なんか気付いたら小鳥遊ホシノになっていたんだが   作:Takito

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第九話でございます

皆さまお久しぶりです
久しぶりに落ち着いた夜勤を過ごせているのでカキカキしました。


勇者との戦闘

「ふむ……確かに身体能力は驚くべく数値を叩き出している。もはや我々と同じ身体と考えていいのか疑わしい程にね。身体の構造は大した違いは無いのだけれどね……しかし、それだけだ」

 

「それでも結構すごいと思うけどねぇ」

「我々は…というか私はもっと特別な何かがあると踏んでいたんだけれどもね。銃の威力を自在に変える力…元々我々生徒によって明らかに銃の威力が変わる七不思議には目を付けていたが、その領域までいくと精神に干渉するようなものになってしまう。そういったものは禁じられているからね 」

 

あぶねぇ、精神干渉系なら何かわかるかもしれないのか。そうしたら(イレギュラー)のこともバレたかもしれない…いやぁ法律様様だね

黒服には、神秘が予測よりもかなり俺に流れにくいと言っていたな。逆に恐怖の方は3倍以上流れやすく調整に手間取り思うように実験できないと嘆いていた…

確実に何かはバレるよなぁ……

 

「脳波の計測がいくらやっても出来なかったことは引っかかるけれどもね」

「ん?精神干渉…干渉ではないからいいのか 」

「あぁ、君の精神には何も異常をきたさないから安心したまえ」

 

干渉じゃなくても普通に計測だけなら出来るやん。俺のこの体質のカラクリバレたら…やっぱダメやん。

さっさと話を逸らそう

「それで~俺にもエンジニア特製の武器を貰えるんだよね?」

 

「ん?ああ、そうだね。アリスと同様、この中から好きなものを持って行ってくれたまえ」

 

「じゃあ激辛ヌルヌルクンマークIIと、この雷ちゃん貰うね」

 

「ま、まて、雷ちゃんは…」

「この中からなら何でもなんでしょ~?」

「それに一つだと…」

「アリスには一つと言っていたけど私には個数指定されてないなぁ~」

「クッ…なぜあそこに雷ちゃんが…」

「二言はないんでしょ~?ウ・タ・ハ☆」

「……わかっ…た……持っていくといい」

 

「うわぁホシノ先輩無いわー」

「モモイお黙り!椅子兼自動砲台の雷ちゃんは俺のもんなんだい!」

「一人称変わってる!大人気ない時のやつだ!」

「勝てばよかろうなのだァァ!」

 

"ウタハ…無理しなくていいんだよ。ホシノには私から言っておくから"

「いや、先生大丈夫だ。それは私の矜持に反する」

「いやぁ~やっぱウタハしか勝たんなぁ」

 

「その代わり、あと何度か日を改めて身体検査をさせて貰うよ」

 

「え」

「私も何回と指定はしていないだろう?」

「卑怯だ!漢じゃないのかよ!」

「やられっぱなしってのも癪なのでね。それに何故私の雷ちゃんのことを知っているのかも知りたいのだけれど…あまり抵抗するならそちらの方も色々聞いてしまいそうだな??」

 

「仕方ない…!俺としたことが…やられたぜ…」

 

"なんかいきなり変な空気になってない?"

「私は好きだけどね!この雰囲気!」

 

モモイワールドに雰囲気近いからな。こういうネタの掛け合いをこっちに来てからあまりしてこなかったから凄く楽しい。ウタハとは楽しくやれそうだ。

 

「ホシノ先輩!早速戦いましょう!野生のアリスが現れた!」

 

「せめて部室から出てから戦ってくれないか。私の推測が正しかった場合まともにやりあえばこの部室が消滅してしまう。流石にユウカに怒られるどころでは済まないからね」

 

「もー!流石に大袈裟だよウタハ先輩!」

「「「「……」」」」

「え、何で皆黙るの?」

「そういえばユウカはどこ行ったの?」

"セミナーの仕事が立て込んでるって帰っていったよ"

