なんか気付いたら小鳥遊ホシノになっていたんだが   作:Takito

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誤字報告ありがとうございます。メチャクチャ助かります

こういう言い回しの方がいい等あれば、じゃんじゃん教えてください。自分らしさを残しつつレベルをあげていければと考えています。

第18話でございさます


ガバ祭り

「はい……大変申し訳ございませんでした」

 

"まったく……ホシノは自分を勘定に入れない癖があるからね"

 

別に犠牲を厭わない訳ではなく、そこまでのレベルでは無いだけなのだが…確かにあれだけバカスカ撃たれて爆破されていれば心配にもなるだろう。俺だってなる

 

"ところで話は変わるけど、何処に行っていたんだい?アロナ曰く、いきなり反応が消えたらしいけど…"

 

 

 

まずい、某名探偵風に[おトイレいってた!]とでも言おうと考えていたのだが使えないかもしれない

 

「し、シッテムの箱が調子狂ったんじゃない?」

『私はそんなにポンコツじゃありません!』

とタブレットからプンプン怒ってる声が聞こえる。かわいい。

どうやらプラナでは無いらしい。順等に行けばキヴォトスは滅ぼされないということか。

 

"このタブレットの名前を知っているんだね"

 

あれ?これガバったか?ヒマリやリオあたりは全然言ってた気がするが…と思ったがアレは例外か…

 

「聞いたことがあってねぇ」

"これについて知ってるの?"

 

「そんなに知らないよ?ハッキングに強いくらいしか…」

 

"そう…"

『何故ホシノさんは知っているんでしょう?まだサンクトゥムタワー奪還のときとセントラルネットワークを使用した時しか使ってませんが…』

 

アロナ、余計なことを言うんじゃない

 

 

"どこでそれを知ったの?"

 

「…風の噂だよ」

 

"…黒服かい?"

 

どうしよう。いっその事、全てあのゴキブリのせいにして言いたい放題してしまえば楽になるだろうか……

そうだ。そうしてしまおう。本来知りえないことも[黒服から聞いてる]と言ってしまえばいいんだ。なぜこんな画期的な方法を思いつかなかったのか。

 

「そうだよ!色々教えてくれててね」

"じゃあ黒服に会いに行ってたんだね?"

 

 

せっかく話をズラせそうだったのに俺は何をやっているんだ

 

「いや、別に教えて貰ってた訳では無いよ?」

"私は会いに行ったのか聞いただけだけど…"

 

 

はーいガバった。俺ってもしかしなくても口プ弱いか。

 

"教えてくれるかい?"

圧が…圧が怖いよ先生…先生が出しては行けない圧を感じる

黒服関わるとこうなるんだよな先生…

 

「…セリカと別れた後いきなり後ろから声をかけられたんだよ」

「その後話があるってことで黒服について行った」

 

"知らない人に着いて行ってはいけないって習わなかった?"

「ま、まぁ一緒に食事もしてr」

"ホシノ"

 

「あ、はいごめんなさい。」

 

"……それで、何してたの?"

 

今回の本命にして最難関の質問が来た…さてどう誤魔化したものか

「黒服とご飯食べてた…?」

 

"どうして疑問形…流石に無理があるよ"

 

「いや、違うんだ先生、俺はそのままセリカを追いかけようとしたんだけどゴキブリが契約しようなんて言い出すからさ」

 

"…ゴキブリってのは黒服のことかい?"

「うn…いや……その辺にいるちっさいヤツ」

 

あぶねぇ、先生と話すとなぜか正直に言葉が出てしまう。これが主人公補正というやつか(違う)

 

 

 

 

……この子は大丈夫だろうか

 

色々な意味で心配になる。恐らくあのタイミングで黒服と契約したのだろう…ここまで正直だとどの様な契約をしたのか気がかりでならない

以前契約内容を見た時はホシノにしてはだいぶ話し合ったような形跡が見られたけど…

 

"契約書は持ってるかい?"

「机にしまってあるよ」

 

"あまり他人の契約書類はみるもんじゃないんだけど……心配だから見させてもらうよ"

「えー変態。」

 

"子供がそう契約してはいけないんだよ。特にあんなタチの悪い、悪い大人となんて…"

「先生口が悪ぅございますよ?」

 

"ハハハ、ごめんね。どうもアイツのことになるとね。ホシノの前ならいいかなって"

 

なんなのだ、その謎の信頼は

と思ったが特に考えずテキトーに契約したので先生に見て貰えるならまあいいかと思い契約書を持ってくることにした

 

 

 

 

"うーん……特に不安要素のある部分は見つからないね"

 

「ほーれみろ 」

 

アイツ…やれば出来るじゃないか(?)

 

 

"うーん…なんか引っかかるんだよなぁ…"

 

やめてくれ。そんなに深堀するんじゃない。人体実験できるように穴は作っているが、俺の身に危害を加えないことなどは書かれているので先生でもそう気づくことは無いだろう。

俺はテキトーにやったといえど、黒服が試行錯誤して契約書を作ったんだ。耐えてくれ…

 

「先生、カイザーについてなんだけどさ」

 

"ん…?あ、どうしたの?"

 

「カイザーについてなんだけど、この学校周辺以外のアビドスの土地は全部カイザー所有になってるのって知ってる?」

 

"え゛"

 

 

「何よこれぇぇ!?」

先生がフリーズしていると、セリカの叫び声が聞こえてきた

 

"せ、セリカ!?"

 

先生は足早にセリカの声がする方へと行った

 

「カイザーとの土地関係のことをアヤネが見つけてきたかなぁ」

 

一応原作通りの展開になっていることと、先生との話を強制終了できた俺は安心した

 

 

 

 

 

 

 

ガララッ

 

"セリカ大丈夫!?"

