ここでアマテちゃんはこう考える…   作:キシモト

10 / 21
第10話「アマテちゃんの憂さ晴らし」

下校中の時間帯

とある公園広場、デモ隊の集団の中で…

 

「ジオン共を許すなーっ!」

 

「我々イズマの怒りを思い知れーっ!」

 

「許すまじ!キチ○イジオン共!」

 

「わ、わたしもゆるさないぞー」

 

「ニャアンちゃん。ここで何してるの?」

 

「わぁっ!?あ、アマテ?」

 

「はい、アマテちゃんで~す♪ って今日はいつもの制服じゃないんだ」

 

「うん…」

今日のニャアンの服装は私服姿であった。

 

「そこで何してるの?」

 

「そりゃこっちの台詞だよ。ニャアンちゃん、何してるのだ?」

 

「そりゃ、バイトでここにいるんだけど」

 

「もしかしてデモに参加したら金貰える的な」

 

「そうだけど」

 

「それで?あの緑の足つきにプラカード掲げて文句言ってるの?」

ソドン目掛けて中指ファ○ク

 

「そうだけど…てかアマテ、中指とか良くない気が」

 

「どうせいいでしょ。どうせあの糞ジオン共なんて見てないから」

とりあえず中指ダブルフ○ック

 

「今度は両手でって…」

 

「見てない見てない。あいつ等、お空に浮かんでここで悪口言っても聞こえすらしてないって」

今度はソドン目掛けて親指を下に向ける

 

「アマテって、お嬢様学校に通ってるんだよね」

 

「この制服が目に入らぬか!!」ドヤ顔

 

「ははーーーーっ!」ペコペコリ

 

「ニャアンちゃんって意外とノリいいね」

 

「はっ!?自動でつい」

 

「私はどうしようかなぁ。あの糞ジオンのお陰でお母さんの仕事が忙しくなっちゃってさ。だから腹いせに色々言ってやろう」

 

アマテは拡声器ポーズを作り

 

「この馬鹿ジオン!糞ジオン!キチ○イジオン!アホ!クズ!バーーーーカッ!死ねっ!死ねっ!死ねっ!お前ら今すぐ小便と糞漏らしてしまえっ!」

 

「うわぁ、子供が言うような悪口だらけ…」

 

「ダーーーーーーーイッ!」

親指を下に首を掻っ切るポーズ

 

「酷いなぁ」

 

「酷いも何もアイツらマジで酷いじゃん」

ソドン目掛けて人差し指と親指でOKサイン

 

「なんでOKサインなんてするの?」

 

「これね、ある地域だと【お前に価値がない】という意味のNGサインになるんだよ」

 

「やり方が姑息…」

 

「いいじゃん。どうせあいつ等お高く留まってるから、私達が何言っても平気だよ平気」サムズアップ

 

「それもまさか…」

 

「ある地域だと【くそくらえ】というNGサインになります」

 

「アマテって、結構姑息」

 

「あの屑どもに遠慮なんかいらないぞよ。あっ!?まぁ私そろそろ塾の時間だからさ。じゃあね」

 

アマテは去っていった。

 

「昨日も会って、今日も会うなんて…奇妙な縁」

 

ニャアンは、少しだけ溜息をついた…

 

 

=====

 

 

ビルの屋上でデモ隊を双眼鏡を覗く2人の男女がいた。

 

「はぁ…このデモも収まらないな」

 

「仕方ないじゃない。中佐がやらかしたのは事実だから」

 

「まさか、ソドンで強引にコロニーの中に入るとはな…」

 

「そうね。エグザベ君、もう少ししたらちょっとお茶しない?」

 

「コモリ…しょう「今はコモリ」コモリ、それは…」

 

「も~!エグザベ君はお固過ぎ!ちょっとした気分転換よ」

 

「…いいのかなぁ」

 

「いいのよ。中佐ならちょっとした休憩は許してくれるわよ…ね?」

 

「分かった。もう少ししたら、休憩しようか」

 

「やった~♪」

 

「やたらに嬉しそうだな」

 

「も~♪もう少し、柔くなろうよ。エグザベ君」

 

「はぁ…」

 

暫くしたらこの2つの影は消えたのだった。

 




ようやく10話まで書けましたね…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。