 

 

「と、とりあえずどこか広い場所行こうか、アリス」

 

消滅は言い過ぎだけど勇者の剣を持ったアリスを、訓練しながらやりあおうと思えばこの部室が原型をとどめない程度には全然なりそうではある

 

「アリスはグラウンドへむかいます!」

グランドもグラウンドで修理費が発生しそうだけども……

ユウカがグラウンドの状況をみて絶望する姿を想像して俺は言葉を飲み込んだ

 

"グランドもユウカが…"

「よし、アリス!私を仲間にしたければ私に勝ってみな!」

"え、あの"

「アリスは勇者になる為にホシノ先輩を絶対に仲間にします!」

 

「さあ着いてこい!私に追い付けなければ勝負にならないぞ!」

「はぐれメタルですね!アリスは逃がしません!」

 

「はぐれメタルとはまた違うと思うんだけど……」

 

ミドリがそう呟く傍ら、先生は絶望していた

 

"またユウカに怒られる…書類が増えて…修理代請求、最悪私の財布にも響いて…"

 

ホシノには確実に書類をやらせようと誓った先生であった

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「よし、来たな!気絶した方が負けでいいか?」

「はい!アリスは負けません!」

 

俺はアリスと一足先にグラウンドへ着いて、アリスへ言質をとった。わざわざ皆を引き離して走ってきたのには理由がある

もちろん先生の言葉から逃げる為もあるのだが、本命は勝利条件にある。

俺の戦力をよく知ってる先生がいるとアリスが俺に1発でも当てられたらとか銃を手放したらみたいに条件を変えられかねない。

 

俺としてもゲーム開発部と一緒に居たいのは山々なのだが、今後のトリニティやゲヘナの事なんかを考えるとミレニアムに腰を据える訳にも行かない。

という訳で俺はアリスを安全に倒すべくグランドへ結構本気で走って向かったのである。

 

速さでは俺の方が勝るとはいえ息切れをせずにここへ到着したアリスをみて俺は冷や汗を流した。

いや、人間じゃないことは分かってはいるんだけどさ。

体力勝負になった場合アリスのスタミナ?はどこまであるのか分からないのだ。

 

ここは短期決戦に限る

 

 

 

「よし…アリス、行くぞ!」

「…!」

 

 

先に動き出したのは俺

 

補助拳銃をチェストリグから取り出しアリスへ3発撃つ

 

勇者の剣(光の剣)を盾のようにされて防がれた事を確認しそのままショットガンを撃ち込む

 

それもまた防がれたので後ろへ回り込みショットガンを撃ち込もうとするが、アリスが振り向きながら光の剣を振り回したらしく顔面に光の剣が迫っていたので、跳び前転してアリスの頭を飛び越しながら空中でアリスの後頭部へショットガンを撃ち込む

 

痛がる素振りを見せるアリスだが既に傷口が少しずつ回復してきている。バケモンかよ。

光の剣は宇宙の環境に耐える為かなり頑丈な作りをしている。弾は防がれ、百数十キロの物体を振り回されるのはかなり脅威だ。

空中でスカートにかすっただけでも腰が少し持っていかれそうになった。

まともに食らったら流石にキツイかもしれない

 

なんて考えていると最強の一撃が俺に迫っていた

 

「光よ!!」

 

フルチャージされたソレは一生徒がだして良い火力ではない。

盾で防…ぐのはやめだ

防ぐことは出来るがどうしても結構な反動があるだろうから硬直が発生することは推測できる。その間に頭にガツンと叩き込まれたらたまったもんじゃない。

 

…サッと横へ飛ぶことで難なく回避することが出来た。

「当たらなければなんて事ないね。」

「…!チャージ再開します!」

「簡単にはさせないよ?」

 

原作ネルと同じようにチャージさせる暇なく攻めまくる

 

アリスの背丈以上にある光の剣を盾にされている限り中遠距離からやたらめったらに撃ち込んでもアリスに弾は中々届かない

ならばどうするか

 

壊してしまえばいいじゃない!

