なんか気付いたら小鳥遊ホシノになっていたんだが   作:Takito

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パヴァーヌ第六話でございます




勇者とは

 

 

……戻ってきたな…

 

ん?みんなが寝てる…?

 

戻って来るとそこには寝ているみんなと、ひたすらピコピコゲームを続けているアリスが居た。

空が白みだしていて…

あれ、せいぜいこっちは3分くらいだと思うんだけど…

 

アロナが干渉してきたから?プラナでも予測できていなかった?

 

 

わからん。

まあいいや、地下生活者が介入した訳でもないだろうし。こんなくだらねえことする訳が無い。

 

俺は考えるのをやめてひたすらゲームをやっているアリスを見ていた

 

やっぱり髪めちゃくちゃ長いな…壁とかちょっと高い段差に髪擦るだろうけどどうしてるんだろう。髪にもナノマシンの治療的なのあるんかな。でも汚れは……防汚とかついてんのかな…便利だなぁ…アリスのナノボット採取して服とか作ったら…と考えがよぎったが、ふと黒服(ゴキブリ)が脳裏に現れたので辞める事にした。

俺はアレになるつもりはないからね

 

 

するとアリスは一段落ついたらしく俺の気配に気づいたのかこっちへ振り向いた

「!、ジャジャジャーン!アリスはホシノ先輩とエンカウントした!」

 

もう勇者口調じゃねえか

 

 

その後俺はアリスと会話しながらゲームを交代交代で遊んでいた。

 

「ホシノ先輩はかつて世界を救った勇者なんですね!」

「そうだよ~[勇者になりきれなくて困ってた勇者(アリス)]の背中を押してあげたりね(原作先生が)」

 

「ホシノ先輩の他にも勇者が居たんですか?」

「うーんそうだな。私は勇者というより救世主(メシア)とかっていうのかな?」

「うーん、勇者とは何が違うんですか?」

 

「アリスは勇者ってどんなことをする人だと思う?」

「困ってる人を助けたり…悪い敵を倒したり…魔王を倒す人です!」

「それも立派な勇者だけどさ、それだと同じパーティーの人は?」

「うーん…難しいです…」

 

「考え方によっては誰かのために頑張るみんなが勇者(主人公)なんだよ。自分が勇者になるならどんな勇者になりたいかなって考えてみたらいいんじゃないかな」

 

 

「…アリスは皆を守る勇者になりたいです!」

「アリスなら立派な勇者になれるよ。それに自分がなりたい勇者の形はいつでも変わったって良いんだしさ。困ったことがあったら俺とか先生に相談してね。俺のことは助言してくれるNPCだと思って。」

 

「…?ホシノ先輩も先生もアリスのパーティーメンバーですよ?」

 

「私はまだ誘われてないよ~?それに、私をパーティーに加えるなら私に勝ってからだよ」

 

「定番のイベントですね!アリス頑張ります!」

「そのためには武器とか必要だね。[勇者の剣]とか」

 

「アリスには武器がありません……」シュン…

 

やべえ可愛い。破壊力えげつないわ

 

「大丈夫だよ 明日……というか今日、みんなでアリスの武器を探しに行こうよ」

「はい!アリスは宝箱を探します!」

 

 

 

「んん……?あれ?アリス?ホシノ先輩も。もう起きてたんだ」

「ん…?いつの間にか寝てたんだ…お姉ちゃんパンツ丸見えだよ」

「あ、ほ、ほんとだ。」

 

「先生居るんだししっかりしなよ~」

「…ホシノ先輩みた?」

「別に同じ女の子なんだし気にしなくていいじゃん~」

「なんかホシノ先輩だと恥ずかしいんだもん」

 

だって俺元男だもん。生来の魅力ってのがこの身体になってもオーラとして放たれているのかな?

 

"…ん…あ、皆おはよう"

「おはよー!先生!」

"いつの間にか寝てた見たいだね。ホシノは大丈夫?"

「ん?別に何も無いよ?」

 

"急に反応しなくなったと思ったら寝ちゃってたからさ"

"あれ、モモイは?"

