時の流れは早い…
前回、風紀委員長が風紀委員会を撤退させ、イエローはキヴォトスに来ていた仲間のコクエイと会話した。
そこから少し話しは飛び、ノノミと対策委員会の教室へ向かっていると…
「いたた…痛いじゃ〜ん、どしたのシロコちゃん。」
「…いつまでしらを切るつもり?」
「!?」
「何やってんだあの二人?」
「俺が知ってる訳ないだろう、知りたいなら現場を見るしかない。」
イエローとヴェロナ、そしてノノミは声がした教室へと入る。
「うへ〜、何のことを言ってるのか、おじさんにはよくわからないな〜…?」
ホシノがいた。
「…嘘つかないで。」
シロコもいた。
(…ヒナが言ってたあの事件絡みか?)(ホシノ…)
「嘘じゃないって〜…ん?」
「ホシノ先輩!シロコちゃん!どうしたんですか!?」
「事情はなんかよく分からんけど、ケンカはよくねーぜぃ。ほらこのどら焼き食べて仲直りしな?」
「お前は一体いつどら焼きを買ってきたんだ…?いや、それよりもコレは普通の喧嘩…というわけでは無さそうだな。」
「ん、これは、その…」
「一体、何があったんですか…?」
「…ホシノ先輩に用事があるの。」
用事、というのは少なくとも良いことでは無いだろう。
「ほーん、用事ねぇ…」
「…」
「…悪いけど、二人きりにして。」
シロコはホシノと二人っきりにしてほしいと言う。それに対し、ノノミは
「うーん、それはダメです☆」
キッパリと断った。
「…」
「対策委員会に「2人だけの秘密♡」みたいなものは許されません。何と言っても、運命共同体ですから。」
「運命共同体ってなんぞ?」
「栄えるときも衰えるときもその運命を共にする者たちの事だ。」
「…でも、「ですので、きちんと状況の説明もしてくれない悪い子には…お仕置き☆しちゃいますよ?」
「やめろノノミ!落ち着けぇ!!」*1
「…少なくとも状況の説明程度はしてくれ。そうでなければ何も言えんからな。」
「う、うーん…」
「…えっとねぇ、実は、おじさんがこっそりお昼寝中してたのがバレちゃったんだよね〜。」
「………嘘つくなよホシノ。俺は悲しいぜぃ…」ボソッ
「…なんか聞こえたような…?まぁいいや。私の怠け癖なんて今に始まったことじゃないとは思うけど、おじさんもここ最近ちょ〜っと寝過ぎだったかも。まぁ、それで少しばかり叱られちゃったってわけ〜。」
「あ、う、うん…」
(違うな。シロコの反応が全てを物語っている。ホシノ…お前は一体、俺たちに何を隠している…?)
「にしたって、そんなに怒らなくてもいいのに〜。白目ちゃんは真面目だなぁ。…ま、人にはそういう時もあるよね〜。そろそろ集まる時間だし、行こっかー。」
そう言うとホシノは教室から出ていった。
「…ん…」
シロコも教室から出ていった。
「…」
「…あんま思いつめんなよ?」
「ありがとうございます。…ホシノ先輩、何か言いたくないことがあるみたいですね。」
「…ま、誰しも心の内には秘めている物があるもんだよ。俺らにだってあるしな。ホシノの場合、きっとそれが途方もなく大きな物ってだけだ。」
イエローは誰しも心の内には秘めている物があると。
ホシノの秘めている物は途方もなく大きな物だけだと、そう言った。
「…そうですね。誰しも言いたくない秘密の一つや2つくらい持っているものでしょうし。私たちも行きましょうか。ヴェロナ先生、イエロー先生。そろそろみんな帰ってきてるかもしれません。」
「…だな。」
「そうだな。」
そうして対策委員会の教室へと向かうのだった。
(…いつ全て打ち明けるべきか…俺の、そしてリーパーという種族…いや、ARKで暮らしてきた生命体全ての秘密を。)
ARKキャラ解説
リーパー(ARK)
ARKのマップの一つであるアベレーションに生息する謎の生物
その正体は…モヤの向こうに答えがあります。
一応ARKの根幹へと繋がるネタバレです
かつて人類によって造られた人造生命体。
エデン条約編………
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