第15話「アマテ、酷い目に遭う ニャアンも酷い目に遭う 後編」
↑の後日談です。
MS博覧化広場にて…
グンケイサツダー!
貴様ら全員お縄にツケーッ
「ほう…これはこれは」
クソー!
キリキリアルケ!
イテーヨ
オトナシクしろ!このテロリスト共がッ!
「シャリア・ブル中佐!なぜここに!?」
お洒落な眼鏡をかけたスーツ姿の上官に敬礼する、私服姿のエグザベに
「可愛い部下の様子を見には来てはいけませんか?それとエグザベ君、ここでは中佐は抜きでお願いします。一応お忍びなので」
「はっ!?申し訳ございません」
「ですが、事前潜入していたエグザベ君が上手く軍警察に通報してくれて助かりました」
「テロの事前情報を掴んで僕をここに潜入させていたちゅ、じゃなくてシャリアさんこそ…」
「どうやら軍警も掴んでいたようですが、この有様では…」
私服姿のコモリがそこに現れ
「たぶん軍警も舐めてたんでしょうね」
「こ、コモリも…なんで此処に?」
「私はシャリアさんの護衛だから」
「そういえば…そうだったな」
「もぉ~~忘れてたの?」プンスカ
「事前に阻止できなかったのは残念に思いますが、早急に鎮圧できたのは良かったです」
「市民側は、怪我人はいても死者はゼロらしいです」
「ご報告ありがとうコモリさん」
「仕事ですから」
「ただテロリスト側に死者が出たみたいですね」
「ほう、何名?」
「軍警が射殺したのは6人。その中の1人は裏口付近です」
「裏口でですか…」
「軍警が裏口から乗り込んでいるのでその時に射殺されたものかと」
「なるほど…」
しかし何故か気になるとシャリアは思った。
「シャリアさん、お話し中の所失礼します。僕はこれから軍警の事情聴取に付き合わなければいけませんので、ソドンへの帰還は遅れると思います」
「構いませんよ。ただそうですね…もし軍警から不当な扱いを受けたら報告を…一応事前に次回以降はああいうことは止めるようにと釘は刺しておいたので、大丈夫かと思われますが」
「あの…赤いガンダムの時の交戦の件は、ご迷惑をお掛けしました」
「決して気にするなとは言いませんが、気にし過ぎないようにはして下さいね。アレで我が軍のMSと貴方が、軍警に同時に捕らえられたのは大きな痛手でしたが、私がカムラン首席補佐官と交渉してどうにかなった…また貴方に何かあれば、私がどうにかしますよ」
「分かりました。その時はまた…失礼します」
エグザベは一礼してその場を去っていった。
「いやはや…」
「これからどうします?」
「まぁエグザベ君はああですし、私達は近くのスイーツショップでお茶でもしましょうか?」
「奢りですか?」ニヤリ
「顔に出てますよ」
「乙女にスイーツというのは…堪らんのです!」フンス!
「そうですか…」
そこである親子の会話が聞こえて来た。
ねぇ、お母さん確かに見たの…
ハイハイ
そこの広場で、赤毛のお姉ちゃんがテロリストをやっつけたの!
思わずシャリアは動き
「お嬢さん申し訳ない。その話、もう少し詳しく聞きたいのですが…構いませんか?」
その女の子に詰め寄ったのだった。
次回はシュウジが登場する予定です。