ARKアーカイブ   作:公開

53 / 61
アンノウンと話す回です
後、アンケート締め切りました、
結果、
傀異克服バルファルク&傀異克服シャガル参戦決定
こ れ は ひ ど い


正体不明との会話

突然の異様な来訪者にイエローとヴェロナは驚く。

 

「お前が…鳳凰が言った主って奴か?」

 

『そう。俺こそが彼らの主であるアンノウン。観測者であり、創造者、時には破壊者でもある。

ま、別に君達をどうこうする気はないから安心してくれ。』

 

「…何の用だ?俺達は急いでいるんだ、手短に頼む」

 

『おっと、やっと君たちと話ができた感動で忘れていたよ。

さて、では早速本題に入ろう。

イエロー、君は"黒いガラスのようなもの"を持っている…違うか?…いや、違わないよね。』

 

「黒いガラスって…コレか?」

 

イエローは黒いガラスを取り出す。

 

「イエロー…お前、それをいつから持っていた?」

 

「セリカ救出作戦の後に拾って、それからずっと持ってたんだよ。」

 

「いつの間に…?」

 

『そう!正にそれだ!』

 

アンノウンが求めていたのは、イエローが拾っていた黒いガラスだった。

 

「これって…ただの黒いガラスだろ?何でこんなもんを欲しがってんだ?」

 

『んー、まぁ確かに、それが黒いガラスであることは間違いない。けど、それは"ただのガラス"じゃない。

少々特殊なガラスなのさ。』

 

「…どういうことか説明しろ。」

 

『このガラスにはある"力"が宿っている。それは"意志の力"とでも言うべきもの…まぁ要は、そのガラスにはすんごいパワーが宿ってると思ってもらえればいい。』

 

黒いガラスにはとにかくすごいパワーが宿っているらしい。

 

「すんごいパワー…」

 

『そのすんごいパワーを宿したガラスはこの世界に満ちる"神秘"を少しずつ少しずつ吸収し、その神秘はすんごいパワーと混ざり合い、そのガラスは変質し、

"カオスシャード"と呼ぶべきものへと変化した。それをコレの本来の持ち主と共に回収しに来たんだよ。コレは放っておくとよからぬモノを招き入れかねないからね。

今頃、黒服の奴が持っていたカオスシャードを回収してるんじゃないか?』

 

「お前、何で黒服のこと知って…って、そっか、ずっと見てたって言ってたなそういや…」

 

『そそ、ちゃんと君達がここに来てからずっと見てるからね。…さて、それを俺に渡してほしい。無論、それ相応のお礼はするつもりだ。別に断ってもどうする気もない。ただ、その選択をするのなら…相応の覚悟をしてほしい。』

 

(…どうする?イエロー。)

 

(んー、別に渡してもいいんじゃね?敵意とか無さそうだし、嘘ついてる気もしないし。)

 

(まぁ、お前がそういうのであれば止めはしないが…)

 

 

「…分かったぜぃ。ほら」

 

イエローは黒いガラス…カオスシャードを手渡した。

 

『ありがとう。お礼は後日させてもらうよ。ふふふ…超絶期待してもらって大丈夫だよ?』

 

「お、おう…」

 

『さてそれじゃ…ふむ、あっちも終わったらしい。

それ(テレテテテテテテテッ…テレテテテテテテテッ)…電話?まぁいいちょっと待ってくれ』

 

アンノウンの中から奇妙な着信音*1が鳴り響く。アンノウンは内側から携帯を取り出すと、触手を使って着信に出た。

 

(ちなみにスピーカー)

 

 

 

 

『あー、もしもし?』

 

「恐らくお取り込み中失礼いたします。私です、"アンヘル"でございます。」

 

『あーなるほど、要件は理解した

…で、"例の組織"は?』

 

「私含む数十人の手によって壊滅しました。末端の構成員から上位陣、トップまで、"数人の例外"を除く全てのメンバーの殺害を完了。

また、擬似アンジュを使用し、この組織の勝手なエゴにより犠牲になった"彼女"の蘇生も同時に完了。現在、安静にさせています。」

 

『ご苦労。"例の薬品"による影響については?』

 

「(ノイズでよく聞き取れない)氏の手によって、全て解除されました。薬品の影響化にあった人間は一時的にあの場所に案内いたしました。」

 

『よし、後で(ノイズでよく聞き取れない)にいろいろ送っといてやってくれ。そのほうが喜ぶだろ、アイツも。

で、もう一つ…"水槽"については?』

 

