ARKアーカイブ   作:公開

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次回で対策委員会編1,2章は最終回となります!
今回、オリジナル展開があります。
果たして最後にイエロー達に立ち塞がるのは…?

あと結構ネタが多いです


カイザー理事との決着、次元混濁 そして…

イエローが言う援軍とは…

 

「来たよ、先生。」

 

「これより、アビドス対策委員会に加勢します」

 

「べ、別に協力したいから協力するんじゃないぞ!?

委員長とアコちゃんが協力するから協力するだけだ!」

 

風紀委員会のヒナ、イオリ、チナツだった。

 

「タイミング良すぎるぜ風紀委員会の皆!」

 

「な…バカな!?あそこにいた対デカグラマトン大隊はどうした!?まさか全て倒したのか!?

い、いくら貴様らが強くてもあの量の兵力はこんな短時間では…!」

 

「あの大隊なら謎の龍が食い止めてくれている。先生に早く加勢するために私たちはあれを放ってここまで来たの」

 

謎の龍という単語にイエローが反応した。

 

「…なぁ、ヒナ。その龍ってアンヘルとか名乗ってなかったか?」

 

「…?ええ、確かにそう名乗っていたけれど…あと、種族としての名前はシャガルマガラ…だったはず」

 

その名前を聞くとイエローは「うわぁマジか…」と言う雰囲気になった。

 

「マジかぁ…えぇ…嫌なんだけどアイツと会うの。」

 

「え、そんなに嫌なの?」

 

「だって多分あいつがその気になればここにいる全員で戦っても蹂躙されかねないし…」

 

「「「「は?」」」」「「「「え?」」」」

 

「それに昔いろいろあって俺多分アイツに狙われてんのよ…だから見つかったら間違いなくやられる」

 

「何やったのよイエロー先生…」

 

 

 

「と、ともかくこうなれば貴様ら全員ここで葬ってやる!!」

 

「やれるもんならやってみやがれ!行くぜ皆、最終決戦だ!」

 

こうして最終決戦が始ま…る?

 

 

 

 

 

 

「まずノノミはとりあえず全弾射撃、セリカとシロコは左のガトリングを破壊してくれ!」

 

「わかりました〜!」

 

「ん、任せて」「あんな奴私たちの敵じゃないわ!」

 

「サンキュー!」

 

(それとペロペロ、聞こえてるか!?)

 

(聞こえて〜ます〜)

 

(よし、ならある事を頼まれてくれんか?)

 

(?)

 

 

 

 

 

「ヒナは右のガトリングを、イオリは脚部を攻撃してくれ。アヤネの補給とチナツの治療のタイミングは俺が指示する」

 

「了解。」

 

「わ、分かった。」

 

「はい!」

 

「分かりました。」

 

 

イエローとヴェロナはその場にいた全員(イエローはそれに加えてネオ・楽しみ隊のペロペロ)に指示を出しゴリアテへと突撃。

ゴリアテもガトリングやキャノンで応戦するがどんどん追い詰められていく。

機体はボロボロになり、煙が出始めた。もう大破も目前だろう。

 

「何故…何故だ!何故このゴリアテが押されている!?いくらいくらかスペックダウンしている量産機とはいえ何故こうも…!!」

 

『そもそも俺的にはヒナを相手取った次点で負け確だったと思うけどね。』byアンノウン

 

「そんなMEKの下位互換で俺らを止めれると思っていたお前の姿はお笑いだったぜw」

 

「誰かを助けたい、大切な何かを守りたいと思う心は、時に限界を超えた力を生み出す。…お前には理解できないかも知れんがな。」

 

「ヴェロナ先生の言うとおりです!私たちの想いは…あなたなんかに負けません!」

 

「ふ、ふざけるな!その程度で私の計画を全て台無しにされてたま」「今だイオリ!足狙え!」

 

「分かった!」

 

イエロー達への怒りで視点が狭まった隙にイオリはやりやすい位置へと移動し、イエローの号令で脚部に攻撃し、攻撃により脚部は破損。ゴリアテは移動が不可能になった。

 

「グッ…!ゴリアテの脚部が…だ、だが所詮移動できなくなっただけだ!ゴリアテにはまだガトリングとキャノンが「ん、ならそれも破壊する」「徹底的にやってあげる」」

 

