…ホントに速くない???
…気を取り直して。
そんな中、イエロー達の新たな物語が、今始まります。
新たな出会い、新たな場所
アビドスでの一見、そして"ある出来事"から3日後。
イエロー達はまたまた仕事に追われる日々を過ごしていた。
「あー疲れたぜぃ…あとどれくらいだ?」
「あと一割ほどだ…」
そうして仕事を終わらせ、また新たな仕事が入ってくる毎日。
…しかし、今日その退屈な連鎖は終わりを告げた。
「イエロー先生!ヴェロナ先生!ミレニアムサイエンススクールから要請が届きました!」
「マジ?要請届いた?
えーとミレニアムって言うと…ユウカの所か!」
「とりあえず内容を見せてくれ。そうしないと始まらない。」
「分かりました!こちらですね!」
そしてイエローとヴェロナは要請の内容を読む。
どうやらゲーム開発部という部活から届いた要請のようだ。
その内容はというと…
【ゲーム開発部は今、存続の危機に陥っています。生徒会からの廃部命令により破滅が目前に迫っている今、助けを求められる相手はあなただけです。勇者よ、どうか私たちを助けてください!】
「…仮にこれが本当だとしたら俺らが動かなきゃならんぜぃ。それがシャーレの役目だしな!」
「いや、どう…だろうか。だがこれが本当かどうかを調べるには、やはり現地に行って様子を見るのが手っ取り早い。」
ヴェロナはこの要請の内容が本当か確かめるなら現地に行って様子を見るのが一番早いと言った。
と、ここでアロナが少し口を挟む。
「そう言えば、先生はミレニアムサイエンススクールについてご存知ですか?」
「んー、ユウカがいるってのと、科学とか、技術力を学ぶのに特化した学園ってくらいかね?」
「俺も大体同じだ。」
「そんな認識で大丈夫です!
もう少し詳しく解説しますと、ミレニアムサイエンススクールはトリニティ、ゲヘナと合わせてキヴォトス三大学園と呼ばれる大きな学園です。
通称はミレニアムで、先生が仰った通り技術力、そして合理に重きを置いていて、理系の生徒さんたちが多く集まっているのが特徴ですね。」
「他の2校ほどの長い歴史はありませんが、影響力では引けを取りません。キヴォトス最新鋭、あるいは最先端の名を冠するものは、その殆どがミレニアム製だといいます…!」
「想像の数倍スゲー学校だったわ…最先端や最新鋭の物は大体そっから出てるって…」
「流石はキヴォトス三大学園と呼ばれるだけの凄さはある。」
「そういった凄い学校なのですが…廃部なんて、一体何があったんでしょうか?」
「確かに気になるしなぁ…ヨシ行くか!」
いくら何でも即決しすぎでは??
「そうだな。準備するぞ。
アロナ、ミレニアムまでの道案内を頼めるか?」
「勿論です!このスーパーアロナちゃんにお任せください!」
そうして準備をし、出発…
「…っと、いけねぇ。コレ忘れるところだった。」
イエローはデスクの上に大切に置かれている大切な骨をインベントリ内に入れた。*1
そうして、イエロー&ヴェロナはミレニアムサイエンススクールに向かうのだった。
そしてミレニアムサイエンススクールに着くと、もう見ただけでとんでもない技術力を持ってるなと理解できる場所だった。
「ここが…ミレニアムか。」
「荒廃していなければエクスティンクションのサンクチュアリもこのような感じだったのだろうか…」
「いやぁ〜スゲー場所だな!
「ブルーやグリーンは素直に感想を言うだろうな。
…ブラックは知らん。」
そうしてミレニアムサイエンススクール内を歩くイエローとヴェロナ。
やはりイエローとヴェロナはとても目立つため、よく生徒に話しかけられた。中には、
「イエロー先生の装甲を分けてください!」とか、
「ヴェロナ先生のトゲの再生の仕組みってどうなってるんだろ…」とか、
「1回解剖して内臓とかどうなってるのか見てみたい」
と言ってくる生徒もいた。
…1番目と2番目はともかく三番目は絶対に拒否されると思う。
「アロナ、ここの分かれ道はどっちだ?」
「えっと…はい、右側です!」
アロナのナビゲートの元、ゲーム開発部の部室へと向かっていくイエローとヴェロナ。
「この建物の上にゲーム開発部の部室があります!」
「ヨシ!サンキューなアロナ!」
そうしてゲーム開発部の部室の前まできたその時。
何かがゲーム開発部の窓から降ってきた。
そして…
「い゙っっっっでぇ!?」
イエローの頭に直撃した。結果、窓から振ってきた何かはイエローが硬すぎた結果ぶっ壊れたし、イエローも結構な痛みを感じた。
「だ、大丈夫ですか!?イエロー先生!」
アロナがイエローの心配をする。
「あー痛ってえ…普通に並の銃弾より痛いのなんなん…」
すると上の階から声が聞こえた。
「えっ!?今の声って…もしかして先生に当たっちゃった!?」
「ええっ!?プライステーションは無事!?」
そうして2人の生徒がイエロー&ヴェロナの所に降りてくる。
二人とも金髪で猫耳が付いているが、一人は桃色の目、もう一人は緑色の目の生徒だった。
容姿や身長が似ているあたり双子だろうかとヴェロナは考える。
そして、
「結局どうなって…あ」「プライステーションは…あ」
「…よーし君ら。」
「「ひゃ、ひゃい!?」」
「ちょーっと"お話"しようか?」
「「ひ、ひぇぇぇぇ…」」
ゲーム開発部部室。
そこでは、イエローによるお説教が行われていた。
「いやまぁ、まぁさ。
わかる、わかるぞ?負けてイライラして何か物に当たりたい!っていうのは。
そうするのは別に否定しないけども、せめて投げるのは辞めようぜ?
