夏油に相談を受けていた私はドキドキしていた。
何せ、貢がれているものが貢がれているものである。
借りは作りたくないし、付き合ってもいいんじゃないかな、なんて思っているのだと夏油に相談されたのだ。
あとは、その、男同士でのあれこれも。
勝手にしろとは言えない。だって、スキルと経験値とポーションを私も貰っているから。
五条はあんな感じで絶対反対、なんて言ってるし。
実際、後輩も助けられているし、何より無理矢理ではないのだ。
で、今日は夏油が春兎と会うというから、そりゃもうドキドキしていたのだ。
果たして、夜に夏油は帰って来た。
五条も何か察してかなりオロオロしていた。
何かを察した後輩達もソワソワしていた。
援交はどうかと思うが、無理矢理でもなく、本人が望んで付き合うなら祝福する。そんな感じだ。
そして、帰ってきた夏油はコスプレをしており、ポロリと涙を溢した。
五条は大いに動揺した。
「私だってさ、それなりに覚悟して行ったんだよ! でもさ! 彼、なんて言ったと思う!?」
「なんて言ったんだ?」
私が聞くと、夏油は吠えた。
「援交ならまだしも、私の人生に責任は取りたくないって! 最初の男にも最後の男にもなりたくないって! そもそも、私はそんな複数の相手と関係を持つつもりはないよ、当然だろ!?」
「マジサイテーだな!」
「最低ですね!」
「誠実な振る舞いではないですよね」
「本人の望み通り、五条袈裟を着て罵倒してイメージプレイしてきた! ポーションいっぱい貰ったけどさ、貰ったけどさ!」
「泣け。今は泣け、夏油」
「正当な報酬ですね」
「この際、搾り取れるだけ搾り取りましょう」
「お、俺! 俺だったら傑にそんな思い絶対させねーし! 初めての人が最後の人とか良いと思うし! 当然だよな!」
「だいたい、五条袈裟を着て踏んで欲しいってなんだよって言ったら、人妻味があるって!」
「はぁー!?」
「変態だー!」
「もうあんな奴放っておけよ!」
その日は皆で夏油を慰め、日が沈むと部屋に残りたがる五条を羽交締めして夏油の部屋から撤収した。
コスプレした夏油は当然、普通に目立っており、夜蛾先生に呼び出しをされる事になった。
ポーションとか未来視っぽい行動とかスキルの事とか、色々怪しまれていたし、夏油は潮時かと思ってゲロったらしい。
結果、当然夏油の両親が呼び出される事になったし、夏油に監視がつけられる事になった。監視員は私と五条と補助監督である。
とりあえず、五条は監視をしないと! と言って堂々と夏油にくっついて回ってるし任務も一緒のものを回してもらうことにしていた。
監視を任されたって言ってもトイレやベッドの中までは必要ないんだわかれ。
春兎が夏油に手を出すのが先か、夏油が春兎を食うのが先か、五条が夏油を食うのが先か。
一極集中したので、賭けは賭けにならなかった。
始末が悪いことに、スキルのラインナップから言って子作りイケるんだよな。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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