シロコが左のガトリング、ヒナが右のガトリングと大型キャノンをそれぞれ破壊。

もはやゴリアテは攻撃も移動もできないガラクタへと成り果てた。

 

「な…ぁ…」

 

「これでそのゴリアテは木偶の坊に成り果てたというわけだ。最後くらい気持ちよく粉砕してやろう!」

 

「やめろ…やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

ヴェロナは爆弾が括り付けられた棘をゴリアテに放った。当然、動けず攻撃もできないゴリアテにそれを防ぐすべは無く…

 

『や っ た ぜ。』

 

清々しいほどの大爆発(ノヴァ爆破)が起こった

 

=☀️

 

 

THE END

 

『ザ・エンドってね。』

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

お礼を言ってヒナ達を帰らせ、いよいよホシノを助けそうとしている対策委員会達。

 

 

 

「よし、とりあえずゴリアテは倒したから…後はホシノを助けるだk『残念ながらそうはいかなくなってしまったんだよ』アンノウン!?」

 

突如、アンノウンが虚空から現れた

 

「そうはいかないって…どういうこと?」

 

『…次元混濁。』

 

「はい?」「何よそれ?」

「ん、説明して」

 

『次元混濁というのは異なるグループの世界同士がその世界を隔てる壁が破壊されたことにより複数の世界そのものが融解及び融合を始めまた新たな世界へと昇華しようとする現象で詳しい発生条件は不明でありまた融合した次元を分離し元に戻すことはほぼ不可能であり…』

 

「??????????????????????」

 

「まるで意味がわからんぞ!?」

 

『あー…まぁ、要はコーヒーにミルク、もしくは違う色の絵の具同士を混ぜたようなものだと考えてもらえば良いよ』

 

「めっちゃわかりやすくなったな…」

 

 

『この世界とあの世界との繋がりはごく僅かなものであり、本来ならこんなことは起こるはずがなかった。

…だがある時、この世界に看過できない致命的な異物が混入した。

…それこそがカオスシャードの元になった

"ブラックシャード"

従来のそれ…【予言と闇に纏わる物語】に登場するそれならばまだ問題はなかった。』

 

「ブラックシャード…?予言…?一体、何を言ってるんですか…?」

 

『だが、それには従来のブラックシャードとは違い、ある力があった』

 

「ある力…?」

 

『…次元を切り裂く力さ。

そう、"次元"を"切り裂く"んだ。

これによりこの世界とあの世界の壁には致命的な亀裂ができた。

そして、どこかの誰かさん()は今の今までそれに気づかなかった。愚かだよねぇハッハッハ

…まぁ、その結果が…"アレ"だよ。』

アンノウンは触手で空を指した

 

「ん、アレってどうい―」

そこで言葉は止まった。なぜならシロコが空を見てみると…

 

「…は?」

「…!?」

「?????????」

「何だ…あれは…」

 

空にぽっかりと真っ黒な穴が空いていた。

 

『…というわけで俺はアレをどうにかしなきゃならない。まぁ、何が起きているか理解出来ている今なら、これくらいすぐに直せる。

というわけでホイっと』

 

そうアンノウンが言うと、少しずつ穴は小さくなり、

…あっさりすぎると言われそうだが、穴は消えた

 

「いやいくら何でもあっさりすぎじゃね?」

 

「…まぁ、要はこれで万事解決ということか?」

 

『いいや違う。少し遅かった。』

 

「遅かったって…それどういう意味?」

 

 

すると、穴から何かが落ちてきた

…それはとてつもなく巨大な蜘蛛だった。

 

「く、蜘蛛…よね?それにしては大きすぎるけど…」

 

「ん、大きい…!」

 

「戦車よりも大きくないですか…!?」

 

対策委員会は目の前にいる未知の存在への困惑が隠しきれていない。

 

 

 

「おいおいおい!?なんでコイツここにいんの!?これ勝てるかぁ…?」

 

「あれは…いや、まさか…」

 

『…そう、ブルードマザー。次元混濁の影響でこちらの世界にとばされてきたらしいね』

 

