なんか気付いたら小鳥遊ホシノになっていたんだが   作:Takito

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パヴァーヌ第三話でございます
休み休み書いていたら長めになってしまいました。
誤字報告ありがとうございます


廃墟探索

俺はいつもの要領でショットガンでロボットの頭を破壊し、弾を盾で受けながらそのままシールドバッシュして敵を粉砕していく

 

"いつ見ても凄いね…"

「うわぁー!こんなのチートだよチート!私たちが作るゲームより終わってるよ!」

「お姉ちゃん自分で言ってて悲しくならないの…」

 

自作のゲームが終わってるのは割と自覚はしてるんだな。

「前の方は殲滅したよ。後は俺が殿(しんがり)をするから先生、2人の誘導お願いね」

"任されたよ"

 

「戦闘になると一人称が変わる…インスピレーションが湧きそう!」

…また無意識に俺って言ったか。本当に治らねぇなぁ。

 

「もう、お姉ちゃん早く行くよ!ホシノさんが疲れちゃうよ」

「別にこれくらいなら10居ようが50居ようが変わらないから大丈夫だよ~」

 

「あぁーいつもみたいに戻っちゃった」

「…ホシノさんは敵に回しちゃダメだね…」

 

皆が工場内部にしっかり入っていくのを確認し、俺はEXスキルと呼ばれていたものを試すことにした

 

まずスモークを炊き、神秘をショットガンに流し込む。

そうして撃ってみると威力はそのままに広範囲に弾が広がった

違う。これはサブスキルの方だ。

アレみたいに爆発させるにはどうしたら…

実験中、僅かに感じた神秘の流れ、異物感を思い出しもう一度チャレンジしてみる

 

すると赤い黒いニトロのような弾が発射された

 

「よし!成功だ!」

付着して数秒後ロボット兵が爆散した

画面越しによく見たやつだな…少し黒がかって粘着質だったけども

 

俺はそのままショットガンと補助拳銃でexスキル(仮)をぶっぱし、大量のロボット兵を吹き飛ばした

 

「汚ぇ花火だ…」

 

言ってみたかったんだよね。

それにゼ〇ダ無双とかそういうゲームみたいな感じで爽快だった。今度から大軍相手には使っていこう。かなり楽になる。

 

「うわっ、すごかった!!それにあのセリフ、次のシナリオに絶対盛り込む…!」

「なんで栗がここに居るんだ?」

「く、栗!?」

 

「お姉ちゃんがごめんなさい。どうしても見たいって止まらなくて…」

「それじゃあ私が殿受ける必要ないじゃん」

 

「結局全滅させちゃってるしどっちみち必要なかったんじゃ…」

 

「モモイ。もしこれで対処しきれずに後退しながらだったら凄く邪魔になってたんだからね」

 

「でも全滅させたんだからいいじゃん!」

「結果論じゃなイカ!」

「結果良ければ全ていいんだよ!」

 

「…うっ…よく使うセリフ…いざ自分に使われるとこんなにもウザイのか」

 

"…次からはモモイを一緒に連れていけばホシノも今みたいに多少は落ち着くかな?"

「その分騒がしくなるしトラブルも数倍増えることになってもいいなら是非」

 

"……やっぱりやめておくよ"

「懸命な判断だね」

 

 

そんな話をロボット兵を片手間に倒しながら歩いていると機械音声が聞こえた

 

<接近を確認>

「なに…?部屋全体に響いてる?」

<対象の身元を確認します。才羽モモイ、資格がありません>

「え!え!?なんで私の事知ってるの?」

<対象の身元を確認します。才羽ミドリ、資格がありません>

「私のことも…一体どういう…」

<対象の身元を確認します。小鳥遊hoシn×▼……>

<ユウヒ先生、資格を確認shまs…資格がありません>

「先生ってユウヒ先生っていうんだ」

<▒▒先生…資格を確認しました……>

"私はユウヒじゃないよ"

そこはいい感じに誤魔化してくれよ先生…というか先生の名前聞いたことないな

なんて名前か暴いてやろう

 

<入室権限を付与します>

「えぇ!?」

「え、どういうこと!?先生はいつこの建物と仲良しになったの!?」

「モモイ!!お前のせいで先生の名前聞きそびれたじゃねえか!」

「先生はユウヒって名前じゃないの?」

「違うって言ってたろ!?それにその後に何か言ってたじゃねえか!」

「じゃあユウヒ先生って誰なの!?」

 