「それについては(ノイズでよく聞き取れない)様が干渉し、永久に封印してくださいました。」

 

『OK。管理は後で俺がやっとく。』

 

「なぁ、誰と何の話してんだ?」

 

『あぁ、それはだね…』

 

すると

 

 

「…お前…その声…そうか…そうか…!そこにいるのは貴様だな!あの忌々しい獣竜種!」

 

「誰だよ」

 

「な…!?貴様、忘れたというのか!?この我を!」

 

「いや知らんのよ…前に会ったことあったっけか?」

 

「お、おのれ…!…ハァ、まぁいい。

覚えていないのであれば教えてやろう!

我は天廻龍シャガルマガラ!

主より"アンヘル"の名を賜りし古龍ぞ!」

 

「マガラ…マガラ?」

 

ここでイエローはまさかと思いつつ電話相手に問いかける。

 

「オメー…まさかあのラグナロクで大暴れしてたゴア・マガラとかいうドラゴンか!?にしては名前が違うが…」

 

「やっと思い出したか!そうだ!我はあの地で貴様らに雪辱を味合わされし後、天を廻りて"龍"へ至ったのだ!

まさか貴様と画面越しとはいえ、再び巡り合うことになるとはな…」

 

『あー…感動の再会?の途中で割り込むのはアレなんだが…"あの子達"はどうしてる?』

 

「あ…お見苦しい所を見せてしまい申し訳ございません。あの幼子達はそれぞれの親代わりの下で元気に健やかに暮らしております。私も後ほど、手土産を持って訪れる予定です。」

 

『了解。あと、ちょっとお願いしたいことがあるからこの後空けといて貰えんか?』

 

「はっ、主の御心のままに。」

 

その返答を聞くと、アンノウンは電話を切った。

 

「…まさか、アンヘルと君が知り合いだったなんてね?イエロー。これはさすがの俺も想定外だよ。」

 

「オメーどころがさすがに俺も想定外だわ…

てか、電話かかってくる前に何言おうとしてたん?」

 

『あぁ、こうして会えたのも縁だし、一つの質問程度なら答えてもいいかなってことで質問タイムを取ろうとしたのさ。

というわけで質問ターイム!ほぼ何でも答えちゃうぞ!』

 

「いや急にんなこと言われても…そうだなぁ。オメーが何者か気になるぜぃ。」

 

『俺が何なのかって?…そうだなぁ。ある1本の木から落ちた枝が、小さな苗木と化したもの、それが俺だ。』

 

「…比喩なのか本当にそうなのかが分からん。

とりあえず、貴様らが壊滅させたという組織について教えろ。」

 

『1本の木から云々は比喩だよ。

で、さっきアンヘル達が壊滅させた組織だっけ?

あの組織はねぇ…カスだよ。

正直言ってゲマトリア共がマシに思えるくらい。』

 

「そ、そこまでなのか…」

 

『子供を薬品漬けにして記憶改竄、常識改変、意図した殺人、子供に死を強要させたetc…あーもう苛ついてきた!コンニャロメ!』

 

アンノウンは触手の先端を地面に叩きつけた。

叩きつけた場所の地面には結構なヒビが入っている。

 

『…失礼。

さて、コレで2つの質問は終わり。残念だけどしばしお別れだ。

…最後に一つ。

 

"塵"

 

"最後の息"

 

"狂気"

 

…これらの名を冠す者たちとの出会いはそう遠くないかもね?…じゃ、さよならー!』

 

そう言うとアンノウンは空間に穴を開け、その穴のなかに消えていった。

 

「…帰ろうぜぃ。早くホシノのことを対策委員会の皆に伝えないと。」

 

「…そうだな。」

 

イエローとヴェロナは早足でアビドスの校舎へ向かった。

 

 

*1
The Second Sanctuary




アイテム解説
カオスシャード
黒いガラスの正体。
元々宿っていた"意志の力"にキヴォトスに満ちる神秘が加わり、混ざったことで誕生した。
アンノウン曰く、『放っておくと厄介なことになる』
…とのこと。


キャラ解説
アンヘル
かつてARK世界に迷い込み、イエロー達に撃退されたゴア・マガラその本人。脱皮し、シャガルマガラへと成長を遂げた。
今は何故かアンノウンの部下?になっている。

ちなみに何がとは言わないが克服している

エデン条約編………

  • 己の道は己で選べ
  • ライフサポート
  • コード・レッド
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。