ヒロアカでは善人プレイを!   作:レイ

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3話

終末が収まった後、両親が死んだ俺は静岡に住む親戚に引き取られた。

 

それから時は過ぎ、中3の冬。

 

あの日以来終末が起きることは無く、今日も平和であった。

 

終末による犠牲者は数千人となり、また暫く住むことができなくなるほど土地への被害も酷かった。

現在でも、街は立ち入り禁止区域となっており、被害者達は皆、他の街に移り住んでいる。

 

 

さて、今日は雄英高校の実技試験日である。

内容はめちゃくちゃデカイ市街地を模した試験会場で4種類の仮想ヴィランのロボットを多く壊すというシンプルな内容だ。

最初はギャルの〇ンティーのようなネタ武器を使おうかと思ったが入試で使うのは流石にちょっと怖いので今回は使わないことにする。

 

なので、今回の入試は

「加速して…走って…ぶった斬る…!」

 

「はい、スタート」

 

始まりの合図が聞こえた瞬間に走り出しながら四次元ポケットを使い装備を取り出し装着、そして英雄、加速、魔法の地図を唱え、準備をし、敵が見えたら全力で二刀の忍刀で連撃を、そして指輪の効果で電撃を与える。

 

すると、ロボットは破片を少量残してミンチとなり、

俺は次の獲物を求め探知しながら走り出した。

 

 

 

走って切り、走って切り、走って切りを繰り返すだけ。それだけでも、テンションはハイになった。

ハイになった俺は楽しくなりそうな事を思いついた。

 

「そうだ。マジックメテオ撃とう」

 

マジックメテオとは、NCにて★《全部の魔法書》で覚える事の出来る魔法属性のメテオ魔法である。

建物の被害は酷くなるが他者の妨害をしている訳では無いし、魔法耐性を持っている訳でも無いだろう。人への危害は全力で魔力制御をすればゲームでは全く効果は無かったが恐らく多分きっと問題無い。カンスト値を信じるのだ。

おまけに降り注ぐメテオはとても綺麗だ。

街に蔓延る無数の仮想ヴィランを壊すのにこれ程適した魔法があるだろうか

 

せっかくなら他の人にも見せてやろうと速度を落とし、ゆっくりと唱えた

 

「マジックメテオ」

 

瞬間、辺りに威圧感が漂い、頭上から魔力の塊が落下してくる。

地面は凸凹ばかりになり魔力の塊に当たったビルや仮想ヴィランは悉く消し飛んだ。

スタートしようとしていた他の受験生も降り注ぐメテオに驚きを隠せず、動けずにいた。

 

3秒で仮想ヴィラン殲滅、メテオによる人的被害ゼロ。加速あるとはいえちょっと早くし過ぎたな。さて、終わるまで待とうかと待機していれば、メテオによって荒れ果てた市街地に0ポイントの仮想ヴィランが現れた。

 

他の仮想ヴィランよりもかなり大きそうで頑丈そうなその巨体を見上げ、楽しそうに微笑みを浮かべ、自分の出せる最高火力の魔法を放った。

 

「魔法の矢」

 

魔法を唱えると16本の矢が同時に、見えないスピードで放たれる。

矢は0ポイントの、硬い装甲をものともせず貫き、その衝撃は、0ポイントを容易くミンチにした。

 

 

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