ARKアーカイブ   作:公開

43 / 61
あと今年一ヶ月半ちょいしかないの…?
時の流れは早い…



隠された心の内

前回、風紀委員長が風紀委員会を撤退させ、イエローはキヴォトスに来ていた仲間のコクエイと会話した。

そこから少し話しは飛び、ノノミと対策委員会の教室へ向かっていると…

 

「いたた…痛いじゃ〜ん、どしたのシロコちゃん。」

 

「…いつまでしらを切るつもり?」

 

「!?」

 

「何やってんだあの二人?」

 

「俺が知ってる訳ないだろう、知りたいなら現場を見るしかない。」

 

イエローとヴェロナ、そしてノノミは声がした教室へと入る。

 

「うへ〜、何のことを言ってるのか、おじさんにはよくわからないな〜…?」

ホシノがいた。

 

「…嘘つかないで。」

シロコもいた。

 

(…ヒナが言ってたあの事件絡みか?)(ホシノ…)

 

「嘘じゃないって〜…ん?」

 

「ホシノ先輩!シロコちゃん!どうしたんですか!?」

 

「事情はなんかよく分からんけど、ケンカはよくねーぜぃ。ほらこのどら焼き食べて仲直りしな?」

 

「お前は一体いつどら焼きを買ってきたんだ…?いや、それよりもコレは普通の喧嘩…というわけでは無さそうだな。」

 

「ん、これは、その…」

 

「一体、何があったんですか…?」

 

「…ホシノ先輩に用事があるの。」

用事、というのは少なくとも良いことでは無いだろう。

 

「ほーん、用事ねぇ…」

 

「…」

 

「…悪いけど、二人きりにして。」

シロコはホシノと二人っきりにしてほしいと言う。それに対し、ノノミは

 

「うーん、それはダメです☆」

キッパリと断った。

 

「…」

 

「対策委員会に「2人だけの秘密♡」みたいなものは許されません。何と言っても、運命共同体ですから。」

 

「運命共同体ってなんぞ?」

 

「栄えるときも衰えるときもその運命を共にする者たちの事だ。」

 

「…でも、「ですので、きちんと状況の説明もしてくれない悪い子には…お仕置き☆しちゃいますよ?」

 

「やめろノノミ!落ち着けぇ!!」*1

 

 

「…少なくとも状況の説明程度はしてくれ。そうでなければ何も言えんからな。」

 

「う、うーん…」

 

「…えっとねぇ、実は、おじさんがこっそりお昼寝中してたのがバレちゃったんだよね〜。」

 

「………嘘つくなよホシノ。俺は悲しいぜぃ…」ボソッ

 

「…なんか聞こえたような…?まぁいいや。私の怠け癖なんて今に始まったことじゃないとは思うけど、おじさんもここ最近ちょ〜っと寝過ぎだったかも。まぁ、それで少しばかり叱られちゃったってわけ〜。」

 

「あ、う、うん…」

 

(違うな。シロコの反応が全てを物語っている。ホシノ…お前は一体、俺たちに何を隠している…?)

 

「にしたって、そんなに怒らなくてもいいのに〜。白目ちゃんは真面目だなぁ。…ま、人にはそういう時もあるよね〜。そろそろ集まる時間だし、行こっかー。」

そう言うとホシノは教室から出ていった。

 

「…ん…」

シロコも教室から出ていった。

 

「…」

 

「…あんま思いつめんなよ?」

 

「ありがとうございます。…ホシノ先輩、何か言いたくないことがあるみたいですね。」

 

「…ま、誰しも心の内には秘めている物があるもんだよ。俺らにだってあるしな。ホシノの場合、きっとそれが途方もなく大きな物ってだけだ。」

イエローは誰しも心の内には秘めている物があると。

ホシノの秘めている物は途方もなく大きな物だけだと、そう言った。

 

「…そうですね。誰しも言いたくない秘密の一つや2つくらい持っているものでしょうし。私たちも行きましょうか。ヴェロナ先生、イエロー先生。そろそろみんな帰ってきてるかもしれません。」

 

「…だな。」

 

「そうだな。」

そうして対策委員会の教室へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(…いつ全て打ち明けるべきか…俺の、そしてリーパーという種族…いや、ARKで暮らしてきた生命体全ての秘密を。)

 

*1
親父ィ…




ARKキャラ解説
リーパー(ARK)
ARKのマップの一つであるアベレーションに生息する謎の生物
その正体は…モヤの向こうに答えがあります。
一応ARKの根幹へと繋がるネタバレです
かつて人類によって造られた人造生命体。

エデン条約編………

  • 己の道は己で選べ
  • ライフサポート
  • コード・レッド
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。