ということでやってきました第7使徒。
今回はいつも通り第三新東京市でのお出迎えである。大通りに使徒と正対するように弐号機、その左右に残りの3機という布陣を取る。つまりは初の全員
といっても通常のシンクロシステムを利用しているのはアスカだけで、他の3人はいつも通り融合合体なのだが。
「なんか見たことあるデザインだね」
「子アリクイの
レイの感性は置いといて、シンジの言う通り配色やデザインが
これが人型使徒の基本コンセプトなのか、それともネタが尽きてしまったのか。後者だと番組打ち切りの危機である。
「しまったな。まさか
相撲ネタは前回使ってしまったぞとマイトが渋い顔をしている。
2回連続になるがこちらも
「アンタたち、敵が目の前に居るんだから集中しなさいっ」
3人もそれに
「……ラングレー先輩だけ武器持ってるのズルい」
ボクたち素手だよ素手とシンジがぼやくが、彼に銃を持たせた
ちなみに壱号機の装備は発言力が足りずに陳情できていないため、同じく素手。
零号機はシンジとマイトが何も持っていないのを見たレイが装備一式を置いてきたので、これまた素手である。
「アタシの弐号機は正規採用版だから、装備も充実してるのよ」
そういって弐号機が手にしていた
「それにしても4人掛かりだなんて、
趣味じゃないとアスカがぼやくが、それを聞いたシンジは分かってないなとため息交じりに言葉を返す。
「ラングレー先輩、日本では5対1までなら許されるんだよ?」
「6対1になるシリーズもあるな」
「シリーズって何よ」
毎年恒例の伝統行事についてはともかく、今は目の前の使徒である。発令所のミサトから攻撃命令が出たので行動開始する。
なお今回も具体的な作戦とか、使徒に関する事前情報といったものは無い。
「じゃ、アタシから行くわ! 援護してね!」
そういって
残された3人はそれに対して援護しようにも、TRPGのキャラクリ時に全員の所持金を集めて1人分の装備を整えたパーティ状態である。
つまり。
『フレー!! フレー!! ラングレーせんぱーい!!』
「応援じゃないわよ!! 援護よ!! 援護!!」
やる事が無いのだ。
そんな3人の声援を受けつつアスカは飛び上がり、
それは
『縦! 一文字斬り!!』
外野から副音声が入るが気にしてはいけない。
結局前回とネタ被りしたことについても気にしてはいけない。
使徒の背後に衝撃波が走り、その肉体は左右に両断される。
どう考えても刃渡り以上の厚みを持つ使徒を真っ二つにできた理由も気にしてはいけない。
左右に完全に両断されたはずの使徒は、斜めに傾いてはいるもののまだ立っている。
そして切断面からは一滴の血も流れておらず、キレイなピンク色の肉を見せている。つまり骨や臓器といった重要な器官には傷がついていない可能性がある。
嫌な予感がしたアスカはその場から飛びのく。
するとそれを待っていたかのように切断面がうごめき、そして爆発した。
「…………
そう
(……やってもうた)
(どしたの?)
そんな彼女の後方では、マイトが内心で冷や汗を流していた。
(つい流れで爆発させてしまったが、どうも第二形態があったみたいでな)
(あー、だからあんなにアッサリだったんだね)
初出の必殺技が破られるはずがないので、いつものように
今さら無かったことにはできないので、このまま進めるしかないのだが。
(何かこの後の流れに影響するかな?)
シンジはその点が気になる。
もし大事なフラグを逃したのだとすると、今後の使徒戦で苦境に立たされる可能性が出てくる。
(いや、さすがに無いだろ。今回は4人
なので特に苦労せず勝利し、主役であろう弐号機の性能を見せつけるだけで終わるはずだ。
そして次回以降に少し苦戦してもう一人の主役である零号機に助けられるも、そこで不仲による
(つまり、次回以降のレイとラングレー先輩の『雨降って地固まるイベント』さえ無事なら大丈夫、ってこと?)
(ああ、恐らく今回のは決着が早まっただけで、何の影響も無いはずだ)
その証拠に、使徒のデザインも使いまわしだったし。
ということで第7使徒との戦いは、能力のお披露目すら無く終了するのであった。
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【瞬間、心、重ねて】
アスカ「ユニゾン用の練習着ちょうだい」
シンジ「あ、ボクもそれ」
レイ 「……ペアルック」
マイト「2人だけ……」
レイ 「ペアルック……」
シンジ「……平常心Tシャツ4枚ください」
レイ 「おそろいおそろい」
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