相変わらず、ダンジョンショップは大繁盛している。
色々とお金を使ってしまったので、日本政府の転売の荒稼ぎを見ていると羨ましくなる。
アイテムボックスにあるスキルオーブ売っちゃダメ? 駄目だよね。残念。
仕方ないので、生産職の合同レベル上げツアーに参加する。
護衛付きでレベルが上げられるというものだ。
アイテムボックスにドロップアイテムを入れて、ぷにスラを召喚して囮にし(弱すぎて攻撃には使えない)、せっせと採取とレベル上げをする。なんか攻撃にいいスキル取ろっかなー。
え? 終わった後に強制飲み会? 勧誘? そういうのないからって話だったじゃん。やだなぁ……。
地獄の飲み会というなの勧誘会をなんとか乗り越えて、家に着く。
はぁ。傑に会いたい……。
しばらくして、無事スキルの商品も増やし、目的のスキルを得て呪術世界に転移して携帯の通知を読むと、なんと九十九と接触の連絡が。なんでも、灰原が死ぬとこだったけど身代わりの指輪でなんとかなったらしい。でも、別の任務で大怪我をしてポーションを使用したとか。
在庫も減ってしまったので連絡が欲しいとの事。
まずい、ミミナナの依頼が来る。
俺は即座に連絡をして、任務中だった為、次会う約束を取り付けた。
幼女が酷い虐待をされていても暴れず冷静に通報をしろと言った所、詳しい話を聞いてきた。そして、珍しい苗字から調べて保護をしたらしい。
もっと早く言ってくれと怒られた。
双子は五条家が後見人をして預かる事になったようだ。
という事で、久々にデートである。
「春兎。久しぶりだね」
「マジで久しぶり! もうさぁ、すっごく大変だったよ」
俺は傑に愚痴を言う。
スキルを転売して荒稼ぎする政府、勧誘が凄すぎるギルド、スキル売れすぎ問題……。
「お疲れ様」
「あ、でもスキルは増えたんだ。傑にもバリアのスキルを渡せるし、良かったよ、ほんと。あ、ポーションもいっぱい作って来たから貰ってね」
そして俺は貢物をしこたま渡した後、傑に話をせがんだ。
「まずは、灰原と七海を助けてくれてありがとう。美々子と菜々子の件についても、怒っちゃってごめんね。今は保護されて、穏やかに暮らしているよ」
「それは良かった。恵くんは?」
「恵?」
「天内理子を襲った甚爾の息子だよ。正史だと死に際の甚爾から託されて悟が面倒を見るんだけど」
「そうなのかい? 調べてみるよ」
「そうして」
「それで、私、君から貰ってばかりだろ? どうやってお返ししたらいいかなって」
「そんな傑くんに朗報です」
俺は、こんなこともあろうかと五条袈裟を持って着ていた。
「何これ?」
「五条袈裟! これを着た傑くんに猿って罵倒されたい!」
「ええ……。君はそれでいいのかい?」
「それがいいんじゃんか」
そこで、傑は咳払いした。
「私、これでも結構感謝してるんだ。だから、その。付き合ってもいいよ、なんて……」
「やめて責任取りたくない」
最低すぎる言葉が私の口からまろびでた。
「えっ」
「援交ならまだしも、傑くんの人生に対して責任は取りたくない。そんなの絶対責任重大じゃん。国滅ぼせる人の人生だよ?」
衝撃のあまり、俺の口調は前世の女の子のようになっていた。
「こうして無責任に無限に可愛い可愛いして貢いでたい。傑くんの初めても最後もノーセンキューって言うか。埋没させて」
「えっ 私、そんな尻軽に見えるかな。誰かと付き合ったことなんてないんだけど」
ひょおおおおおおおお!! まあ恋人いない歴=前世+今世の年齢だけどな!
「やめて孫は欲しくても娘はいらないの」
「ふ……」
夏油くんは無言で五条袈裟に着替えた。
「この猿っ 猿っ クズっ 最低!! 穢らわしいっ 獣! 無責任エロ親父! チンパンジー!」
「ああん凄いっ」
俺は満足行くまでふみふみされた。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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