…そう、何を隠そう、コイツこそがこの世界線における対策委員会編のラスボスである。

 

 

 

「ぶ、ブルードマザー?」

 

「…以前、俺達の世界のことについて話した時、"ボス生物"と俺達が言ったことを覚えているか?」

 

「ん、確かボス生物に勝って一定の実力があると判断されれば次のARKに転送される…要はテストみたいな存在だったはず」

 

「でもそれをなぜ今…いえ、まさか…!?」

 

「…目の前のコイツこそがボス生物の一体、女王蜘蛛ブルードマザーだ…!」

 

 

「キュルルッ!」

 

「ッ来る!」

 

そうしてブルードマザーとの戦闘が始まった

 

 

 

 

 

「ど、どんだけ生み出すのよ…!?」

 

「このままじゃ本当に…きゃあっ!」

 

ブルードマザーに対して対策委員会とイエロー&ヴェロナは苦戦していた。

開始から少しまでは優勢だったのだが、ブルードマザーが腹部からその場で十数体の幼体と思わしき蜘蛛*1(それでも成人男性くらいの大きさはある)を産み出したことにより一気に不利な状況になった。

 

生み出された蜘蛛を倒さなければどんどん増え続けて押し切られる。しかしブルードマザーをある程度無視して生み出された蜘蛛を倒すことに専念しても、ブルードマザーの耐久力がとてつもなく高くいため倒しきれないままいずれ弾薬が尽きる。

ヴェロナにはその心配はないが、そもそもブルードマザーの攻撃力が高く、しかも一部の攻撃はサドルの防御力をほぼ無視するので、まともに戦闘すれば間違いなくやられる。

イエローは耐久力が高いためそうはいかないだろうが、ブルードマザーに対する決定打を持っていない。

そのためいずれジリ貧で倒されるだろう。

 

 

「ノノミ、無事か!?」

 

「な、なんとか無事です!」

 

「ん、キリがない…」

 

「なんとかアラネオを一掃できんかねぇ…?こんな時にメガテリウムがいてくれりゃ…」

 

再びブルードマザーが蜘蛛を産み、再びけしかけてくる…前に、紫色の弾の嵐により全ての蜘蛛が一瞬で絶命した。

 

「この弾…もしかして!」

 

 

 

 

「胸騒ぎがして戻ってきたら…こんなことになってるなんて」

 

「こ、これは一体どういう状況ですか…?」

 

「大丈夫kヒェッ!?*2

 

胸騒ぎがしたヒナが戻ってきてくれたようだ。

 

「マジでナイスすぎるぜ皆!」

 

「その…あの巨大な蜘蛛は…?」

 

「大ボス的存在。アレをほっとくとヤバいことになるから今戦ってたとこだぜぃ。」

 

「…なるほど、あれを倒せばいいのね」

 

「その通りだ。それと…援軍はヒナ達だけでは無いようだぞ?」

 

援軍はそれだけではない。

 

「明らかに身に覚えのある気配がしたから来てみれば…何故アレがここにいるんですか!?」*3

 

「ロック ワ わかラナイ」

 

あいつなに?

 

ペロペロを除いたネオ・楽しみ隊も

 

「奴は…ブルードマザーか。何故ここに…」

 

「理由を考えるより先にぶっ倒すほうが先ですぜ。」

 

「漸く現れた。楽しめそうな奴が。」

 

アンノウンから遣わされた者達も来た。

 

「よっしゃ!こんだけ仲間がいればきっとアイツを倒せるぜぃ!最後の戦い…行こうぜ!」

 

 

こうしてブルードマザーとの第2ラウンドが開始された…が

 

 

「コイツなんか固くね???いや確かにコイツは素で固い方だけd「キュルルッ!!」あっぶね!?」

 

「ちょっと強すぎない…!?」

 

「!危ないぞセリカ」

 

「ッ助かったわ鳳凰さん!」

 

猛攻を受けてもブルードマザーはまだ立っていた。

生み出す蜘蛛はヒナによって秒殺されているので全員がブルードマザー本体に全力で攻撃しているのだが、妙に固い。まだ余力がある。

こちら側も少しずつ消耗しており、特にあらゆる攻撃を受け止めていたレジ〇ックの身体にはだいぶヒビが入り始めていた。

 

