これも全部エアライダーとストーリーズ3って奴のせいなんだ…
「みなさん、大丈夫ですか?」
「ん、大丈夫。」
「平気よ!」
「まだまだ行けますよ〜!」
「先生に教えて頂いた座標はもう目の前なのでもう少しの辛抱です…!」
「っしゃ!ラストスパートだぜぃ!」
「ホシノ…待っていろ…!」
全員、全速力でホシノの元へ走っていく。
だが、それを遮るかのように敵もどんどん現れていく。
「前方に敵を発見しました!」
「よし!ぶっ倒して先に進もうぜ!」
そうイエローが言ったのと同時に砲撃が敵に向かって撃ち込まれた。
「!?」
「砲撃!?」
「敵…じゃないよな。だってもし敵側だったら大事故になってるだろうし…」
「だったら…支援射撃?」
「だとしても何処からだ…?」
「あれは…L118、トリニティの牽引式榴弾砲です!」
「あっ(察し)」
イエローは何かを察した。そして通信がかかってきた。その相手はお察しの通り…
「あ、あぅ…わ、私です…」
「あっ!ヒ「ち、違います!私はファウストです!」」
「…」
「わぁ、ファウストさん!お久しぶりです!ご自分で名前を言っちゃってましたが、そこは御愛嬌ということで☆」
「あ、あれ!?あぅぅ…!」
「とりあえずトリニティも協力してくれるってことでオーケなんか?」
「え、えっと…このL118は、トリニティの牽引式榴弾砲ですが……と、トリニティ総合学園とは一切関係ありません!射撃を担当している皆さんにもそう伝えておきましたので…」
「ホントかなぁ?…まぁええか。ありがとなヒフ…ファウスト!」
「あはは…えっと、皆さん、が、頑張ってください!」
そう言って通信は切れた。
「火力支援の直後に突撃、定石通りだね。」
「まぁ何はともあれ道は開けた!皆…行こうぜ!」
「はい!敵は砲撃により混乱状態です!今のうちに突破しましょう!」
そうして混乱状態の敵をなぎ倒しながら進み…遂に目標の座標へと辿り着いた。
「ここだな!?」
「はい!ここです!目標の座標地点に到着!この辺りにホシノ先輩が閉じ込められているはずです!」
「イエロー、ここでならばお前の嗅覚でホシノの匂いを探り当てられないか?」
「んー、そうしても良いけど…明らかに目の前に怪しい場所があるよな?」
「あれって…」
「学校、ですか…?」
「ここ…多分学校だよね?」
「…砂漠の真ん中に学校…もしかして」
「あぁ。ここは本来のアビドス高等学校だ。よくぞここまで来たものだ。アビドス対策委員会、そしてシャーレの先生。」
「!!」
声の先にはカイザー理事がいた。
「出やがったなクソ野郎!!!!」
「覚悟はいいな?」
「皆さん、気をつけてください…!敵の増援多数です!まだこれだけの戦力が…きっと、カイザーPMC理事はここで総力戦に持ち込むつもりです…!」
「砂漠化が進行し、捨て去られたアビドスの廃墟…ここが、元々はアビドスの中心だった。
…かつてキヴォトスで一番大きく、そして強大だった学校の残骸が、この砂の下に眠っている。ゲマトリアは、ここに実験室を立てることを要求した。」
「実験室…!?」
「ここで一体何の実験を…」
「…多分黒服が言ってた「恐怖を生徒に適応」云々言ってたやつだと思うぜぃ。」
「そんな事よりもホシノ先輩は何処ですか!」
「あの生徒会長なら、向こうの建物にいる。もしかしたら、既に実験が始まっているかもしれないが…」
「っ!」
「だとしたら早く助けねぇとヤバくねぇか!?」
「彼女の元へ行きたいのであれば、私たちを振り切って行けばいい。君達にそれができるのなら、の話だが。」
「ん、じゃあここは私に―――」
そうシロコが言おうとしたその時、大爆発が起きた。
「また爆発!?こ、今度は何ですか!?」
爆風による土煙が晴れ、そこにいたのは…
「じゃーん!やっほ〜☆」
「…」
「お、お邪魔します!」
「べ、便利屋の皆さん…!?」
便利屋68だった。
「や〜っと追いついた!けどなんかこれ皆集まってるし、もしかして大事なシーンに割り込んじゃった感じ?」
「んー、まぁせやね。」
「…ふん、こっそり助太刀しようと思ったのに、そう上手くはいかなかったわね。」
「あ、あんた達…!」
「このタイミングに登場ということは…!」
「…なるほど、そういうことだね。」
「…社長、なんだか嫌な予感がするから、まずは状況を整理してから…」
「…ふふっ、勘だけは鈍っていないようね、対策委員会。私たちがここに来た理由なんて、決まってるでしょう?
