ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第25話

グッシャリとした赤い血肉を払い人間達を見る。死んだ人間の名前を呼びあわてふためく奴が大半だがアンドロメダとリーダー格と思われる人間達は冷静だった

 

「アスフィ、一応確認するけど。今の見えた?」

 

「いいえ」

 

「どうする?」

 

「決まっています」

 

人間の1人がアンドロメダに声を掛ける。そうか、アイツはアスフィ・アンドロメダと言うのか…………いや、アンドロメダ・アスフィと言う可能性もあるか?まぁ良いやあっちにも何か作戦がある様だし

 

「後ろからまた来てるぞ!!」

 

人間の1人が声を上げそちらを見ると確かにさっきの植物モンスターが束になって来ていた

 

「ッ!!全員あの狼に魔石を投げつけなさい!!」

 

アンドロメダが声を上げ全員が此方に魔石を投げ付けてくる

 

「全員移動します!!」

 

アンドロメダが声を上げ遠くへ走り去っていく、何のつもりか知らないが頂けるなら頂いておこう、その後でも十分追い付けるだろう

 

レベルアップ

 

魔石を食い尽くしレベルが1つ上がり人間達を追い掛けようとした時、何と植物モンスターは人間には見向きもせず束になって此方に突っ込んでくる

 

まさか強化種って奴か!?あれ全部!?

 

兎も角植物を全て凪払い人間の後を追う

 

「来てる来てる!?あの狼めっちゃ追い掛けてきてるよ!?」

 

「口じゃなく足を動かしなさい!!」

 

「前からもあのモンスターが来てるわ!!」

 

人間が叫ぶが植物モンスターは何故か殆どが俺に襲い掛かってくる

 

「ッ!!全員魔石を捨てなさい!!全部です!!」

 

アンドロメダが全員に魔石を捨てさせると人間に向かっていた植物モンスターまで俺に襲い掛かってくる

 

植物モンスターを食い破り人間に追い付くとそこは何とも奇妙な場所だった

 

何もない広い部屋を肉の壁が覆っておりそこから植物モンスターが産まれていた、部屋の中心には1本の大柱が立っておりその柱には植物が巻き付いている

 

何と言うべきか色々気味が悪い

 

少し遠くを見ると白い服を来た人間が複数いた、数は………………兎に角沢山。あれ?あっち襲った方が効率良いんじゃね?

 

アンドロメダのグループと白い訳の分からん人間達を見比べ俺はそう思う、明らかに人数が違う

 

良し!!あっち襲おう!!

 

俺は駆け出し白い服のグループに突っ込みその頭を噛み砕く

 

「な!?何だコイツは!?」

 

戸惑いを口にしながらも奴らは割りと対象出来る様で最初の1人に噛み付いた時、爆弾でも持っていたのかソイツが口の中で爆発した、まぁ火力不足だったけど

 

「こ、こんな事が。あんな訳の分からん狼なんぞに…………」

 

リーダーっぽい奴がそんな事を口にしていたがソイツも俺の前に赤いシミを付けるだけだった

 

「食人花!!あの狼を生け捕りにしろ!!」

 

声が聞こえると同時に俺の体に植物モンスターが絡み付く、崖から気配を感じ見上げるとそこには鹿の骨のマスクを被った人物が立っていた

 

あんなの居たんだ

 

「ククク、所詮は獣、縛り上げてしまえばどうする事も出来まい」

 

コイツマジか、いや、確かに俺は魔法見せてないけどさ。ここダンジョンだぜ?ただのデカイだけの狼が居るわけ無くない?

 

不用心に近付いてくる骨マスクの奴に闇魔法で作ったアサルトで体に風穴を開ける

 

派手に吹き飛ぶと同時に俺達が入ってきた入り口が吹き飛ぶ

 

「あ?何だてめえら?」

 

入り口には見たこともない狼の特徴を持つ男が立っていた

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