「確かに、体のあちこちに傷がつき始めていますが…それでもまだ余裕はありそうです。」

 

「前戦ったγ個体よりも強えですなぁ…!」

 

「ロック ワ キビシい」

 

「ブルードマザーってこんなにタフでしたかね…?」

 

「いや…オメーが戦ったバルゲロの野性湧き低レベルの個体ならともかく、通常のボスとしてなら結構固い…けどコイツは流石に固すぎんのよ。難易度γ以上β未満くらいの硬さになってるんだが…これどうなってるんだ?」

 

『ふーむ…次元混濁に巻き込まれた影響でパワーアップしてるのかもね?』

 

「その可能性が高いでしょう。」

 

「マジかい…いやでも、傷ついてるって事は時間をかけりゃ倒せるんだろ?なら…」

 

「確かにこのまま続ければ倒せるだろうが、それだと黒服が言っていた実験が始まって手遅れになるかも知れんぞ?」

 

「あーそうかぁ。なら誰かがブルードマザーのヘイトを買ってその内にホシノを救出するとか…?」

 

「なら私達が…」

 

『あー…その必要は多分ナッシングだよ』

 

「ナッシングって…いやそれより、どういう事よ?」

 

『あぁ、それは…』

 

 

 

「遅くなりました。我が主よ。」

 

空から"龍"が舞い降りた。

 

「アッ…」

 

「な、何…?アイツ…」

 

「…!?」

 

「アンヘル様!」

 

「アンヘル様」

 

「ア、アンヘル様…」

 

「ふむ、三位一炎か。そなた達も元気そうで何よりだ。」

 

 

「アンヘル…」

 

「おぉ、ヒナか。無事に守るべき者の所へ向かえたようだな。して、そなたらがヒナが守るべきと思った者か。

…名前は?」

 

「ヴェロナだ。こっちは…」

 

「あっ…あー…いや、その…」

 

「名乗りたくないのであれば…いや待て。」

 

アンヘルはなんとなく察した。

 

「そなた…いや、貴様まさか…!」

 

「…はい。イエローデス」

 

「やはりか貴様ァ!何故そのような小さき姿になっている!?」

 

「いや、んなもんこっちが聞きたいのよ…」

 

「…本来ならば今ここで貴様にかつての雪辱を果たすつもりだったが…」

 

『ここでやらないでくれよ?』

 

「もちろん命令は忘れておりません。それに、今の弱くなっている奴と戦っても練習相手にもならないでしょう。」 

 

(イエロー先生が練習相手にすらならないって…コイツどれだけ強いのよ…!)

 

「えーと、つまり?」

 

「ここで今の貴様と再戦したとして、完全に雪辱を果たすことはできぬ。故に、貴様がかつての力を取り戻すまでは再戦はお預けだ。」

 

「わーお…」

 

「…さて、話はここまでとしよう。アレを倒さねばならぬのだろう?ならば少しばかり手を貸そう。」

 

「いいんですか?私たちは先生の…」

 

「奴は奴。そなた達はそなた達だ。我が雪辱を果たすべき相手はかの獣竜種のみ。故に奴の味方だろうと何だろうと関係はない。」

 

(獣竜種って何???)

 

「さぁ受けるが良い!【狂竜圧縮砲】!」

アンヘルの口元に光が集まり、その光は極太レーザーとなりブルードマザーに向けて放たれ…命中。

 

「キュイイッ!?」

 

ブルードマザーに決して無視できないダメージを与えた。

 

『もういっちょ!』

 

「承りました我が主よ!」

 

主からのアンコールを受けたアンヘルは翼脚を2度、3度とブルードマザーに叩きつける。

ブルードマザーはもうだいぶ弱っている。

モ〇〇ンなら余裕で捕獲圏内。だが

 

「キュルルッ!」

 

それでもなおブルードマザーは弱る素振りも見せずに立ち続けている。

ARK生物は体力が1でも残っていれば普通に動ける*4ので実際には弱っているのだが。

 

「あれだけの出血量となると…あの巨大蜘蛛はもう瀕死のはずです。全員が全力で攻撃すれば…!」

 

