謎の空間に、ある存在がいた。それは球体だった。ほのかに紫色に光り、実体が無いかのように揺らめく。
それの名はアンノウン。
『ハロウィン。それは毎年10月31日に行われる祭り。 カボチャやカブをくりぬいて作るジャック・オー・ランタンを飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。というのはさすがの君でも知っているだろう?先生。』
ハロウィンを知らぬ者はいないだろう。
"もちろん。生徒の皆も楽しみにしてるよ"
『そうだろうね。ハロウィンパーティーは楽しみだろう?君たちのハロウィンパーティーに別の姿で参加させてもらおうかね…おっと、話を戻して、ハロウィンの日には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていた。だからこそ幽霊ではないとバレないように仮装をするというのがハロウィン…多分ね。』
『そして先生、君はドードーを知っているかな?』
アンノウンはハロウィンに何も関係がなさそうなドードーの話題を振った。
"飛べない鳥でしょ?"
『そう。ドードーは隔絶された孤島の環境に適応して天敵なしで生息していたドードーは、
空を飛べず地上をよたよた歩き、警戒心が薄く、巣を地上に作るなど、外来の捕食者にとって都合が良すぎる存在だった。そうして侵入してきた人間による乱獲と人間が持ち込んだ、生息地のモーリシャス島に存在しなかったイヌやブタ、ネズミなどに雛や卵が捕食され、さらに森林の開発により生息地が減少し、急速に個体数が減少し絶滅した。』
ドードーはいかにアレなのかを語るアンノウン。だが話はここで終わらない。
『それは方舟でも同じだった。抵抗せず、生命力が高いわけでもなく、動きも遅い。それはもうあらゆる捕食者に狙われ、膨大な数のドードーが捕食者に喰われてきたものだよ。…だがドードーはここで終わらなかった。さっき言っただろう?ハロウィンの日には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたと。そして、本当に方舟の世界にはこの「門」が存在し、ハロウィンの日には開き、あの世から霊がやってくる。それのほとんどは生物の骨、もしくは半透明の霊体ような姿をしている。』
『だが例外はあった。ドードーだ。ドードーだけは何故か動く死体のような姿で現れた。
そして、ドードーの霊は余りにも膨大だった。その膨大な霊体は一塊の凄まじく強大な霊体となって、ハロウィンの日に、かの島に舞い戻る。…筈だった。その一塊の霊体は何故か2つに分かれ、その内の1つはワイバーンの魂と融合し、かの過酷なる焦土に舞い降りた。
その霊体の名はドードーワイバーン。ドードーと三種のワイバーンの融合体のような存在だ。』
"ドードーワイバーン…"
『最近の出現報告は何故か無かったが…今回、恐らくキヴォトスに出没するだろう。
そして、アレを放置しておけばとんでもないことになるよ。』
"ドードーワイバーンはどれほど強いの?"
先生はドードーワイバーンの強さについて問う。
その答えは
『強いなんてものじゃない。簡単に言えば、デカグラマトンの預言者2体を混ぜ合わせた強さ。しかも、それに加えて大量のゾンビワイバーンを従えてるんだから、それはもうヤバいとしか言いようがないね。』
結論から言うととてつもなくヤバい。だった
『…だが、君は行くんだろう?…いやもう答えを聞く必要も無いか。』
『最後に忠告。ドードーワイバーンは高い攻撃力と多種多様な攻撃タイプのEXスキルを持っている。
生半可な耐久力の生徒はあっという間に戦闘不能になるぞ。その上、キヴォトスで顕現した影響か、こちらでは見られなかった特徴が幾つかあるらしい。ヒントを与えるなら…単体攻撃のEX持ちの生徒はほぼ必須だ。
…それじゃ、行ってらっしゃい。地獄を楽しんでくるといいさ。』
そうして謎の空間は消え去り、先生はアビドスの一室にいた。
窓から覗く月は大きく、謎の鳥のくちばしのような影ができており、空からは無数の隕石が降り注いでいるのだった…
ARKボス解説
ドードーワイバーン
スコーチドアースにて、ハロウィンイベントの期間に出現する生物。ドードーとワイバーンが合成されているような見た目。通常個体のワイバーンやギガノトサウルスと比べてみてもかなりでかい。
流れ星が多く降り月がドードーワイバーンの顔の陰らしき形になった夜にファンファーレと共にマップ内ランダムで現れる。単体でもボスクラスかそれ以上の高い戦闘力をもっており、取り巻きとしてゾンビワイバーンを従えている。
ちなみになぜか鎖骨あたりにドードーの羽がある。
制約解除決戦
屋外戦
攻撃タイプ:爆発/貫通/神秘/振動
防御タイプ:軽装備
強い雑魚を大量に召喚して数の暴力と圧倒的なステータスで押してくるタイプ。
飛行している状態と地上に降り立っている状態の2つの状態があり、飛行している状態では回避
また、原作と大きく異なる点もある。
EX1:ポイズンブレス【貫通】
円形範囲内の敵に防御力無視の攻撃力の150%分のダメージを与え、範囲内にいる敵に固定ダメージを与えるダメージゾーンを5秒間形成する
EX2:ライトニングブレス【神秘】
敵全体に攻撃力の32%×30のダメージを与え、命中した敵に気絶状態を一定確率で付与。
原作と異なり、発動前には力を溜めるようなモーションが入る。このモーション中に対象を選択できる単体攻撃のEXスキルを使用すると頭部を選択でき、頭部に攻撃するとグロッキーゲージが大幅に上昇する
グロッキーゲージがmaxになっても行動不能にならないが、ライトニングブレスを中断し、地上に降り立つ
EX3:ファイアブレス【爆発】
前方の敵に攻撃力の33%×6のダメージを与え、
命中した敵に炎上デバフ(最大体力の20%を10秒かけて減少させる)を付与する
EX4:飛竜の死者
ファイア、ポイズン、ライトニングのいずれかのワイバーンを合計10体召喚する。
ワイバーンのブレスはライトニング以外はドードーワイバーンの物と同じ性質を持つ
ライトニングは攻撃力の10%×30の攻撃力を与え、溜めるようなモーションはしない
ワイバーンは通常は近接攻撃、一定時間経過後、距離を取ってからブレスを放つ
ノーマル:猛風【振動】
ドードーワイバーンが地上に降り立った際、または飛行する際に敵及び場にある全ての障害物にダメージを与える
敵に対しては攻撃の10%、障害物に対しては攻撃力の300%分のダメージを与える。
パッシブ:仮初の肉体
弱体効果、及び持続ダメージ、割合ダメージデバフを全て無効化する
番外編ではどっちが見たい?
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ブルアカ側
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ARK側
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どっちも見たい