ホロライブJP最強王決定戦   作:七星かいと

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16.三位決定戦『轟はじめ』 VS 『大空スバル』

 

 

「さて、ホロライブJP最強王決定戦、いよいよアーカイブ同時視聴枠も最後となってまいりました! この枠では三位決定戦の番長とスバルの試合を実況します! スバルの枠では白上とスバル、番長の枠では番長とししろんで実況解説を行いますので、それぞれ見たい枠を観るようにしてくださいね!」

 

「ららーいおん、はじぇの枠で実況する獅白ぼたんです。この裏ではミオしゃとこよりの枠で決勝の実況解説をやってるから、そっちも観たい人は複窓するか、どっちかをアーカイブで楽しむようにしてくれよな。というわけで、さくさくと試合動画の再生を始めてこうと思うけど、その前に実際に試合した二人からも試合がどうだったか話聞いてみよう。スバルはどうだったん?」

 

「どうだったというか……って違うよ、スバルまだ挨拶してないよ。ちわーっす、大空スバルです。はじめとの試合はさー。なんていうか、真正面からのガチバトルって感じでやりやすかったです。はじめは?」

 

「ぶんぶんぶーん、はじめです! ウチもスバル先輩との試合はやりやすかったですよ。こより先輩としゃかまた先輩にはほんろーされまちたので……」

 

「まー、あの二人というか、こよりはここまで全部の試合やりたい放題してっからなぁー。決勝のミオしゃとの試合こそ割と真面目にバトルしてたみたいだけど」

 

「いや、こよもあれはあれでかなり真面目に試合してたよ? 白上も後でこよのデータというか、戦法について教えてもらったけど、最初っからこよがガチってた場合多分めっちゃ塩試合になってたと思うから、エンタメに極振りした戦いはありだったと思う。番長とかルーナに的には不満かもしれないけどね」

 

「まぁ、アタシとか見たいにバトル慣れしてる人種ならともかく、それ以外のメンツだと団長かフブちゃんくらいだと思うよ、今回の参加者で最初からこよりがセメントバトルしても対応できたのって」

 

「ミオ先輩との試合も後で見まちたけど、確かにあのやり方で最初からこられたらウチ何もできずに負けてたと思いましゅ」

 

「そんなこよがミオとガチバトルしてる決勝戦もみんな後で見てあげてねー。こよが秘密結社のナンバースリーである理由が良く分かるから。というか、あれでゲームだから実際よりだいぶデチューンされてるって考えるとマジでやばいから」

 

「Holoxのヤバさは知ってたけどさー。改めてちゃんと実力示されるとマジで笑えない実力だったよね、本当に」

 

「当初の予定だと初戦敗退するつもりだったってのも頷けるよね。アレは世の中に見せちゃいけない戦力だよ。沙花叉もだけども」

 

「その一端を公開しても大丈夫と踏む当たり、どんな戦略が隠されてるのか……っと、話が脱線しすぎてスバルと番長の頭から煙が出てる」

 

 

見事に頭から煙で出て草

今回の試合してた二人は二人とも頭脳というか感覚派だからなぁ

決勝はリアタイしてたけど、マジでこんこよヤバかったから仕方ない

言っちゃなんだけど初戦からあれやられてたらどうしようもなかった

ま、まぁ、この枠は普通のバトル枠だから

普通か?

アレと比べたらまぁ

ほな普通か……

 

 

「え!? スバルの事は気にせず真面目な考察続けてくれて全然いいんですけーど」

 

「ウチの事も気にせず話続けてくれて大丈夫でしゅ」

 

「コメントの皆も置いてけぼりにしてるからそうはいかないかな! まぁ、難しい話はここまでにして、さっそく番長対スバルの試合を見ていこう!」

 

「おーっ!」

 

「冒頭にもお伝えしましたが、ここからはスバル枠に白上とスバルが、番長の枠にししろんと番長がいる感じで実況解説進めていくからよろしくね!」

 

「よろしくなー」

 

「うぅ、実際に試合したとはいえ、これからの映像に胃がキリキリする……。スバル、後はフブちゃんに任せて見てるだけじゃダメかな」

 

「ダメに決まってるんだろ! ほら、サーバ移動するよ! 早く早く!」

 

「やぁーだーぁー! スバル見てるだけがいいー!」

 

 

スバル駄々捏ねてて草

自分の試合はなんだかんだ見るのキツそう

言うて派手派手な試合だったからそんなに恥ずかしいのかな

やっぱり自分の試合は恥ずかしいんじゃない?

まぁ、テンション上がってる時の自分冷静に振り返るの恥ずかしいのはわかる

二人ともバチバチにテンションがキまってたからなぁ

 

 

「駄々捏ねてるスバルがフブちゃんに連れられてあっちのサーバーに移動したから、こっちはこっちで進めていくぞー」

 

「それじゃあ、ウチとスバル先輩の試合映像、スタート!」

 

 

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【配信アーカイブ:『ホロライブJP最強王決定戦 三位決定戦』の『轟はじめ』および『大空スバル枠』を再生します】

 

 

 三位決定戦の舞台に選ばれたステージは、浮遊島。

 三つある浮島のうち、中央の島へ降り立った轟はじめは、直ぐに周囲の確認を始める。

 

「……近くにスバル先輩はいない。よち!」

 

 周囲の音に耳をそばだてながら、体の調子を確認する。

 足指から始まり、足首、膝、股関節、腰、肩から手首、指、首が自分の意思通りにずれなく動くかを確認。

 

 ……よし、問題ない!

