夕暮れ時
塾に向かう途上にて…
「塾に行くのは辛いのだ。でもサボるのはママにお小遣いを取り上げられる」
プルル…
「はいユズリハです。今日はいてるパンツは何色?」
『紫のTバックだけどこれで満足かしら?アマテお母さんだけど、明日の休日、暇?』
「大変忙しいです。今から塾に行かなきゃいけないほどには忙しいです」
『つまりは忙しいから明日は暇じゃないと』
「ゴメンです~♪御用があれば別の方に」
『今日塾休んでいいわ』
「…」
アマテの心のゲージに変化
明日は暇と言いたいゲージ8%
「全く私という女をその程度で釣ろうとは、見くびられたものだ」
『来月のお小遣いは少し増やそうかな~♪』
グイーン!
明日は暇と言いたいゲージ11%
「私は童(わらべ)ではない。その程度では釣られないゾ」
『明日も塾休んでいいなら?』
グィグイーン!
明日は暇と言いたいゲージ37%
「ハッハッハッハッ!このアマテちゃんをその程度で買収とは片腹痛いわ!」
『明日は臨時のお小遣いもあげちゃう!』
グゥーーーインッ!
明日は暇と言いたいゲージ63%
「ば、馬鹿にするな…そ、んな程度で…」
『臨時のお小遣い1万円(日本円換算)』
「ほほほほほ…そ、んなことで、けっして、まけない…ゾヨ」
ググググゥーーーインッ!
明日は暇と言いたいゲージ88%
『今日と明日塾休んでいい。来月のお小遣いは増やす。そして明日の臨時のお小遣いは1万円』
「ふふ、ふふ…な、なめてはいけない…わたし、は、けっして…」
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
モウ、ササエキレマセン!
明日は暇と言いたいゲージ99%
『明日の臨時のお小遣い2m』
「2万5千円!」
『フィニッシュね』
明日は暇と言いたいゲージ120%でフィニッシュしてしまったアマテであった。
「で?何をすればいいの」
『○○広場ってあるじゃない。音楽ライブとかも行う』
「ああ、あの馬鹿広い広場で何するの?」
『そこで政府主導のMS博覧会を行うのよ。そのチケットのノルマをねぇ…』
「要はママが仕事に行けないから、誰でもいいから行ったことにしろと?黒いねぇ」
『お母さんも普段は断ってんのよ。仕事が仕事だから。だけどさすがに行かなさ過ぎてねぇ』
「要は圧力を掛けられたと?それぐらいYOUのパワーで跳ね返しちゃいなよ」
『できるけど面倒な時があるの。ちょっとだけでいいから行って見て、すぐ出るだけでいいから』
「はぁ…今日と明日は塾休み、来月のお小遣い増量、臨時で2万5千円も貰えるわけだし…ママの我儘に付き合いますかね」
『チケットと臨時のお小遣いは家のテーブルの上に置いとくから。それとお母さんは今からまた仕事だから』
「着替え取りに帰ってたんだ」
『ちょっとした睡眠とかも兼ねてね』
「ということは、今日帰って来ない?」
「よっし!」
『分かりやすい子ね…それじゃ、電話切るね』
「今日はママのツケでピザを食べ放d」
ブツン!
「切られちゃった…まっ、塾にはママが上手く言っとくでしょ」
さて、気が付いたら夜に変わった。
「マクド○ルドに行ってビッグ○ック食うか」
その足取りは正直で、物凄く軽かったのは言うまでもない。
そしてその足でアマテ父の所有するセーフハウスに向かったのであった。