ここでアマテちゃんはこう考える…   作:キシモト

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第18話「ユズリハ×シュウジ×ニャアン ニャアンからのお願い 前編」

ある日の放課後…

 

食べ放題「すた○な太郎」店内にて…

 

「はぁ、嫌なつながり持っちゃったなぁ」

 

「これで君も向こう側が見えるさ」

 

「見る気はねぇよ。イケメン気取りのブルーロン毛野郎」

 

「酷いなぁ」

 

「シュウちゃんと喧嘩が絶えないよね。コンチ」

 

ピガピガピー(全くだ)

 

「てかシュウって滅茶苦茶食うよね」

 

「シュウ君から呼び捨てとは生意気だね。ユズリハの癖に」モグモグ

 

「食べるか話すかどっちかして…」

 

「シュウちゃん、これ美味しいね」モグモグ

 

「そうだね」モグモグ

 

シュウジは節操なく食べる。

ニャアンはマナー無視して食べる。

というか意地汚くがっついているようにも見える

 

「ニャアンちゃん、寿司をフォークで突き刺して食べない。シュウは何でもかんでも一皿に纏めて持ってこない」

 

「フォークってそういうのじゃないの?」

 

「食べ方にはマナーというのがあります」

 

「これ全部食べるけど?」

 

「衛生面と見てくれの問題です。生肉は生肉、寿司は寿司、デザートはデザートでそれぞれお皿に分けましょう」

 

「アマテってお母さんみたいだね」

 

「ユズリハはママか…ママって呼んでやろうk」

 

「…」グリュとシュウジに抓り攻撃

 

「いででででっ!」

 

「はぁ…」

 

アリガトウゴザイマシター

 

「お前達、本当に金持ってないのな」

 

「アマテ、奢ってくれてありがとうね…」ペコリ

 

「ボクはいいお財布が手に入ってよかったよ」ヒラキナオリー

 

「ふんっ!」

 

「痛いよ」

 

「これはお仕置きだと、ガンダムが言っている」

 

「それ、ボクのガンダムなんだけど」

 

「少なくとも今の瞬間だけは私が言う資格はある」

 

「アマテって時々マトモになるよね」

 

「ユズリハがマトモねぇ…可笑しくて笑える」ヘラヘラ

 

「太腿パーン!」

 

「また蹴ったね?」ヨロヨロ

 

「はぁ、そろそろ私…帰るよ」

 

「待ってアマテ」

 

「なにさね」

 

「聞いて貰いたいことがあるの」

 

「それじゃボクは帰るね」

 

「待てやシュウ」ガシッ

 

「ボクには用事があるんだ(すっとぼけ)」

 

「今すぐできた用事など捨てちまえ。お前も聞くんだよ」

 

「いやぁ…ボクは」

 

「「共犯者なんでしょ?シュウく~ん(シュウちゃん)」」

 

この時シュウジは思った。

この二人を共犯者にして失敗だったかもと…

 

もう遅いけどな。※by作者

 

 

=====

 

 

最寄りの公園にて…

 

ベンチに座った三人。

座り位置。

シュウジ(頭部にコンチ) ニャアン アマテ

 

「そう言えばアマテ、塾って大丈夫なの?」

 

「その件なら大丈夫、ママにあの時のテロがショック云々言って、しばらくの間休みにしてもらったから」

 

「うわぁ…」ニャアンドン引き

 

「最低だね」シュウジ、ジト目

 

ビガビガ(同意)

 

「それでニャアンちゃん。本題に入って欲しいんだけど…」

 

アマテは、話題を切り替え

 

「これ…なんだけど」

 

ニャアンは黒の配達バックからあるものを取り出した。

 

「う~ん…コレなんだろう?」

 

シュウジはポカーン。

 

「ゲッ!?ニャアンちゃん、これアレじゃん。覚せい剤じゃん」

 

「これ…どうしかようかと」

 

「YOU捨てちゃえと言いたいけど」

 

「そう言いたいんだけど捨てたら…」

 

「バキューン!だよねぇ」

 

「これ使うとどうなる?」

 

「シュウの思っている別の向こう側に行けるさね。何度も何度も行けて、最後は向こう側への一方通行になるのだ」

 

「それは嫌だ」

 

「これでシュウの覚せい剤の教育は完了として…」

 

「これ、命…取られないかな。ただ指定された場所に置いとくだけだけど」

 

「まぁ置いとくだけなら問題ないんじゃない。ただニャアンちゃん、中身を見たのがいけなかったね。下手に知ると消されちゃう可能性があるから」ヒヒヒ

 

「アマテ…こ、こわいよ…」ガクブル

 

ビガビガビ(ニャアン、大丈夫?)

 

「それとソレ、多分新型の覚せい剤。よりキマるわよぉ」

 

「なんで分かんの!?」

 

「そりゃ色々世の中のお勉強をしていれば分かることもあるさね」

 

「ユズリハって、ただの馬鹿じゃなかったんだね…いてててっ!」

 

「黙ってればイケメンなのに勿体ない」

シュウジの脇腹、肘でグリグリ

 

「どうしよう…」

 

「時間はいつ?」

 

「今から2時間後のココ」スマホチラ

 

「ここの近くの公園…ここより大きいねぇ」

 

「ならボクはここで」

 

「シュウく~ん。空気読もうね」

 

「ボクはこの通り、MS操縦以外で役に立たないよ」チラチラ

 

「大丈夫。動画見たけど、あれだけの操縦技術があるなら最低限格闘技の類は出来るでしょ」

 

「いや、全然。ボクができるのはMS操縦と機械弄りぐらいで」

 

ピガピガピー(そうそう)

 

「コンチもこういう時だけシュウの弁護かい…」

 

「……ハァ、仕方ない。ボクも参加するしかないか…ご飯奢って貰った借りもあるから…」

 

「アマテなら大丈夫。もし何かあれば、私達を助けてくれるから…」

 

「へぇ、初耳。どういう感じ?」

 

「アマテはハッキリ言って強いから」

 

「ふぅん。そうなんだ。そうは見えないけどね」

 

「ニャアンちゃん。それ言っちゃいけないことって知ってる?」

 

「だって、シュウちゃんとは共犯なんでしょ?」

 

「認めたくないんだけどねぇ」アマテ、溜息ハァー

 

「ならこの話は無しで」

 

シュウジ、しれっと逃げようとするが…

 

「シュウさぁ、それ嘘だよねぇ?」ギロリ

 

「バレた?」冷汗ダラダラ

 

「バレバレだよぉ…」ニッコリ

 

そしてそれぞれが動きだした。

 

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