 

 思い、周囲を見回す。

 上空に見えるのは二つの島。自分がいる島が中央で一つだけ下側にある島である事を確認し、まずは自分の手札を改めて確認する。

 

「"アース"――――"グランドソナー"」

 

 手を地面につけ、索敵。

 MPの消費を示す茶色い能力光がはじめの身体から立ち上り、大地を通じて索敵を行う。

 浮島ステージは、浮いている三つの島とその島を覆うジャングルで構成された舞台だ。

 故に、"アース"を通じて大地の表面へ薄く波紋のように能力を展開させることで最低限の消費で島全体の地上域を探索する。

 

「いにゃい……じゃあ、上のどっちかにいるのかな」

 

 呟き、上を見上げる。

 吸い込まれるような青空に、ぽつぽつと雲が浮かび、一羽の鳥が飛んでいた。

 

「……鳥ゃ?」

 

 このステージは浮島。

 空に浮かんだ三つの大地と、島の大地を覆うジャングルを構成する大量の植物で構成されたステージ。

 それ以外は、戦闘を行う二人しか存在しないステージ。

 

「じゃあ、アレはもちかして!」

 

 空に浮かぶ影が次第に大きくなる。

 見えるのは、流星のごとく尾を引く金と銀の光だ。

 それは鳥でも飛行機でもなく、対戦相手の、大空スバル。

 

「"風真流――――"」

 

「にぎゃぁあああああ!?!?!?!?」

 

「"――――矢竹ぇぇぇぇぇええええええええ!!!!!"」

 

 流星が、墜ちた

 

 

 

 

「結局大会最後の試合も、最初の試合も浮島かぁ。縁があるよなぁ、このステージに」

 

 試合会場となっている、緑豊かな三つの浮島。Vの字に配列された中で高い位置に浮かんでいる島の一つにスポーンしたスバルは、自分の配信を見ているであろう視聴者に向けて語りかけながら足を進めていく。

 目指すのは島の端だ。

 眼前に浮かばせているホログラムウインドウに表示させた自分の現在地がわかるステージマップを頼りに進める脚に迷いはない。

 

「そんで、今回の相手ははじめなわけだけど……どう戦おうか? コメント観れればなー、なんか意見とか聞けるのかもしれないけど、流石に試合中は見れないからなー」

 

 歩く最中にも身体から金色の能力光が淡く立ち上がり、自分の配信を観てくれている視聴者からのバフが飛んできているのがわかる。

 そのバフを介して応援の気持ちは感じ取れるものの、具体的な言葉が伝わるわけではない。

 

「二回戦でノエちゃんと戦った時に感じた"アイドル"のバフは結構はっきり皆の声が消えたけどなぁ。やっぱりピンチにならないとダメなのかなぁ。でもまぁ、それでアドバイス貰ったらズルだからいっか」

 

 そんな独り言を、今の自分を見ている視聴者に向けて呟きながら森の中を進んでいくと、視界の先に見えていた木々が無くなり、島の端が見えてきた。

 一回戦の時はこの場に出た時に反対側へさくらみこがいたが、今回はそういった事もなく反対側の島が見えているだけだ。

 

「反対側には今のところ姿が見えないなぁ。下だったらここから見えればいいんだけど……と、あ。はじめの姿みーっけ!」

 

 目を細めながら反対側の島を少しの間探るものの、気配はない。

 ならばと下側を見ると、そこには地面に手を突いた姿勢で何らかの能力光を立ち上らせているはじめの姿があった。

 

「うーん。どうしようかなー。そうだなぁ、うーん……不意打ち、行ける?」

 

 少しの間はじめの姿を眺めながらつぶやき、一つ二つと頷く。

 そして腹を決めたところでいーち、にーい、さーん、とカウントを重ねながら体を動かしてストレッチ。

 

「……ノエちゃんの能力借りるぜ。"ナイト"」

 

 MPを消費して作り上げるのは、風真いろはから見せてもらった風真流の装備だ。

 両手両足に装備する、浅黄色をした手甲と脚甲。

 ガシガシと拳を作った両手を打合せ、手の甲と指の付け根から第二関節までを覆う鎧の硬さを確認したら準備は万端。

 

「よっしゃ、準備完了! 見晴らしよし! テンションよし! 勢いよし! そんじゃ、いっちょ……行ってみっかぁ!」

 

 "ダンサー"の銀光を纏いながら行う三度のバックステップで助走距離を稼ぐ。

 とんとん、と二度ほどその場で跳躍して体の調子を整えると、体を低くしながらダッシュ。

 島の端まで迷いなく走り、跳躍。

 頭から、飛び降りた。

 

