読者の皆様、脳内で、あるいは現実でお好きな処刑用BGMをお聞きになりながら
くつろぎのひとときをお過ごしください。
「な、な…何だと…!?」
カイザー理事は予想外の援軍に驚きと困惑の声を上げる。
「せ、先生…彼らは一体…」
「マグマサウルス、エンバークリスタルワイバーン、フェニックスだ。」
「そう。そうなんだけど…フェニックスって仲間にいたっけ?」
「いや…いなかったはずだ。あいつらは…何者だ?」
「…少し困惑させてしまったようだな。申し訳ない。
簡潔に言えば、我等はこことは異なる世界よりこの世界へと舞い降りしもの。いわば我等はそなたの世界とは別の世界から来たのだ。」
フェニックスはそう語る。
どうやら、彼らはこことは違う世界線からやってきたらしい。
「とりあえず味方…なんだよな?」
「そう。お前達は破壊したい、あの鉄屑どもを。
我等は手伝う、お前達の目的の達成を。」
エンバークリスタルワイバーンがそう答える。
どうやら手助けしてくれるらしい。
「とりあえず名乗らせていただいやす。俺はラオス。よろしくです。」
「我が名は鳳凰。イエロー、先程そなたが示した決意、見事なものであった。故に我等は少しの間そなたの力となろう。」
「ルベア。それが我が名。思え、光栄に。」
「鳳凰にラオスにルベアね…よし覚えた!」
「一次的ではあるが、よろしく頼むぞ、イエロー。
それと…どうやら援軍は我等だけではないようだぞ?」
「「「「え?」」」」
その瞬間、爆発音があちこちから聞こえた。
「な、何だ!ら何が起きている!?」
「なるほどな…やっぱり…!」
そう、今アビドス廃校対策委員会は外的要因との戦闘で危機に陥っている。
ならば、彼女達が来ないはずがない。
「全く…大人しく聞いていれば、何を泣き言ばかり言っているのかしら…目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く…
それが、あなた達覆面水着団のモットーじゃなかったの!?」
「あ、あなたは!?」
「だよなぁ!やっぱ最高だぜ便利屋68!!」
便利屋68
参 戦 ! ! !
「何をすればいいのか分からない、どうすれば良いのかも分からない。やる事なす事、全部失敗に終わる…ここをくぐり抜けた所で、この先にも逆境と苦難しかない…」
「だから何なのよっっっ!!!!」
「仲間が危機に瀕しているんでしょう!?それなのにくだらないことばっかり考えて、このまま全部奪われて、そのまま納得できるわけ!?」
「あなた達はそんな情けない集団だったの!?」
「アルの言う通りだぜぃ。皆。たとえこの先茨の道でも…俺達は行く!
目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く…
それが俺達、覆面水着団、及び対策委員会のモットーじゃい!」
「…色々なことがありすぎて少し頭の中がくぐもっていたな。
我々の願いはアビドスの復興!たとえどんな存在だろうが邪魔する奴らは吹っ飛ばす!」
イエロー、ヴェロナはもとより諦めていない側に近かったのですぐ決意を胸にして敵を見据えた。
「…そうだ。大切なのは、最後まであきらめず立ち向かい、例えわずかな希望でも、勝利を信じて戦うことだ。その信じる心、それが不可能を可能にする!」
「ええ!その通りよ!良いこと言うわね貴方…
いや誰!?!?」
「おっと、そなたらには名乗っていなかったな。
我が名は鳳凰。あの飛竜がルベア、もう一体がラオスだ。」
「我等は気に入った、お前のことを。」
「かっこいいっすねぇ。尊敬しますよ。」
「ご、ご丁寧にどうも…私は」
「知っている。お前は陸八魔アル。
浅黄ムツキ、そこの白髮。
鬼方カヨコ、そこの白黒、
伊草ハルカ。そこの紫。」
「我等は"主"からそなたらの事は聞いているのでな。自己紹介は不要だ。」
「うちの主すごいんですよ。そりゃもう。」
「うわぁー…一回弱み握られたらヤバいタイプだ、その主って人。
ま、今はそんな事より…私の可愛いメガネっ娘ちゃんをよくも泣かせてくれたね?
