ARKアーカイブ   作:公開

70 / 70
えー…投稿遅れて本当にすみません!
デルタルーンやってました…


廃墟へ

イエローとヴェロナ、そしてモモイとミドリは廃墟へと来ていた。

廃墟というだけあって、文字通り建物がボロボロに風化している。

 

「ここが廃墟か…何処かサンクチュアリを思わせるな。」

 

「出入り禁止の区域って言うからある程度の危険は覚悟してたけど、今のところロボットとか危険なものの気配はないよね…?」

 

「なーんか嫌な予感するけども…まぁ今は良いか。

…それにしても、ここが一体どういう場所なんか教えてくれんか?あと何で…確かじーばいぶる…だったっけ?があるって思ってんのかとかも。」

 

「私も気になるから、教えてお姉ちゃん。」

 

「うーん、私もヴェリタスからちょっと聞いただけだから分からないことだらけだけど…本来、ここの出入りは厳しく制限されてたって所までは先生に行ったよね?」

 

「そうだな。そこまでは聞いたぞ。」

 

「それで、ここの出入り口を制限して存在自体をできるだけ隠そうとしてたのは…連邦生徒会長だったの。」

 

「連邦生徒会長って…あの、キヴォトスの生徒会長の頂点にいたのに突然いなくなっちゃった人?」

 

「ソダヨ。ちなみに連邦生徒会は今その会長の捜索にバカみたいなリソース費やしてる。

それでより多く仕事が俺等に回ってきて…アアカンガエタクモナイ…」

 

「そ、そうなんですね…」

 

「先生もいろいろ大変なんだ…そ、それで、連邦生徒会長がいなくなってから連邦生徒会の兵力も撤収して、そのまま放置されてるみたい。

そのおかげでこうして入り込めたんだけど…」

 

(恐らくその兵力も連邦生徒会長の捜索に充てられているのだろうな…)

 

「とにかく!連邦生徒会の警備がいなくなって、ヴェリタスの助けも得てこの場所に来られたわけだけど。

ヒマリ先輩によると、ここは…「キヴォトスから消えて忘れ去られたものが集まる、時代の下水道みたいな場所なのかもしれない」…って」

 

「ヒマリ?って誰よ」

 

「簡単に言うと凄い人!」

 

「簡単すぎるだろう…」

 

「なるほど!」

 

「その説明で納得するのかお前は…」

 

うーんギャグかな?

 

 

 

「そもそもG.Bible?というのは何なんだ?」

 

「そう言えば詳しく説明してなかったね

G.Bibleっていうのは、昔のキヴォトスにいた伝説的なゲームクリエイターが作ったファイルのこと!

詳しい内容は分からないんだけど…その中には"最高のゲームを作れる秘密の方法"が入ってるんだって!」

 

G.Bibleというのは、昔のキヴォトスにいた伝説のゲームクリエイターが作ったファイルであり、その中には最高のゲームを作れる方法が入っているという。

要はキヴォトス版の桜◯◯博のゲーム作るには

である*1

 

「なるほどなぁ。だからそのG.Bibleってのを欲しがってる訳ね。理解したぜぃ。」

 

「だから先生は私たちと一緒にG.Bibleを探してほしいの!」

 

「OK了解したぜ!」

 

周囲の探索へと移るイエロー&ヴェロナにモモイとミドリ。

…しかし妙な事が起きている。

 

「お姉ちゃん、なんというか…あまりにも静かすぎない?」

 

「うーん…確かに…ってこれ!」

 

「どうしたんだモモイ…って、これは…」

 

「どうした…成程。これは…」

 

モモイの声につられて駆け寄ってきたイエローとヴェロナが見たものは…

 

「これって全部ロボット…だよな?」

 

「あぁ、ロボットの残骸だな。しかも大量の。」

 

スクラップになった大量のロボットだった。

 

「多分本当ならここらへんロボットが大量にいたけど、全部破壊されてるせいでめちゃくちゃ静かになってたってことか…でもなんでこんなに破壊されてんだ…?

