Another~魔王の一言~   作:黒眼鏡2号

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事象の再認

「……!?」

 

「どうかしたの?」

 

「……」(首を振る)

 

 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 『オレは自殺して神様的な奴に会いそいつにAnotherの世界へ飛ばされ気がついたら6才くらいの体になっていた』な… 何を言ってるのか わからねーと思うが僕も何をされたのかわからなかった…。頭がどうにかなりそうだった…。催眠術だとかそんなチャチなもんじゃ(ry

 

 

 ってことで。どういうこと? ここは…多分とある一家…オレは飛ばされたはずだが……

 

「雪人ー! ごはんよー!」

 

 

 

 ここにいるのは、まぎれもない僕の両親&姉。別人……? いや、そんなはずは……

 

「どうしたの雪人?」

 

「」フルフル

 

「今年から1年生だからな。 シャキッとしろよ」

 

「」コクン

 

 …ヤバい、受け答えも6歳時並みじゃねえか。

 

 ――――――――――

 

 

 

 

 

 自分の部屋に戻ると、真新しい学習机の上に1枚の手紙が。

 

『飛ばされた先のお前の周りの変更点は、特にない。お前の家族も似たような顔の奴にした。名前も、そのまま黒川 雪人だ。今お前は6才、今年から小学一年生だ。超能力も今から使えるが、あまり変なことをすると、お前が困るぞ。ほどほどにしておけよ。』

 

 と書いてあった。…なるほど、違和感のないようにしてくれたってか。

 

 

 …それにしても催眠術か…ちょっと試してみよう…。誰にやるかな…。お父さんにしよう。聞く内容は……。

 

 

 ――――――――――

 

(黒川家リビング)

 

 

 いた。お父さんは新聞を読んで、母さんは洗濯物を畳んでる。

 

「お隣の山中さん。いるでしょう?」

 

「ああ」

 

「旦那さんが胃潰瘍で入院ですって。あなたも気を付けてくださいね」

 

「こう見えてもそこそこ食事には気を使ってるんだぞ?」

 

「ホントですかぁ?」

 

「ああ、ほんとさ」

 

 

 

 …会話の途中…いまだ!

 

 口に手を当てて、お父さんへと意識を集中させる。

 

 

「(そういえば)」

 

 

 きた!

 

 

「(今日は何曜日だっけ?)」

 

 

 よし! 自然に言えた!

 

 

「日曜日ですよ」

 

 

 お母さんも普通に受け答えしてくれた。成功だ!

 

「…?」

 

 お父さんの方はほんの少しボーッとしている。 この腹話術はやられた本人には、腹話術をかけられているときの記憶がないんだ。

 

「あらやだ、雨だわ。お父さん。あ、雪も、洗濯物取り込むの手伝って」

 

「…あ、ああ…」

 

「」コクン

 

 

 ――――――――――

 

 

 その夜

 

 

 

 Anotherの世界も悪くないかな。

 

 

 家族がいて、幸せな日々をおくれそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……などという甘いことを僕は信じていた。

 

    もうすでに現象に引きづり込まれつつあることを

       

     このころの僕はまだ知らない

 

 

 

 

 

 

 








黒眼鏡です!

第二話いかがでしたか?


次回、ついにAnotherの世界へ一歩踏み込むことになる。



P.S

 次回ついに原作キャラが登場!?
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