いらん事言ったわ絶対

先生助けて

<才羽モモイ、才羽ミドリの両名を先生の生徒として認定、同行者である生徒にも資格を与えます。承認しました。>

"……なんなのか分からないね"

そんなので納得するわけ…

<ユウヒ…先生…資格の再取得確認。権限付与します。>

「まあそっか!」

モモイで良かった。本当に良かった。大好き

 

「ちなみに先生はユウヒって名前じゃないならなんて言うんですか?」

"うーん、秘密だよ"

「えーケチー」

<下部の扉を開放します>

「「"え?"」」

 

「下部の扉…?目の前のこの扉じゃなくて?…もしかして…」

「流石に違うでしょ。どこからどう見てもただの床_」

 

 

そういえばあったな。

落下はアロナじゃあどうにもならないしね…こう考えるとアロナって思ったより使えない…?

アロナとプラナで力を合わせれば…いや、もう遅すぎるしアレはプレナパテス先生の時の感動の為にとっておきたい

 

……まあ、どうにでもなるだろ

 

俺は考えるのをやめた

 

 

「先生、今度は足元注意だぞ」

 

"まさか…"

 

ガチャン

 

「ゆ、床がなくなっ…落ちる!?」

「お姉ちゃん、ホシノさん、先s…きゃぁぁぁ」

"ホシノ!2人とも!"

なんで俺だけ名指しなんだよ

 

 

 

 

 

 

「うーん…あれっ、お姉ちゃん、ホシノさん、先生!?」

「いやー流石に死ぬかと思った…」

「お姉ちゃん大丈夫?あれ、先生とホシノさんは一体何処に…」

「2人とも無事そうだね」

「うわっ!?いきなり後ろに現れないでよ!」

「最初から居たんだけど…ってか先生(変態)は?」

 

"ふぉふぉ(ここ)に…"

 

「ひゃあっ!なんで私たちの下にいるんですか!?」

「どうしてって…落ちる時とっさに私たちのクッションになってくれたからでしょ…」

 

いや、あの変態はあいつの方が脆いというのに俺の手を払い除けて2人の下に滑り込んだんだ。

生徒を助けるという口実を盾にしてな…

「あっ、ご、ごめんなさい…びっくりしちゃって…てっきり先生に[そういう趣味]があるのかと…」

 

「いや、今の言葉に対しても、もう一度謝った方がいいと思うけど…」

ミドリ正解なんだよなぁ。ってかこういう時にマトモになるモモイはなんなんだろうか

「ともかく、先生大丈夫?」

 

"損して得取れって言葉があってね……"

「はーいアウト。先生これ終わったらヴァルキューレな」

"え、私は待って場を和ませようと…"

「問答無用!さっさとアリスを回収して行くぞ!」

"「「アリス?」」"

 

やったわ

 

「アリスって何?誰?ホシノ先輩!」

「いや、何も言ってない。何も言ってないから先進むぞ」

"アリスって?"

お前は良いんだよ掘り返そうとしなくて。

というか目の前にいるじゃねえか

 

「みんな、前を見てみなよ」

 

「何が…えっ…!」

「えっ……!」

 

そこにはただの屍のような女の子が石造りの背もたれのある椅子のようなものに座らされていた。

 

「この子…眠っているのかな?」

 

「返事がない、ただの死体のようだ。」

 

原作でも言っていたが、やはり俺とモモイのセンスは波長が合うらしい。非常に遺憾だが。

 

「不謹慎なネタ言わないで!それに死体っていうか…ねぇ、見て。」

俺の心にも少し刺さりながらも言われた通り良く見てみる

 

「この子、怪我とかじゃなくて…[電源が入ってない]みたいな感じしない?」

「そう?確かに言われてみれば、お姉ちゃんの言う通り何だかマネキンっぽいね。どれどれ…」

「すごい、肌もしっとりしてるし柔らかい…あれ?ここに何か、文字が書かれてる」

 

「……AL-1S……アル、イズ……?エル、アイ、エス?どう読むのかわからないけど、この子の名前?……あっ!さっきホシノ先輩が言ってたアリスって子!?」

 

「回収するって言ってたのも人じゃないから!?」

 

「え…いや…あの…」

 

"まあまあ…それよりこれ、アイじゃなさそうじゃない?"