明らか自然に壊れたって感じじゃないしな…」

 

「も、もしかして…これだけのロボットを破壊できる何かがこの廃墟にいるんじゃ…」

 

「ちょっとミドリ!怖いこと言わないでよ!」

 

「…いや、恐らくその通りだ。「え…?」

これを見てみろ。」

 

ヴェロナはあるロボットの残骸をモモイに見せる。

その残骸は上半身と下半身が千切られている。

 

「これを見て何か気づくことはないか?」

 

「気づくこと、って、上半身と下半身が千切れてるってくらいしか…え?」

 

「お姉ちゃん?」

 

「…これって、歯型?」

 

「え」

 

ロボットには、大きな歯型が刻まれていた。

 

「…そうだ。

恐らくこのロボット達はここの侵入者である"何か"を発見し攻撃しようとした、もしくは"何か"が襲撃してきて抵抗しようとしたのだろう

…どちらにせよ、結果はコレだが。」

 

「そ、そんなのに出会っちゃったら…」

 

「…早く行こうミドリ。」

 

「だなぁ。最悪俺とヴェロナでなんとかするけど、急ぐに越したことはないぜぃ」

 

 

先程よりも駆け足で歩を進めるモモイとミドリ。

そしてイエロー&ヴェロナはそれについていく。

やがて、工場らしき建物が見えて来た。

 

「ん?あれって…工場か?」

 

「…のように見えるが。」

 

「ふぅ…ちょっと疲れたし、あの中で一休みしよっか!」

 

「だ、大丈夫だよね…?中に何かいたりとか」

 

「…多分大丈夫…のハズ。きっと多分メイビー」

 

「せ、先生がそう言うのなら…」

 

 

ドシン…

 

 

「…?」

 

「どうしたの?ミドリ。」

 

「いや…何か、聞こえたような…」

 

ドシン…

 

「また聞こえた…!?」

 

「…これってまさか」

 

ドシン…ドシン…

 

「今度は私にも聞こえた!」

 

「それに…近づいてる…!」

 

ドシン…ドシン…ドシン…

 

ドシン…ドシン…ドシン…

 

「…ねぇ、ミドリ。」

 

「…お姉ちゃん」

 

「これってさ…」「これって…」

 

「「足音だよね…!?」」

 

「…構えろ、来るぞ。」

 

ドシン…ドシン…と足音は近づき…

足音の主は姿を表した。

 

「み…みみみみ、ミドリ!ああああ、あれ、、あれって!!!???」

 

「て…て…」

 

それは明らかに機械だった。しかし、その大きな口、鋭い牙、小さな腕、大きな足…その姿はまさしく

 

「「ティラノサウルスー!!!!!!!!!!!!」」

 

恐竜王ティラノサウルス

そのものだった。

 

「やっぱりティラノサウルスだったな…!しかもTEKティラノ!」

 

「だが一体だけなら俺が…」

 

「グォォォォォォォォォォン!」

 

「グォォォォォォォォォォン!」

 

「グォォォォォォォォォォン!」

 

3体のTEKティラノサウルスが現れた。

 

「…どうするよ。」

 

「決まっている!モモイ、ミドリ!全力であの工場まで逃げろ!!!」

 

 

「は、はいぃぃぃぃっ!!!」

 

「ひぇぇぇぇぇ!?!?」

 

 

 

「…二人は逃げたな?」「あぁ、ちゃんと工場の中に入って行ったぜぃ。」

 

「なら…ここからは殺し合いだ」

 

 

 

 

 

 

「ほらほらどこ狙ってるんだティラノサウルス達!