 

「あれ、さっきまでお姉ちゃん居たのに…」

 

 

俺寝てたことになってるんだ…これはアロナに聞かねば。それまではいちごミルクもカステラも、おあずけだな

「そうだ、アリスは一晩中、一睡もせずにゲームをひたすらやってたんだよ」

「え!?大丈夫?眠くない?」

 

「ようやく気がついたか…無事に目を覚ましたようで何よりだ、君は運がいいな」

 

 

「アリス調子はどう?色々覚えられた?」

「君の言葉を肯定しよう。必滅者よ」

「な、なんか偏った言葉ばっかり覚えてない?」

 

もう普通に話せるはずなのにみんなで遊んでるなアリス。この時からめちゃめちゃ人間らしい行動するよなぁ。

 

 

 

 

 

「あ!先生おはよう!」

"おはようモモイ、今までどこに行ってたの?"

「ふっふーん!アリス!これをどうぞ!」

 

「アリスは正体不明の書類を獲得した!」

 

「おっ!また更に口調が洗練されてるね。これは学生証だよ!」

「私たちの学校の生徒って証。生徒名簿にもヴェリタスがハッキ……いや登録してくれたから、もうアリスも私たちの仲間だよ!」

 

「仲間……なるほど!パンパカパーン、アリスが仲間として合流しました!」

 

もろハッキングって言いそうになってたじゃねえか。

(プラナ、先生は何かアクション起こしてた?)

『アロナ先輩がアリスさんのデータを見つけてからが大変でした…なんとか抑え込んで誰がアリスさんのデータを作ったかとかはかなり分かりにくくしました。』

(プラナ本当にありがとう)

ってかあんなすました顔してやる事やってんじゃねえか先生。心做しか冷や汗をかいてるようにも見える。いや、ほんと何やってんだよ。

プラナの頑張りもモモイのせいで無駄になったかなぁ……

 

 

 

 

アロナからアリスの情報が出てきたと言うことでハッキングをお願いしたけれど、全く情報にアクセス出来ないときた。暗号を解く0.01秒前に、別の暗号で鍵を掛けられてしまう状況、アロナ曰くかなりの神業らしい。アロナの情報処理能力と肩を並べるほどで、暗号で鍵をかけるラグも考えると自分よりも経験が豊富だろうとのこと。まるで未来の自分を見ているようだと言っていた。……場合によっては脅威になる。アロナでも対処できない…となると最悪サンクトゥムタワーの制御権を奪われるかもしれない。最大限に警戒する対象が増えたみたいだ。それに何か対策を講じなければ……

 

 

「先生!アリスの武器を探しに行くよ!」

"ん、え、ああごめんねモモイ、今行くよ"

 

「なんで先生あんな考え込んでんだ?」

『考えにふけっていてモモイの発言を聴き逃していたのでは?』

「だとしたらラッキーだな。……後でモモイにはバレそうになったこととそもそも何ハッキングしてんだって事でお灸は据えてとくとして。」

 

 

「勇者の剣を探しにいこう!アリス!」

「はい!アリスは勇者の剣を探します!」

 

「アリス…本当はもうちょっとちゃんと話せるんじゃないの?」

「…否定するぞピンクの若人よ。我は今…」

「絶対わざとだよね!?」

「……勇者の剣を探しに行きますよモモイ!」

 

「やっぱり!私の名前も呼べるしスムーズに喋れるじゃん!あとは本当に武器だけだね!」

 

「さあ!早く行きましょう!アリスは早く勇者になりたいんです!」

 

勇者に大分固執してるけど大丈夫かな……原作も勇者に固執してたし……ちょっと早いけど大丈夫だろ

 

 

 

 

「ユウヒは考えるのをやめた…!」




ユウヒは先生が原作よりもアリスについて調べようもしているので、ヴェリタスの事や、アリス自体について知られないように頑張っています。
原作よりも早くアリスについて知られることで何か変わったら怖いからね!

投稿頻度遅くなるけど内容もっと煮詰めた方がいい?それともこのまま一話、2~3時間クオリティでポンポン次の展開が知りたい?

  • 内容煮詰めて期待度アップしようぜ
  • 内容的にこのままでいいから投稿頻度高く
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