ブラックは慌てたものの、すぐに落ち着く。
「…いや、こういう時こそ落ち着くのが一番だ。様子はどうなってる?」
「カメレオンみたいなやつは、霧をはっせいさせて戦闘態勢になってます!
とりあえずまた様子を確認してきます!」
「頼んだぜ?」
ネームレスは地面に潜っていった。
…と同時にブルーとグリーンが戻ってきた。
「ブラック、グリーンは戻しておいたよ。」
「いやぁ、おかしくなってたわぁ。」
「そいつは何よりだぜブルー。
で、こっちの方じゃあのカメレオンみたいなやつとリーパークイーン2体とサブテラニアン・リーパーキングがバトろうとしてるってさ。」
「えっそれ大丈夫なの?」
「…多分?」
「不安しかないんだけど…」
数分後…
「クックック…少々よろしいですか?」
「お、どうしたんだ黒服。」
「先程、オベリスクを再起動させた犯人はもとあったプログラムに新たなプログラムを追加したと私は言いました。
そして、そのプログラムについて新たに判明したことがあります。
簡潔に言えば、そのプログラムは次元転移を可能にするためのプログラムです。」
「どういうことですか〜?」
「簡潔に言いますと、オベリスクやそれに類するような何か…いわば"入出口"があれば次元を超えて移動することができるようにするためのプログラムということです。
極論、貴方方がキヴォトスに行くことが可能です。」
「!?」
「次元転移…?何でまたそんな物を…?」
「ちょっと待ってちょうだい?つまり、この子が帰れるかもしれないってことよねぇ?」
「ああっ!?そうじゃねえか!?
いやでも、あっちに"入出口"なんてものがあるか分かんないしな…」
「…これは完全に私の推測ですが、キヴォトスにおいては、"サンクトゥムタワー"が入出口として機能するかもしれません。
形状もどことなくオベリスクに似ていますし。*1」
「じゃあレイアは帰れる…ってコト!?」
「良かったわねぇ!レイアちゃん」
「…あ、あの。ちょっといいですか…?」
「ん?どうした?」
「私、まだ…その、帰りたくない、です…」
「…それはどうして?」
「…帰ったら…思い出したくないことを思い出しちゃうかもしれない、から…」
「…」
「わかったわぁ。」
「グリーンさん…?」
「帰りたくないなら無理に帰らなくたっていいわよぉ。
私たちは歓迎するわぁ。
それに…もしも帰りたくなった時は、私たちもついていくわよぉ。そこのブラックとブルーも連れてねぇ
だから無理しなくていいわよぉ?分かったかしらぁ?」
「え?」「…ま、しかたないな。」
「…ありがとう、ございます…!」
「…ならこれ以上地上にいる意味はなさそうか?」
「そうだね。一度戻ってあのカメレオンみたいな生物とリーパークイーン2体とサブテラニアン・リーパーキングがどうなってるか見に帰ろう。」
「ですね〜。」
そうして、全員で地下に戻ろうとする…
『…悪いけど黒服だけは元の世界に返させてもらうぞ?』
その瞬間、空間がひび割れ、突き破り紫色て半透明の触手が、空間の穴から突き出てきた。
「は!?」
「What!?」
「あれは何かしらぁ?」
「…いや、まさか…な?ロックウェルじゃないよな…?…いや違うな、アレは。」
そして、それを見た黒服がひとこと。
「…なるほど。皆さん、どうやら、アレは私を迎えに来たようです。」
「は?」
『その通りだよ。』
「うわ喋った!?」
「…!?」
(この声…夢の中の…!?)
