黄金聖衣を送り届けた。

 

 

終盤:共存という結末

 

黄金聖衣を纏った仲間たちが次々と敵を打ち破る中、アイオロスも自らの強い意志で聖衣を召喚し、復活を遂げる。彼は仲間たちとの連携で好機を作り出し、エリスの力の源である「黄金の林檎」を破壊することに成功する。

 

 林檎が砕け、エリスは消滅するかに思われた。彼女は自らの孤独な運命を語り、翔子への感謝を伝え、別れを告げる。しかし、二人の魂は融合しすぎて分離不可能な状態になっており、エリスは邪神としての力を失ったまま翔子の魂の「同居人」として残ることになった。

 

戦いは終わり、アイオロスと翔子は再会を果たす。一つの身体に宿る翔子とエリスは、時に口喧嘩をしながらも奇妙な共存関係をスタートさせる。物語は、アイオロスと「二人で一人」になった翔子が、前代未聞の「同居人連名」での報告書を聖域に提出しようとする。

十二宮編の最後は誰と誰の対決に?

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