「でもアイツにそんな隙があるかと言われればなぁ…何とかして隙を作れないもんかねぇ…?」

 

「…張り倒すとか?」

 

「うーむ、張り倒すにしてもロック以外はブルードマザーよりも体格が小さいし、そのロックも結構ボロボロで近接に持ち込むとなると厳しそうだし…ラオス、いけるか?」

 

「いやぁー、さすがの俺でも…ねぇ」

 

「そうかぁ…アンノウン、なんとかできないんか?」

 

『相手に確実に大きな隙を作る技はあるけど…火力高すぎてそのままトドメ刺しそうなんだよね。俺としては最後は君たちに決めてもらいたいからねぇ。そういった技は使いたくないんだよ。』

 

「…ならば低威力かつ大きな隙を作る技はないのか?」

 

『いやぁさすがに低威力かつ大きな隙を作る技なんて………ん?』

 

 

〘"低威力"かつ"大きな隙を作る"技?

あれ、そんな技どっかで…

 

 

あっ!*5

 

 

『いやあるぞ!あったぞ!』

 

「あるんですか!?」

 

「なら今すぐ頼むぜぃ!」

 

『オーケオーケー!

ならブルードマザーよ喰らいやがれ

時雨ちゃんとパ〇〇ニキの奥義(を勝手に模倣した)

【模倣:ワクワクタックルチャンス!!】』 

 

「パ〇〇ニキとは誰のことだ…?」

 

アンノウンは全力でブルードマザーに突っ込んだ。

その結果…

 

「キュルルルッ!?」

 

ブルードマザーは大きく体勢を崩した。

モ〇〇ンで言う所の大ダウン(もしくは特殊ダウン)である

 

「倒れた…!」

 

「おおっ!」

 

「さすがは我らが主。この程度は朝飯前と言うことですか。」

 

「えぇ…嘘やろ…マジでやりやがったよアイツ…

(てか時雨って誰だ?ちゃん付けで呼んでるから女の子かね?)」

 

これにはイエローも引き気味

 

『いやぁ成功してよかった!50%の確率で失敗するんだよねコレ』

 

「失敗もするんですね!?」

 

「運ゲーなんかい…」

 

 

「とりあえず今だ!全力を叩き込め!!!」

 

そして、この隙を逃さないように全員で決めに行く。

 

 

「喰らいやがれ超必殺回転アタックーッ!!」

 

「いい加減に…倒れろ!」

 

「ん、全弾発射。」

 

「お仕置きですよ〜☆」

 

「これでも喰らってなさい!」

 

「逃さない」

 

「何が何だか分からないけどとりあえず喰らえ!」

 

「と〜どめの〜一撃は〜み〜んなで〜いた〜だきましょう〜」

 

「何度来たって倒してやりますよ!」

 

「ロック ワ ガンバる」

 

ぶっとばそう

 

「一気に攻めるぞ!」

 

「これで終わりじゃ〜い!」

 

「終わりだ」

 

 

「…ならば我も『ここは彼らに決めさせてやって?』承知しました我が主よ」

 

 

そして…

 

 

 

ブルードマザー が倒されました!

「キュィィィィィィィィィィィィィィィ……」

 

猛攻の前にブルードマザーは力尽き、大量の血液を撒き散らして裏返って動かなくなった。

 

「ヒェッ…」

 

「…ん」

 

「見ていて気持ちが良いものではないですなぁ〜」

 

「最後の最後まで気持ち悪いわね…」

 

「この死体どうしますか…?」

 

「我々が焼却処分しておこう。」

 

 

 

「…ハッ!ホシノ先輩!」

 

「待っててくださいホシノ先輩…すぐ行きますから!」

 

「もう俺らを止めるのは誰もいねぇ!ホシノを助けに行くぜぃ!」

 

 

 

 

「…俺達も行きます?」

 

「…いや、折角の感動の再会だ。

イエローとヴェロナ、ネオ・楽しみ隊、そして彼女達水入らずで再会を喜んでもらうべきだろう。」

 

「了解した。」

 

 

 

 

 

 

『俺が干渉するのはここまで。後はもうエンディング一直線さ。…それじゃあ、行ってらっしゃい。

…帰るよアンヘ…いやその前にバルクどこいった???』

 