今回は運の良いことに俺にぶち当たったからこんだけで済んでるのよ。
だけど他の子にぶち当たってたらどうなった?
最悪その子がぶち当たったせいで倒れたら責任取れるか?」
「そ、それは…」
「無理だろ?
…まぁキヴォトス人は頑丈だからもしかしたら倒れたりしないかもしれないけど、それでも可能性としてはなくはない。
さらにも一つ。
もしもぶち当たったのがこの学園の中でも上の立場にいる子だったらどうなるよ?
…間違いなく何かしらの処分は下るでしょうが。
それだけじゃないぜぃ。
例えば、血の気が多いやつにぶち当たったらマジで殲滅されかねんよ?」
「う…」
「…ま、難しいかもしれんけどさ、イライラしてる時でも、"これをしたら周りに迷惑がかかるかも"とか、そういった事を考えて、周りに迷惑にならない範囲で八つ当たりしようぜ。
オーケー?」
「「は、はい…!」」
「ヨシ!しっかりと反省したならもう辛気臭い説教はおしまい!
すまんヴェロナ。ちょっと待たせたぜぃ」
「いや、問題ない。
…それにしても、ここに来てからお前がそんな諭すように説教する姿は初めて見たな。」
「ま、もしあのままこんな事が何度も起きてりゃ、いつか取り返しのつかない事態になるかもしれないからな。そういうのが起こる前にしっかりとダメと言って辞めさせんと。」
「改めて…ゲーム開発部にようこそ、先生!」
「先生に来ていただけて嬉しいです。
それと…さっきはごめんなさい。」
「いやいや、もう辛気臭いお説教は終わったし、君らも反省してるんじゃろ?そんなに謝らなくも大丈夫だぜぃ。」
「は、はい。」
「それじゃあ自己紹介から!
私はゲーム開発部、シナリオライターのモモイ!」
「私はミドリ。イラストレーターで、ゲームのビジュアル全般を担当してます。」
「あと、今はここにいないけど、企画周りを担当してる私たちの部長、ユズを含めて…
私たちがミレニアムサイエンススクールのゲーム開発部だよ!」
「自己紹介ありがとな!
モモイにミドリにユズ…よし覚えた!
なら今度はこっちの番だ!
俺はイエロー!種族はリーパーで、知っての通りそこのヴェロナと同じくシャーレの先生だぜ!
よろしくな!」
「俺はヴェロナ。そこのイエローと同じくシャーレの先生で、種族はベロナサウルスだ。
よろしく頼む。」
「…で、何で廃部寸前にまで追い込まれちまったんだ?
まずそこから説明してくれんか?」
「分かった。最初から説明するね。
まず私たちゲーム開発部は、今までずっと、平和に16ビットのゲームとかを作ってたの。
だけど、ある日…急に生徒会から襲撃されたの!」
「襲撃されたぁ!?オイ待て待て待てどういうこっちゃ!?」
「落ち着けイエロー!
…続きを話してくれ。」
「う、うん。
それで、一昨日には生徒会四天王の一人であるユウカから最後通牒を突きつけられて…」
「…ゑ?ユウカ?」
「そう言えばあいつ、キヴォトスに来たばかりの頃に生徒会所属でそれなりの扱いだと言ってたな…*2
それは今は置いておくとして、最後通牒とは?」
ヴェロナがそれを聞いた、その時。
「それに関しては、私から直接ご説明しましょうか?」
…声が聞こえた。
「こ、この声は!?」
「久しぶり…いや、数日ぶりだな、ユウカ。」
「噂をすればなんとやらってやつか?」
「…はぁ。こんな形で先生方にお会いすることになってしまうなんて…」
ミレニアムサイエンススクール生徒会、セミナーの会計である早瀬ユウカであった。
アイテム
お守りの骨
イエローとヴェロナ、そしてコクエイも所持している骨。パヴァーヌ編が始まる3日前ほどに"あること"が起こった。
この骨はそれに関係しており…
エデン条約編………
-
己の道は己で選べ
-
ライフサポート
-
コード・レッド