ARKアーカイブ   作:公開

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【2人目の想定外(イレギュラー)
絶望の中でも希望を胸に刻みし    の少女】

(タペストリーの一部が割れていて読めない…)


番外編Ab:異変

その日、彼女は夢を見た。何者かが語りかけてくる夢。

その全てがかき乱され、聞こえない。

 

 

『思い出せ…思い出すんだ。』

 

『例え思い出したくないなくても、[[聞き取り不能]]だとしても…これは必ず思い出さなければならない。運命は決まっているから。』

 

『何故なら君は…あの世界の未来を担う存在だから。思い出すんだ…』

 

 

さぁ、思い出せ、天咲レイア。』

 

しかし、最後だけははっきりと聞こえた。

謎の人物が言った天咲レイアとは自分の名前なのだろうと彼女は何故か確信できた。それと同時に、恐怖が滲み出す。

思い出したくない記憶、その記憶を思い出す寸前で

 

 

 

 

「―――ッ!?」

 

彼女は慌てて飛び起きた。

全身が汗で濡れている。

 

「よう、おはようさん。」

 

声が聞こえた先を見ると、ブラックがいた。どうやら彼女が寝た後、見守っていたらしい。

 

「あ…おはよう。」

 

「よく寝れた…訳じゃないらしいな。その目を見れば分かるぜ。…ま、心配すんなって。ほら、メシ食いに行こうぜ。」

 

彼女はブラックについて行った。

 

 

そして着いたのは簡素な木の家。中には四足歩行のチョウチンアンコウのような生物(バルブドッグ)小さな鹿のような可愛い生物(シャインホーン)しっぽの先が光っている羽つきのヤモリ(グローテール)豪華でカラフルな羽をもった鳥(フェザーライト)のような小さな生物がいる。

 

 

「ここが"アイツ"の使ってた食事場所だ。今となっちゃ小型生物のくつろぎ場所みたいになってるけどな。」

 

「アイツ…?」

 

彼女は"アイツ"というのは誰かと疑問に思った。

 

「あぁ…そういや、アンタは知らなかったか。」

 

そう言うと、ブラックは語り始めた。

 

「ここにいる奴らはほぼ皆、ある一人の人間によって飼い慣らされていた。で、オイラもその内一人ってわけだ。」

 

「え!?」

 

彼女は驚く。リーパーという、一目見ただけで強大だと分かる生命体、それがたった一人の人間に飼育されていたということに。

 

「まぁそりゃ驚くよな?まぁでも驚くのはまだ早いぜ?何だってそいつ、死んでも蘇ったからな。」

 

彼女はもう驚きのあまり言葉すら出てこなかった。

死んでも蘇るってどういうこと?どういう原理で?

そう言った思考が頭をグルグル巡る。

 

「なんで…その人は生き返れたの?」

 

「なんでか?残念ながらオイラにもよく分からないよ。強いて言うなら…サバイバーだから?…ま、もうそういう事だって割り切っといたほうが頭使わなくて済むぜ。」

 

 

「で、アイツはオイラ達を立派に育て上げた後、オイラ達を連れてこのアベレーションの最下層へ行って謎の装置を起動させた。

ま、絶対ろくなことにはならないとその時は思ってたけどな。…その想像通りだったよ。」

 

「何があったの?」

 

「そこにはな、人間の面影を微かに残した異形…ロックウェルの野郎がいた。…今思えば、これが俺達とロックウェルの因縁の始まりだったな…」

 

「ロックウェルって…」

 

「元人間の怪物だ。」

 

「…!」

 

 

「オイラもロックウェルの野郎がバケモンになった理由は詳しくは知らないんだ。

何でも、エレメントっていうとんでもなくヤバい物質を身体に注入した結果そうなったとかなんだとか…」

 

「…ロックウェルはまだ居るの?」

 

「ロックウェルはもういないぜ。見てないから確実とは言えないが、十中八九アイツによって倒されたんだろうよ。」

 

 

 