 

 

 

『うっわぁ……』

 

『フブちゃん、ドン引きした声出すじゃん』

 

『そりゃドン引きもするだろ! 浮島にスポーンして周囲を見回して様子確認しつつ端まで歩いて行ってさぁ! 下の島に番長見つけた瞬間、おもむろにストレッチ初めてさぁ! 後ろに下がって助走つけたと思ったらジャンプして投身しながら跳び蹴りて!』

 

『だってやっぱりこういうのって勢いが大事じゃん!』

 

『勢いにもほどがあるだろ! 番長可哀そうじゃんか!』

 

『いや、だってこれバトルだし……』

 

『それはそうだけれども!』

 

 

スバルはテンションで生きている

スバル視点だと、番長のめっちゃ驚いた顔がドアップで可愛かった

怪訝そうな顔から眼を見開いて慌てる臨場感すごかったなぁ

そして隕石みたいな勢いと威力で突っ込んでいったスバル

勢い良すぎて土煙モクモクやん

何も観えねぇ

でも流石に番長大ダメージなんちゃう?

俺らもリアタイしてた時はこれ勝っただろって思ったんだよなぁ

と、いうことは

 

 

『でも、流石はじめっていうかさ、この攻撃、クリーンヒットしなかったんだよね』

 

『そうなの!?』

 

『うん。驚きながらもとっさに回し受けでそらされて、ダメージは与えれたけど命中はしなかったんだよね。だからほら、反撃が来るよ』

 

 

 

 

……何とかギリギリ流せた!

 

 真っすぐ落ちてくる足先に手首を打ち付け、腕を外に開きながら手首を返して受け流す。

 その防御行動で体への直撃こそそらしたものの、ガードを成した左腕に大ダメージを得ている。

 

 ……左腕はダメ。多分攻撃に使えない。

 

 周囲は、地面に落ちたスバルの蹴りで舞っている土煙で視界が消えている。

 ならば、反撃をするならこのタイミングをおいて他にない。

 

「――"発雷(はちゅらい)"、からの"纏雷"」

 

 紫電を体内から溢れさせ、纏う。

 これまで明確に意識できていなかった、電撃を体に纏い、留める技。

 電気による身体能力強化とも違う、攻撃事態に雷撃属性を付与し続ける技を一瞬で行い、次の行動は反撃だ。

 土煙の中で紫電を走らせ、その明かりでスバルの影を浮き上がらせ、そちらに向かってダッシュ。

 飛び蹴りの残心で周囲を経過しているスバルに肉薄し、反応される前に雷速の速さで顔を鷲掴みにし、そのまま全速力でダッシュ。

 土煙を抜け、晴れた視界の先にある大木に向けて走り続け、そのままスバルの後頭部を大木にたたきつけると同時に、発雷。

 

「これできめりゅ! 焼きつけろぉおおお!!!!!!!!」

 

 スバルのを頭を掴んでいる右手から大出力で雷撃をぶつける。

 何せ相手はここまでさくらみこ、白銀ノエルという近接系、それも武器持ちの二人を倒してトーナメントを上がってきたのだ。

 単純な近距離戦闘能力で考えればどう考えても相手に分がある。

 それに、思い切りもよく、一度テンションに乗せてしまえばこちらが不利なのは間違いない。

 だから。

 不意打ちとはいえ、有利を取ったここで勝ち取りに行く。

 

「"三世轟ら――げふっ!?」

 

 そう決め、MPを全部使いきる落雷を落とす大技を決めようとしたところで、腹に蹴りが入る。

 両足揃えて腹にぶち込まされた蹴りで強引に手が頭からはがされ、自分の身体が勢いよく後ろへすっ飛ばされた。

 

「うぎぎ、引きはがされた……っ!」

 

 地面と水平に飛んでいる身体でとんぼを切り、先ほどまでスバルを押し付けていた位置と反対側にある大木に両足で着地。

 顔を上げて観た先には、頭を押さえながらも鋭い視線でこちらを見てくるスバルの姿がある。

 

 ……止まって余裕持たれたら、負ける!

 

 なら、奔り切るだけだ。

 足場にしていた大木を蹴って前に跳躍。

 地面に着地すると同時に前方に走りだせば、対抗から同じように走り込み近づいてくるスバルの姿が見える。

 

「うぉおおおお!!!!!!」

 

 気合の声を上げ、体に紫電を走らせる。

 先ほど出そうとした大技が不発に終わったおかげで、MPにはまだ一定の余裕がある。

 なら、"サンダー"によるバフを維持しつつ全速力で攻撃を浴びせ続ける事に活路を見出したい。

 

「はじめぇーー!!!!」

 

「しゅばるつぇんぱーいっ!」

 

 一気に接敵し、互いに踏み見込んでからの右ストレート。

 左手は防御と攻撃両方に使えない状態だが、その状況で放てる最速の拳が相手の拳と相打ち、その勢いで双方の距離が離れる。

 が、止まらない。

 地面に足がつくのと同時に駆け出し、そのまま始めるのは近距離戦だ。

 殴り、蹴り、互いの攻撃が相打つ度に距離が離れ、また距離を縮めて殴り合う。

 息もつかせぬ乱打戦。お互いの集中力が切れるまでの我慢比べ。

 

 ……根性!

