ARKアーカイブ   作:公開

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色々独自解釈とかあるかもしれません。



明かされた真実

アビドスへと帰還し、例の書類の中身を見ていく対策委員会とヒフミ、そしてイエロー&ヴェロナ。

そこには衝撃の事実が記されていた

 

「なっ、何これ!?一体どういうことなのっ!?」

セリカは台パンした。そりゃそうもしたくなるだろう。

 

「…!!」

 

「…こりゃもう黒確定だわ。」

 

「現金輸送車の集金記録にはアビドスで788万円集金したと記されてる。私たちの学校に来たあのトラックで間違いない…でも、その後すぐにカタカタヘルメット団に対して任務補助金500万円提供って記録が…」

 

「…ということは…それって…」

 

「私たちのお金を受け取った後に、ヘルメット団のアジトに直行して任務補助金を渡したってことだよね!?」

 

「任務だなんて…?カタカタヘルメット団に…?」

 

「ヘルメット団の後ろにいるのはまさか…!?」

 

「…ほぼカイザーと見ていいだろうな。しかも銀行単位ではない。本社の息がかかっているんだろうな…」

 

ヘルメット団の後ろにいる存在は、カイザーでほぼ確定したようだ。

 

「「「…」」」

 

「ど、どういうことでしょう!?理解できません!学校が破産したら、貸し付けたお金も回収できないでしょうに…どうしてそのようなことを…?」

 

「…これってさ、カイザーの目的はお金じゃないんじゃね?」

 

「え?どういうことですか?」

 

「ほら、ノノミがさっき言ったじゃん。「学校が破産したら、貸し付けたお金も回収できないでしょうに」って。それをアイツラが理解してない筈が無いと思うんだよ。だったらお金は元々オマケ程度に考えてて、本命は別って考えた。それでその本命ってのが、この校舎とかだと思うんだけども…でもそれ手に入れた所で何?って感じなんだけどな。」

 

どうやらイエローはお金は二の次で、何か別の本命があるのではと考えたようだ。

 

「確かに、そう考えればいろいろと辻褄が合いますね…」

 

「…すまない、少し質問をいいか?」

ヴェロナは何か対策委員会に質問したい事があるらしい。

 

「ヴェロナ先生?どうしたんですか?」

 

「お前達、寝る時はどこで寝ている?…いや、少し聞き方が悪いな。聞き方を変えよう。お前達は夜間ここにいるか?」

 

「え?いや、普通に家に帰って寝てるけど…」

 

「私も同じくです。」

 

「そうか…」

それを聞いたところで、ヴェロナは本題を話し始める。

 

「ならば…()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

「「「「「!!!」」」」」

 

「夜間には誰も居ない。つまり、侵入し占拠するには絶好のチャンスだ。さらにアビドスでは過疎化が進んでいる。窓ガラスを割って侵入するにしても近隣の住民に気付かれる可能性は低いだろう。ならば何故それをしなかった?」

ヴェロナはヘルメット団は夜間に侵入して占拠すれば良いのに、何故それをしなかったかと疑問に思っているらしい。

 

「た、確かに…!」

 

「しっかしまぁー、よくそんなこと思いついたねー。」

 

「野性時代に縄張りに戻らず夜を過ごしたら他の生物に奪われていた、なんてことがあったからな。それと似たようなものだったから気づけただけだ。」

 

「しかしそうなると、カイザーは何が目的なんでしょう…」

 

「…なんか色々飛躍してるかも知れんけど、カイザーさ、これアビドスの土地が狙いなんじゃね?」

 

「と、土地!?」

 

「うへ、なんでまたそんなのを…」

 

「いや、だって今のアビドスでカイザーに最も価値があるものは何かなーって考えると、俺の脳内にはもう土地しか思い浮かばんのよ。ただ…」

 

「「「「「「ただ?」」」」」」

 

「いや、ちょっとボロクソに言わせてもらうんだけどさ…そこまでして普通こんな大企業からしてみれば利益出るとは思えないほぼ無価値な土地をわざわざ手に入れるか?って…」

 

「ほ、ホントにボロクソ言いますね…」

 

「これでもだいぶオブラートに包んだ方なんだぞ。」

 

