ここでアマテちゃんはこう考える…   作:キシモト

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第12話「タマキ・ユズリハのご要望」

 

夕暮れ時

塾に向かう途上にて…

 

「塾に行くのは辛いのだ。でもサボるのはママにお小遣いを取り上げられる」

 

プルル…

 

「はいユズリハです。今日はいてるパンツは何色?」

 

『紫のTバックだけどこれで満足かしら?アマテお母さんだけど、明日の休日、暇?』

 

「大変忙しいです。今から塾に行かなきゃいけないほどには忙しいです」

 

『つまりは忙しいから明日は暇じゃないと』

 

「ゴメンです~♪御用があれば別の方に」

 

『今日塾休んでいいわ』

 

「…」

アマテの心のゲージに変化

明日は暇と言いたいゲージ8%

 

「全く私という女をその程度で釣ろうとは、見くびられたものだ」

 

『来月のお小遣いは少し増やそうかな~♪』

グイーン!

明日は暇と言いたいゲージ11%

 

「私は童(わらべ)ではない。その程度では釣られないゾ」

 

『明日も塾休んでいいなら?』

グィグイーン!

明日は暇と言いたいゲージ37%

 

「ハッハッハッハッ!このアマテちゃんをその程度で買収とは片腹痛いわ!」

 

『明日は臨時のお小遣いもあげちゃう!』

グゥーーーインッ!

明日は暇と言いたいゲージ63%

 

「ば、馬鹿にするな…そ、んな程度で…」

 

『臨時のお小遣い1万円(日本円換算)』

 

「ほほほほほ…そ、んなことで、けっして、まけない…ゾヨ」

ググググゥーーーインッ!

明日は暇と言いたいゲージ88%

 

『今日と明日塾休んでいい。来月のお小遣いは増やす。そして明日の臨時のお小遣いは1万円』

 

「ふふ、ふふ…な、なめてはいけない…わたし、は、けっして…」

ビーッ!ビーッ!ビーッ!

モウ、ササエキレマセン!

明日は暇と言いたいゲージ99%

 

『明日の臨時のお小遣い2m』

 

「2万5千円!」

 

『フィニッシュね』

 

明日は暇と言いたいゲージ120%でフィニッシュしてしまったアマテであった。

 

「で?何をすればいいの」

 

『○○広場ってあるじゃない。音楽ライブとかも行う』

 

「ああ、あの馬鹿広い広場で何するの?」

 

『そこで政府主導のMS博覧会を行うのよ。そのチケットのノルマをねぇ…』

 

「要はママが仕事に行けないから、誰でもいいから行ったことにしろと?黒いねぇ」

 

『お母さんも普段は断ってんのよ。仕事が仕事だから。だけどさすがに行かなさ過ぎてねぇ』

 

「要は圧力を掛けられたと?それぐらいYOUのパワーで跳ね返しちゃいなよ」

 

『できるけど面倒な時があるの。ちょっとだけでいいから行って見て、すぐ出るだけでいいから』

 

「はぁ…今日と明日は塾休み、来月のお小遣い増量、臨時で2万5千円も貰えるわけだし…ママの我儘に付き合いますかね」

 

『チケットと臨時のお小遣いは家のテーブルの上に置いとくから。それとお母さんは今からまた仕事だから』

 

「着替え取りに帰ってたんだ」

 

『ちょっとした睡眠とかも兼ねてね』

 

「ということは、今日帰って来ない?」

 

「よっし!」

 

『分かりやすい子ね…それじゃ、電話切るね』

 

「今日はママのツケでピザを食べ放d」

 

ブツン!

 

「切られちゃった…まっ、塾にはママが上手く言っとくでしょ」

 

さて、気が付いたら夜に変わった。

 

「マクド○ルドに行ってビッグ○ック食うか」

 

その足取りは正直で、物凄く軽かったのは言うまでもない。

そしてその足でアマテ父の所有するセーフハウスに向かったのであった。

 

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