「誰ですか〜?」
『俺はアンノウンって呼んてくれ。
本当の名前よりもこっちの名前のほうが読みやすいし、気に入ってるんでね。』
「…んで、そのアンノウン様が一体何の用だ?」
『それはだねぇ…そこの彼をキヴォトスへ連れ戻しに来たのさ』
「ってことは、君はキヴォトス側の存在ってこと?」
『ん〜不正解。正確に言うと…いや、コレ言うのは少々よろしくないから言わない。』
「えぇ…」
『というわけで彼は貰っていくよ。』
「…では皆さん。またいずれ、機会があればお会いしましょう。クックック…」
アンノウン(の触手)は、黒服を締め取って空間の穴の中へと消えた。
…そして、完全に穴は消え去った。
「…戻るか。」
「うん。そうしよう」
「…」
そして、ブルー達は地下へと戻った。
「…で、コレがアイツが暴れた跡か?」
「その通りでゲス。」
そして、ブラックは例の、オオナズチとリーパークイーン2体とサブテラニアン・リーパーキングが殺り合った場所に来ていた。
辺り一面が毒沼になっており、また、植物が紫色に染まっている。
「リーパークイーン2体とサブテラニアン・リーパーキング相手にチャージライト無しで戦闘して勝ったのか。へへ…イカれてるなソイツ。
で、どうしてるんだソイツは。」
「現在はむしを食べておひるね中!」
「ならまぁ安心か…」
「…」
レイアは上の空な表情でアベレーションの天井を見つめていた。
岩や大きな根の隙間から太陽光が漏れ出て地下に届いている。
「どうしたのかしらぁ?」
「あ…ごめんなさい…あの、アンノウンって名乗った人?について、ちょっと考えてて…
あの人、夢の中で私に話しかけてきた人と同じ声だったんです。
あの人は、私に話しかけてきてたんでしょうか。
でも、何のために…
私なんかに話しかけても、何にもならないのに…」
「この世界には考えても考えても分からない事があるわぁ。そういうのは深く考えすぎないことが大事よぉ。
さ、ご飯にしましょう?」
「…はい。わかりました」
「クックック…いやはや貴重な体験ができました。
イエロー先生の同族と会話出来るとは。しかも、しっかりと本来の姿で。
…それにしても、アンノウン。貴方が直接次元を超えて介入して問題ないのですか?
またあのような事が起こるのでは?」
『一度やらかしたミスを俺はそうそうやらかしたりはしない。
そのための下準備がとんでもなく大変だったんだぞ?
わざわざブルーアーカイブの世界から脱出して世界の穴を閉じて、次元の狭間的フィールドを作り出して、
そこからARKの世界に穴を空けて触手だけを顕現させて…って感じで。
いや〜マジで疲れた…
…さて、オベリスクの再起動もプログラムの設定も済んだし、今のところARK世界でやることはないかな。』
「あのプログラムは貴方が仕込んだのですか。アンノウン。…しかし何のために?」
『そうだねぇ…来たるべき未来のため
そして…天咲レイアのため、とでも言っておこうかな。
今ではないにしろ、彼女はいずれキヴォトスに戻ってもらわねばならない。
そしてその時、彼女一人だった場合
…おっと。うわさばなしは よくないな。』
『とくに だれかにきかれているところでするのは しょうしょうつごうがわるい』
『それじゃ、キヴォトスに戻ろうか。黒服。』
「ええ、そうですね。クックック…」
〜学園都市キヴォトス〜
あの1件により、ARK世界にはブルーアーカイブの世界からオートマタやドローンがやってきた。
…ならば逆も然り。
アリウス分校
「何…この生物」
そこには、バルブドックがいた。
「あれって…カニ…?」
カルキノスがいた。
一つだけ言えるのは…
今回の件は、キヴォトスに決して小さくない影響を与えたということだ。
それが、どう物語を歪ませていくのか…それは…
"誰にも"分からない。
天咲レイア
少しだけグリーンに甘えるようになった。
ちなみに、背中にはめちゃくちゃ小さい(コハルと同等程の)翼がある
黒と、青と、緑の名を冠する地底の死神はいずれ学園都市にやってくる。
絶望の中でも希望を胸に刻みし天魔双顕の少女と共に
ARKのキャラとか用語解説は…
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いる
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もうちょい短くして
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いらない