なんて考えがよぎるが即却下。エンジニア部の予算のほとんどを使った光の剣。修理費が足りないなんてことになったらリアルにキヴォトスが滅んでしまう

 

じゃあどうするか。接近戦しかない。

そもそも俺のアドバンテージはショットガンと、この身体の機動力にある。

 

補助拳銃で光の剣に撃ち込みながら距離を詰める

光の剣を振り回そうとするアリスの横をスライディングしながら後ろへ回り込み ショットガンを叩き込む

「うぅ…アリスは……勇者に…」

 

心が痛むからやめてくれ…まるで俺が虐めてるみたいじゃないか

……客観的にみて間違ってはいないのが余計タチ悪い。

 

ふらついているアリスへ補助拳銃を撃ち込む。撃ち込みながらショットガンをリロードし、拳銃の弾切れと同時にショットガンへチェンジしそのまま撃ち込む

 

 

 

3発目でアリスは気絶した

 

 

「ふぃ~終わった終わった。中々にヒリつくねぇ」

 

実際結構ヒリついた。確かに一方的な戦闘だった。アリスの攻撃は分かりやすく、対処もし易いが、当たってしまうと中々のダメージを負うことになる。そこらの生徒…なんならミレニアムの最高戦力を誇るC&Cメンバーですら1発食らった時点で動けなくなる程。

アリスは決闘には向かず、ゲリラ戦法等不意打ちでの戦闘の方が輝く。だから先生とアリスのコンビは本当にエゲツナイのだが…

 

 

ふと気配を感じ、皆が来たかと振り向くと

 

「やぁ~皆遅かった…ね……」

 

「よぉ、強ぇ奴が暴れてるってアイツから聞いたから来てみたんだけどお前の事か?だよな?」

 

「いやぁ…人違いじゃ」

「どう見たってお前だろうが!!最後の方しか見えなかったがあの動きは強ぇやつの動きだ。それになんとなく強ぇ奴ってのは雰囲気で分かるんだよ。」

 

なんかネルが居た。いや、なんでいるんだよ。どっかの任務に行ってるとかじゃなかったっけ。このタイミングではまだ行ってないのか?

 

美甘ネル…Cleaning&Clearing、通称C&Cのリーダー。メイド服の上に龍柄のスカジャンというふざけた格好をしているが、、エージェントとしての依頼達成度は驚異の100%で、コールサイン00(ダブルオー)、そのコールサインはある界隈では約束された勝利の象徴なんて呼ばれている。

そんな肩書きの通り、彼女はミレニアム最強の戦闘能力を持っていて、キヴォトスでも最上位に入る強さがある。

 

そして…かなりの戦闘狂で強者を見るとすぐに突っかかり、沸点が低くバカにされるとすぐに手を出す

つまり何が言いたいかと言うと…

 

今結構終わっている状況という事だ。

だってビルの壁を走り下りながら戦ったり靭帯切れた状態で戦える化け物だよ?キヴォトス最強候補なんて言われているし…

できるなら…というか絶対戦いたくない。

 

 

「アイツには好きにしろって言われてるからな。ちっと戦おうぜ」

「え、嫌なんだけd」

「問答無用!!」

 

 

俺の言葉を遮って、鎖で繋がれた特徴的なネルの二丁のサブマシンガン【ツイン・ドラゴン】が火を噴いて強引に戦いの火蓋が切られた。

 

投稿頻度遅くなるけど内容もっと煮詰めた方がいい?それともこのまま一話、2~3時間クオリティでポンポン次の展開が知りたい?

  • 内容煮詰めて期待度アップしようぜ
  • 内容的にこのままでいいから投稿頻度高く
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