「おそらく砂漠の方かと。そこから奴の龍気が感じられます。」

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

ホシノは過去を見ていた。

自分に永遠に纏わりつく、先輩との記憶。もう二度と戻らない過去を。

 

「ねえ、ホシノちゃん。私ね、ホシノちゃんと初めて会った時、これは夢なんじゃないかなって思って、何度も頬をつねったの。」

 

「だってね、ホシノちゃんみたいな、可愛くて強くて頼れる後輩がそばにいてくれるなんていう夢みたいな事が、本当に嬉しくて……。」

 

「だからね。言葉で説明するのは難しいけど……こうしてホシノちゃんと一緒にいられる事が、私にとっては奇跡みたいなものなの。」

 

「先輩、毎日毎日、こうして一緒にいるじゃないですか。昨日も今日も、明日もそうです。こんな当たり前な事を、何を大袈裟に言うのですか。」

 

昔のホシノは今とはほぼ別人と言っていいほど性格が違っていた。現実ばかりを見ていたその目と、そして言葉は今とは比べものにならないほど鋭い。

 

「はう……。」

 

「それに、奇跡というのはもっと凄くて、珍しいものの事ですよ。」

 

…少なくとも自分はそうは思わない。奇跡というのは彼女が思っているよりももっと小さな物なのだ。

 

「ホシノちゃん。私は、そうは思わないよ。

ねえ、ホシノちゃん。いつかホシノちゃんにも可愛い後輩ができたら、その時は……。」

 

 

 

 

 

 

 

「…」

 

 

 

 

 

「先輩はすぐそこにいるはずです!!」

 

「だーもうこのドア硬すぎだろ!?」

 

「ん、ならもう一度…!」

 

「つ〜れて来〜ました〜」

 

「あっペロペロさん…と、アヤネちゃん!?」

 

「俺がペロペロにアヤネを迎えに行ってほしいって頼んだんだぜぃ!だって、感動の再会に一人だけ居ないなんて嫌だからな!」

 

「な、なるほど…」

 

「それより、ホシノ先輩は!?」

 

「この奥にいるんだけど…この扉だいぶ硬いんよ…!あーもうさっさと…開きやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

(バゴォォォォォォッ!!!)

…遂に、扉は開いた。

 

 

 

 

 

 

(一体何が…体が自由に夢でも見てるのかな…皆の声が聞こえたし…夢か…)

『ある意味では夢とも言えるかもしれない』 

(声…こっちの方、かな…)

『そうそうそっちそっち』

(夢でもいいから…最後に、もう一度だけ…)

 

夢でも最後にもう一度皆に会いたい、そう思いながらホシノは声の方向へと向かう。

そこには

 

 

 

「「「「ホシノ先輩!!!」」」」

夢でも何でもない、現実の彼女達がいた。

 

 

「あ、あれ…どうやって…どうして…だって、私は…」

 

「俺らがいろいろ頑張ったのよ!もちろんアビドスの皆やヒフ…ファウスト、ヒナ達もな!」

 

「全くお前は本当に…手間のかかる生徒だ。」

 

「…あぁ。そっか…みんなが、ヒフミちゃんが、先生が…」

 

 

「…お、おかえり!先輩!」

 

「ああっ!セリカちゃんに先を越されてしまいました!恥ずかしいから言わないって言ってたのにズルいです!」

〘そうだよねぇズルいよねぇ!?〙

「う、うるさいうるさいっ!順番なんていいでしょ!」

 

「…無事でよかった」

 

ほんとにね。しんぱいかけないでほしいよね

 

「ひゅ〜るり〜ひゅ〜らら〜〜。」

 

「ホシノ先輩、おかえりなさい!!」

 

「おかえりなさい、です!」

 

「おかえり、ホシノ先輩」

 

 

 

「おかえりなさい、ホシノさん」

 

「オカエり」

 

おかえり。

 

「おか〜えり〜」

 

 

「漸くか」

 

「おかえりなせぇ!」

 

「…おかえり。」

 

 

 

「…おかえり、ホシノ!」

 

「色言いたいことは山ほどあるが、今はひと言だけ、言っておこう

…おかえり」

 

