ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第11話

人間の街を観察して数日経った。収穫は幾つかあった

 

まず言語を覚えた。と言っても単語レベルだが

 

常時発動スキル:世界言語Lv.1を獲得しました

 

と言う訳らしい、まぁレベル1なので理解できる言葉も単語レベルだ。人間の言葉を更に理解すればレベルも上がるだろう

 

次にこの街の戦力を知った、一人一人の強さは俺が殺してきた奴らと大差無いが街を築ける程には数が多い。まぁ街がある時点でこれは予想していた事だ、流石に正面から壊滅させる力はまだ無い

 

最後に今日の昼頃、あの女が街に来た。聞き耳を立て女と女の仲間と思わしき奴らの会話を聞く。間違ってなければ女の名前はアイズと言うらしい。他にも長々と言っていたがそっちは恐らく名字だろう…………いや、もしかしたら■■■■の様に名字と名前が逆なのかもしれない。兎に角、女の名前はアイズだ

 

アイズの同行を探っているとその内誰かと争い始めたかなり激しい剣激だがアイズは劣勢の様だ、相手は男の顔を被っているが女の様だな

 

こらこら、人の獲物を横取りするなよ

 

崖から闇魔法アサルトを使い女を背後から奇襲する

 

「お前………………」

 

「狼?t@j見たhey無い……」

 

「新種hduモンスター?」

 

口々に俺について言葉を放つ

 

「私evzy邪魔peb6するな!!」

 

15mはあった俺との距離を一瞬で0にされ大剣を振り下ろされる

 

疾走とハイスピードを重ね掛けし漸く避ける。否、避けたつもりだったが相手の剣の方が速かったらしい、左前足が綺麗に縦に裂けていた

 

今まで戦ったどの人間よりも強く速い、しかしそれがどうしたと言うのか

 

「ッ!!何!?」

 

「これは」

 

「暗い?」

 

闇魔法ダークネス

 

ダークネス

周囲の光を奪う魔法、闇魔法のスキルレベルによって光を奪う範囲が増大する

範囲:20m

 

光を奪う、つまり俺を中心に20mの範囲が何をしても暗くなると言う魔法だ、初期からある割に便利だと思うかもしれないがこの魔法は致命的な欠点を抱えている、それは

 

光を奪う関係上、俺の視界も0だと言うことだ。最初はこんな魔法でどう戦えと言うのかと思っていたが最近は狼になった関係からか嗅覚が異常に発達し相手の位置が分かるようになった

 

とは言えやはり視界が塞がれるのは気持ちの良い物ではないので今まで使用を控えていたのだがそうも言ってられなくなった

 

視界が塞がれた中アサルトを連発し女を串刺しにする、魔法を放ち続けていると女の気配が消えた

 

ダークネスを解除するとそこに女の姿は無かった

 

「……………………」

 

俺は女の匂いを嗅ぎ後を追おうかと思ったが途中水にでも潜ったのか匂いが途切れる。仕方無くアイズの方を見れば女にこっぴどくやられたのかボロボロだったが此方を真っ直ぐ見て剣を持っていた。あの分なら大丈夫だろう

 

今殺す…………のは無理そうだな

 

俺はアイズの後方から走ってくる何人かを見てそう思う、恐らくアイズの仲間だろう

 

俺は不利を悟り隠密と疾走、ハイスピードを駆使しその場を離れた

 

その内1対1に持ち込む方法も考えないとな

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