 

 気合を入れ、はじめは拳を放っていく。

 

 

 

 

『うわぁ、バッチバチの殴り合いだよ、これ。すげぇなぁ。はじぇもスバルも良く殴り合うねぇ』

 

『正直、これ意地の張り合いしてるだけなんでつ。本当は、最初にスバル先輩を木に叩きつけたところで、上からぼっかーんって雷落として勝つつもりだったので』

 

『あー、その目論見がスバルの行動で外れちゃったから、次善策としての短期決戦に持ち込もうって事ね』

 

『これまでの試合見てたら、正直先輩の好きに行動させたら終わるかなって』

 

『あぁー。みこちもノエル団長もミオしゃも武器持ちだったり獣人や騎士としてのタフネスだったりで、それを真正面から打ち破ってきてるわけだからねぇ。そりゃ警戒もするか』

 

 

実際、ゲームシステムに助けられてるとはいえスバちゃん強すぎるよな、近接戦

思い切りの良さと、目の良さと、あと選択肢た能力と風真流の相性が良すぎる

"ダンサー"が風真流の型を補助するのがずっこいよな

番長も空手の型が"ダンサー"で補強されてるとはいえ、風真流がトンデモ武術過ぎてなぁ

押しきる事に勝機を見出すのは凄く分かる

実際、結構押せ押せに見えるけどね、今

 

 

『そうなんでつよねー、この我慢比べ、はじめの方が有利だと思ってたんですよ。根性には自信があったので』

 

『なんだかんだはじぇの攻撃も通って入るもんな。木にたたきつけた時の痛打で結構スバルの体力も削れてるし、五分五分間で持ってこれた感じはある』

 

『ただ、ここでウチがミスっちゃったんですよねー、ほら、このあたりです。スバル先輩の顔面ぶん殴ろうとして、めっちゃ思いっきり空ぶったんですよね』

 

 

 

 

「うおおぉおおおお!!!!」

 

「あっぶ、ねぇ!」

 

 はじめが放った顔面への一撃を、スバルはしゃがんで避けた。

 決めに来てた、力のこもった大振りのストレート。

 だがそれを避けたことで、がら空きになったはじめの上半身がスバルの目の前にあった。

 

「うぉおおお!!!!! "風真流体術・土筆"!!」

 

 しゃがんだ膝が溜めた力を解放。

 跳躍力に変えながら、初めの顎をしたから両腕のクロスチョップでカチ挙げる。

 

「にょあぁ!?」

 

 仰け反った始めの鳩尾に肘打ちをねじ込み、くの字に折れたことで位置が下がったはじめの顔を膝で打ち上げる。

 

「行くぞ行くぞ行くぞ行くぞーっ! 肘、膝っ! 回って裏拳! つなげてアッパー!」

 

 流れとして、取り込んでいる連携。

 一回戦第一試合で、さくらみこにも使ったフェイバリット。

 相手の攻撃を避けて差し替えした一撃をきっかけに、コンボとして一連の技をつなげていく。

 これは、スバルが遊んでいる格闘ゲーム式に言えば、システムのアシストによる自動コンボだ。

 音声による技認識を行い身体がシステムに補助されて動いていく。

 最後のアッパーを決めたことで初めの身体が空高く舞い上がり、それを追いかけて大跳躍。

 はじめの身体に追いついたところで両腕を決めて逃げられないようにホールド。

 "ダンサー"による補助で空中を蹴り上げてさらに跳躍しながらエビぞりに宙返りし、二人の頭が地面に向かうように調整。

 

「これで終わりだはじめ! 喰らえ、風真流体術・亜種――"土筆落とし"!!!!」

 

「うぉおおお!!!!!! "発雷"ぃいいい!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 落下が始まるタイミングでさらに空を蹴って下方向への加速力を得ながら、跳躍時に軸をひねることで回転の力を得て落下。

 そのまま勢いよく回転して遠心力による力も得ながら、はじめの頭を地面に叩きつけようとした、その途中で。

 轟はじめの身体から激しく放たれた雷撃に目がくらみ、電撃と熱によるダメージでスバルはロックしていた腕を解放してしまう。

 

「しまっ」

 

「"集雷・轟雷突きぃ!!!!"」

 

 中途半端な成立にはなったが、それでもほぼ完成していた頭からの逆さ落とし。

 地面に叩きつける寸前で解放してしまったはじめの腕が自由になり、自由になった右腕がたったいま自分を焼いた雷を集約して、地面に叩きつけられる。

 とんぼを切って着地すると同時にはじめを投げ捨てた着弾点を見る。

 土煙だ。

 はじめが放った拳により、最初スバルが行った"矢竹"と同じように地面が砕かれ、視界を奪う砂埃が舞っていた。

 確信はないが、大ダメージは与えたはず。

 それまでの乱打戦を通じて与えていたダメージを考えれば、倒し切りも見えていたはず。

 だからスバルは叫んだ。

 