 

 

「あはは…何だかみんな、期待に満ちた表情だけど。

…求められてるのは、あの台詞?」

 

(("頷く"))

 

(頷く)(頷く)(頷く)(うなずく)

 

「ああもうっ!分かってるなら焦らさないでよ!」

 

「うへ〜…全く、可愛い後輩たち、それに先生、ネオ・楽しみ隊の皆からのお願いだし、仕方ないなぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま」

*1
アラネオモーフス

*2
大量の蜘蛛の死骸と飛び散った蜘蛛の血を見た

*3
ペタペタは実はバルゲロというマップで一度、少し特殊な形でブルードマザーと遭遇したことがある

*4
ただしスタミナ回復量は体力が減るほど減少

*5
小林製薬




ARKマップ解説
バルゲロ
ARKのマップのうち、ストーリーに関わらない無料マップ。また、このマップ固有生物(後に固有ではなくなった)のデイノニクスが生息している。
元々はMODマップであり、それが逆輸入された形。
元々はリーパーやロックドレイクが生息していたが、公式の方では出現しなくなった…が、リメイク版では出現するようになったらしい。

このマップのレッドウッド(巨大な木が生えている地面が赤土っぽいエリア)にはクモの巣がある渓谷が存在しているのだが、なんとこそにボス生物であるブルードマザーが野性湧きする
ただしテイムは不可能。
レベルはランダムであり、15程度ではガンマ以下のステータスだが、MAXの150ではアイランドでの難易度アルファをも凌ぐスペックになる
しかしこの野性湧き個体はダメージがボスの時と比べて3倍も入るようになっており、数値ほどの強さはない。
ただし報酬もグレードダウンされている



ARK生物解説
メガテリウム
現実においてはアメリカ大陸に生息していた史上最大のナマケモノ。和名は大懶獣またはオオナマケモノ。
立ち上がった時の体高は4メートル、全長は6から7メートル、体重は3から4tに成長したと考えられ、現生するナマケモノと異なり地上性。最大のアルマジロのドエディクルスと並んで史上最大の貧歯類である。

ARKにおいては北方と赤杉林をゆったりと歩く大型の哺乳類。中立的で攻撃しなければ襲ってこないが、こちらが虫類に騎乗しているか近くに虫が存在すると凶暴化するので注意。
そんなメガテリウムの能力は一言で言うと
【超虫特効】
常時虫類に対し攻撃力が1.5倍になり、さらに虫を倒すと、2分間攻撃力が2.5倍に上昇、被ダメージが75%軽減されるという、虫に対して何か恨みでもあるのかというほど強い。
この状態のメガテリウムは誇張抜きでティラノサウルスの数倍の戦闘力を誇る。そのため大量の蜘蛛を呼び出すブルードマザーと相性が非常に良く、ARKプレイヤーはブルードマザー戦にはほぼ必ずと言っていいほどブルードマザーにメガテリウムをぶつけている。

余談だが、実はブルードマザー本体は虫特効(攻撃力1.5倍)の対象には含まれていない(蜘蛛なのに…)
ただし、昔は含まれていた


アラネオモーフス
作者が知る限り初のテイム可能なゲームオリジナル生物。
名前をラテン語にすると「蜘蛛の形をした悪夢の組み合わせ」といった意味になる。
攻撃方法としては噛みつきの他、クモの巣を飛ばしてきる。
このクモの巣にあたると鈍足デバフがかかるため厄介…なのだが、本当にコイツが厄介なのはコレくらいしかなくステータスも低めなので柔らかく言っても雑魚。

ブルードマザー戦では、ブルードマザーがレベル500の個体を大量に召喚してくる…が、それでも弱いためアタッカーの攻撃に巻き込まれて死んだり、むしろメガテリウムのバグキラー起動剤になってしまい、敵に塩を送ってしまっている。



オリジナル用語解説
次元混濁
アンノウン曰く、『長々と解説するのがめんどくさい』
…とのことなので簡単に言うと
【コーヒーにミルクを混ぜるようなもの】の次元バージョン。 


『次回、対策委員会1、2章最終回
【勝ち取ったいつもの日常】
最後までお楽しみにね。』

エデン条約編………

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