ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第24話

ドラウとマドラの進化を得てレベルアップの為にモンスターを探している時、ある違和感を覚える

 

やたらモンスターが多く何時もの様にスルーされるだけなのだがどうにも気になった

 

モンスターが向かってくる方に歩みを進めるとそこにはなんと言うべきか文字通りの肉の壁があった

 

つついてみるとブヨッとした感触が爪を伝い中からは極々小さいが戦闘音が聞こえる

 

爪で壁を引き裂き先に2人を入れ俺も中に入る

 

戦闘音が聞こえる方に歩いていくと見たこともない蛇の様な植物の様なモンスターが人間達を襲っているのが見える

 

「ッ!?モンスターだ!!狼型!!とスパルトイ?兎に角見たこともない奴らだ!!気を付けろ!!」

 

俺に気付いた最初の奴はそう叫び盾を此方に構える

 

折角の経験値をあんな訳の分からん奴らにやるのも惜しいので謎のモンスターを魔法で消し飛ばす

 

「え?」

 

「今の、あの狼がやったのか?」

 

「助けてくれた?」

 

「油断しないで、警戒を」

 

最後の奴の言う通り、助けた訳じゃない、経験値を奪われるのが嫌だっただけだ、と言うかアイツあの時の青髪の女じゃねぇか、何て言ったっけ?ええっと………………ああそうそう!!アンドロメダだ

 

取り敢えず、進化した2人のレベルアップの為の糧になれ

 

ドラウが斧を取り出し奴らに突っ込んで行きマドラは俺から大して離れず火の玉を飛ばしている

 

「魔法を使うスパルトイ!?」

 

「と言うかアイツ突っ込んでくるぞ!!」

 

「盾を構えて!!」

 

アンドロメダが叫び彼女の仲間が盾を構える、しかし今のドラウは

 

「ウオオオオオオオオオ!!!!」

 

大斧が構えられた盾を砕き構えていた奴を大きく吹き飛ばす

 

おお、流石うちのパワーアタッカー

 

マドラも負けてはいない、火の玉を約2秒の感覚で飛ばし奴らを釘付けにしている、しかしMPが尽きたのか最後は項垂れる、撃ったのは大体20発程だろうか、最初の進化でそれなのだから結果は上々だ

 

「クッ!!あのスパルトイめっちゃ魔法撃って来てたぞ!!」

 

「でももう撃ってない、多分精神疲労(マインドダウン)よ」

 

「となると注意すべきは」

 

「ウオオオオオオオオオ!!!!」

 

ガキン!!と金属がぶつかり合う音が響く

 

「この馬鹿力だけね!!」

 

ドラウは筋骨隆々の男?女?良く分からんがデカイ奴を押し倒しグループの中心に潜り込むが…………

 

「散開!!」

 

アンドロメダの言葉に全員が動きドラウの攻撃を避ける

 

どうやら全員かなり身軽な様だ

 

俺は取り敢えずドラウにハイスピードを掛けてみる

 

「なっ!?動きが早くなったぞ!?」

 

「クソ!!今まで本気じゃなかったのか!?」

 

魔法を掛けられ加速するドラウだったがダメージを与えこそすれ命に届かせる事は出来ない、やはり速度は重要だな

 

ドラウ、そろそろ俺と代われ

 

ドラウが戦っている間にも別の場所での戦闘音が激しくなっているのを感じ俺は早々に決着を付けるためドラウと代わる様に命じる

 

「ハァ…ハァ…ちょっと嘘でしょ?」

 

「ここに来て」

 

「あの狼とだと?」

 

口々にそう言う人間の1人に俺は接近し爪を振るう

 

「え?」

 

グシャッ!!

 

と爪に血肉が潰れた感覚を感じ振るい落とす

 

レベルアップ

 

レベルアップ

 

やはり人間は効率が良い、このまま残りの人間も狩ってしまおう

 

俺は爪と牙を振るいその体を血にまみれさせる、数分もしない内に辺りには遠くから聞こえる戦闘音以外一切の音が無くなっていた

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