ARKアーカイブ   作:公開

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最近の出来事
『わ ...ァ ...ァ』
(星のカービィディスカバリーのDLCで追加された
"あの曲"を聞いて情緒やら何やらがぶっ壊れた作者の図)



便利屋参上

前回、会議という名の凄まじきNEOカオスと化した何かをしたせいでアヤネがキレてちゃぶ台返ししたので、今は柴関ラーメンに来て、対策委員会の面々はアヤネのご機嫌取りをしている

 

「いやぁー、悪かったってば、アヤネちゃーん。ラーメン奢ってあげるからさ、怒らないで、ね?」

 

「怒ってません…」

 

「嘘つけぇ!あれは絶対怒ってたぜ。」

 

「はい、お口拭いて。はい、よくできましたねー☆」

 

「赤ちゃんじゃありませんからっ。」

 

…とこんな風にアヤネの機嫌を直そうとしているのである

 

「…なんでも良いんだけどさ、何でまたウチに来たの?」

 

「アヤネ、チャーシューもっと食べる?」

 

「あっ待てぃ、それは俺のだぞ…まぁいいけど。」

 

「ふぁい。」

 

「聞こえてないわね…」

 

そうしていると、誰かが入ってきた。

 

「…あ…あのう…」

紫っぽい髪色をした、ショットガンを持った陰の雰囲気を感じさせる少女だった。

 

「いらっしゃいませ!何名様ですか?」

 

「…こ、ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか?」

 

「一番安いのは…580円の柴関ラーメンです!看板メニューなんで、美味しいですよ!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

そう言うとその生徒は出ていった

 

「…え、帰った?」

 

「ん?」

 

しかし、その生徒は別の3人を連れて戻ってきた。

 

「えへへっ、やっと見つかった、600円以下のメニュー!」

白髮で、何処かメスガキ味を感じる生徒、

 

(なんかアイツから強い火薬の匂いする…)*1

 

「ふふふ。ほら、何事にも解決策はあるのよ。全部想定内だわ。」

角が生えた、いかにもリーダーな生徒、

 

「そ、そうでしたか、さすが社長、何でもご存知ですね…」

紫っぽい髪色の生徒、

 

「はぁ…」

黒と白の髪色で、何処か落ち着いた感じの生徒、

この四人が柴関ラーメンに来店した。

 

「4名様ですか?お席にご案内しますね。」

 

「んーん、どうせ一杯しか頼まないし大丈夫。」

 

「一杯だけ…?でも…どうせならごゆっくりお席へどうぞ。今は暇な時間なので、空いている席も多いですし。」

 

「おー、親切な店員さんだね!ありがとう、それじゃあお言葉に甘えて。あ、わがままのついでに、箸は4膳でよろしく。優しいバイトちゃん。」

 

「ゑ?4膳…」

 

「それはつまり…」

 

「えっ?4膳ですか?ま、まさか一杯を四人で分け合うつもり?」

 

…そう、この四人は柴関ラーメン1杯を四人で分け合うつもりなのだ。その次の瞬間、紫っぽい髪色の生徒が…

 

「ご、ご、ごめんなさいっ!貧乏ですみません!!お金がなくてすみません!!」 

 

となんか騒ぎ始めた。

 

「なんか騒ぎ始めたぞー?」

 

「あ、い、いや…!その、別にそう謝らなくても…」

 

「いいえ!お金が無いのは首が無いのも同じ!生きる資格なんて無いんです!ムシケラにも劣る存在なのです!ムシケラ以下ですみません…!」

 

「虫からはキチンをはぎ取れるから需要はある。」

 

「はぁ…ちょっと声デカいよ、ハルカ。周りに迷惑…」

 

白髮の生徒は紫っぽい髪色の生徒…ハルカに声が大きいと注意する。

 

「こんなんじゃあの島ではうるさいの範疇には入らんぜ。」

 

「そんな!お金が無いのは罪じゃないよ!胸を張って!」

 

「…ん?」

 

「へ?…はい!?」

 

「お金は天下の回りもの、ってね。そもそもまだ学生だし!それでも、小銭をかき集めて食べに来てくれたんでしょ?そういうのが大事なんだよ!もう少し待っててね。すぐ持ってくるから。」

 

まだ学生だしとか言ってるけどアンタも学生でしょうが…これ言ってる俺もだけど

 

「…何か妙な勘違いをされてるみたいだけど?」

 

「まぁ、私たちもいつもはそんなに貧乏ってわけじゃないんだけどね。強いて言えば、金遣いの荒いアルちゃんのせいだし。」

 

