ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

1 / 67
第1話

ダンジョン

 

モンスターが蔓延り冒険者が金銀財宝を求め血肉で溢れる場所

 

そんな場所に1匹のモンスターが生まれた

 

「グァ?」

 

モンスターは目覚めと同時に違和感を感じた、毛むくじゃらの体、言葉が出ない口、周りを見回してもあるのは洞窟だけ、近くにあった水溜まりに顔を写してみれば二足歩行の犬がいた

 

ガアアアアアアアアアアアアアアアア!!(俺化物になってる~!!)

 

モンスターは自身の状況を把握できずオロオロする

 

(は⁉何で⁉俺確か…………あれ?何してたっけ?えっと………………駄目だ思い出せねぇ、取り敢えず外を目指すか)

 

とんでもない事態に逆に冷静になったモンスターは外を目指すべく動き出す

 

(そう言えばここは何処だ?と言うか本当に■■なのか?あれ?■■って何だ?まぁ良い、兎に角外に)

 

外に出ようと動き出すと洞窟の影から人影が飛び出してくる

 

(お、人………………うん?)

 

現れた人影はモンスターより人に近かったが小さく醜かった、その醜い何かが人ではないと言う事はわかった

 

(なんっだこいつ⁉)

 

「グアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

見たこともない生き物にパニックになったモンスターは人ではない何かを殴り飛ばし近くにあった石を拾い殴り殺した

 

(あ、やべ)

 

やってしまった事に我に返る

 

レベルアップ

 

(ん?)

 

突然目の前に板が現れそう表示される

 

(レベルアップ?■■■みたいだな…………まただ、イメージは出来るのに名前を思い出せない)

 

そう思いながら板に触れると板は広がる

 

種族:コボルト Lv2/10 名前:無し

HP10/10  MP0/0

攻撃力:10  防御力:8

魔法攻撃力:0 魔法防御力:2

素早さ:15

 

特殊スキル:無し

通常スキル:鑑定

常時発動スキル:無し

 

(これは、今の俺の状態って事か?数字が高い方が良いんだろうからもしかしたら弱いのかもな。取り敢えず上に行こう)

 

モンスター、コボルトは地上を目指し先に進むと上に繋がる階段が現れる

 

階段を登り先に進むと声が聞こえそちらに歩いていくと自分と同じコボルトと人間が戦っている場面に遭遇する

 

(もしかしなくても俺、人間の敵になったのか?)

 

コボルトは人間がコボルトの体から何かを抜き取っているのを見ると慌てて影に隠れその人間が自分が歩いてきた道に進むのを見て後を追う

 

人間はコボルトや醜い緑色の化物を倒しその中にある石を奪っていく

 

(間違いない、ここにいる化物達は人間に体の中にある石を狙われている。そしてそれは俺も同じだ)

 

コボルトはそれを確認するとその場を離れた

 

(強くなる、それ以外に道はない。死なない為にも何をしてでも強くならなくては)

 

そう焦りを感じコボルトは強くなる決意を固めた

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。