俺はこっちだぜぃ!」

 

大きな声を出しTEKティラノサウルスからのヘイトを貰い受け、地中に潜るなどして噛みつきによる攻撃を回避するイエロー。

たまに噛みつきが当たるが、そもそも頑丈な甲殻により大きなダメージは入らない。

 

「そのまま引きつけてくれイエロー!」

 

イエローがTEKティラノサウルス引きつけている間にヴェロナはトゲマシンガンを放つ。

 

「グォォォ!」

 

攻撃を受けたTEKティラノサウルスは当然ヴェロナを狙うものの

 

「くらいやがれすてみタックルゥ!」

 

イエローのすてみタックルによりさらにダメージを受ける。既にTEKティラノサウルス達は2体のコンビに翻弄されていた。

 

20〜30分後…

 

「グォ…ォ…」

 

3体のTEKティラノサウルスは力尽き倒れた。

 

「…漸く終わったな。」

 

「やっぱ幼生体だと攻撃力低くなってんのがキツイ。

成体だったら3体まとめてちぎちぎしたんだけどな…まぁ文句行っても仕方ないか。

行こうぜぃ。モモイとミドリが待ってる。」

 

 

 

 

〜工場〜

 

 

 

「せ、先生!良かった…!無事だったんだね!」

 

「もちろんさぁ☆」

 

「TEKティラノサウルス達はは倒した。もう安全…とは言い切れないが、少なくともここ周辺は安全だろう」

 

「よ、良かったぁ…連邦生徒会はあのティラノサウルスのロボットがいたから出入りを制限してたんでしょうか…?」

 

「それは分からんぜぃ。そもそも連邦生徒会長が行方不明になる前に、既にアイツらがここにいたとも言い切れんし。まぁ仮に最近現れたとしても、じゃあなんで突然現れたのって話になるけども。」

(…まぁ大体予想は付いてるな。前アンノウンが言ってた"次元混濁"とか何とかだろ多分)

 

「…実は連邦生徒会が非常に時に使うための秘密兵器とかだったり」

 

「そんなわけないでしょお姉ちゃん!」

 

「んー…多分違う…かも?」

 

「そんなにバッサリ言わなくてもいいでしょミドリ!あとイエロー先生はどっちなの!?」

 

「まぁどっちかで言えば【接近を確認】!?」

 

「え、な、なに?」

 

「接近を確認…監視システムか何かか?」

 

【対象の身元を確認します。才羽モモイ、資格がありません。】

 

「…資格?」

 

「資格って何の資格!?

いやそれよりなんで私の事知ってるの!?」

 

【対象の身元を確認します。才羽ミドリ、資格がありません。】

 

「私の事も…一体どうして…?」

 

【対象の身元を確認します…シャーレの先生

ベロナサウルス、個体名ヴェロナ。

…Ascension:非該当

…資格を確認しました。入室権限を付与します。】

 

「ええっ!?」

 

「え、どういうこと!?ヴェロナ先生はいつこの建物と仲良しになったの!?」

 

「…」

 

「…先生?」

 

「…いや、少し考え事をしていた。」

(ベロナサウルス、あの機械はそう言った。

この機械はもしやこのキヴォトスのものではないかもしれない。…危険ではないと良いのだが。)

 

【才羽モモイ、才羽ミドリの両名を先生の生徒として認定、同行者である生徒にも資格を与えます。承認しました。】

 

「おーい!あと一人誰か忘れちゃいませんかってんだ!」

 

【…対象の身元を確認します…シャーレの先生

リーパーキング、個体名イエロー。

…Ascension:〈Scorched Earth〉、〈Aberration〉〈Center〉〈Ragnarok〉〈Crystal Isles〉〈Lost Island〉〈FJOROUR〉

〈Genesis〉

…特別な資格を確認しました。】

 

「特別な資格…?」

 

「アセンションって所がヴェロナ先生と違う…?」

 

【…下部の扉を解放します】

 

 

「…ゑ?」

 

次の瞬間、床が無くなった。

 

「ゆ、床が、なくなっ…落ちるっ!?」

 