「あのクソキモ野郎をもう目に収めなくて良いのは精々するわぁ。」

 

「おっ、グリーンか。メシでも食うかい?」

 

「そうさせてもらうわよぉ。」

 

「あ…おはようございます。」

 

「あらぁ〜おはよう。いい夢見たかしらぁ?メルちゃん。」

 

「えっと…その…悪夢、でした…。あと…」

 

彼女は夢に出てきた天咲レイアという名前が何故か自分の名前だと確信できていることを伝えた。

 

「なるほどな、じゃ、これからはレイアって呼ぶことにするぜ。」

 

「名前だけでも思い出せてよかったわぁ〜!それにしても、本当の名前も可愛いわねぇ〜。」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

そう話していると…

 

 

「グリーン、ブラック、ここにいたか。」

 

その声の主は四足歩行のドラゴンのように見える。

 

「あの…誰、でしょうか…」

 

「ん?…あぁ君が噂のお嬢さんか。俺の名はカノープス。種族名はロックドレイクだ。」

 

「アベレーションの機動力担当だぜ。にしてもアンタ、オイラ達を探してるんじゃなかったか?何か言うことでもあんのか?」

 

「っと、そうだった。実はな…」

 

 

 

 

 

 

「お前たちがロックウェルを打ち倒してから機能を停止していたこのARKのオベリスクが、今日の深夜に突然再起動したんだ。」

 

 

 

 

 

 

『手筈は少しずつ整いつつある…あと、あともう少しで…』

 

「おーい、何ぶつぶつ言ってるんだ?アンノウン。」

 

イエロー…いや、何でもない。」

 

 

 




ARK生物解説
シャインホーン
種いる肩乗せ光源ペットの一種で、カラフルな角と毛皮の子ヤギといった外見。
見た目通りの草食で、テイム後の餌はベリー類でよい。
能力としては平均型といったところ。
また、先人の拠点にもシャインホーンが1頭いたようだが、ロックウェルの無断(ここ重要)実験によりエレメントを注入され異形化、その後死亡した。


グローテール
4種類いる肩乗せ光源ペットの一つで、しっぽの先が光る羽つきヤモリといった風情。
光源ペットの中では容量が低いがリチャージ速度が速い。また、調査書には草食と書かれているにもかかわらず現在のところ餌としては肉を消費するため注意。


フェザーライト
4種いる肩乗せ光源ペットの一つで、澄んだ声と豪華でカラフルな羽をもった鳥。
他の光源ペットと比較すると体力が低く範囲が広く、リチャージもグローテールには劣るが高め。そして何より飛行可能で移動速度も速いのが特徴で、肩に乗せられない時に追従させてもストレスを感じにくい。
調査書には草食と書かれているが、現在のところは肉食なので注意


ロックウェル
Aberrationに登場するボスであり、
その正体はプレイヤー(サバイバー)の先人であるエドモンド・ロックウェル卿。
8本の触手と微かに面影が残る人型の巨躯を併せ持つ。
体内に注入したエレメントの影響で変異し、凄まじい巨躯となっている。そのデカさはあろうことかキングタイタンに迫るほど

その強さはARKのボス生物の中ではかなり上位。
まず8本の触手を破壊する必要があり、全て破壊し終えて漸く本体を攻撃出来るようになる。さらに一定ダメージ与えると復帰し、触手も再生するのでしぶといのが特徴。
その上、体力が低下すると取り巻きとしてネームレスとリーパーキングを召喚してくるので光源生物必須

余談だが、戦闘中(恐らく)英語で何か喋っている。
作者には翻訳できなかった。


キャラ解説

"アイツ"
ブラックやグリーン、ブルーの飼い主。
イエローやヴェロナが言う"アイツ"と同一人物。
今は恐らく新天地で今まで通り生き残って(サバイバル)いるだろう…

天咲レイア
彼女のほんとうのなまえ。

ARKのキャラとか用語解説は…

  • いる
  • もうちょい短くして
  • いらない
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