なんとかしておかしくなってしまった三人を戻したゲーム開発部
「だ、大丈夫ですか?先生方…」
「俺は平気だ…それにしても気絶する前の記憶がさっぱりないな。一体何故気絶したんだ…?」
「私もです。恐らく無意識に記憶データを消したんだと思います、えぇ。」
「んー…なんか妙な夢見てた気がするけど…まぁいいか!
…で、多分君がここの…」
「えっと…はい。ゲーム開発部部長の花岡ユズです。
よ、よろしくお願いします…改めて、アリスちゃんもよろしくね」
「よろしくだぜぃ!」
「よろ、しく…?
…理解。
ユズが仲間になりました、パンパカパーン!
…合ってますか?」
「あ、うん。だいたいそんな感じ、かな。」
「俺らが気絶してる間にすんごい感情的になっとる…」
「どうやらゲームにより表現力が磨き上げられたようだな」
「初期の頃よりもだいぶマシになりましたね!」
アリスはゲームによりバグって表現力が覚醒して前よりもずっと自然に話せるようになった
ゲームの表現をそのまま使ってしまうのは御愛嬌。
その後ゲーム開発部が誰がアリスにゲームを勧めるかというちょっとした言い争いが起こったものの直ぐに止まり、そこから2時間、3時間、4時間…と、長い間アリスはゲームをし続けた。
「…」
(ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…)
そして、人が寝静まった夜でも、アリスはゲームを続けていた。
「…(熱心にやってるなぁ。寝なくて良いのかねアリスは…まぁぶっ倒れそうだったら止めて、それまでは静観しとこう。)」
そんな中でも、イエローだけはこっそり見ていたことは内緒である
そして朝になってもアリスはゲームを続けていた。
完徹である。それだけやっていても、アリスは疲れる様子がなかった。
「うーん…えっ、もう朝!?しまった、準備しなきゃ…!」
と、朝になって起きたミドリ。
そんなミドリにアリスが話しかけるが…
「ようやく気がついたか…無事に目を覚ましたようで何よりだ。君は運がいいな」
さらにバグって表現力が覚醒していた。
ゲームの台詞とはいえど初期の機械的な口調より遥かにマシだ。最悪不思議ちゃんとかゲームにハマりすぎてこうなったとかでごまかせる。
「まぁあんだけゲームしてたらそりゃこうなるわな…」
「アリスの学習能力を舐めていた…」
「この学習能力、まるでスポンジのようですね!」
2匹と一人がそうコメントしていると、そこにモモイがどこからか帰ってきた
そして、アリスに何かを手渡す。それは、ミレニアムの学生証だった。
「…?
アリスは「正体不明の書類」を獲得した」
「おっ、また口調が洗練されてるね。これは「学生証」だよ。」
「学生証…?」
アリスは学生正がどういうものなのか、理解できていないようだ
「この学生証は、私たちの学校の生徒だって言う証明書。生徒名簿にもヴェリタスがハッキ…いや、登録してくれたから、もうアリスも正式に私達の仲間だよ!」
「仲間…なるほど、把握しました
パンパカパーン、アリスが「仲間」として合流しました!」
「ハッキングかぁ…HLN−Aのお得意技だぜぃ」
「えぇ。Genesisでは一体何度ハッキングしたのか…もうはっきりと覚えてないくらいです!」
アリスは学生証を理解し、イエローとHLN−Aは思い出に耽っていた。
「んで…多分あとは武器だけだよな?
どこで手に入れるのかとか目処つけてるんか?」
「うん。
調達する方法は色々あるけど、このミレニアムで一番手っ取り早く、ちゃんとした武器が手に入る場所…つまりエンジニア部!」
「エンジニア部…?」
「名前からしていかにも機械とかそういうのにに強そうな部だな!」
「はい。機械を作ったり修理する専門家のことを、ミレニアムでは「マイスター」と呼んでいるんですが、エンジニア部はそのマイスターがたくさん集まってる、ハードウェアに特化した部活なんです」
どうやらエンジニア部というのは、機械を作ったり修理する専門家の集まりらしい。
「…と言うことは、アリスの銃を調達するのに丁度いい場所ということか。」
「そう、その通りだ!機械全般の他にも、武器の修理とか改造なんかも担当してるからね!」
「私のこの武器も後で改造してもらいましょう」
「それで、そんなエンジニア部なら、使ってない武器とか色々残ってるんじゃないかなって思って。」
「そういう武器を譲ってもらうってわけだな!」
「うん、イエロー先生の言う通り!
…という訳で、早速行こっか!」
「レッツゴー!」
「相変わらず元気だなイエローは…」
そうしてミレニアムを移動する
移動中チラチラ見られたのは、アリスやHLN−Aが普段見慣れない、そして初めて見る人物だったからだろうか
暫く移動して、エンジニア部に到着した。
「おや、ゲーム開発部に、見慣れない人物と…
黄色の虫のような生物、棘だらけの恐竜…もしかして、噂に聞いた先生かい?
はじめまして、先生、私はエンジニア部の部長、白石ウタハさ。」
出迎えてくれたのは、エンジニア部の部長である白石ウタハという少女だった。
「んじゃあこっちも自己紹介といくか!
俺はリーパーキングのイエロー!よろしく頼むぜぃ!」
「ベロナサウルスのヴェロナだ。よろしく頼む。」
「改めて、私からもよろしく頼むよ。
それで、今日はどんな要件でエンジニア部へ?」
「えーっと…カクカクシカジカで…」
モモイはウタハに事情を説明した。
「…なるほど、だいたい把握できたよ。
新しい仲間により良い武器をプレゼントしたい…と。
そういうことであれば、エンジニア部に来たのは素晴らしい判断だね。」
「そっちの方に、私たちがこれまで作ってきた試作品が色々と置いてある。そこにあるものであれば、どれを持っていっても構わないよ」
「やった!ありがとう先輩!」
「え、マジ?俺らも気に入ったものあれば持っていって良い?」
「あぁ、もちろん構わないよ。」
「ありがとう、感謝する。」「ありがとなウタハ!」
イエローとヴェロナはウタハに感謝した。
そしてこの後、アリスがとんでもない武器を手に入れるのと、イエローが試作品の一つから面白いアイデアを出すのは、ほんの少し後の話…
HLN−Aさんがメインで使う武器
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TEKライフル
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TEKレールガン
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TEKフェーズピストル