この後も色々と話し合って考えていたが、ヒフミをそろそろ帰らせたほうがいいということで一時停止になった。

 

 

 

 

 

 

「皆さん、色々とありがとうございました。」 

 

「どーいたしまして。」

 

「変な事に巻き込んでごめんなさい、ヒフミさん。」 

 

銀行強盗は変なことのレベルではないと思うが…

 

「あ、あはは…」

 

「今度遊びに行くから、その時はよろしくー。」

 

「はいっ。もちろんです。」

 

「まだ詳しいことは明らかになっていませんが…これはカイザーコーポレーションが、犯罪者や反社会勢力と何かしら関連があるという事実上の証拠になり得ます。

戻ったら、この事実をティーパーティーに報告します!それと、アビドスさんの現在の状況についても…」

 

そう言ってくれたヒフミ。しかし…

 

「ま、ティーパーティーはもう知ってると思うけどねー。」

ホシノはもうティーパーティーはアビドスの現状を知っていると思うらしい。

 

「は、はいっ!?」

 

「あれほどの規模を持つ学園の首脳陣なら、それ位はもうとっくに把握してると思うよー。みんな遊んでるわけじゃないだろうしさ。」

 

「そ、そんな…知っているのに、皆さんのことを…」

 

「「…」」

 

「うん、ヒフミちゃんは純真でいい子だねー。でも世の中そんなに甘くないからさ。」

 

「俺は甘いぞ!」

 

「…」

 

「ヒフミちゃんの気持ちはありがたいけど、そっちに知らせた所でこれといった打開策が出るわけじゃないし、かえって私たちがパニくることになりそうな気がするんだよねー。」

 

「そ、そうですか…?」

 

「ほら、今のアビドスって廃校寸前じゃん?トリニティとかゲヘナみたいなマンモス校からのアクションをコントロールできる力がないんだよー。言ってる意味、分かるよね?」

 

「…サポートするという名目で悪さをされても、それを阻止できない…ってことですよね。…そうですね、その可能性もなくはありません。あうう…政治って難しいです…」

 

「ってかこういうの子供にやらせるのが異常な気が…」

 

「でも…ホシノ先輩、悲観的に考えすぎなのではないでしょうか?本当に助けてくれるかもしれませんし…」

 

「うへ〜、私は他人の好意を素直に受け取れない汚れたおじさんになっちゃってねー。

「万が一」ってことをスルーしたから、アビドスはこの有様になっちゃったんだよ」

 

「「…」」

 

そう語るホシノに、イエローとヴェロナはどう言葉をかけていいか分からなかった。

 

「…」

 

「…」

 

「…では…えっと…本当に…1日で色んな出来事がありましたね…」

 

「うん。まさか本当に銀行強盗することになるとは思わんかったよ…」

 

「うん、すごく楽しかった。」

 

「もうやるなよ?」

 

「…」

 

「…大丈夫かねぇ…」

 

「…楽しかったのはシロコ先輩だけじゃないの?」

 

「あ、あははは…私も楽しかったです。」

 

「いやぁーファウストちゃん、お世話になったね。」

 

「そ、その呼び名はやめてください!」

 

「よっ、覆面水着団のリーダーさん!」

 

「我らがリーダー!」 

 

「皆さん…それにイエロー先生、ヒフミさんが困ってるじゃないですか…」

 

「ごめん」

 

「い、いえ!全然大丈夫です、と、とにかく、これからも大変だとは思いますが、頑張ってくださいね。応援してます。それでは…みなさん、またお会いしましょう。」

そう言ってヒフミはトリニティへと帰っていった。

 

「みなさんお疲れ様でした。今日はゆっくり休んで、明日改めて集まりましょう。」

 

「せやね。」

 

「解散〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ…それにしても、カイザーが裏にいたとはねぇ…あんにゃろう。あの闇銀行はいつか潰すからな…覚悟しとけよ…」

 

「あぁ。奴が何を企んでいるのかは分からないが…警戒しておくにこしたことはないだろう。」

 

「なんかあったらすぐに地獄の業火で焼いちゃおうぜ。」

 

「全く…」 

(それにしても、ホシノの奴は何か抱えてるな。それも、恐らく複数。…これは骨が折れそうだ)

 

 





エデン条約編………

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