ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第16話

三対一の状況でどうしたものかと考える、しかしやはり使える手はこれしか無いだろう

 

闇魔法ダークネス・オウルビジョン

 

世界が闇に支配され俺の目は世界を映していた、奴らが魔法に狼狽えているのが分かる、まずはお前だ、クラネル!!

 

瞬間、再び何かをぶつけられた感覚になり俺はそちらを見ると暗闇の筈なのに明るく輝く魔法の球体が無数に浮かんでいた

 

「【ルミノス・ウィンド】!!」

 

そんな魔法名の叫びと共に全ての球体が俺に向かってくる。これはヤバい!!俺は出来る限りアサルトで打ち落とすが何発か食らってしまう

 

しかし俺が気になっているのはそんな事じゃない。ダークネスの中で何故光の魔法が放たれた?俺の魔法は世界から光を奪う魔法の筈だ

 

ダークネス

周囲の光を奪う魔法、闇魔法のスキルレベルによって光を奪う範囲が増大する

範囲:40m

 

まさか、この光を奪うと言う部分は魔法発動時の効果なのか?魔法が発動しきってしまえばその効果は失われ光が奪われた状況を保つだけの魔法となるのか?となればさっきの状況に辻褄が合う

 

となると、お前から始末する!!

 

ダークネスを解除しポインターとアサルトでリューを狙う

 

「ッ!!私を警戒して集中して攻撃してくる、かなり知能がある様ですね」

 

剣、と言うか木刀を避けると後ろにあった木が薙ぎ倒される。とんでもない破壊力だ、接近戦は避けた方が良さそうだな

 

そう思っていると背後から爆発物が投げられる、振り返ると青髪の眼鏡の女がいた

 

「クッ、ダメージが入っている様子がない、間違いなく下層より下のモンスター、それが何故18階層に」

 

街の人間でレベル上げしたいからだ

 

俺は冥府の番犬を使い周囲に冷気を撒き散らす

 

「これは、冷気?」

 

「気を付けてくださいアンドロメダ、奴は普通のモンスターではない」

 

パキパキと地面が凍り付いていく

 

このスキルはあくまで冥界の物を持ち出すことが出来ると言うスキルだ、制御は出来ない、精々風に流される位だ

 

だがこれなら触れるだけでダメージになる筈だ

 

「そろそろ潮時ですね」

 

リューがそう言い眼鏡の女、アンドロメダと言ったか?ソイツと頷き合う、何だ?何か狙ってるのか?

 

「ウオオオアアアアアアアアアアアアア!!」

 

背後から白い髪男、クラネルが手を此方に向けてくる。またか、いい加減懲りない奴だ!!

 

「ファイアボルトオオオオ!!」

 

奴の手から炎の矢が飛び俺に近付いて来るがシュッと音を立て消えた

 

「………………は?」

 

今回は相性差が良かったと言う他無い、奴のは炎、俺が纏っているのは冥府の冷気

 

人間が放つ炎如きで冥府の冷気を癒せる訳がない

 

「クラネルさん撤退します!!アンドロメダ!!」

 

「は、はい!!」

 

「ええ」

 

アンドロメダが此方に何かを投げ付ける、それが割れると煙を吹き出し俺の視界を遮った、慌ててロケーションを使ったが既にそこに3人の姿は無かった、判断が早い奴らだ

 

最初の予定とは大分ズレたが当初の目的通り俺は街を荒らし回った

 

種族:ガルム(不完全種) Lv29/50 名前:無し

HP290/290  MP240/400

攻撃力:300  防御力:401

魔法攻撃力:350  魔法防御力:400

速さ:500

 

通常スキル:疾走Lv6 隠密Lv.7 鑑定

特殊スキル:闇魔法Lv.6 身体影響魔法Lv.4 光魔法Lv.4 冥府の番犬Lv.1

常時発動スキル:世界言語Lv.2 守護者Lv.1

 

ふむ、40レベルは行くと思っていたがやっぱりあの3人に時間を取られたせいでかなりの人間が逃げてしまったからな。仕方ない、またほとぼりが冷めた頃来るとしよう

 

俺はそう思い再び下層に降りた

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