ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第10話

眼下で起こる1人の命の終わりに俺は手を出すべきか迷っていた

 

人間は狩りの対象とはいえ流石に子供の命を狩るのは多少とは言え憚られる

 

まぁ、子供とはいえここまで来たと言う事はここがどんな場所か知ってて入ってきたんだろう。なら自己責任だ、が、流石に誰にも知られず死ぬと言うのは可哀想だしな、命尽きるその瞬間までは俺が見届けてやろう

 

その場に腰を下ろし蟻が子供に群がるのを静観する、その牙が子供の命に届こうとしたその瞬間

 

「Ayay~!!」

 

炎が蟻を焼き白い赤目の男が飛び出してくる。どうやら別に仲間がいたようだ、それもさっきの奴らの様なクズではなくちゃんとした仲間が

 

ふとその髪色に見覚えがあった。あの女が俺を殴り飛ばす前、俺が食おうと追い掛けた二足歩行の牛ミノタウロスに追い掛けられていた奴だ

 

アイツの仲間だったのか、それにあの炎、まさか魔法か?あんな速度で撃てる魔法があるのか?

 

俺は伸びを1つすると体を振るいその場を離れる、あの感じだと子供は助かるだろうし蟻は全滅か不利を悟って逃げ出すだろう

 

そんな事より俺の事だ、高みの見物などしてる場合ではなかった、あの時新人だったであろうあの少年があれなのだ、もし同じ様な事があの女に出来たとしたら、俺には完全に勝ち目がなくなる

 

……………………そもそも俺はあの女について知らなすぎる。武器や名前、魔法や経歴等。それらは武器だ、武器の準備をせずに戦いに挑むなど自殺行為だ

 

しかし今のところ奴についての手掛かりどころか人間についての情報すらも乏しい、今だに言葉すら分からないのだから。しかし無い物ねだりをしても仕方ない、今は自分に出来る事をしよう

 

俺は更に下に進み更なるモンスターと人間を求めて動き出す

 

人間は居なかったが新たなモンスターを食い4つレベルが上がった

 

種族:サンセットウルフ Lv14/40 名前:無し

HP130/130  MP90/90

攻撃力:70  防御力:65

魔法攻撃力:80  魔法防御力:90

速さ110

 

通常スキル:疾走Lv.5 隠密Lv.3 鑑定

特殊スキル:闇魔法Lv.3 身体影響魔法Lv.2 光魔法Lv.2

常時発動スキル:無し

 

能力値は良い方だろう。だが問題はスキルレベルだ疾走以外は3以下、進化の過程で手に入れた物とは言え魔法系は特に低い気がする

 

………………取り敢えず出来ることを1つずつやっていくか

 

俺は今まで牙や爪を主体にしていた戦闘を魔法中心の物に切り替え移動中は通常スキルを使いまくった

 

特殊スキル:闇魔法Lv3→Lv5

 

・ダークネス

・アサルト

・シャドウボム

・ナイトメア New

 

ナイトメア

対象の最も深い部分に残る恐怖を呼び起こす魔法、相手を恐怖状態にすることがある

 

特殊スキル:光魔法Lv.2→3

 

・ライト

・キュア

・ホーリーランス New

 

ホーリーランス

 

光の槍を打ち出す魔法、必中効果を持つ

 

通常スキル:疾走Lv.5→6

 

通常スキル:隠密Lv.3→5

 

種族:サンセットウルフ Lv20/40 名前:無し

HP150/150  MP130/130

攻撃力:80  防御力:85

魔法攻撃力:100  魔法防御力:110

速さ160

 

通常スキル:疾走Lv.6 隠密Lv.5 鑑定

特殊スキル:闇魔法Lv.5 身体影響魔法Lv.2 光魔法Lv.3

常時発動スキル:無し

 

とまぁこんな感じに成長した。闇と光の魔法が1つずつ生え成果は上場だろう、そろそろ次のステップに移るべきだ

 

俺は更に下層に進みそこに存在する幻想的な世界に足を踏み入れた

 

先程までのジメっとした洞窟ではなくそこには森があり自然があり昼と夜がありそして人間の街があった

 

あそこならあの女も来るかもしれない。俺は街の作りを頭に入れ出入り口が1つしかないのを確認するとその近くであの女が来るのをじっと待った

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