ここは私たちに任せて、先に行きなさい!」
「アル、それ死亡フラグって奴や」
「!!!」
「…はぁ。」
なお、こんなカッコいいセリフを言い放ったアルの心境は…
(言っちゃったぁぁぁぁぁぁぁーー!!!!)
こんな感じでいつものだった。
「べ、別にお礼は言わないからねっ!!でも、全部終わったら…その時は一緒に、ラーメンでも食べに行くわよ、便利屋!!」
「はい、この恩は必ず!」
「ありがとなー!絶対ホシノ取り戻してくるから待っててくれ!」
「ん、ありがと。」
「…行くぞ!」
そう言って対策委員会とイエロー&ヴェロナは駆け出した。
「はぁ。こうなったら仕方ないか。」
「い、勢いに任せちゃったけど、この後はどうしたら…!?攻撃!?いや、逃げ…!?」
「あはははは!面白くなってきたね、アルちゃん!あんなにカッコいい台詞言っちゃったならもうやるしかないでしょ!」
「じゃっ、始めようかっっ!!!」
「ホシノ先輩の位置、確認できました!あそこです!あのバンカーの地下に!」
「…行こう。」
「…だな」
「はい、急ぎましょう…!」
遂にホシノの位置を捕捉した対策委員会。だが、ここでカイザー理事が立ち塞がる。
「カイザーの理事…!!」
「どうした?まさかボコボコのボコバットにでもされたいんか?」
「しつこい…」
「今すぐ退け。退かなければ…本当に殺す」
「…これまで、あらゆる手段を講じてきた。
それでもお前達は滅びかけの学校に最後までしつこく残り!粘って!どうにか借金を返済しようとして!
あれほど懲らしめたのに、徹底的に苦しめたのに、毎日毎日楽しそうに!!!
お前たちのせいで!計画が…私の計画がぁぁぁっ!!!!!」
「今更あの子らに恨み節はくのダサいと思うぞ。」
「貴様の計画など知るか。」
「ふん、あんたみたいな下劣で浅はかで
【自主規制】【自主規制】な奴が何をしようと私たちの心は折れたりしないわよ!!」
「オイちょっとセリカァ!?可憐な女の子が【自主規制】なんて言葉使っちゃいけません!!」
「こら、セリカちゃん、めっ!ですよ!」
「イエロー…お前が【自主規制】を連呼していたせいでセリカが悪い影響を受けたのでは?」
「…うん、これ多分俺が悪いな。」
「…とりあえず、ホシノ先輩を返してもらうよ。」
「はい!貴方みたいな情けない大人に、私たちは負けません!絶対に!」
「戦闘に入ります…先生…」
「よし、任せとけ!…の前に、援軍到着か?」
「「「「…え?」」」」「は?」
イエローが言う援軍とは…
「来たよ、先生。」
「これより、アビドス対策委員会に加勢します」
「べ、別に協力したいから協力するんじゃないぞ!?
委員長とアコちゃんが協力するから協力するだけだ!」
風紀委員会のヒナ、イオリ、チナツだった。
対策委員会編も残り2〜3話程度になりました。
対策委員会編が終わったら暫く番外編を書いてパヴァーヌに行く予定です。
それと今回、アンケートを設置しました。
簡潔に言うとアンケートの結果によって対策委員会編のラスボスが変化します。
(次元混濁の場合は…ARK世界から何かが来ます)