 

「あ、先生、見てくださいこの書類を。」

"これは…アヤネが見つけてくれたの?"

 

「はい、この色が塗られている所は全てカイザー所有となっています」

 

「本当にどうなってんのよこれ!?」

"丁度今ホシノとその話をしていたんだよ"

 

「どうしたの~?セリカちゃん。おもらしでもしちゃった?」

 

「ち、違うわよ!」

「ホシノ先輩こちらの資料を見てください」

 

「ん~?カイザーの土地の所有範囲のこと?」

「そうです!一体どうしてこんなことになってるんですか!?」

 

「うーん。説明が面倒くさいから簡単に言うとね。昔の生徒会の人たちが借金返済に困ってて、カイザーにアビドスの土地を売れば借金返済分にそれを当てるって交渉を持ちかけられたの。」

 

「それが続いてきた今、アビドスのこの校舎周辺しか私たちの土地がないということですか……?」

 

「そうだね~」

 

「そうだねじゃないわよ!?なんでそんな大事なこと黙ってたのよ!?」

「聞かれなかったからね~それにどうしようも無い事だし…」

 

「まあまあセリカちゃん落ち着いて~☆」

 

"借金ってどれくらいあるの?"

 

「あれ、先生には借金の話をしてなかったっけ?」

 

"全く…なんとなくそんな気はしてたけど"

 

「うーん…大体23億クレジットくらいだっけ?」

 

「ホシノ先輩、今は29億1000万クレジットですよ。シロコちゃんの銀行強盗があったので」

 

"29…!?"

 

一体何をしたらそんなになるんだ…と思ったら何か不穏な単語が聞こえた

 

"銀行強盗ってどういうこと?"

 

「シロコちゃんが銀行強盗をしてるんです」

 

"なんで!?というか皆は止めないの!?"

 

「止められたら止めてます…でも気づいたらやっていて…」

 

先生がぎゅるんと俺の方をみる。俺なら止められるだろうって?

ハハハ冗談きついぜ……シロコには伸び伸び育って貰うんだ

銀行強盗だってなんだって手伝ってやろう

 

「シロコ~メッだからねー」

「ん!」

"絶対わかってないよ…"

 

「それに全部失敗してるから!未遂!未遂だからね!」

「ん!」

 

「なんで銀行強盗の話になると2人してバカになるのよ」

 

「バカとは酷いじゃないかセリカちゃんよ」

「バカにバカって言って何が悪いのよ!」

 

「ん、バカって言った方がバカ、つまりセリカはバカ」

 

「んなにを~!!」

 

"シロコ、ホシノ、ちょっとお話しようか"

 

「私はもう説教は懲り懲りかなぁ~?」

「ん、私も」

"2人とも、2階に来なさい"

 

「え、なんで私もなの!?何もやってないよ!?」

 

『先生、中央銀行のカメラ履歴からホシノさんがシロコさんと協力している姿が確認出来ました』

 

「おのれアロナめ…カメラハッキングなんて卑怯だぞ!それにやっちゃいけないことなんだからな!!」

"銀行強盗もやっちゃいけないことなんだけど……"

 

なんだかんだ話しながら俺たちは2階に移動していく

 

 

『そうです!そうです!私は正義の行いをしてるだけです!』

 

「何が正義の行いじゃ!悪いことは悪いことだ!罪滅ぼしとしてその映像履歴を消しやがれ!」

 

『ふーんだ!そんな態度のお願いなんて聞いてあげません!』

 

「クソッ ……お願いします…アロナ様…どうかこの哀れなわたくしの為に映像履歴を消してください…」

 

『えっへん!そんな風に言われたらしょうがないですね!』

 

"待って…アロナ^^;"

 

『…はっ!危ない所でした。もう少しで犯罪者の口車に乗せられて映像を消してしまうところでした…』

 

「おい!話がちがうじゃないか!俺の醜態はどうするんだ!」

 

 

「ん、ホシノ先輩だれと話してるの?」

 

 

「あ」

『え』

 

"ホシノ…アロナの声が聞こえるんだね?"

 

「いや、聞こえない。私のイマジナリーフレンドと会話してるだけだよ」

"流石に無理があるかな~?"

 

「Heyボブ!今日も元気かい?いやぁ今日も色々…」

「ん、ホシノ先輩がおかしくなった」

"はぁ……どうしようか"

 

「叩けば治る!」

 

「いやぁマイケルはどうしてm」

ガヅヅン!

「イッッツ!」

 

銃床で頭をフルスイングされて俺の狂気作戦は失敗した

 

 

 

 

 

 

"それで…アロナの声は聞こえるね?"

「はい」

 

「先生、さっきから話してるアロナって誰のこと?」

"私の端末の中にOSの女の子がいてね私だけに声が聞こえるはずなんだけど…"

 

「ホシノ先輩ズルい…」

「なんで聞こえるとかは本当に分からないんだよ…」

 

"本当に?"

「こればっかりは本当」

 

"うーん……"

 

 

 

正直ホシノは分からない所が多すぎる

 

一人称の不安定さ、子どもにしては不自然に感じる知識、経験をしたであろうことが伺える慎重な契約、私と出会う前に私の存在を知っていたであろうこと、シッテムの箱について知っていること、アロナの声が聞こえること……

 

例をあげるとキリがない

 

絶対に何か大きななにかを隠していると思うんだけど……

ホシノはまだまだ心を開いてはくれないらしい

 

 

"私はいつでも待ってるからね"

「ん?うん…?」

 

 

 

 

コイツいきなり何をいってるんだ…

 

 

 

 

当の本人には何も伝わっていないのであった

1話あたりの文字数どれくらいがいい?文字数多くした場合更新頻度ガクッと落ちます。

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