ヒロアカでは善人プレイを!   作:レイ

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2話

前回のあらすじ。

ならくで《風のルルウィ》の速さについて行けずミンチになって終わりました。

 

「ふぅ…酷い目にあった…」

 

這い上がった。

ならくでは時間の進みが早い。そのため這い上がる頃、ならくの外ではもう夕方になりかけていた。

 

「そろそろ帰るか…」

 

帰還を唱え、両親のいる家に帰った。

 

家に帰れば、中は静かで誰かいる気配は無い。

どうやら両親はまだ帰ってきてないらしい。

 

両親はヒーローだ。

昼はヒーロー活動をし、夕方に帰ってくる。事件が起これば帰って来るのは遅くなる。

そんな時のために料理の作り置きは常に冷蔵庫の中にある。

取り出し、四次元ポケットに出し入れし、すぐ美味しく食べれる状態にし、食べる。

 

「やっぱおいしいな」

 

親のご飯というのは自分で作る料理無い温もりがある。

俺のカンストさせた料理スキルでも親を超える事はないだろう。

いくらパルミア1番でも誰かを思って作る料理には敵わない。

 

自分を思ってくれる人がいることを実感する。

 

 

食器の片付けが終わった頃両親が帰ってきたようだ。

出迎えようと玄関に向かおうとしたその時、

 

 

終末が訪れた

 

 

辺りからは火柱が上がり、沢山のドラゴンや巨人共が湧き出てくる。この世界にはエーテルが無いのでエーテルの風は吹かないが代わりにとてつもない強風が吹いている。人が、車が、木が、家が、強風で吹き飛ばされ、ドラゴンや巨人共に潰され、殺された。中には火柱で燃え死ぬ者もいた。

両親の姿はない。どこかに飛ばされたようだ。

 

終末はそれは全てを終結させるというエンチャントが付いた武器で攻撃をしなければ発生しないのでこの周辺に誰かが終末武器を拾い、それで誰かを傷つけたということになるのだが…

なんでこの世界にエンチャントが付いた武器が落ちてたんだ?

しかも終末なんてレアな物を…考えても仕方ないか…

 

考えるのは一旦辞め、一先ず俺は終末で沸いた者共を鏖殺することにした。

 

殺しても大丈夫なのかって…?

敵対モンスターやし殺してもカルマ下がらんやろ。

殺せばミンチになるし…もしドラゴンや巨人の殺害がアウトでもバレたり良心が痛まなかったりしなければ犯罪じゃないから!

 

カルマ下がってないなら善人ですよ?

 

ちなみにコイツら、みんな終末狩りなんていって育成のために終末を起こしまくって狩りまくってるが一般人から見れば強い。

個性の無い世界のその辺の街で終末を起そうものなら数分後には住民が全員死んでいるだろう。

 

 

適当に敵対モンスターを数十体消し飛ばしたくらいで

近くに居たと思われるヒーロー達ががなんだなんだとやって来てドラゴンや巨人の鎮圧、被害者の救助活動を始め出した。

騒ぎの大きさ故か中にはNo.1ヒーローオールマイトやNo.2ヒーローのエンデヴァーの姿もあった。

ここまで人目がある中殺すなんてことは出来ない。

俺はここらが潮時かと思い近くのヒーローの指示に従い避難することにした。

 

「そういえば終末1回しか起こらなかったけど起こした人は死んだのか…?」

 

終末は終末を起こすエンチャントが敵を攻撃すれば起こる。

その武器で終末によって出た敵を殴ればまた再び終末が訪れるのだ。それが無いということは抵抗する間もなく死んだのだろう。

どこが発生源なのかがわからんから終末武器を回収することも出来ない。

警察が回収し、厳重に保管されてる事でも願っておこう。

 

 

後に警察から聞いた話だが両親はドラゴンや巨人に対し人々を救うために勇敢に立ち向かい、死んだらしい。

 

少し悲しかった。

 

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