「やったか!?」

 

 

 

 

『あっ、これはフラグが立ちましたね』

 

『やめてよフブちゃん、そういうこと言うの!』

 

『でもまぁ、実際勝利演出何もないからまだ決着はついてないわけで』

 

『冷静に判断するのもやめてよ! 恥ずかしくなるじゃん!』

 

 

いやでも、明らかに言っちゃダメなセリフじゃん

やったか! と叫んでやってた試しはないんよ

流石スバル、様式美を良く分かってる

本人全然うれしくなさそうだけど

実際、ここでケリはつかなかったわけで

あ、番長が姿現したぞ

 

 

 

 

 ……っ、右腕も、もうだめかな、これ

 

 "土筆落とし"の威力を減衰させつつも、そのほとんどを受けた右腕。

 無理やり集めた雷に焼かれ、さらに地面を殴りつけた反動によるダメージで血の代替表現でもある光が腕から舞うのを確認。

 最初の攻防で痛めた左腕と合わせ、もう両腕は戦いに使えない。

 

 ……となると、残りは脚。

 

 蹴りだ。

 腕がまともに攻撃へ使えないなら、残った手段は蹴撃のみ。

 幸いにも、はじめには一撃で戦局を決めれる威力に、心当たりがあった。

 

「問題は、それをスバル先輩がまともに受けてくれるかどうか……」

 

 一撃必殺を求める大火力。

 当然前置きの準備が必要になるし、避けられたら終わりだ。

 だが今のはじめにはスバルを拘束できる当てがない。

 敗者復活の最終戦でやった磁力操作による砂鉄による拘束も狙えないことはないが、流石に対面している状態でそんなことができるほどはじめはこの能力をまだ習熟できていない。

 だから、それを成立させるにはテンションで乗り切るしかない。

 話術だ。

 ことばでスバルのテンションを、互いの最終的な一撃必殺で決め合う形に持ち込めばいい。

 

 ……演出は、劇的に!

 

 発雷。

 体中から電気を迸らせ、土煙を一気に晴らす。

 MPの残りはもうほとんど残っていない。

 これ以上を使うためには、残り少ない体力も削ってMPへ変換するしかない。

 少しでもMPを回復させるために、足場が整った位置まで移動して停止。

 全部の能力を切ってMPを少しでも回復させながら、こちらの動きを警戒している様子にスバルへ声をかける。

 

「ちゅばるつぇんぱい! ちゃいごのちょうぶだ!」

 

 

 

 

『なんて?』

 

 

何て言った?

ちゅばるつえんぱい、しゃごのちょぶだ

どういう意味?

いや、たぶん、文脈的にはスバル先輩、最後の勝負だ、だと思う

文脈的には確かに

発音的には

はじめ語はオレらにはまだ早い……

まっす組の皆様もリアタイだとコメントで???しか打ってなかったからセーフ

 

 

『なんでだよ! わかるだろ状況的に!』

 

『いや、これたぶんスバルもわかってないぞ。ほら、めっちゃきょとんとした顔してる』

 

『ええ!? でも結構すぐに応じてくれましたよスバル先輩!』

 

『たぶんノリだろノリ! バトルものとか好きだもんな、スバル。何となく雰囲気とノリで察して動いたんじゃね?』

 

 

 

 

 ……え? なんて?

 

 マジで今はじめは何を叫んだんだろうか。

 真面目なキメ顔で、キリっとした表情で最終決戦に挑むような感じで叫んだことだけは伝わったが、その言葉の内容は全くスバルには理解できなかった。

 

 ……ちゃい? お茶? ちょうぶ? 菖蒲? 勝負? ……最後の勝負だ! か!?

 

 繋がった。

 多分これで行ける。

 なら。

 先輩として、後輩に恥をかかせるわけにもいかない。

 だから。

 

「よっしゃぁ、ならこれが最後の勝負だはじめぇええええええ!!!!」

 

 叫んだ。

 

 

 

 

『スバル、よくここで場の空気を壊さずに叫べたよな』

 

『マジ頑張った。フブちゃん褒めて褒めて』

 

『あー、よしよし、よくできましたねー。さて、それはさておき』

 

『さておかないでよ! 雑だよフブちゃん! もっとちゃんと! ほら! 褒めて! ミオしゃにするみたいに!』

 

『ふざけんな同じように褒めれるわけないだろナメてんのか』

 

『え? こっわぁ……』

 

 

フブちゃん迫真のマジレスである

これはスバルが悪い

だいたいスバルが悪い

まぁ、悪いスバルは置いといて、決戦見よう、決戦

 

 

『なんでコメント欄まで辛辣なのぉ!?』

 

『それがお前の運命だ。さて、場面はいよいよ最終決戦か! 二人ともがんばれー!』

 

 

 

 

「よっしゃぁ、ならこれが最後の勝負だはじめぇええええええ!!!!」

 

「やっちぇやりますよスバルちぇんぱぁああああああい!!!!!」

 

 紫電が奔り、金銀の能力光が舞う。

 静寂。

 勢いよく最後の戦いを互いに宣言するも、その行動は双方ともに不動を選んだ。

 

 ……ここで決めないと、スバルのHPが持たねぇ!

