ARKアーカイブ   作:公開

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今回から対策委員会編です。
とりあえずカイザー理事は割とボコします(ネタバレ)





対策委員会編
不穏な手紙 アビドス生徒との遭遇


ギヴォトスにイエローとヴェロナが来てから少し経った。まず、シャーレの仕事として書類仕事をしなければならなかったが、イエローとヴェロナが当然そんな事できるはずもなく、初日はほとんどユウカ達に手伝ってもらった。それから少し成長し、そこそこの書類なら処理できるようになった。…とはいっても量が量なので、深夜まで書類仕事に追われている日が大半で、さらに徹夜することも結構あるようだ。

 

ちなみに、シャーレを二匹の出身地のように模様替えしたせいでかなりのお金を使い、ユウカに財布の紐を握られたのはまた別のお話。

 

そんなある日のこと…

 

「おはようございます!イエロー先生、ヴェロナ先生!」

 

「おはよ〜」

 

「おはよう。」

 

「ここ数日間、シャーレに関する噂もたくさん広まっているみたいですし、他の生徒から助けを求める手紙も届いています。いい兆候です!私たちの活躍が始まるということですから!」

 

「マジ?よっしゃ!コツコツ仕事してた甲斐があったな!」

 

「ですが…その中に…ちょっと不穏な、緊急性が高そうな手紙がありまして。これは先生に一度読んでもらったほうが良いかなと。」

 

「ほう?どれどれ…」

 

「えーっと、なになに…」

 

【連邦捜査部の先生方へ、こんにちわ。私はアビドス高等学校の奥空アヤネと申します。今回どうしても先生方にお願いしたいことがありまして、こうしてお手紙を書きました。

単刀直入に言いますと、今、私達の学校は追い詰められています。それも、地域の暴力組織によってです。】

 

【こうなってしまった事情はかなり複雑ですが…どうやら、私たちの学校の校舎が狙われているようです。

今はどうにか食い止めていますが、そろそろ弾薬などの補給が底をついてしまいます。

このままでは、暴力組織に学校を占拠されてしまいそうな状況です。】

 

【それで、今回先生方にお願いできればと思いました。

どうか私たちの力になっては頂けませんか?】

 

イエローとヴェロナは手紙を読み終えた。

 

「うーむ…こりゃ予想よりもかなり深刻そうだな。」

 

「補給が底をつけば待ち受けるのは敗北のみ…確かにこれは緊急性が高いな。」

 

「うーん…アビドス高等学校ですか…」

 

「そういやアロナは何か知ってんの?」

 

「昔はとても大きい自治区でしたけど、気候の変化で街が厳しい状況になっているということぐらいしか…」

 

「とても大きい…か。アロナ、どれほどの大きさだ?」

 

「どれほど大きいかと言うと、街のど真ん中で道に迷って遭難する人がいるぐらいだそうです!」

 

「はは、そりゃ…やべぇじゃん。」

 

「ふむ、それは地図だけでは心もとないな…」

 

「あはは、まさか、そんな事あるんでしょうか…?いくらなんでも街のど真ん中で遭難だなんて…。さすがにちょっとした誇張だと思いますが…」

 

「今フラグ立ったぞおい。」

 

「それより、学校が暴力組織に攻撃されているなんて…ただ事では無さそうですが…。何かあったんでしょうか?」

 

「さぁね…ま、それは置いといて、暴力組織に攻撃されていて、物資も底をつきそうなんてのは見過ごせないな。というわけで、物資持って今からアビドス行くぞぉ!」

 

「水の用意は忘れるなよ。」

 

「すぐに出発するんですか!?」

 

「そりゃそうよ。こういうのは早めに行っとかないと手遅れになる。」

 

「かしこまりました!すぐに出発しましょう!」

 

そうして、イエロー達はアビドスへ出発し、自治区に着いた…が、アビドス高等学校が見つからず、何日も迷い続け、アロナが言っていたように街のど真ん中で遭難した。

 

「いやー…参ったな。本当に街のど真ん中で迷っちまったよ。」

 

「ふざけている場合ではないぞ。もう食料も尽きたし、水も残り少ない。」

 

「分かってるがな…にしても、アビドスが砂漠にあるとはなぁ。そういやヴェロナの出身も砂漠だったか。」

 

「あぁ、と言っても砂漠の環境が再現されただけのドームだがな。」

 

「それを言っちゃあ、俺らみんな環境が再現された場所から来てるようなもんだしな…お?誰か近づいてくるぞ?」

 

「この付近の住民…いや、恐らく別の何かだ。」

 

そうして近づいてきたのは、銀色の髪と青い瞳を持ち、犬の耳が生えた…所詮ケモミミの生徒だった。

 

 

「ん、変なのいる。」

 

「誰が変なのじゃい!…まぁ気持ちは分かるけどさ?もっとマシな言い方はないんか?」

 

「喋った…」

 

「俺達は数日前、用事があってここに来たのだが、道に迷ってしまってな。」

 

「つまり、ただの遭難者…?」

 

「そゆこと。」

 

「それと、用事って言ってたけど…もしかして、アビドスに行くの?」

 

「そのとーり!」

 

「…そっか。久しぶりのお客様だ。それじゃあ、私が案内してあげる。すぐそこだから。」

 

「ふむ、アビドスの生徒だったか。これは助けられたな。」

 

そうして、アビドスの生徒にイエローとヴェロナは案内してもらい、アビドスにたどり着くことができた。

余談だが、その生徒はロードバイクでアビドスまで向かったのだが、その速さが本当にロードバイクか?と思うほどの速さだったとか。

ちなみにヴェロナはロードバイクに追いつくことはできなかったが、、イエローはその速度についていった上、途中一回追い越したとか…

 

 




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いずれ書くことになる対策委員会編3章は…

  • 消滅
  • 縮小
  • ◯◯(MOD生物)によるセト蹂躙劇
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