「アルちゃんじゃなくて社長でしょ?ムツキ室長、肩書はちゃんと付けてよ」

 

どうやらリーダーの生徒はアル、メスガキっぽい生徒はムツキという名前らしい。

 

「ん?だってもう仕事終わった後じゃん?所で、社長のくせに社員にラーメン一杯も奢れないなんて。」

 

「…」

 

「今日の襲撃任務に投入する人員を雇うために、ほぼ全財産使っちゃったし…」

 

(オイ待て、なんか物騒な事が聞こえたんだが?襲撃任務?)*2

 

「ふふふ。でもこうして実際ラーメンは口にできるわけでしょ?それぐらい想定内よ。」

 

「たったの一杯分じゃん。せめて4杯分のお金は確保しておこうよ…」

 

「ぶっちゃけ、忘れたんでしょ?ねぇ、アルちゃん。夕飯代取っておくの忘れたんでしょ?」

 

「…ふふふ」

 

(いや、誤魔化してるつもりかも知れんけども全く誤魔化せてねーぞ)

 

「はぁ。ま、リスクは減らせたほうがいいし。今回のターゲットはヘルメット団みたいなザコには扱えないってことには同意する。でも全財産をはたいて人を雇わなきゃいけないほど、アビドスは危険な連中なの?」

 

(…うわマジか…ヘルメット団の後ろにいた連中、第二の刺客を送り込んできやがった…後でホシノかヴェロナ辺りに伝えとこ。)

 

どうやら、彼女たちはヘルメット団の後ろにいた存在が送り込んできた第二の刺客のようだ。 

 

「それは…」

 

「多分アルちゃんもよくわかってないと思うよ。だからビビっていっぱい雇ってるんだよ。」

 

「誰がビビってるって!?全部私の想定内!」

 

「失敗は許されない。あらゆるリソースを総動員して臨むわ。それが我が便利屋68のモットーよ!」

 

「初耳だね、そんなモットー…」

 

「今思いついたに決まってるよ。」

 

「うるさい!じゃあ今回の依頼を成功させて報酬が手に入ったら、すき焼きにするわ!だから気合入れなさい、みんな!」

 

「すっ…すき焼きとはっ…!?それは一体!?」

 

「大人の食べ物だね、すごく高価な…」

 

「う、うわぁ…私なんかが食べて良いものなんでしょうか?食べた後はハラキリですか…?」

 

(この子、たしかハルカだっけか?自己肯定感低すぎじゃろ…)

 

「ふふふ、うちみたいな凄い会社の社員なら、それぐらいの贅沢はしないとね。」

 

「へぇ〜やる気満々じゃん、アルちゃん。」

 

「アルちゃんじゃなくて、社・長!!

 

(なんか改めて見ると愉快そうなメンツだなぁ…)

 

「はい、お待たせいたしました!お熱いのでお気をつけて!」

 

そうして出されたラーメンは…大盛りどころではない、特盛りと言うべきほどの量だった。

 

 

「ひぇっ!?何これ!?ラーメン超大盛りじゃん!」

 

「ざっと10人前はあるね…」

 

「こ、これはオーダーミスなのでは?こんなの食べるお金、ありませんよう…」

 

「いやいや、これで合ってますって。580円の柴関ラーメン並!ですよね、大将?」

 

「ああ、ちょっと手元が狂って量が増えちまったんだ。気にしないでくれ。」

 

(大将…アンタは最高だぜ!)

 

「大将もああ言ってるんだから、遠慮しないで!それじゃ、ごゆっくりどうぞー!」

 

「う、うわぁ…」

 

「よくわかんないけど、ラッキー!いっただきまーす!」

 

「…ふふふ、流石にこれは想定外だったけど、厚意に応えて、ありがたく頂かないとね。」

 

「食べよっ!」

 

そうして便利屋はラーメンを食べるのだが…その美味しさに便利屋は驚く

 

「お、おいしいっ!」

 

「なかなかイケるじゃん?こんな辺ぴな場所なのにこのクオリティなんて。」

 

そう言っていると、ノノミがムツキへと話しかけに行った

 

「でしょう、でしょう?美味しいでしょう?」

 

「あれ…?隣の席の…」

 

「うんうん、ここのラーメンは本当に最高なんです。遠くからわざわざ来るお客さんもいるんですよ。」

 

「ええ、わかるわ。色んな所で色んなのを食べてきたけど、このレベルのラーメンはなかなかお目にかかれないもの。」

 

(あのー…社長さん?目の前にいるのははアビドスの生徒ですよ?まさか…気づいてない?)