 

 盤面は圧倒的にスバルが有利、なはずだ。

 はじめはMPが尽きかけており、HPもこれまでの攻防で三割も残っていない

 この攻防で攻め手を取れれば、確実にリーサルが取れる。

 だが。

 

 ……はじめの一撃は、最大で当たれば余裕でスバルもリーサルに持ってかれる!

 

 はじめが狙っているのは、今取っている姿勢からも明白だ。

 準決勝で沙花叉クロヱ相手に見せた、クラウチングスタートから最大加速を乗せての飛び蹴り。

 "布都御魂剣"という名前のアレは、受けたら確実にスバルのHPが削り切られる大技だ。

 

 ……速い、強い、鋭いの三拍子だもんなぁ

 

 翻って、スバルの持ち札はどうか。

 風真流体術に、"ダンサー"と"アイドル"によるバフ。"ナイト"の能力で用意した手甲に足甲の装備のみだ。

 なら。

 やれることは、ただ一つ。

 

 ……"必倒宣言"かまして、スバルの全力全速で振るう手刀の一刀でぶった斬るだけだろ!

 

 故に取るのは、左手を鞘に見立てて手刀の形にした右手を握り腰だめに持ってくる、居合抜きの構えだ。

 準決勝でミオに放った全力全速最大の一撃。

 最大速度まで加速しての飛び蹴りを迎え撃つ、最強最速の一刀両断。

 勝利条件はただ一つ。より速く、より鋭く。ただ強い方が、勝つ。

 

 ……シンプルでスバル好みだからな!

 

 だから。

 

宣言・開始――――

 

宣言・開始(ちぇんげん・かいち)――――

 

 

 

 

『おおーっとこれはぁー! スバルの"必倒宣言"の開始に合わせて、番長も"必倒宣言"のワードを詠唱し始めたぁー!』

 

『これ、スバルも気になってたんだけど、いろはの解説だと、"必倒宣言"って風真流の奴じゃなかったっけ? めっちゃくちゃびっくりしたんですけど』

 

 

ミラーマッチ……!?

同じ詠唱なんだけど、番長の活舌のせいで別紋モンに聞こえてちょっとおもろい

めっちゃシリアスなシーンなんだけどな

スバちゃん、めっちゃ驚いた顔してる

宣言中じゃなかったら確実に突っ込んでるか叫んでるだろ、あれ

様子と声が脳裏に浮かぶんだが

まぁ、スバルちゃんだし……

これ、どうなるんだ?

 

 

『スバル、形は違えど色々な流派に同じような技があるってござるも言ってただろ。聞いてなかった?』

 

『いや聞いてたけど! でもはじめの選択した空手に風真流の"必倒宣言"があるとは思わないじゃん!』

 

『まぁ、ござるさんからの情報だと実際にないわけだけど、番長の選んだ流派に、風真流と同じ形での"必倒宣言"は』

 

『じゃあなんで!?』

 

『モノマネしてみたら出来ちゃったみたいよ』

 

『はぁああああ!?!?!?!?』

 

 

 

 

 自分と異なる、しかし必殺の構えを取ったスバルが声を発するのに合わせ、見よう見まねではじめも声を上げる。

 その声を聴いたスバルが驚きに目を見開くのを見て取り、はじめは口端を笑みの形に引き上げる。

 

 ……それはスバル先輩だけの専売特許じゃないですからね!

 

 準決勝の後、スバルが行っていた"必倒宣言"を観て感動したはじめは、博衣こよりと風真いろはの二人に自分でもできるのかと質問してみたのだ。

 その回答は、断言ができないけど見様見真似で真似したらできるかもしれないというもの。

 そもそも"必倒宣言"はただの技術でしかない。自分の戦闘能力を一時的に強化するだけの、火事場のバカ力を意図的に発揮するための物だ。

 流派ごとに名前が違うし、はじめが武器として選んだ空手の流派にそれがあるかもわからない。

 それでも、武術の流派であれば、それも歴史が長ければ長いほどに、より上位の物を打倒するための切り札は存在している。

 ならば。

 

 ……見様見真似でも真似てみれば、原理を知ってれば弱いとしても効果を得られるはず!

 

 もちろん、できないリスクもある。

 いろはがしてくれた説明では"必倒宣言"に必要なのは強い意思と、己の身体はそれができるのだという確信だ。

 スバルがしているのはある意味風真流という身に着けた武器がトレースしている仕組みに過ぎない。

 なればこそ、ここで強い意志を持って"必倒宣言"を発動することができれば、その一撃はきっとスバルの攻撃だって上回れるはずだ。

 そう、はじめは信じている。

 

 

スバルの()に断てぬモノ無し

 

ウチの迅雷に追いちゅけるモノ無ち

 

 詠う。

 

神に会えば神を断ち、仏に会えば仏を断つ、風真の剣を防ぐ理無し

 

ウチは(いかずちゃ)滅紫の雷(めっちのいかずちゃ)(いかずちゃ)に追いつけるモノ無ち

 

 クラウチングスタートの構えを取り続けることにより、体には"ダンサー"の能力発動による銀色の光と、この後の技を最大最速で放つための雷が舞う。

 この攻撃を徹さないと、確実に負ける。

 

故にスバルが拳の前に、森羅万象、一切の区別無し!!