これはもう…ぶっ殺すしかないよねっ!!!」
「こら、可憐な乙女がそんな顔でぶっ殺すなんて言葉使っちゃいけません!
それはそれとしてその言葉には同意しますけど。」
ペタペタもその言葉に同意してやる気になった。
そしてやる気になったペタペタやヴェロナ、イエローを見て
「ロック ワ トモダチ タスケる!!!」
「ひゅ〜るりらら〜♪」
「よし、やっちゃおう。」
ネオ・楽しみ隊の面々もやる気を出した。
「さぁ!今こそ協業の時よ!合わせられるわよね、先生とそのお仲間さん!」
「もちろんだぜぃ!やってやろうじゃねえかこの野郎!!!」
「野郎ぶっ殺してやる!!」
「征くぞ皆!」
こうして、カイザーとの戦いが始まった。
「怯むな!撃て!」
「損傷軽微。問題ない。活動には。今度はこちらから。」
ルベアは炎を吐き出し、カイザーの兵士を燃やす。
「熱っつ!?」「も…燃え…tu.vw46」
生身の兵士は燃えるだけで済み…いや燃えるだけでもだいぶアレだが。
機械の兵士は炎を浴びたことで内部が熱暴走を起こして文字通り内部から破壊されている。
つまりそれだけの温度はあるということ。
「弱い。この鉄くず共は
強い、かつて戦った桃色髪の人間のほうが。」
「この…化け物め!これでも喰らえ!」
ある兵士はルベアに対しロケットランチャーを撃つ
「させるわけないでしょ!」
がしかし、アルに防がれ、そのまま倒される。
「助かった、陸八魔アル。流石にまずい。あれを何度も受けるのは」
「えぇ!仲間を助けるのは当然のことよ!」
だが、さらにカイザーの兵士は現れる。文字通り無尽蔵に。かき集められる全勢力を集めてきたのだろうか?
「任せろ、この鬱陶しい鉄屑どもは。行け、あのリーパーキングの元へ。」
「…分かったわ!」
アルはイエローの元へ向かった。
「私一人で相手してやる、下等な鉄屑ども。」
「ひゅ〜るりらら〜援護〜必要で〜すか〜?」
「ロック ワ マモる」
「…するがいい、好きに。」
一人で相手してやると言ったそばから援軍が来たのでルベアは少し残念そうにしていた。
まぁすぐに切り替えて殲滅に移っていたが。
一方、ラオスと鳳凰は
「こいつらの攻撃より主に触手でザシュザシュやられた時の方が痛いでござんすな。」
「欲の塗れた貴様ら鉄屑などに、我等は倒せぬ!行くぞ!」
「な…何を」
「ブレイジングフレア!!」
鳳凰は炎を纏い、高速で突撃した。それに触れたオートマタはたちまち熱暴走を起こして停止する。つまり、それだけ今のフェニックスの体温は高いということ。
ちなみにこれ、ARK原作でも似たような行動はできるがそれよりも遥かに高性能となっている。
謎のカードの影響なのかそれとも…?