「うわわわっ!」

 

「また落ちるのかよ!?」

 

「3日前のことを再演することになるとはな…!!」

 

そうして落ちていく…

だが、イエローだけは謎のアームに掴まれ落ちることはなかった

 

「えっいや…どゆこと!?ちょ離せ!離せってこのアーム!」

 

「イエロー!?クソ、クソォォッ!」

 

そうして、イエローを除いて全員が下へと落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜落ちた先〜

 

 

「うーん…あれっ、お姉ちゃん!?先生!?」

 

「いやー、流石に死ぬかと思った。先生がうまいこと背中に乗せてくれなかったらヤバかった…」

 

「…無事か?」

 

「私は大丈夫!ミドリは?」

 

「私も大丈夫。先生は大丈夫ですか?」

 

「この程度かすり傷だ。」

 

「なら良いんですが…とにかく、ありがとうございます、助けてくれて。」

 

「そんなに深い所まで落ちたわけじゃないみたいだけど…ん?

…あ、えっ!?」

 

「ん…?どうしたのお姉ちゃん…?

えっ…!?」

 

「二人揃ってどうしt…は?」

 

全員の目線の先には…

 

「…お、女の子?」

 

全裸の少女が、金属でできた椅子のようなものに眠るようにして座っていた。

この時から、運命は変わりだした。

 

 

*1
『おい作者』




ARK生物解説

TEK生物
キラキラ光る機械の恐竜。もはやゾ◯ド。
特定の生物がスポーンする際、5%の確率でTEK生物としてスポーンする。
性能的には原種と完全に同じであり、単純に見た目違いとなっている(交配はTEK生物同士でしかできない)

しかし通常の生物と異なる点もあり、通常の生物の野生時の最大レベルが150なのに対し、TEK生物は180と1.2倍の差がある。

また、死体から剥ぎ取れる素材は根本的に変化しており、原油、鉄くず、エレメントダスト、電子基板の4種類が剥ぎ取れる。




ティラノサウルス
言わずと知れた百竜の王ティラノサウルス…ではない。
は?と思う方もいるだろう。
よくティラノサウルスと言われる種の学名はTyrannosaurus rex
となっているのだが、ARKティラノサウルスの学名はTyrannosaurus dominum
となっており、いわゆるレックスとは完全に別種。であり、さらに現実においてTyrannosaurus dominumという種は存在しない。
…まぁ公式がこの設定を覚えているかは正直怪しいところ。

恐竜最強のイメージ通り、他の生物の比にならない程の圧倒的な戦闘力を持ち、かつ非常に凶暴。森に逃げ込んでも木を薙ぎ倒しながら走ってくる上、巨体故に少々の段差など乗り越えてくるので油断できない。

野生個体もテイム個体も非常に高い耐久性能と攻撃性能を持つ。テイムできた場合、従来のペットが霞んでしまうほどの極めて高い戦闘力で、文字通りの主力となりうる。高い攻撃力と耐久力に加え、攻撃範囲やノックバックも非常に優秀で、戦闘要員としてはこの上ない性能を誇る。その実力は特別な理由がない限りはボス生物との戦いでよく主力として採用される程。

エデン条約編………

  • 己の道は己で選べ
  • ライフサポート
  • コード・レッド
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

預言者兄妹大家族計画(作者:〇〇総統)(原作:ブルーアーカイブ)

大雑把なあらすじ▼ある日、デカグラマトンによって起動したもしもの為マルクトの代替品として第2の器となる筈だった存在キムラヌート。デカグラマトンの長ーい演説につい怒りのブツ切りが炸裂してしまう。これは、デカグラマトンの預言者とそんな彼女を慕う3人の少女がもう1人家族を得た物語。…1人どころではないかもしれない………?▼マルクトを妹にしたいなーと思ったので書いた…


総合評価:1333/評価:8.7/連載:13話/更新日時:2026年06月28日(日) 03:59 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>