 

だからウチの一撃(いちげきゃ)、避ける(ちゅべ)無しち!!

 

 

 逆に言えばこの一撃さえ徹せば、勝てる。

 "アース"の能力でスターティングブロックを土で生成し、"ウインド"の力で空気抵抗を最低限に抑えるために風のバリアを生み出す。

 

スバルの【()】に断てぬモノ無し、故にスバルは―――― 一刀両断、叩き斬る!!!

 

ウチの迅雷に追いちゅけるモノ無ち、故にウチは―――― スバル先輩(ちぇんぱい)をぶっ飛ばしゅ!!!

 

 

 これで、準備は完了。

 あとは、飛び出すのみ。

 だから

 

「"風真流一の奥義――――疾風木葉斬り"!!!!!

 

「"雷神顕現――――布都御魂剣"!!!!!

 

 ブチかました。

 

 

【配信アーカイブ:『ホロライブJP最強王決定戦 三位決定戦』の『轟はじめ』および『大空スバル枠』の再生を終了します】

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「決着ぅううううううーーーー!!!! 紫電を纏った番長と輝く光と共に居合斬りを放ったスバルとの真っ向勝負! 最後に立っていたのは大空スバル! ホロライブJP最強王決定戦、第三位は大空スバル! そして第四位は轟はじめという結果になったぞおおおお!!!!」

 

「勝ったぁあああ!!!! わかっちゃいたけどこうやって見ると改めて実感が枠なぁ」

 

うぉおおお!! スバルが勝ったぁー!

最後マジで一瞬だったな

お互いの"必倒宣言"が終わったと思ったら、一瞬沈黙してな

お互いの技名叫んだ瞬間に、番長がいたあたりにスバルが出現して

番長が居なくなってて、最初何が起こったかわからんかった

必殺技の打ち合いで番長が撃ち負けたのだけはわかった

スバルの着地がヒーロー着地だったのは解釈一致

カッコよかったよね、スバちゃん

 

 

「スバルおめでとー! 最後の交差は正直ししろんの目をもってしても何が起こったか把握できないほどの速度だったけど、よく番長の蹴り打ち破れたね」

 

「ぼたんちゃんありがと! でもうーん、正直スバルも一瞬過ぎてなんではじめに勝てたのかいまだにわかってないんだよね。なんていうか、負けた方に理由聞くの気まずくて聞けてないし、その後も色々忙しくて聞けるタイミングなかったし」

 

「そうなん?」

 

「うん! でもスバルの木葉斬り、はじめに当たってない気がするんだよなぁー。一瞬だったからわかんなかったけど、手ごたえがマジなかったんだよなぁ……」

 

「スバちゃんの手刀が鋭すぎたとか?」

 

「いやー、だとしても多少はぶつかった感覚があってしかるべきだと思うんだけど……。はじめはどうだった?」

 

「あー、いやー、あのでしゅね」

 

「うん」

 

 

なんか番長顔真っ赤

風邪か?

いや、どうした?

めっちゃ恥ずかしそうやん

さっきから一言もしゃべってないから落ち込んだのかと思ったら

なんで恥ずかしがってるん?

 

 

「実はしょのー、あにょー、スリョー再生(しゃいしぇい)して貰えればわかるんでしゅけど、ウチの蹴り、スバル先輩に当たってないんですよ」

 

「……えっ!?」

 

「そにょー。えっとですね」

 

「うん」

 

「あの時、"必倒宣言"と"アース"と"ウインド"と"サンダー"と"ダンサー"っていう、手持ちで使える札を全部切ったわけなんでしゅけど」

 

「そうだよなぁ。番長、スタート用の台も作ってたし、バチバチ電気纏ってたし、銀色の光も出てたし、万全の状態だったよな」

 

「あい……。しょれで、ですね」

 

「うんうん」

 

「MP使いすぎて、最後にギリギリ残る計算でHPをMPにしちゃってまして」

 

「えっ、お前まさか!?」

 

 

あっ

えっ

もしかして

番長、燃料切れ……?