「我はイエローの元へ行く!あのカイザー理事に一泡吹かせねば気が済まんのでな!そこは任せたぞラオス!」
「わかりやしたぜ鳳凰さん。
さて、鳳凰さんは早速大暴れしていきましたなぁ。なら俺もいっちょやりますかね。」
するとラオスはそこら辺に転がっている機能停止したオートマタを食べた。と言っても、消化する訳では無いが。
「く…喰った…!?仲間が喰われた…!!!」
「う、うぁぁぁぁぁぁ!?」
「撃て!撃て!喰われ死ぬ!ぁぁぁぁぁぁ!?」
「煩いなぁ、たかがこの位で。」
割とこの2体がカイザーのトラウマと化している気がする。まぁ彼らが容赦ないせいだろうが。
この位、とラオスは言っているが、
そもそもこの世界、ARKの世界と比べると生ぬるいのである。
ARKの世界は人間にもそれ以外にも厳しいものだ。
肉食の生物は肉を食らうために草食生物を襲い、草食生物を食らう事もあれば返り討ちに遭うこともある。
どちらにしても、最低1つの命は失われる場合が殆ど。
喰らうか喰られるか、まさしく弱肉強食の世界。もしくは【殺すか、殺されるか】の世界。
人間…サバイバーにはさらに厳しく、訳も分からず肉食恐竜に殺され、リスキルされたり、
積み上げてきたものが恐竜や色々な要因によって一瞬でぶち壊されたりする。
そんな全然透き通ってない血みどろの世界の存在を透き通った青春の世界にぶち込めばそりゃこうなるという話である。
まぁ、ラオス達は"主"の影響も少なからずあるのかもしれないが
閑話休題。オートマタ兵士の残骸を飲み込んだラオスは口から炎を吹き出し始めた。
体内で鉄くずを溶かし、インゴットにしている最中だ。
「い、今だ!撃て!」
この一声によってカイザーの兵士は一斉攻撃を始める。
ありったけの弾丸がぶち込まれ、爆発が起こる。
「や…やったか!?」
兵士さん、それフラグです。
煙の中から…まだ健在なラオスが現れた。
しかも体のあらゆる箇所が煮えたぎるマグマのように発光しており、突起から噴出する炎の勢いは強まり、一部蒼炎と化している。
最早近づくだけでも燃えるレベルの温度と化している。
「なっ!?あの集中砲火を食らってもまだ生きているというのか!?」
「そ、それだけじゃありません隊長!あの生命体の温度が急上昇!体内温度…約1500度!?*1」
「舐めてもらっちゃ困るなぁ…!
さっきの攻撃、100倍にして返してやらぁ!
シアリング・スピット!」
そしてラオスは自らの最大の攻撃である文字通り巨大な炎の玉のようなブレスをオートマタ兵士に向けて吐き出した。
ちなみにこのブレス、発射時に金属のインゴットを1つ消費し、金属のインゴットがインベントリになければ発射できないという点から、
ドロドロに溶かした金属を撃ち出している
…と投稿主は考えている。
まぁそんなヤバい攻撃を食らえば当然無事で済むわけがなく、オートマタ兵士は喋る隙すらもなく鉄くずになった。
だが、まだまだ増援は現れている。
「しつこい奴らだ…そんなに死にたいなら血祭りに上げてやるでござんす…!」
「ちまつりにあげちゃおう。」
「ん?おお全身紫のデスワームさん、ぜひこちらも手伝ってもらって。」
ラオスとさつまいもは兵士との戦闘…という名の殺戮劇を開始した。
「な、何故だ…!!私が行使できる権限を全て使い!集められるだけの戦力を集めたと言うのに!!何故押し負けている…!?」
カイザー理事は理解できないといった声音でそう言い放つ。
「へっ…へへっ…見ろよ、俺らがお前の軍隊をどんどん押してるぜ?残念だけどな…俺ら…いや、アビドス対策委員会にケンカ売ったのは間違いだぜ!」
「お前にはそりゃ多くの部下がいるだろうな。
たけど、本当に頼れる"仲間"なんていない。テメェは一人ぼっちだ。
でも俺には…ヴェロナや対策委員会の皆や便利屋の皆、ネオ・楽しみ隊に俺に応えてはるばる別世界から駆けつけてくれた心強い仲間がついてる。」
「イエロー…!」
「先生…」
「えぇい黙れ黙れ黙れ!!!対策委員会諸共我が土地から排除してやる!!!」
「まぁテメェみたいなアホボケカスのデブ親父には俺を排除できる力があるとは思えんけどな!