先生…ありがとう…

 

「これよく見ると全部ローマ字なわけじゃなくて…AL-[1]Sじゃない?」

「え、そう?」

 

うん。モモイクオリティで安心だね。本当にどうやってミレニアムに入学出来たのか……

 

「一体この子は…それにここはどこなんだろう…」

「この子に聞いたほうが早いんじゃない?」

『AL-1S…先生、この対象はかなり危険です。解析結果、周囲のデータを収集して分解、再構築し、任意の物体を作り出す、物質変換機構を作り出す力持っています』

「プロトコルATLAHASIS…だっけ?アトラ・ハシースの箱舟が完成したらダメとかなんとか…よくわからんけど」

『……先生は…ソレと戦ったのでしょうか?』

「アリスとは戦ってないよ?だけどアトラ・ハシースの箱舟を利用した、最強で最恐の存在とは戦ったからそれ(アトラハシースの箱舟)と戦ったかと言われるとそうとも言えるね。」

『……想像はできません』

「そう簡単に想像出来るもんでもないしね」

 

 

「とりあえずこのままにしておくのも可哀想だし服を着せてあげよっか」

「へえ、予備の服なんて持ってきたんだ…ってそれ私のパンツじゃん!」

先生が光の速度でこっち向いたぞ…本当にヴァルキューレ連れていこうかな。

 

「違うよ。これはお姉ちゃんのじゃなくて私の。猫ちゃんの表情が違うでしょ。」

可愛い猫の顔が書いてる…俺も男だったんだし見てしまうよね

『……ジー 』

プラナがコチラを見ている…プラナは俺が男であることを知らないはずだけど……バレてそうだな。

俺はそっと顔を背けると先生と目が合った。お前も先生なら顔背けろや

 

「よし、これでいいかな」

 

ピピピピ

「ん?」「な、何この音!?」

 

「警報音みたいだけど…もしかして近くにロボットが?」

「ううん。この子から聞こえた気がするよお姉ちゃん」

 

「状態の変化、および接触許可対象を検知。休眠状態を解除します。」

 

「め、目を覚ました?」

 

アリスだ。メチャメチャ可愛い。以前の俺なら抱きついていただろう。成長したな…うん…

 

「状態把握、難航」

「会話を試みます…説明お願い出来ますか」

 

あぁ…機械的だ。プラナみたいなこの感じもいいんだよね。これから成長していくんだよな…

…………(いん)夢化だけは本当に防ごう。

 

「せ、説明が欲しいのはこっちの方!あなたは何者?ここは一体なんなの!?」

「本機の自我、記憶、目的は消失状態であることを確認。データがありません。」

 

「ど、どういうこと…?いきなり攻撃してきたりはしないよね?」

 

「肯定。接触許可対象への遭遇時、本機の敵対意識は発動しません 」

「うーん。先生どうしましょう?」

 

"接触許可対象ってどういう意味か教えてくれる?"

 

「回答不可。本機の深層意識における第一反応が発生したものと推測されます。」

「深層意識ってなんのこと…?」

「うー ん…工場の地下、ほぼ全裸の女の子、おまけに記憶喪失……ふふっ、いい事思いついちゃった!」

 

「いや…今の言葉の羅列からは、お姉ちゃんのことだから嫌なことしか思い当たらないんだけど…」

 

「取り敢えず!この子連れて帰ろう!!」

「「??????」」

「ねぇ、ミドリ…モモイは何を言ってるんだろうか」

「私に聞かれても…」

「先生、先生はどうなんだ」

"うーん…このまま放置って訳にも行かないし…"

 

"連れて帰ろうか"

 

どうしよう。みんなバカだ。誘拐だ。

でも…それ以外方法ないもんね。実際俺もアリスを連れて帰りたいし…ま、いっか!

 

「じゃあ連れて帰るかぁ」

 

俺は考えるのをやめた

 

 

「え、ホシノさん!?」

 

すまんミドリ。俺はもう考えないと決めたんだ。

 

「もうどうなっても知らないよ!!」

 

 

そうして俺らはミレニアム…ゲーム開発部部室までアリスを誘拐連れて帰った

投稿頻度遅くなるけど内容もっと煮詰めた方がいい?それともこのまま一話、2~3時間クオリティでポンポン次の展開が知りたい?

  • 内容煮詰めて期待度アップしようぜ
  • 内容的にこのままでいいから投稿頻度高く
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