使いきっちゃったかぁ

まぁ、最大の大技だったしなぁ

テンションバチバチに上がってたからなぁ

リソース管理ミスったかぁ

眩しいし一瞬だし何が起こったかわからなかったけどそんなことになってたのか

 

 

「"布都御魂剣"でカッ飛んでる最中に足先から光になって、スバル先輩とぶつかった瞬間にHP全損しちゃって負けちゃいまちた」

 

「自爆ぅー! まさかの勝敗は番長の自爆だったぁー! あはははははは!」

 

「だっははははは! お前何やってんだよー。クライマックスで超熱いシーンだったのに自爆するとか、だっははははは!!」

 

「そりゃぁ手応え無いわけだよ! 実質当たってないようなもんじゃん!」

 

「ウチも気づいたら負けてて、何が起こったか一瞬わかんなかったでしゅ……。三位決定戦を観ていたいろは先輩から、事の顛末を教えていただきまちて……」

 

「それで何で負けたかが分かったと。なんていうか、この大会で唯一の負け方したねぇ、番長」

 

「スバルも良かったじゃん、レアな勝ち方して」

 

「嬉しくねぇー! いや、勝てたのはそりゃ嬉しいけど、あのラストがそんな感じだったとはなぁ。まぁでも、はじめに勝てたのでよし!」

 

「最後の最後、全力のぶつかり合いちてたらどっちが勝ったのか気になりましゅけど、はじめのポンで負けちゃったから逆に申し訳ないでしゅ……」

 

「落ち込むなぁー! いや落ち込んじゃうのもわかるけれども! でも番長、また次があるかもしれないから! こより次第だけど!」

 

「そうだよー。結構各所で話題になってるみたいだからね、この大会。次は参加枠増やしたり、また何か条件つけて限定にしてやるんじゃない?」

 

「まぁ、大会規模広げると予算とか予定とか合わせるの大変だろうけど、こよりのこれ自前だからな……」

 

「予算もまぁ、活動で得た奴とは別に色々な特許で荒稼ぎしてるらしいからねぇ、こより」

 

「そうなの!?」

 

「あれ、スバル知らないっけ? うちの本社でも使ってるホログラムキーボードとか、あの辺こよりの発明品だよ」

 

「そうなの!? え? あいつやべぇんじゃね? あれ、世界各所で使われてるよね……?」

 

「うん、だから実はこよって相当大金持ちだよ。大半色々な研究費とかにつぎ込んで金欠らしいけど」

 

 

発明品で儲けた金をまた別の発明につぎ込むマッドサイエンティスト系活動者

こんこよ印の発明品、調べるとマジでいろいろなところにあるからなぁ

色々な企業の新作発表会で、新しい製品の中に組み込まれたパーツの何かがこよちゃんの特許使ってるとかあるある

そしてそんなお金で引き起こされる珍事件の数々

総帥豚化事件、あずきちドS化事件、ござるさんの畑大暴走事件、ルイ姉卒倒事件、ころさん大爆走事件……

ラプちゃんの有り余る豚欲を満たすために色々な人の罵倒ASMRを用意したアレをこんこよの事件に入れるのやめようよ!

いや、それじゃなくて、こよちゃんが作った薬間違えて飲んだラプラスが豚の獣人に変化したんよ

え? そんなことあったんか

魂から豚だって証明されてんじゃん

みんな大爆笑してた

そりゃ笑う

 

 

「はいはい、コメント欄もにぎやかになってるけど、流石にそろそろこの枠終わるよー! 決勝戦も終わったみたいだからね。それでは今回のお相手は実況の白上フブキと!」

 

「同じく実況の獅白ぼたんとー」

 

「四位になってしまった轟はじめと!」

 

「三位をもぎ取ったぜ! の大空スバルでした! みんな応援ありがとうねー! 次回があったら今度は優勝するぞー!」

 

 

お疲れさまー

楽しかったー!

次回あったら絶対応援する!

皆も次回がんばれー!

次回もやってくれたらうれしいなぁ

 

 

 




だいぶお待たせしてしまいました。
待っていた方がいらっしゃったら申し訳ない。

というわけで、三位決定戦をお送りしました。
結構難産だったというか、一月体調崩してぶっ倒れたり、色々用事があって書く時間取れなかったり、スト6にハマりすぎて忙しかったり。

とりあえず、今年度中に最後まで書き終えたいので、引き続き執筆頑張ります。

ここまでお読みくださってありがとうございました。
では、三位決定戦のリザルトです。

試合ルール
戦況ダイス2d10を振って、先に5ポイントになったほうが勝利
有利不利で有利側が+1、有利有利と不利不利は+-0。
ファンブルは-2、クリティカルは+2として扱う
ファンブルの-分で0を割る場合は相手の+として扱う

1:ファンブル-2
2・4・6・8:有利
3・5・7・9:不利
10:クリティカル+2


試合会場ダイス→6 浮島
①荒野②都市③海上④樹海⑤兵器工廠⑥浮島

三位決定戦:轟はじめ VS 大空スバル

轟はじめ 所有能力
①ダンサー
②サンダー
③マシーナリー
④ウインド
⑤アース
武器:空手

大空スバル 所有能力
①ダンサー
②アイドル
③マシーナリー
④ナイト
武器:風真流体術

第一ダイス 5-8 (はじ不利 スバ有利 0-1)
第二ダイス 9-2 (はじ不利 スバ有利 0-2)
第三ダイス 4-7 (はじ有利 スバ不利 1-2)
第四ダイス 3-7 (はじ不利 スバ不利 1-2)
第五ダイス 1-6 (はじファ スバ有利 0-3)
第六ダイス 1-9 (はじファ スバ不利 0-5)


大空スバルの勝利
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