それに…もし俺が倒されても…ヴェロナや対策委員会の皆や便利屋…この戦いで共に戦ってくれる仲間がいる限り…
テメェは絶対に勝てねぇんだよ!!!
わかったら諦めな。」
「誰が諦めるものか!私の長年の野望はすぐそこにある!」
「諦めが悪い野郎だぜぃ全く…!もう一回言う。テメェは勝てねぇ!さっさと諦めろ!」
「そうだ、カイザー理事。貴様のような私利私欲で動く輩が、大切な物を守りたいという心で動く彼らを止められるものか!!喰らうがよい!バーニングブレイブ!!」
「ガッ!?」
鳳凰が超好飛で突撃しカイザー理事に思いっきり激突した。フレアドライブかな?
そして、カイザー理事は大ダメージ+ボディの一部に焼け跡がついた。
どうやら他のオートマタ兵士よりも耐熱性が非常に優れているらしい。
「ぐうっ!?貴様…!!」
「さらにもう一撃投下〜!」
「ぐあぁぁぁっ…!便利屋…!貴様ら、飼い犬の分際でよくも…!」
「へっ、もう彼女らはテメェの飼い犬じゃねぇぞ!なんてったって契約結んだからな!それでついでにテメェとの契約もおしまいよ!」
「な、何だと!?便利屋、どういう事だ!?」
「あなたなんかよりも先生のほうが信じられるし一緒に仕事がしやすかった、それだけよ!」
「あははっ!雇い主を裏切るなんて悪党として当然だよねー!そんな事も予想できなかったんだ?頭わるわるーw」
「煽り性能高いなオイ。」
「便利屋の皆さん…」
「…お陰様で目が覚めました。私たちに今、こうして迷っている時間はありません。」
「そうだよ!何よりもまずホシノ先輩を取り戻さないと!!非公認とかそんなの関係ない!」
「ん、今はホシノ先輩を助ける。大事なのはそれだけ。」
「そうそう!やっぱ対策委員会はこうでなきゃな!」
「やっとだな…!」
「くっ、この期に及んで無駄な抵抗を…よくも…!!」
(…いや、違う。奴らは…そしてホシノは一つミスを犯した。たった一つ、されでも決定的に致命的なミスを。)
ヴェロナはカイザー、そしてホシノが犯した"あるミス"に気がついていた。
「まぁもう御託とかそんなんいいからホシノを返せ。じゃなきゃ今度こそ本当に殺す」
「ふ、ふざけるな!シャーレの先生!貴様にそんな権利が「あろうがなかろうがどーでもいいんだよ。」なっ…」
「ここに集いし皆に告げる!今よりホシノ奪還作戦第一段階を開始する!目標は一つ!カイザーをアビドス自治区から撤退させよ!出撃ーッ!!!」
「「「「「「おーっ!!!」」」」」」
ARK生物解説
マグマサウルス:その2
あの後、色々調べて分かった事実があるのでここに掲載。
実はマグマサウルス、なんとインベントリ内に他の餌がないとガソリンを食べる。
あと人間には猛毒の有機ポリマーも食べる。しかも食料値の回復がかなり高い。
キャラ解説
鳳凰
イエローの決意に応え、謎のカードを介して呼び出されたフェニックス。
好きなセリフは
「大切なのは、最後まで諦めない事だ。どんなに辛い状況でも未来を信じる心の強さが不可能を可能にする。信じる力が勇気になるんだ」
byウルトラセブン/モロボシ・ダン
ルベア
イエローの決意に応え、謎のカードを介して呼び出されたエンバークリスタルワイバーン。
非常に独特な喋り方をする…が、他の奴ら(レジ◯ックとかペロペロとか)も変な喋り方というのは突っ込んではいけない。
ラオス
イエローの決意に応え、謎のカードを介して呼び出されたマグマサウルス。
アンバーグリス(龍涎香)が大好物であり、溶岩に浸かりながら食べるアンバーグリスは格別らしい。