 

「えへへ…私たち、ここの常連なんです。他の学校のみなさんに食べて頂けるなんて、なんか嬉しいです…」

 

「その制服、ゲヘナ?遠くから来たんだね。」

 

「私、こういう光景を見た事があります。一杯のラーメン、でしたっけ…」

 

「うへ〜、それは一杯のかけそばじゃなかったっけ?」

 

(…連中の制服…それに奥にいるあの生物は…)

 

(あれ、ホントだ)

 

「うふふふっ!いいわ、こんな所で気の合う人たちに会えるなんて。これは想定外だけど、こういう予測できない出来事こそ人生の醍醐味じゃないかしら。」

 

(あれ…もしかしてアル、めっちゃいい奴?)

 

 

(アルちゃんは気づいてないみたいだけど?)

 

(言うべき?)

 

(…面白いから放っておこ)

 

(…)

 

(あ、やっぱ気づいてないのか…てかあの言葉本心だろ絶対。やっぱ悪っぽそうってだけでめっちゃいい子なんやなぁ…てかあの白髮、なんか面白そうって理由でヤバイこと起こしてないよな?)

 

その後、アルと対策委員会は楽しく話をしたという。

なお、お会計の際は後でイエローがこっそりと本来払うべき金額を払った。大将は受け取ろうとしなかったが、

イエローが頑なに渡そうとしたため、大将は最終的に受け取ったそうな。

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、気を付けてね!」

 

「お仕事、上手く行きますように!」

 

(こっちに来られる以上、失敗させないと行けないんだよなぁ…)

 

「あははっ!了解!あなた達も学校の復興、頑張ってね!私も応援してるから!じゃあね!」

 

(これ本心だな。やっぱオメー、キヴォトス中探しても稀に見ない善良な奴だろ…)

 

 

「…なぁヴェロナ」

 

「何だ?」

 

「あの子ら…第二の刺客だよ。ヘルメット団の後ろにいる奴が送り込んできやがった」

 

「…は?*3いや、だとすればさっきのように楽しく会話などできないのではないか?」

 

「それがねぇ…リーダーのあの子、ノノミやシロコ達がアビドスだってことに気づいてないのよ。」

 

「…つまり、彼女達は依頼のターゲットだと知らずに楽しく話をしていたと?」

 

「いや、白黒髪と白髪は気づいてた。白髪の方が面白いから放っておこって言って黙ってたけど…」

 

「なんだそれは…」

 

「とりあえずホシノに伝えようぜ。」

 

「…そうだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう…いい人たちだったわね。」

 

「…」

 

「社長…あの子たちの制服、気づいた?」

 

「えっ、制服?何が?」

 

「アビドスだよ、あいつら。」

 

「例の2匹の先生もいたね。」

 

そう伝えられたアルは…

 

「なななな、なっ、何ですってーーーーー!!!???」*4

 

こうなったとか

*1
リーパーは嗅覚が優れている…多分

*2
リーパーは聴力も優れている…多分

*3
割と動揺してる

*4
例のアレ




ARKアイテム解説
キチン
主に昆虫からはぎ取れる素材。
セメントやキチン装備、一部のサドルを製作する際に必要となる
中型の虫を狩っていると大量に入手できる。割と色々なアイテムのクラフトに使用するので、大量に手に入るからといって捨てると足りなくなることも…(n敗)
なお、ある2匹の生物はこのキチンとキブルしか食べない





ワタクシはリーパーは嗅覚と聴力が鋭いと考えています。
理由はいくつかあって、まず、リーパーが基本的に、地中に潜っているということ。だいたいのリーパーは地中から出現するので、基本的には地中で生活しており、獲物を探す時は地上に出ていると考えています。
そこで、同じく地中で生活している(生態はちょっと違うけど)モグラに注目してみると、聴覚と嗅覚が発達しているとあるので、同じく地中生活のリーパーも同じだと考えました。

(もしかしたら原作できちんと説明されているかも…作者も原作のあらゆる全てを知っているわけではないので…)

テストだったので執筆が出来ませんでした…
これからはスピード上がると思います


ガツガツ様、そして誰かは分かりませんがお気に入り登録ありがとうございます!
これからも頑張ります!

いずれ書くことになる対策委員会編3章は…

  • 消滅
  • 縮小
  • ◯◯(MOD生物)によるセト蹂躙劇
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